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[そのメールの返信は数秒かからずにおとずれた。]
なんで…。
[慌てて電話帳からルカの番号を呼び出す。]
『おかけになった番号は現在使われておりません。』
なんで…!
[もう一生ルカに会えないのだろうか。
どこで間違えたんだろう。
きっと自分が悪いのに、自分勝手にルカを求めてしまう。]
友達っていったじゃん…。
[まだ南荘にいるのだろうか。
いや、きっと居て欲しい。
居ないだろう、と自然と浮かびそうになる考えは蓋をして。
車に飛び乗った。]
ふふ、びっくりしましたよ。
まさかここでまた会えるなんて思ってなくて…
[会いたいと願ったがまさかこんなに早く叶うとは夢にも思わず。自分の頬を少しつねる。当然ながら痛かった。]
はい、僕は元気です。
南荘はもう僕とルカさんしかいません。
それに、ルカさんももうここを出るみたいです。
[少し前に彼が部屋を訪ねてきて、そう言っていた。もう、南荘は自分一人になってしまう。]
奈央さんはお元気ですか?
[その元気そうな見た目から、あまり聞く必要もなさそうだが、なんとなく話をしていたくて、話が途切れたらまたいなくなりそうで。
彼女に伝えたい言葉を頭の中で纏めるまでは、何か別の話をして彼女が離れてしまわないように、何気無い話をしていた。]
─回想・奈央に会う少し前─
[ルカと昌義しかいないこのアパート。誰か来客がきてもすぐに相手はわかる。ドアを開ければそこにはルカがいて、何やらきれいなドレスを持っていた。]
そのドレス、どうしたんですか?
とてもきれいなドレスですね。
……え、差し入れ…?
[自分もこのドレスを着て男の娘の体験をしてみろ、そういう事なのだろうか。そう思ったがその後真子か舞に送って欲しいと頼まれたので、内心安堵しつつ、ドレスを受け取った。
……ちなみにサイズは、着れないこともなさそうだった。]
[真子か舞、どちらに送るのがいいのか、としばし考えた。電話帳を開いて連絡先を知っていたっけ、と思いながら探していると……
2(3)
1.真子の名前を見つけた。
2.舞の名前を見つけた。
3.どちらの連絡先も知らなかった。]
あ、舞さんの連絡先……
[千代乃 舞、と書かれた名前を指でタップして、詳細ページを開く。彼女のメールアドレスをタップすれば、そこからメールの新規作成のページに飛ぶ。そして少し考えた後、メッセージを作成する。]
To:舞さん
Title:お届けもの
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こんにちは。
ルカさんが、舞さんに
送りたいものがあるそう
です。大家さんに新しい
舞さんの家の住所を聞き
ましたので、これを送り
ますね。
[写真添付]
-end-
[大谷さんには事情を話して、新しい彼女の家の住所を聞いた。それをメモした後、ドレスを綺麗にたたみ、袋にいれてカバンに入れる。不動産屋に行くついでに送ればいいか、と思いながら。ジャケットを羽織り、マフラーを首に巻いたら部屋を出る。]
はぁ、今日も寒いな……
[そして、奈央と突然の再開を果たした。]
─回想・終─
−N国際空港・現在−
[出国手続き。はじめてということもあり、バタバタ駆け回っていて、感傷に浸る暇もなかった]
[気付けばフライトの時間]
良い想い出も半分捨てて
悪い想い出も半分捨てていこう。
新しい生活か。。。
[眼を静かに閉じると、飛行機は轟音をたてて加速を始めた...]
