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遅延メモが残されています。
帰宅部 テレサ は 音楽部 セリナ に投票した。
演劇部・新米 ヒカリ は 音楽部 セリナ に投票した。
声楽部員 マレーネ は 音楽部 セリナ に投票した。
バスケ部 アヤメ は 音楽部 セリナ に投票した。
弓道部 ミユキ は 音楽部 セリナ に投票した。
園芸部 ラヴィニア は 音楽部 セリナ に投票した。
音楽部 セリナ は バスケ部 アヤメ に投票した。
生徒会 ユリウス は 音楽部 セリナ に投票した。
音楽部 セリナ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、弓道部 ミユキ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、帰宅部 テレサ、演劇部・新米 ヒカリ、声楽部員 マレーネ、バスケ部 アヤメ、園芸部 ラヴィニア、生徒会 ユリウス の 6 名。
寮内放送――
「みな心苦しい決断をしてくれてありがとう。投票の結果、中等部のセリナさんが退寮の手続きを取る事になりました。
『犯した罪を償いたい』と、退寮の手続きを取る時に彼が言っていた事を皆さんに伝えておきます。
そして悲しい知らせがもう一つあります。高等部のミユキさんがどうやら襲われたもようです。
このような事を繰り返すわけにはいきません。あなた方の中に進入している男を見つけ出し、一刻も早く平和な女子寮を取り戻りましょう。
今日も投票をお願いします」
[放送を聞くと、その場に崩れ落ちそうになる]
…………嘘。
ミユキさま……が……
――ミユキさま!!ミユキさま!?
[そのまま自室を飛び出し、寮内にミユキの姿を求めて駆け回る。
ミユキの部屋、廊下、玄関、お風呂、事務室、給湯室――そして談話室。
がむしゃらに走って、何度も転びつつ探す。しかしミユキの姿は、どこを探しても見つからない。
疲れ果てて談話室。放送が真実と悟ると、いよいよソファにへたりこんで涙を流し始めた。]
……そんな、そんな……いやぁ……!
ミユキさま……!!
……
う…… うーん……
………。
[今の今まで眠っていた。
眠りについたのがほぼ早朝だったせいか、“疲れた”せいか…
目を薄く開けて、うめき声を。]
[上半身を起こして、少ししてからはっとして、]
…セリナは?
[周囲を探したが、勿論姿はない。置かれたメモだけ見つけて、手にとって読む。
何度も読み返してから、メモを握り締める。]
………
………………。
[昨晩が濃すぎたためか。
“彼”がいない部屋はとても空虚に感じた。
殆ど裸のような格好のまま、薄布を抱いて暫くぼうっとした。]
(そんな)
[放送を聞いた直後、声にならない息を漏らした。
ミユキが男性であるという推理を外したあげく、それについて謝る機会も与えられない。
体調不良で一旦自室に戻ったことを、強く後悔した。
あのまま残っていれば、彼女を信じられたかもしれないのに。男性を捜すための情報について、話せたかもしれないのに]
[重い足取りで談話室に向かうと、ソファに寝ころぶラヴィニアを見かけた。
泣いていたのか、眼の周りがはれている。その姿は、とても痛々しい。
彼女に薄手の毛布をかけると、また深く息を吐いた**]
[どれくらい過ぎただろうか。]
……今、何時だ?
[外の様子を見ても、よくつかめなかった。目覚ましの電源が切られた時計を掴んで、時間を見る。既に、夕方を過ぎようとしている頃だった。]
………
…今日の授業、丸々欠席、か。
[軽くうなだれる動作をしたが、不思議と、そんなことどうでもよかった。
"汚れていた"けど乾いて、パリパリになった、ベッドのシーツの一部を手でさわる。
洗おうかと考えたが、結局そのままにして。着替える。]
[小さな机に置いておいた一枚の書類を手に、よろよろと、部屋を出る。
一直線に、談話室へ。
談話室の扉を開ける。]
…… やあ。
[マレーネへ、軽く手を上げて挨拶。
適当な席につき、一枚の紙を机に置く。
それは、カーミラが副寮長として管理していた名簿。]
[嘗て、ここにいた人たちが、名前と共に顔写真として並んでいる。
右上の余白の部分にボールペンで、
▼…退寮 ▲…行方不明 ●…検査済 と記す。]
[それぞれの名前の隣に、印をつけてゆく。
何も印がつかないのは…5人。眉を顰めた。]
―――回想―――
[いつものように、自室で放送を聞く。]
……願わくは、本日票を投ずる義務なかれ。
[しかし願いに反して、放送は本日の犠牲者を告げる]
だめ、かぁ。
……やっぱり、まってるだけじゃ、来るのは残念な未来だけ、だね。
ともかく、まずは情報を集めないと何にもわかんないよね。
[すっくと立ち上がると、いつもより足早に談話室へ向かった]
[談話室へ入ると、マレウスの姿を見つけ少なからず驚いた]
……あり?
