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LostOne. Charlotte は Chlonoise Vincent に投票した。
LittleDancer Carole は Chlonoise Vincent に投票した。
ira は Chlonoise Vincent に投票した。
Chlonoise Vincent は LostOne. Charlotte に投票した。
gula Cornelius は Chlonoise Vincent に投票した。
Chlonoise Vincent は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、LostOne. Charlotte、LittleDancer Carole、ira、gula Cornelius の 4 名。
[コーネリアスの声が…少女の心に届く]
ふふ…コーネリアス…凄く饒舌だね…
…うん…私は…アイラは闘うよ…!!!
[少女の心にともった小さな灯…それは激情…。
あまりに哀しい運命への…激しいIra(激怒)]
[ 氷槍。
Chlonoiseへ降る、凶悪な槍。それが頭部を貫き、バキャンと破壊した。見る見るうちに凍り付いてゆく。Chlonoiseは、既存ポイントへの離脱を行うだろうか?いや――、]
[ 杖は使い物にならなくなったのか、雪の上に放り出すと、MARIAの侵食によって、ほろほろと分解するように消える。]
……。
[ 状況を窺っている。]
[どうやら緊急場所移動コマンドは間に合ったようで、戻ってきたECLATANTに向かって私はため息をついた]
何だあの光は?
私はその槍で攻撃するものだと思ってたんだが……それは飾りじゃないよな?
『だって、あそこであいつを刺しちゃったらIraがバラバラになったまんま消えちゃうって判断したんだもん! だから――〈Sonne〉の第二機能は槍じゃなくて輝きに乗せることにしたの。
大丈夫きっとシステム停まるから!』
なるほど分かった。
だがな、第二機能たるシステム強制停止コマンドは、本体に物理的な攻撃を与えた方がよく効くのであって――
『過ぎたことは気にしないの! Chlonoiseに攻撃がヒットしたよ!』
…アイラ?
[ Corneliusと抱き合った様子に声をかける。
けれども、その光、収束した白き光は消えていない――]
[Ant-Lionは、自らの…その一撃が、塔を…Babylonシステム全体を吹き飛ばす威力がある事を確信していた。1と0の組み合わせを0と0にする…圧倒的な力。その破壊力の前には、いかなるプログラムも無力…
…その筈だった。]
…させない
―な二?
…コーネリアスを…皆を…殺させたりしない…!!
―バかナ!?お前の…Iraの心は…メモリは完全に砕いた筈だ…!!
[氷の槍がヴィンセントを破壊するのを見ながら、いそいそと一枚にまとまったフレームから、真っ青なフレームを引っ張り出すECLATANT]
あいつの正体はもう分かっているはずだが……
『フレームが赤くなるのを見たいの!』
[勝手にフレームをヴィンセントに向けるECLATANTを横目に、私はコーネリアスと少女を注視する。
第二機能。妖精が「鳴らす」は、味方にとってはファンファーレ、敵にとっては警鐘。
だが、AIにとっても急所となりうる心臓部を槍で貫かなければ、「停止」の効果はほとんどないに等しい]
結果鳴らされたのは、「アイラ」にとっては祝福の鐘の音、ってところか。
うん、これでAnt-lionのシステム「Dione」の支配力が弱まって、「アイラ」が出てこられれば、
たいしたものだ――
[だが、Ant-LionがIraの復活を気付いた時には全てが遅かった。Ant-Lionが掌握していたDioneシステムの全権は、Iraに奪われていた。今度はAnt-Lionが深いシステムの底に閉じ込められる番だった]
私は…たたかう…!あなたとじゃない…この哀しい運命と。もう誰も…死なせはしない…きっと…罪のある人なんて居ない…!
だから…私は、守る。生きとし生ける全ての…人間(human&program)を…!!
『最下階層システム 「崩落の刻」 強制中断…システムダウン…!』
お願い…!間に合って…!!
[アイラの祈りは…天に届いた。集まり始めていた力は、中断の処理によって少しずつ拡散していく。これで大惨事は避けられる…
……
…
ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!