−(ルカ・国内編)完
あたしも昌義くんに会えるとは思わなかったよ
[自分の頬をつねる昌義にキョトンとしたが大丈夫?と言って少し笑った]
元気そうでよかったよ
そっか、寂しくなるね…
[いつかオランダでまたルカと会えるかな、なんて思いながら
もうここには昌義しかいないと思うと寂しくなった]
うん、あたしは元気だよ
[彼ともう一度、話すことができて嬉しくなる
他愛ない話だけれど彼と話せて心が暖かくなった]
はい、びっくりしました。
でもすごく嬉しい。
[奈央に向かって微笑む。こうしてまた他愛も無い会話が出来る喜びを噛み締めながら、彼女の言葉にうんうんと頷く。]
はい、本当にさみしくなってしまいますね…
皆、それぞれ別の場所へと行ってしまって…
[この後、ルカの壁のメッセージを読んで驚くのだが、それはまたもう少し後の話。
小さく一つ、深呼吸をすればようやく言いたかった言葉を頭の中でまとめることが出来た。そして奈央に向かって]
…少しだけ、僕の話を聞いて下さい。
本当は、奈央さんが出て行っちゃう時に言いたかったことがあるんです。
[微笑みながら、ゆっくりと話し始めた。]
初めの頃、ここに来て上手くやっていけるかな、と不安になっていた時に、隣同士よろしくね、なんて親しげに話しかけてくれて、たまに晩御飯のおかずのおすそ分けをしてくれて、それがすごく美味しくて…
奈央さんはとても優しくて、僕、奈央さんと一緒に過ごした時間は本当に楽しかったです。ずっと、こうやってお隣同士仲良くしていけたら良かったのにと、何度も思いました。
[小さく息を吐き、真っ直ぐに奈央を見つめる。]
──奈央さん。
僕は、あなたが好きです。
あなたに、心も胃袋も奪われてしまいました。
[笑いながらそう言って。ようやく言えた、と少し身体の力が抜けた。
返事なんてどちらでもいい。
自分が言えたのだから、それで満足だった。
目の前の彼女は、彼を見てどう思ったのだろうか。]
…………え、?
[突然の事に、頭が追いついてないらしい。
ええと、ええと。そればかりが口から出てきて。まともに答えてない気がする。
ただ。]
…ごめ、ん。
[多分彼女と同じ気持ちを自分が抱いていない事は、知っていたから。
ぽつんと発せられた言葉は、彼女に届いただろうか。]
−5日後・ルカのブログ−
アムステルダムなう。
やっとネットも使えるようになった。
で、なんと。和食レストランで働くことに!
住むとこ探してたら、
よくわからないままに住込みで
働くことになっていたよw
[写真1]こんな感じのお店。
全然観光とか出来てないよ。観光にもいきたいのにー
じゃ、また!
御話、聞いてくれて ありがとうございました
[わかっていてもつらいものはあり 堪えようとした涙が流れて
それを電話越しの彼に気付かれないように そっと拭った
少しばかりの嗚咽は聞こえてしまったかもしれないけど
数秒だか数分かの沈黙が流れ、それに耐え切れないように
こちらから お元気で と通話を切ろうとしただろうか]
−アムステルダム・自分のブログを見ながら−
男のくせに逃げるとか何してるのよ!
男のくせに逃げるとか何してるのよ!
男のくせに逃げるとか何してるのよ!
[真子から投げかけられた言葉を頭の中で反芻させている]
じゃあどうすればいいんだよ。いったい。
[悶々としていると酒も進み、思わず気持ちを素直に書き込んでいた]
男のくせに逃げるとか何してるのよ!
→じゃあどうすればいいんだよ!
[その日はいつのまにか寝てしまったようである]
あたしも会えると思わなかったから・・・嬉しい
[うんうんと頷いてくれる彼に照れくさそうに笑った]
うん、前みたいに会うのは難しいけど
きっとみんなとまた会えるよ
[根拠なんてないけれど、そう思った]
言いたいこと?
なんだろ
[静かに彼の言葉に耳を傾けた]
え・・・?