[思い返せば、本日の犠牲者はミユキ。手の早い同級生だ。風の噂で今度は下級生だとか。
……話を戻そう。]
なぜ、ユリちゃんじゃなくてミユっきーなんだろ?
[しかし、ユリウスが潔白であることは自明の理。解けない疑問を抱えたまま談話室を見回すと、マレーネとラヴィニアの姿]
ラヴィ、……泣いてたの?
[泣きはらした目を見て、気づく]
そっか……もしかして、ミユキのコトが。
……ほわぁい?ラヴィが男の人なら、ミユキを襲う……いや、襲えるのかな?しかも、こんなにミユキのこと想って泣くなんて、男の、ハズない、……よね?
これで、男の可能性は残り3人……マレーネと、アヤメと。……はぴテレっち。
[テレサの名前を出したところで、眉ねを寄せる。疑える気が、しなくなってきた。]
(机の上に置いてあるノートを開く。そこには男の正体を暴くべく、状況や推理をまとめた文が書いてあった)
やっぱ・・・セリナは男だったんかね・・・
[...寮内放送を自室で聞き、セリナが退寮したこと
そしてラヴィニアの大切な人・ミユキが襲われたことを知った。]
ミ、ミユキさんが。。。男に。。。なんて。
う、うそ。
ラヴィ。。。さんは。。。
こんなのって、こんなのって。。。
[...昨日までラヴィニアと一緒に会話していたミユキが襲われた。この騒ぎがまだ続いている寮内放送が示すように、仲の良かった二人を引き裂いた男が寮内にいる。
親友のカスミが行方不明になった時よりも、さらにラヴィニアは辛い気持ちになっているだろうと思うと、胸が締め付けられた。]
―推理ノート 12ページ目―
今日は中等部1年生のセリナが退寮となった。
本人以外の投票による満場一致での退寮だ。
彼女・・・いや、彼は状況的には確実に男。
しかし、半分くらいはもしかしたらという気持ちもあった。
もしかしたら、一般生徒が嘘をついているのかもしれない。
大切な人を守るために嘘をついてるのかもしれない。
そういう考えも頭の隅にあった。
自分も・・・ほのかを守るためなら、嘘だってつくかもしれないからだ。
いや、今だって無意識のうちに嘘をついているかもしれない。
なんのために?
これ以上、犠牲者が出ないために・・・?
わからない。
今、自分はこうして推理をしようとし、男を見つけようとしているが、それは本当に正しいのだろうか。
わからない。
日に日に少なくなっていく寮生を見て、何が正しいのかわからなくなってくる。
しかし、今は前を進むしかない―…
(ここまで書くとペンを置き、ノートを閉じた)
(ノートを机にしまい、立ち上がる)
・・・とにかく、色々考えてたってラチあかねェよな。
男を追いだして・・・そんで、そしたらほのかも、みんなも戻ってくる。
そう、今は考えるしかアタイにはできねェんだ。
もし・・・そうじゃなくても・・・
それでも今は立ち止まったらダメだ。
ほのかにデコピンされちまうぜ。ひひっ
とにかく、情報を集めねェと・・・
(そう呟くと部屋から出て行った)
[...慌てて談話室に向かうと、薄手の毛布をかけられて、ソファに倒れたまま泣きつかれて眠ってしまったラヴィニアの姿が目に入る。]
。。。
[...ラヴィニアのその泣きつかれて動かない姿をみると声がでない。
ミユキを襲うなんて酷いと、改めて思った。
談話室にはマレーネと昨日辛かったであろうユリウス、ヒカリの姿も見える。挨拶代わりに軽く会釈し談話室に入っていった。]
[ラヴィニアについて聞くと、さらに頷いて。]
『私も、ラヴィちゃんは演技には見えないよ。
もしラヴィちゃんが男なら、仲間がユキちゃんを襲ってしまうことだって止めるはずだし。
もし、止められなかっただけだったら……たぶん、ちゃんとそれを言ってくれると思うの』
[寝る彼女の頭を、ゆっくりと撫でた]
[……とにかく!ラヴィに票を投ずるのは忍びない。し、何か違うと感じる
どうしようかと思っていると、テレサの姿を見つける]
はぴテレっち、こんばん!
