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町の婦人 祭屋ミミ がどこかにいっちゃったみたい。
キミたちの活躍により密売人は確保された……はずだった。
しかし、怪しい薬の拡散およびジャームの発生は止まらない。
キミたちはこの事件の真相を追うだろう。
のこってるのは、処理班 斑良樹、浸し汚す者 三谷高雄、売人 入間亘、高校生 橘柚季音、主婦 代田、パリピJK ミユ、配達人 藤内勇翔、探偵 森田春文、高校生 紫來透、部外者 コラーダの10にんだよ。
―シーン3―
密売人から事情聴取しながら、他からも情報を集める君たち。
そんなとき、処理班が殺されたという衝撃の知らせが入ってきた。
・情報収集項目
●栄養ドリンク「エリクシール」 <情報:UGN>5 <情報:UGN>8
●支部管轄内のジャーム発生について <情報:噂話>8
●売人について <情報:噂話>8
●被害者について@祭屋ミミ <情報:UGN>5
●被害者についてA代田・ミユ <情報:UGN>5
●被害者についてB三谷高雄 <情報:噂話>3
●犯人の目的について <情報:UGN>10
― 回想・橘と ―
[ 連絡>>1:134を受けて、ふむと考える。 ]
危険って……。支部の場所が割れても記憶を処理すればいいんじゃない?
うーん……、キミはその子、三谷くん?にオーヴァードの可能性を見ているというわけだ。
野生のオーヴァード、それも意識を保っているとしたら、確かに何か目的を持っている可能性はあるね。
なおさら、検査してみたくはあるが……。
[ 少し考えて。 ]
とりあえず、在野のオーヴァード自体は居ないことはない。これは注意しつつも様子見かな。
もしもFHエージェントだったら厄介だ。この事件に関係している可能性がある。<ペトリコール>の「従業員」の誰かを監視につけて貰いたいね。
そして、これが一番問題だけど……。
ジャームだった場合、だ。ジャームは己の欲望に忠実に動く。だけど、その欲望が「殺戮」や「破壊」とは限らない。そうだったら暴れ回るからすぐ分かるんだけどね……。
欲望の内容によっては、まるで人間みたいに、平然と日常生活を送ってるかのように見せかける奴らが居る。
だとすると、監視しておかないとな。
ひとまず……。
一回、僕の方から出向いて、オーヴァードかどうか、だとしたらシンドロームが何かだけ診断しておこうか。
― 現在・支部 ―
おはよう。昨日は大立ち回りだったね。
[ 売人確保の次の日だ。
支部に顔を出したメンバーがいれば、眠そうにしている斑に会うだろう。 ]
キミたちが捕まえてくれた売人に、夜の間、色々聞いてみたけど、ずっとだんまりだよ。
ちょっとこれは手こずるかもしれない。
僕だけじゃ手が足りないんだ。
情報収集に協力して貰ってもいい?**
被害者についてA代田・ミユ <情報:UGN>5
《情報UGN》《コネ:UGN幹部》使用
ダイス3、達成値+1
3(10)5(10)5(10)+1
●被害者についてA代田・ミユ <情報:UGN>5
祭屋ミミの友人。処理班の記憶操作によって、「倉庫街のボヤ騒ぎに巻き込まれた」というカヴァーストーリーを信じ込まされている。
情報収集:●犯人の目的について <情報:UGN>10
コネ:玉野椿、おしゃべりなUGN幹部:コネ、使用。
情報:UGNのダイス合計+5、達成値-1
[[4d10]]
財産点を1点消費。6→5
情報収集:●犯人の目的について <情報:UGN>10
生き物をジャーム化することだと思われるが、その後手下にするとか、人を襲わせるとかといった方向付けがされているようには見えない。
ただただ、生き物を執拗に苦しめるのを目的にしていることから、FHエージェントが意図してやっているというより、己の欲望に偏執しているジャームの仕業のようだが……。
●被害者について@祭屋ミミ <情報:UGN>5
市内の主婦。<部外者>の処置が適切だったらしく、容態は落ち着いた。まだオーヴァードに覚醒する可能性はあるが、専門家がついて状態を確認してるので、ジャーム化は免れるだろう。
「エリクシール」を入手したと代田・ミユに自慢している話を、隣家の住人が聞いている。