[好きという言葉に頬を微かに赤く染めた]
あたしも・・・あたしもね、昌義くんと一緒に過ごした時間
凄く楽しかったよ
ずっとこんな時間が続けばいいなって思ってた
[真っ直ぐ彼を見つめる
その瞳に揺らぎはなかった]
──昌義くん
あなたのことが、大好きです
[満面の笑顔で彼に伝えた]
−引っ越した後・実家にて−
[引越しによる疲れと寝不足で目が覚めたのは夕方
働かない頭でのそりと起き上がる
日付でいえば今日は真子と蓮人が南荘から引っ越す日
といっても、...はそれを知らないのだけど
メイクをしたまま寝てしまったので顔を洗おうと部屋を出ると
横から軽い衝撃が]
……すず? どうしたの
[それは 少し年の離れた妹のすずが
部屋を出た途端に待っていたかのように抱きついてきたのだ
家を飛び出した姉を心配したのだという
そう聞けば、ああと納得して ごめんねと妹の頭を撫でただろう]
― 翌日 ―
[あれからチラチラとルカのブログを確認するのが日課になっている。>>30]
どうすればって…。
[まだ友達でいたかった。
また一緒に笑えるようになりたかった。
それは自分のわがままかもしれないけれど、友達でいるって約束したから。あきらめない。]
ごめんね。
でも、まだルカと友達でいたくて。
わがままかもしれないけど、また遊びたくて。
それだけだよ。
それに男のルカとはまだ知り合って全然喋ってないんだもん。
物足りないよ。
[また1時間くらい悩んでコメントを打ち込む。
きっとルカには分かるだろうと匿名で、最後は茶化すように。上手く伝われと祈りながら。]
[よく見ればすずは高校の制服を着ていた
それは見覚えのある、というより かつて自分が着ていたもの
中3で受験生である妹はこれを着て 同じ高校に行くのだという
まだ決まったわけではないのだけど
頑張れ、といえば頷いてすずは部屋に戻っただろう
顔を洗いメイクを落とした後
...は両親と、これからの話をする]
私 やっぱり諦めたくない
[ファッションデザイナーになりたい
将来など考えず高校は普通科に通っていたけど
その途中で見付けた たったひとつの夢
どこか抜けている自分にそれが勤まるのか
ただの気まぐれでできる職業ではない など
最初に夢を語った時は それはそれは酷く反対されただろう
だから飛び出す事を考え 内緒で専門学校を受験するという
そういった行動を起こしたのだから
両親は昔も、そして今も、頷く事はなかった
だが やれるだけ、やってみなさい
そう言い 父は微笑んだのだ]
[大切な事を忘れていたと 携帯を取り出しルカの番号を探す
忘れていた、というより 黙って出てきてしまった故に
少し気まずかったのが正しいかもしれないが
ふられたけど、啓に想いを告げたことの報告
黙って出てきてしまった事への謝罪、ではなく
改めて御礼を言うために
だが何度かけても、応答される事はなかったのだけど]
ルカさん…
[ならばまたいつか会えた時に そう思い
心の中でそっとお礼を言ったのでした
そのいつかがとても、凄く遠い未来だとしても
もし、こないのだとしても 忘れる事はない]
−ルカのブログ・アムステルダム−
じゃーん!
[寿司の写真]
昨日仕事→キッチンを覗く→「ルカはスシは握れるか?」→「にへへへ〜」→「oh!できるのか!シャイ・ボーイ。ドントウォーリー」→寿司職人デビュー@オランダ→いまここ。
[簡単に書き込むと、新着コメントに気づいた] >>36
[真子…。と、友達でいたいって、そりゃわかるけど…。と、落ち着こうとタバコを探したが、タバコの値段が馬鹿高い(日本の1.5倍くらい?)ので、止めているのを思い出した]
しばらく考えて
《返信》
約束はしたけどさ。なんていうのちょっと休憩?