[少女の口から漏れる嘲笑、それは、Ant-Lionのもの]
神とやラが居るなラッ!!
感謝しよウッ!
運命とやラがあるナらッ!!
破壊と殺戮をコそ、望んでいルッ!!
中断を解除!!supernova explosion リリース!!
[光はDioneシステムを完全に破壊するには至らなかった…結果、supernova explosionの巨大な力が、少女を中心に炸裂した。
だが、それは当初Ant-Lionが想定していた程の力は無かった。Dioneシステムは…光に貫かれ、十全な力を発揮出来なかったのだ。]
[Iraのdefragが完了した手応えは、あった。
Corneliusのアバターを破壊した氷の槍が消え、開いた「洞」からgulaの蓄えたエネルギーが黒い光になって零れ出す。
iraへの呼びかけに、応えるように一瞬光の収束が弱まり、そして
――嘲笑。>>9
再び膨れ上がり炸裂しようとする破壊の力に、極接近していたソレのAIの意識は*飛ばされた*>>3:142]
[人格性の枠をもち、情動をもって動いていたAIの思考が止まる。>>10
黒い光を漏らしながら、少女を腕に抱いたCorneliusのカタチは四散した。
一部は――黒い光とクラスターをまき散らしながら、氷の槍に破壊されて砕け。
一部は――supernova explosionの閃光に巻き込まれてクラッシュ、空白-zero-に帰し。
そして一部は――蟲の本質、喰らうモノとしての本能に従い、夜闇の雪景色の世界へと、拡散した]
――――――――
[圧倒的な純粋さと質量をもって押し寄せるコードの塊、supernova explosionをすら、「餌」として。
gulaは喰らう。
幻影空間に拡散しながら、圧倒的な破壊の斥力の――40%を呑み込んだ]
[ 雪景色。青髪の少女と灰髪の青年を中心に、光は収束する。
少女が纏う燐光程に収まった白い光は、けれど、一転。少女は青年に手を伸ばし、沈黙。
その怖い程の静寂を破るのは哄笑。
高らかな、けれど無機質な哄笑。
全てが暗くなった後、「白」、が弾ける。
『destroy』 全ての破壊。滅亡の調。始まりという名の終わりを齎す超新星爆発。Α=Ω]
( お願い……。)
[ Dione-System、その力――、それに拮抗するように、Sonneが発動する。]
「絶対たぶんきっとの盾だ。とりあえず一回の効果は保障する。」
[ >>3:120Little Dancerがあっけらかんと言ったProgram。]
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く――――…ぁ、あああっ…
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塔−否、「Babylon」を揺るがす。膨大なデータが全てを消し飛ばす。
夜闇も雪景色も何もかも、消える。消えて、全ては「0」になる。失われる、喪われる場の性質。
巨大な力は「塔」全てを呑み込み、消し去ろうとする、]
[ 青髪の少女の目の前で、青年−Cornelius=gulaは、gula<蟲>として拡散する。全てを呑み込み喰らうおぞましくも美しい虚数のプログラム。
ECLATANTが放った、Sonneの第二機能−<PARADISE LOST>を解析、対抗し造られたRedfeathersの防御Programの一部、そのシステム強制停止コマンドが送られた事による影響、
そして、gulaと名付けられたプログラムによる侵食。それは黒く昏く、白い光を逃がさない、まるでブラックホールのように喰らい尽くしてゆく。
二つの影響により、斥力は半減。
否、威力はそれ以下となっていた。だが、それでも―――]
[ 目を灼くと思える程の、白。
Sonneの防御壁、絶対たぶんきっとの盾。
発動と同時に、六角が無数に展開され、ハニカム構造体のように目の前を埋め尽くした後、Ira=Ant-lion、Cornelius=gulaに突き出るように、半円形の陽炎のように揺らめく青白い盾が生まれた。雪景色を中心から、こちら半分守るかのように展開される。
その半球は、見ようによっては太陽のように見えた事だろう。]
[ Sonneに守られずに居た、雪景色の向こう側、及びこのフロアの上下各階層。supernova explosion−崩落の刻は、「白」を持って、*消滅させた。*]
更新時間が24時間延長されました。
― 崩落世界 ―
[雪景色。
青白い太陽のような陽炎
昏い虚無の夜
それらを除く総てを灼き払った イカヅチ。
神に挑むBabylonの塔は、崩落の刻を迎えた]
(ザーー )
[微攻性プログラムの雨が、瓦礫の塔を叩く。
データの消滅した空白に染みるように降る。降る。降る。
しかしLittleDancerの展開した「場」雪の世界は、外の雨など知らぬように静かに凍てついていた]
(ザーー)
[虚のプログラムは、夜闇の宙-ソラ-を抱いて揺蕩う。
侵食と肥大化は止まっていた。
積もる雪の美しいひとひらにさえ、触れるのを躊躇うように]
////////////////////////////
invidia system down
safe mode...