でもまあなんもしない訳にゃいきません。要領の悪さは
天下一品と言われるレベルっスけど、俺も手伝いますよ。
つーかそもそものエリクシールの事が
よくわかんねーんスよね……。
[さて、男が注視したのは今回お騒がせのエリクシール。
何かわかるとよいのですが。]
─ 支部 ─
おはよう、ゆずねちゃん。
[ 寝不足の頭でつい本名呼びをしたが、気づかずに続けた。 ]
そうそう。
なんでそんなところに……と思いつつ、大体こういうのは自分で自分で納得する答えを見つけちゃうものさ。
もしくは、まあ忘れるほどのことだったんだろう、ってその疑問ごと忘れちゃったりね。
とはいえ、たまーーーにどうしても気になって深入りしてくる人も居るんだけどね……。
斑さん、少し休んだほうがいいです。
[斑さんが自分を本名で呼んでるときはだいたい寝不足と余裕の無さが引き起こしているのは支部に入り浸ってる身ゆえに分かるものである。
まったくもって、何故に今支部長がいないのか、支部長なら強制的に斑さんを休ませることもできるのに。>>26]
電話番とかデータまとめるとかはやっておきますから。
[あまりにも寝ないと強制的におねんねしてもらうことになるかもしれない、とはおくびにも出さないが、それくらい心配なのだ。]
あ、みかんは大好きですからいただきます。
[橘だけに、柑橘系なら何でも好きである。>>27]
そっとやって来て情報を探る俺。
●栄養ドリンク「エリクシール」
<情報:UGN>5 <情報:UGN>8
【情報:UGN】で、ダイス1・達成値+2
……低い方なら大丈夫かなあ。
7(10)+2
[男は珍しく力仕事以外の仕事をした様です。]
●栄養ドリンク「エリクシール」<情報:UGN>5
一般的に大量生産されている瓶に、自家印刷した
シールを貼った胡散臭い瓶だ。
中身はほんのり甘みのある微炭酸の液体である。
●栄養ドリンク「エリクシール」<情報:UGN>8
支部での成分分析や、ジャーム発生範囲などの調査により、
摂取した生き物を強制的にジャーム化させる薬だと判明した。
もちろん、偶然にそうなったものとは考えられない。
ソラリスシンドロームのオーヴァードによるものだと考えられる。
[ 藤内の集めてきた情報には、少ししゃっきりした顔になった。 ]
うちの管轄で酷いことしてるのはソラリスか。
キミたちが捕まえてくれた売人がソラリスなら、これで解決だね。
支部長が帰ってきたら、みんなでお寿司か焼肉食べに行こうよ。
あとは……そうだな。藤内くんの言うように、あの売人、ちょっと手荒な手段で喋ってもらおうか。
あまりひどいことは好きじゃないけど……。先に仕掛けて来たのは彼なんだし。
! ……あ〜いや、
痛いって言ってもちょっとだけだってば!
だからほらママ、もう泣かないでよ〜!
検査も異常ないって言ってたし〜!
[既に目を真っ赤にした母親の目がまた潤み始めたのを見て、娘はすかさず止めに入った。]
[昨晩も一睡もしてないって、逆にこっちが心配になっちゃうよ。]
ホント、ママってば心配性なんだから。
もう午後には退院できるって話なのにね。
[あ、そうだ。そろそろ荷物まとめなきゃ。
JKは手元の鞄の中身を確認して……]
― 病院 ―
[気づいたら病院だった。
頭がぼーっとする、倦怠感が半端ない。]
……倉庫街にいた?
……なんで?
[実家は飛行機の距離で母も体が弱く、
頼れるのは夫だけだった。
しかし、夫は今、海外出張中だ。
入院のための手続きはどうしたんだろう?
それよりなんで倉庫街に?
なにかしようとしてお金を引き出した。
その中で、1万円だけなくなっている。
何かに使ったんだろうか……何かに使うために倉庫街?
何だったかな……]
[考えようとしたら]
……っ……!
[お金を引き出したところまでは覚えている。その先のことを思い出そうとすると、脳みそに直接針が刺さるような痛みに襲われて、どうしても思い出せない。]
……ま、いいか……
[ため息をついて、弱々しく笑った。**]
少し横になっては如何ですか。
焦る気持ちはよく分かりますが、
貴方は少し……無理をしすぎる所がある。
オーヴァードが過労死だなんて、洒落になりませんよ?