俺、こういうの器用じゃないからさー。しばらくこっちで気持ちの整理。
それと、コメント、2文字だけ削除させてもらうよ。
[ルカはコメント編集機能で「男の」の2文字を削除した...]>>36
[幸せとは、こういうものなのかと奈央を抱き締めながら改めて実感する。
お互いに住む場所はそんなに近くないだろう。目の前の彼女はイラストレーターでもあるがバックパッカー。またきっと旅に出る予定を立てていることだろう。]
今度からは、なかなか会える機会も多くはないと思います。でも、離れていても電話が出来るし、メールもあるから。
会える時は、また会いに行きます。
[奈央を抱き締めたままそう告げて。
それからしばらく立ったあと。離れる前にもう一度ぎゅっと抱き締めて、それからその場をあとにした。]
─翌日・朝─
[昨日は南荘の前で偶然にも奈央に再会し、ずっと自分が想い続けて来た気持ちを告げて、幸運にも彼女はそれを受け入れてくれた。
思い出すだけで緩む頬を水で洗い引き締め、南荘での最後のご飯─といってもパンとコーヒー牛乳だが─を口にする。
その後、やって来た引越し業者の人に荷物をまとめたダンボールや、大きめの家具を運んでもらい、部屋にはとうとう何も無くなった。]
長い間、といってもここの住人の中では来たのは後の方だけど、お世話になりました。ありがとう、南荘。
[自室から外に出る。3階のちょうど真ん中辺りにあった自分の部屋。外に出れば、いつも何処かの部屋から聞こえた楽しげな声。美味しそうな匂い。今はもう聞こえないけれど、目を閉じればその光景が蘇る。]
[思えばここにくる事になったのも突然だった。
新たな家を探して不動産屋を巡っていた時に、たまたまであったここの大家さんが紹介してくれたのだ。
その時彼は街で多発していたひったくりの被害にあって途方に暮れていたのだ。予算を持っていかれ、追いかけようにも持病の喘息があって、追いかけてはいたものの途中で咳き込み、道端で蹲っていたところを助けて貰ったのだ。
それから、彼は南荘でお世話になっていた。困った時は隣人の奈央も助けてくれたし、他の住人もとても優しかった。感謝してもしたり無いくらい、ここの人たちにはお世話になった。]
……あった、ポスト。
[階段をおりて、1階の入り口にある住人たちの使っていたポスト。そこに一つずつ、手紙を入れて行く。]
[一人一人に手紙を書いて、ポストに入れる。
本人たちに出さない理由は、結構恥ずかしいことも書いていたからである。]
……ありがとうございました。
皆さんと過ごした時間は、本当に楽しかったです。
新しいところに移り住んで、皆とはもう会うことも難しいかもしれないけど、それでもまた、会えることを信じて。
[外に出ようとした時、壁にでかでかと書かれたルカのブログのアドレスを見つけて。アクセスをすれば現在はアムステルダムで頑張っているらしい。]
やっぱり、スケールのでかい人だなぁ……
[苦笑いしつつ、ポケットに携帯をいれたら、実は南荘の駐輪場に停めていた長距離用の大きな自転車を引っ張り出してきて。それにまたがって、新しい家まで向かう。
新しい家は、二つ隣の街だった。]
─数ヶ月後─
……今日からは、大学生、なんだよね。
[入学式用のスーツを身に纏い、前日に丁寧に洗った自転車に乗り、大学へと向かう。大学は隣町にある芸術大学だ。
風を切って、川沿いの道を走る。桜の花が満開で、皆でお花見をしたいな、なんて思った。
……皆は、どうしているんだろうか。
ぼんやりとそんなことを考えながら、大学に行き、入学式が終われば早々にまた、自転車に乗り元々住んでいた街へ。
更地になっていた南荘を見た後に、彼はバイト先の喫茶店、サウスゲートに向かった。
ここにいればまた、会える気がした。
それに、約束をしたから。
ちょっと遠いけど、皆にまた会えると信じて入れば、ここまで通うのも苦では無い。]
[カランカラン、と音を立ててドアがなる。
いつになるかはわからないけど、また誰かがここに来て、お話できる日が来るはずだ。その日まで、いや、それいこうもずっと、頑張ろう。
そう決心して、昌義はドアの近くに行き、いつものように微笑みながらお客を出迎える。]
[ルカのブロクを覗くのはもう日課になっている。
アムステルダムの写真が貼られる、本当にオランダに行ってしまったのだろう。]
そっか…。
[今度は悩むことなく返信を書き込む。]
わかった。
ごめんね、わがまま言って。
休憩が終わって、私に会えるってなったら連絡欲しいな。
私の連絡先は変わらないから。
…ここで返信してくれてもいいしね。
[いつかまた笑いあえることを夢見て]
―エピローグ/出発―
本当に無くなっちゃったのね…
[南荘の跡地
大家さんから連絡を受けて足を運んでみれば
あの日、目に焼き付けた"我が家"の姿は既に無い]
今度はどんな場所になるのかしら?
