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忍者 ナサニエル に 1人が投票した
暗殺者 シャーロット に 4人が投票した
依巫 芹菜 に 1人が投票した
暗殺者 シャーロット は村人の手により処刑された……
次の日の朝、オートマトン ミッキー が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、忍者 ナサニエル、依巫 芹菜、調律師 すてら、迷子 ヘンリエッタの4名。
おい、色男。お姫様を…
[言いかけ]
おい、どうした?電雷
[一瞬瞳は紫の光を放ち、少女のおぼろな視線を捕え]
やっと見付けたよ。君だったんだね、「人狼」は。
[風の声が聞こえる…未だ霧が晴れる気はない。
未だ終わっていないのだと伝えてくる…]
…其れでも生きろと申すか…
また、何も無い者になったわしに…
厳しい友じゃ…。
[カラカラと笑いを上げ、目から一筋の涙が落ちるのも気にしないまま芹菜の話へ耳を傾け]
…お主の望む幸せは何だろう…?
[声色に迷いはなく、姿を変えつつある少女の姿を愛しく*見つめる*]
[目の前の光景を呆然と眺めて]
[赤黒く爛れた皮膚の覆う顔を]
[緩やかに声の方へと向けるか]
人狼?
そう云えば貴方達は勝手にそう呼んでいたわね。
其れで、次ぎは私を殺せば満足かしら?
[どろりと体液の浮く頬には]
[良く見れば泪も通っているか]
差し出して呉れるのならば、
すてら、貴女の死を。
[真っ直ぐな眼差しに迷いは無く]
[紡ぐ掠れた声は凛と静かですらある]
…友はわしを連れてはいかなかった。
――生きろ、そう示したのだとわしは解釈しておる。
…わしの命はもうわしだけの命ではない。
中に、皆が生きておる…朽ちるその時まで。
そう、簡単に差し出すことはできぬよ。
お主がそれを望むならばそうすればよい。
わしも、同じように望むだけじゃ…終る時を。
[井戸を指し、笑む。答えは出ていて、変えるつもりも*ないと*]
貴女を連れて行かなかったのは、
私が彼を連れて行きたかったから。
こんな血生臭い処で心を成長させるのは、
純粋な心には酷く悲しい事に思えたから。
[緩やかに瞼をおろす]
尤も、彼女は誰の死も望みはしなかったでしょうけれど。
貴女の死も、他のみんなの死も、私の死も。
[顔をあげ芹菜へと視線を向ける]
今日は私を視ると思っていたわ。
自分で云う心算だったのだから、
手間が省けたとお礼を云うべきかしらね。
貴方達は選ばなければいけない。
誰かを生かす事は誰かを殺す事。
なんつーかだな。
お前さん(たちかもしれねぇが)、俺をこそ最初に殺してりゃよかったんだよ。
電雷がお前さんの正体をかぎつけられるからだけじゃなくて、な。
[芹菜の頼みに頷き、歩み寄ろうとし―告げられた言葉に足を止める]
――――ぇ?
[信じられない―信じたくない―誰よりも自分に似てる彼女がそうだなんて]
…………。
[凍りついた無表情のまま、ヘンリエッタへと手を伸ばす]
芹菜、私は断罪の為に此処に居るのではないのよ。
彼女が見つかるくらいなら貴女をとも思ったけれど、
罪を背負って生きていける者を殺す気は無いのだわ。
[伸ばされる手の気配に緩やかに視線を移す]
私は謝れないのだわ、ナサニエル。
自分の意思でしてきた事を謝れば、
全てを否定して仕舞う事に成るもの。
[感情の見て取れぬ彼の貌を見詰める]
[伸ばされる手を厭う事は無いけれど]
[其の手に触れて良いものかと躊躇い]
其れでも――…
罪を背負って生きていける、か。
それがすてらも生きてる理由なんだな。
[そういう事だとよ、菜っ葉。と芹菜に呼び掛ける
ナサニエルを見やり]
引導は、お前さんが渡してやるか?
何故、貴方が謝るの?
[不思議そうに彼を見詰め]
[頬に触れる手に表情は和らぐ]
[彼の手は酷く汚れただろう]
温かい。
[そっと添えられた手に小さな手を重ね]
全ての理由が其処にある訳ではないけれど、
納得がいったなら良かったのかしら。
すてらもあの調子ならばもう心配ないでしょう。
彼女の事、お礼を云わないとだわ。
引導は必要ないわ、ナサニエル。
私の死まで貴方が背負う事は無いのよ。
[困った様子で微笑んだかも知れない]
[赤黒く爛れて表情は読み取り難い]
どうせもう、そう長くはもたないのだわ。
―どうしてかな?俺にも良く分からないや。
[無表情のまま淡々と言葉を紡ぎ。
汚れた手をそのままにもう片方の手も触れさせて]
―ヘンリエッタは本当に綺麗だよ。
―だって、汚れても綺麗なままだ。
自分の事が判らないなんて、困ったナサニエル。
すてらより芹菜より、貴方が一番心配だわ。
[彼の手に懐いて目を細める]
[片腕しか動かないけれど彼に倣い]
[其の頬をそっと滑るよう撫ぜ]
有難う、ナサニエル。
きっとお世辞ではないのね。
[頬を撫ぜた手ははたりと落ち]
仮令、大切な人を護れなかったとしても、
貴方も、綺麗よ。
此処に貴方が居て、貴方に出逢えて良かった。
すてらの事で俺が礼を言われる筋合いでもねぇと思うがね。
まぁいいやね。そもそも聞いてなさげだし。
[立ち去りかけ、ふと呟く]
ただな。菜っ葉はあのウルズって奴の事を支えてやりたかったんじゃないかね。
だから多分電雷もあんなにムキに
いけねぇ、喋り過ぎだ。
伝えておいて頂戴。
ウルズの事は、彼女に云って頂戴。
彼の記憶が戻るのを厭うたのは私ではないわ。
彼は舞葉の事を気にしていたから、
私も反対はしなかったのだけれど。
沈黙は金よ。
貴女が今回生き延びたのは、私達の気紛れだわ。
其の力を駆使するなら次からは気をつけるのね。
本当に、困ったナサニエル。
もう私は抱き締めてあげられないのに。
[閉じかけた瞼の向こうで彼は泣きだしそうで]
[震える手をどうにか伸ばして彼の髪を一度梳く]
結局、貴方が如何したいのか訊きそびれてしまったわ。
貴方の心が、安らかでありますように。
[彼の声にか口許は綻んで]
私が眠るまで――…抱き締めて…
[云い終わるより早く瞼はおりる]
[途端に甘い甘い腐臭は強まり]
[ふわり] [はら] [ふわ] [はらり]
[彼の腕の中で人形は軽く成る]
[後に残るは*薔薇の花弁ばかり*]
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