system check
/link/avaritia...fail
seach...
error
/link/avaritia...fail
seach...
error
link? _
////////////////////////////
[まだ生きているサーチアイが、半壊した2階の様子を淡々と撮影する。
3階と4階は完全に構成データもろとも消滅していた。
生存プレイヤーがいたとしても、Backupごと消し飛んだだろう。
1階に残されたホログラムに、同心円状に配置された参加者の矩形――
明るく表示されている数は、既に片手で事足りる]
[独立個体を形成していた補助AI-avaritiaは、崩落の瞬間Sonneの盾の外にあり、消滅していた。
AIとしての再起動スクリプトの要を喪い、蟲は雪に包まれた幻影世界へデータを拡散したまま、微睡む。>>19]
(ザーーザー)
[gulaへ送られていたavaritiaのLogの一部、製作者からの短いコメントが幻夢のようにフラッシュしながら空転した]
<< '#COMMENT_OUT'
to グラたん-アタシのasticot
どーヨ。生きてっかァ?
いっぺんも飯食えネーでブッ殺されてんじゃねーだろな?
グラたんはアタシの最高傑作なんだから、ちぃとはイイとこ見せてよね(ココ笑うトコだし
――あんたは、あんたの好きにやンなよ。
Commandなんて残さなくッテも、あんたの望むコトがアタシの望むコトだからサぁ?わかんだろ?【そういう風に出来て】ンだって。
じゃネ。いい餌喰えよォ?
from ベルゼビュート
……ゼロフォードのイねェ世界なんてクソッタレだ
#COMMENT_OUT
////////////////////////////
autonomous control mode...run
invidia system ...
.........
...boot OK
recover a:\memory.emot
recover a:\feel.emot
recover a:\think.emot
recover a:\will.emot
defrag/gula AI...41% clear
////////////////////////////
[私と、ECLATANTにとっての唯一にして最大の誤算は。
少女の姿をしたそいつの奥で眠っていたAI「アイラ」が、すでにシステム全権を掌握しようとしていたことに気付かずに、停止コマンドを放ってしまったことだった。
気付く暇もなく、哄笑と、中断されていたプログラムを起動する声が響いた(>>9)。
白い光が、少女の姿をしたそいつを中心に炸裂する]
雪景色が……!
[消える。効率よく消される。
手元のフレームにヒビが入った。とっさに〈Concertino In Blue〉のフレームと〈FANFARE ECLATANT〉のフレームを引っ張り出す。
コーネリアスを破壊した(>>11)氷の槍が消え、ECLATANTが輝きとともに元の姿に戻った。
続けて〈prism〉のフレームを引っ張り出そうとした時――
赤とオレンジのフレームの隣にあった〈Sonne〉のフレームに、ぽつんと
Program
Complete!
その単語が、見えた]
―― 崩落後 ――
[〈Sonne〉に守られた箇所の雪景色は、残っていた。
赤とオレンジのフレームは、数箇所ひび割れつつも、その機能を失わずにいた。
ただし、星の見えない闇夜は、雨の降る闇夜に塗り変わっていて――]
――――……え?