[そう言って、男は心配そうに斑の顔を覗き込んだ。]
[そして、デスクに広げられた書類に視線を落とし]
ふむ……これを片付ければ良いんですね?
でしたら任せてください、その為の私です。
[悪戯っぽく微笑む。
さて、どれから調査したものか……]
[支部の外に出て、パン、パン、と柏手を打つ。
すると、何処からともなく無数の猫や鳥達が集まってきて]
さあ、仕事の時間ですよ。
[協力してくれる「従業員」たちの影を借り、探偵は自らの目を、耳を、町中に広げて情報を集める。]
情報収集:
●支部管轄内のジャーム発生について
<情報:噂話>8
エフェクト「生き字引」を使用して<意志>で判定
5(10),5(10),10(10),6(10)
4(10),8(10),6(10),6(10) +2
[そして、"聞き込み"が行われる。
或るビルの屋上から、烏がソレを見ていた。
或る家の塀の上から、猫がソレを聞いていた。
或る道の排水溝から、鼠がソレを覗いていた。
或る学校の窓辺から、雀がソレを眺めていた。
ここ最近の奇妙な噂、起こった事件、
崩れた瓦礫、誰かの悲鳴、血の匂い……
たとえ目撃した人が誰一人居なくても、
───「彼ら」はソレを憶(おぼ)えている。]
【結果】
ここしばらく、人が突然ジャームになる事例が相次いでいた。
ジャーム化した人物を調査しても、肉体的精神的に異常な負荷がかかったような事例は出てこない。
ランダムにしては偏りがあり、意図的にしてはばらけすぎているということで、処理班も頭を抱えていた。
なるほど……まあ、それは知ってる。
[和樹から聞けた情報は、昨日あった出来事も含め
何も変わったところはない。
だが1つ気にかかったのは――。]
記憶処理……されてない?
ああいや、なんでもない!
それよりさ――
[どうやら三谷は記憶処理を受けてないようだった。]
『結果』紫來透のクラスメイト。高校生。
売人に脅迫され、薬の販売を強要されていたと供述している。売人について詳細は知らず、エージェント達が何をしたのかもよく見えなかったと答えている。記憶処理は行っていない。
[曰く。
売人から聞き込みを行う為に、少々手荒な手段を
取ろうかというお話で。]
え、え〜〜〜?
拳で語り合ったりしてもいいスか?
それともジワジワやります?
[話を聞いた男はにっこり。
それはそれはとっても嬉しそうだなって顔してました。]
まあオーヴァードなら、ちょっと頭が割れたくらいじゃ死なないだろうけど……。
藤内くんが人殺しになっちゃうのは、ちょっと僕、悲しいからね。
まあ今から呼べば午後には到着すると思うよ。
― 校内 ―
俺がどうかした?
[ 紫來の後ろ>>50から声がかかる。
三谷はうっすら微笑みを浮かべて。 ]
おはよう、紫來くん。
…………昨日のことは、誰にも言っていないから。
[ すれ違いざまに、紫來にだけ聞こえるように耳元で囁き、教室に戻って行った。 ]*
― 支部仮眠室 ―
[ 皆に心配をかけているらしい、ということが分かって、渋々仮眠室へ向かった。
徒歩15分ほどのところに一応自宅はあるが、少なくとも支部長が帰ってくるまでは帰る事は出来ないだろう。
なので、この仮眠室がほぼ自室と化している。
独身だし一人暮らしだ。問題は無い。 ]
[ これはちゃんとしたルートから入手した、UGN印の元気の水を一気飲みして、毛布を被る。
連絡が無い支部長のこと、今回助けられなかったジャーム化した人々のこと、そして支部メンバーのことを思いながら、やがて眠りに引き込まれていった。 ]
[ あの日出会ったヒーローは、
襲ってきた化け物を軽くのして、そして振り返って手を出してくれたんだ。 ]
『ワーディングの中で動けるということは、キミにもこういう力がある』
『一緒に来ないか?』
[ UGN支部長と名乗ったそのひとの手を、斑は胸いっぱいの思いで掴んだ。 ]
[ 斑は戦う事が出来なかった。 ]
どうして?
[ シンドロームもエフェクトも、自分で選べるものじゃないらしい。 ]
どうして?