…南荘のような、暖かな場所になるといいな。
[そんな事を考えながら、我が家に背を向けて]
―…いってきます
[歩き出す
前へ 新しい"我が家"へ**]
[親との関係は、上手く行ったと思う。
寂しさが無いかと言ったら、嘘だ。だって南荘は無くなってしまったから。
ちくりとした虚しさも混じって。なおの事、後ろを振り向くのが怖い。
数人とはまた会う事もあっただろうけど、やはり、消せない。
――舞に対しても、完全に何もなかったことには出来ないから。
あの頃は良かったな、と思ってしまう事もあるかもしれない。
寂しさを紛らわす様に、きっと自分は、今日をのんびり、過ごしていくのだろう。]
[南荘を離れても、相変わらず会社や自宅でプログラムを制作する日々が続く。
ちなみに啓の言い付けは律儀に守っているらしく、睡眠時間は伸び食事を抜く頻度も減ったらしい。実に健康的だ、と内心どや顔を浮かべるがそれが普通だ、と誰か突っ込みを入れるべきである。
パソコンから一旦目を話すと、うーんと伸びをしてポツリと独り言。]
――南荘の皆は元気かなぁ。
[実はルカのブログはたまに覗いているので元気な事は知っているのだが。他の人はどうしているのだろうか。
―無性に誰かと連絡を取りたくなったので携帯を出し電話帳をばーっと見ていく。
そして目についた南荘の住民の名前をタッチし新規メール作成。
『こんにちは!最近どうですか〜』
一体彼がメールを送ったのは誰だったのだろうか。]
[幸せだなあと昌義に抱きしめられながら思った
きっと彼に会う時間は今までよりずっと少なくなるだろう
それに近いうちにまた海外に行く計画もしている]
今までより会える時間は減るけどメールも電話もするね
うん、あたしも会いに行くよ
[抱きしめられたまま、こくりと頷いた
暫く経つともう1度、ぎゅっと抱きしめると昌義を見送った]
―数ヵ月後―
結局戻ってきてもうた。
アカン、おとんと同じことやってる…
[結局、カッパドギアにもインカ帝国にも行きはしなかった。
思いついた勢いで空港まで行って、お茶をして帰るくらいが性に合っているのだと、焦ることもなく思う。
この数ヵ月は、ふらふらと日本各地を放浪していた。どこにだって親切な人はいるものだ。]
ほんま、見事になくなったなあ。
[暫くぶりに帰ってきた我が家は、跡形もなくなっていた。思っていたよりも、土地が広い。]
みんなどないしてんねやろ。
[皆さんお元気ですか。僕は住所不定無職から再スタートを切る予定です。
そんなことを一人考えて、まだ寒さの沁みる空の下、くつくつと笑った。
もう春は近い。**]
―数ヵ月後―
久しぶりだなあ、オランダ!
そういや、ルカちゃんいるんだっけ?
[引っ越し先での生活にも慣れてきた頃、カーニバルを見にオランダにやってきた]
あ、昌義くんに着いたよって連絡しとこ
[メールを彼に送ると荷物を持って歩き出した
奈央がルカと会えたかは本人たちのみが知る]
−数ヵ月後−
[桜が咲く頃
妹は無事に受験に合格し かつて自分が着ていた制服に身を包み
入学式なのだと家を出るのを見送った
自分は専門学校を卒業 すぐにデザイナーになれるわけではない
勉強を続けながら、洋服店で店員をしている
決してのんびりとした生活ではなく、ばたばたとした日々]
あ、やば…もうこんな時間!!!
[鞄を持ち職場に向けて走り出す
携帯がなり、メールだろうと開いて画面を見た時
そっと微笑む その待受けはいつかの夕焼け]
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