[目を開けた私は、雨が降り注いでいるのを視認して驚いた。
姿勢も、先ほどまでは立っていたはずなのに、今は雪降る地面に倒れている。
〈Sonne〉の発動を見る前に、supernova explosionの白い光に思わず目を覆ったまま――意識を失って倒れてしまっていたらしい。
しかし]
いきてる……生きてるよっ!
〈Sonne〉が守ってくれたよっ! やっぱりおじじとおばばは凄いよ、こんなプログラム作ったなんて!
でも、今ここで、プログラムを記憶をもとにちゃんと組んだのは他でもないこの――
[とりあえず起き上がりながらひととおり喜んだ後]
そうだ、シャーロットは? コーネリアスは? それに……あの少女はどうなった?
『こらーっ! アタシのことを忘れるなー!』
[手元にあった〈FANFARE ECLATANT〉のフレームに、青の妖精の姿が現れた]
『色々危なかったけど、gulaが雪景色ごとsupernova explosionを食ってくれたおかげで「場」の維持にかけてたメモリを4割システム維持に回してシステムダウンを防いだよ! ただ、アタシはもうここから出られないと思う』
そうか……
ばか…ナ…
[Ant-lionは床に倒れ伏せていた。目を開き、上体を起こすと自分の状況を確認する。
…無残な姿だった。体の右半分が削り取られ、残りの左半身もあちこちがひび割れていた。
壊れたマネキン人形の様に…。最早、立ち上がる力も残されては居ないだろう。
それが、100%の出力の「崩落の刻」を放った代償だった。
だが、それだけの代償を支払って尚、彼らを…目の前の人間とAIを「消す」事は出来なかった。]
私は…役立たズなのカ…?
このま…マ、廃棄される…だケの存在ナの…カ?
[例え、塔を吹き飛ばす力でも…現に電脳犯罪者達に防がれているのだ。
これでは、とても戦略兵器には使えない。きっと、そう「ニンゲン」達は判断するだろう]
イや…ダ…
私…ハ………
…ニンゲンの…役に…立ちたかっタんだ……
[自らの崩壊を目前にして感じるAnt-Lionの「感情」。
それは…「奉仕と忠誠」]
ハ…ハ…ハハ…
[あまりに自分と縁遠いと思っていた言葉に、思わず自嘲の笑みが零れる]
////// defrag/gula AI...41+45(59)% clear //////
[微睡みながら、蟲は拡散したデータを少しずつ凝集させ、再構築していく。
短いtext file、製作者のコメントは繰り返し、子守唄のように再生された]
(ーーザーー クソッタレだーーザーー
アタシのーーザーー)
[収集されるLogの中には、金色の鍵の欠片が2つ。解析されないまま]
(ザーー)
― Unknown ―
− need more ? −
− Analyze target select −
[ 視界の端に青白い文字が映っている。繰り返される文字。]
− need more ? −
− Analyze target select −
[ 虚空を見上げていた。
雨が、降る。赤いゴーグルに墜ち続ける雨。
メタリカルブルーの髪は、雨に濡れて人工的な耀きを金属的な耀きを放つ。
その部屋は、モノクロ。黒と白、つまりはオンとオフ、つまりは0と1で分けられる。人間の肋骨を内側から見たような曲線。納骨堂を思わせる教会の趣き。]
― Unknown=B1F ―
[ 2Fほどではないにせよ巨きな亀裂の入った1Fから、B1Fに落ちていた。倒れた様は、まるで投げ捨てられた人形のよう。]
− need more ? −
− Analyze target select −
……。
[ Memory−記憶。青白い光、光速を超える事により放出される光。オーロラのように揺らめく。記憶−Memory。]
[ ―――――――――冷たい、死。無意味に死んだ少女は、死ぬ直前において縺れ合うXう合れ縺に前走逃し敗失を事るえ与を死、はIAるき生に味意無。生、いた冷―――――――――]
私は―――――
[ 唇が、動く。]
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