楽隠居 モーリスは、発言する前に、アクションをするのを忘れていた事を激しく後悔した。

悪の皇帝 ジェラルドは、刻んだ野菜や豆腐、マロニーを鍋で茹ではじめた。魚類っぽい肉も混ざっている。

悪の皇帝 ジェラルドは、その場にいる全員に、鍋を囲むように声をかけた。

風来坊 ヤシチは、食事の態勢を取った！

踊り子 ヴァネッサは、悪の皇帝 ジェラルドにお辞儀をした。

村長 アーノルドは、恐縮で半分パニックになりながら席に着いた。

楽隠居 モーリスは、何故かここ数日胸焼けが酷い事を思い出し、ナマズの油っぽさを思い浮かべて、胃を押さえた。

少年 ユーリーは、泣きながら、鍋のなかみをほおばった。

ユーラスは、どことなく違和感を感じつつも、案内された席に着いた。

楽隠居 モーリスは、『じゃが、昼飯は食べないと体に悪いの』と呟き、皇帝が差し出す器を取った。

踊り子 ヴァネッサは、食べて、少し安心して寝るわ

墓守 ユージーンは、ここぞとばかりに鍋奉行を始めた。そして自分の分をとりそこね骨をしゃぶるハメになる事に気づいていない。

旅人 レオナルドは、少し申し訳ない気持ちになりつつも、食は旅の彩と思いなおして鍋の席に着いた。

悪の皇帝 ジェラルドは、少年 ユーリー「そうだな、少年」と頭をなでた。

ユーラスは、寝床の準備を整え、今日は眠りにつくことにした。おやすみなさい

悪の皇帝 ジェラルドは、ナマズ鍋が腹にもたれて、寝付けないようだ。

墓守 ユージーンは、鍋の後片付けを始めた、これが皆との最後の食事かもしれないと思うと、頬を何かが濡らした。

楽隠居 モーリスは、鍋をつつきつつ、いつのまにか寝てしまっていたようだが、今目を覚ました。