[元気良く手を挙げた。……つもりだったが、仰角5度]
[テレサの姿を見ると、軽く会釈した。
挨拶を書こうとして、彼女の視線がラヴィニアにあると気づくと目を伏せた]
『こんばんは。
……なんだか、仲良くなった人同士から、いなくなって行くみたい』
[溜め息をついた。
みんなが集まり出したのを見ると、席を立って]
『紅茶、入れてくるね。
ラヴィちゃんのハーブティ、まだあったかな?』
。o○(今日襲われた人はミユキさん。。。ラヴィニアさんはカスミと一緒にいつも仲良くしていた親友だもん。ラヴィニアさんだけは違うと信じたい。
ぶらコメっちも違うって信じたい。明るくテレサを勇気付けてくれるし、あの笑顔を素直に信じたい。
ユリウスさんは襲われたプルネラさんが男ではないと身体測定の結果を教えてくれた。)
(談話室に入り)
ちーす!
・・・とと、
(一瞬、元気よく挨拶しようとしたが、すぐに察し、声のボリュームを下げて)
ごめん、失礼すんね。
(と静かに会釈して談話室を見渡した)
>>17>>18
[うん、とうなづき]
ここで『あえて』ミユキを襲うのが、わかんない。
……ミユキって、みんなに女性っぽいって思われてたり、したの?
[もっと積極的に話し合いに参加すべきだった、と後悔先に立たず…]
紅茶……あぁー。
[一緒にいこうか悩んでいたが、時はまってくれない。]
……むぅー。
[なんだか、落ち着かない。なんだか、いつもの自分じゃない気がする]
[給湯室でラヴィニアのハーブを見つけた後、カップとソーサーを取り出した。
自然に八セット用意したところで余分に気づき、息を吐いた。
気を取り直してポットを準備するも、手は平時のようには進まなかった]
>>22
ちぃーっす!
[元気に返したが、アヤメが声のトーンを下げたのを見ると]
……ふいんき悪い、かな?
なんだか調子が出ないや……。
……どーせ悩むのなら、元気に悩んだほうが、いい、よね!
……ね!?
[きっと、その問は本来自分に向けられるものだったのであろう]
[...談話室に入ってきたアヤメに挨拶をする。
アヤメも男に襲われるのとは違う形だけど、アヤメと仲の良かったほのかが投票の結果、退寮するという別れを経験している。挨拶に元気が無いものそのことが影響しているのと思う。
にぎやかにみんなで冗談を言い合っていた、つい先日までの談話室がすごく遠いものに感じられる。]
[給湯室から帰ってきて、アヤメの姿を見ると会釈した。
ハーブティのポットとカップをテーブルに置くと、ふたたびメモを取り出して]
『えっと。
ラヴィちゃんじゃないから、うまく淹れられてるか、わからないけど……どうぞ』
[おずおずとメモを見せた]
>>25
はぴテレっちも無事でよかったよ……。
>>28
マレーネありがとう。わたしももらうねー。
[紅茶をすすって、考える。アヤメにああは言ったものの……『今、ここにいる3人の中に男が二人いるかもしれない。』]
……信じらんないでおじゃる。
もし、二人いるとすれば……もう女の子は三人に一人だけ。
……ラヴィかユリウスに、意見を求めてみる?
[誰に何と切り出せばよいのかわからず、紅茶を飲む手だけが進む]
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