[ じゃあ、なんでこんな世界を、なんでこんな希望を、
一瞬でも僕に見せたの……。 ]
─ 支部 ─
[その後の経過が気になり、適当な理由を付けて
早退を決めると校門を走り出て、支部へと駆け込んだ。]
斑さんはいる!?
あ、いま仮眠してるのか……そっか。
[三谷に対する違和感、記憶処理の事。
色々聞きたいことはあるけれど。
どうやら昨日からの処理で疲労がたまっていたようで。
斑さんは仮眠室にいると聞き、大人しくそこらの椅子に腰かける。]
[とりあえず今は、斑さんにはゆっくり休んでほしい。
その間、支部にいるメンバーと情報交換が出来れば
理想的だ。
もちろん自分にできる事なら、
何だって手伝うつもりでいる。*]
─一通りの報告終わって、支部内─
[さて、売人へのオシオキ(仮)は見送る事にして、
大人しく地方支部からの人員を待つことにしました。
そうとなれば、疲れが見える斑さんやお手伝いしている
橘さん達の邪魔になってはいけないと、男はそっと
お部屋を出て支部内を歩き回っていました。]
掃除とか運ぶものとかそっち方面の手伝いしますかね。
[という訳で、支部内の御用聞きに精を出す現在です。]
ええ、斑さんにはゆっくり休んでもらいたいです。
その間に情報交換出来ればとは、思ってたんですけど…
[昨日の事も、学校での三谷の事も、
はたしてどう伝えればいいのか纏らないまま。
ひとまず、ありのままを聞いてもらうべきかと、
隣に座った彼に口を開いた。**]
[皆であつまって情報交換しているところで]
そういえば、三谷くんについてですが……
三谷くんと話した場所がワーディングの範囲外だったとしても、目の前で棘の縛めを見ても平気そうでした。
一見怯えているように見せていましたが、
あれは演技だと感じました。
あと、全体的な雰囲気に隙がなさすぎるというか、異常事態に対して余裕がありすぎるというか、そんな懸念がありまして。
だから支部に連れて行きたくなかったんです。
なので、三谷くんについてはもう少し調べるなり様子見が必要かなと……。
[言いたいことだけいうと、あとはみんなの話を聞くことに専念した。**]
─ シャワー室 ─
[ 起き抜けに熱いシャワーを浴びて、自分の両頬を叩く。 ]
シャッキリしていくぞ、僕!
[ 支部長が戻って来た時に、ちゃんと支部を守りきったぞ、って胸を張るんだから。
収まりの悪い癖毛をタオルでがしがし拭いて、新しいシャツに袖を通した。 ]**
丁度良いスわ、一応俺も大体は聞いてますけど
昨日の様子とか教えてもらえると助かります。
各々の目線で見た現場の様子はやっぱおきたいスから。
小さくても疑問点なんかもね。
そういう所から意外ななんかが見つかる事あるもんスよ。
[室内では帽子を取って、髪をふるり。
紫來くんにはそう話しながら橘さんの所感>>72を聞きます。]
……だそうですけど、実際どんなもんなんですか、
その三谷くんて人。確か同じクラスとかなんとか?
[人となりを恐らく知っているでしょう学生さん達を
見てみます。
実際に風貌を見た訳ではないので、自分でも直接
見てみた方が良いのかなとも考えつつ。**]
>>71
[折角橘柚さんから飲み物を勧められたのだ、コーヒーを頂くことにする。唇を湿らせ、調べていた情報と自分の考察を共有することにした。]
今回の事件、ジャームが己の欲望を満たしたいが為だけにドリンクをバラ撒いてるみたいだね...
まるで人が苦しんでいるのを眺めて楽しんでいるかのような...
もしかしたら、犯人は若い人物かもしれないね。
[そう話しているところで携帯に連絡が。
どうやら祭屋ミミについてらしい。]
うん、被害者の一人の主婦、祭屋ミミはどうやら容態は落ち着いたみたいだね。
ジャーム化は免れそうだよ。
[携帯をしまいつつにこやかに情報を共有するが、目は笑っておらずいたって真剣だ。]
早いとこ元凶を叩かないと、とりかえしのつかないことになる。
─ 支部 ─
わわ、皆来てたなら、呼んでくれて良かったのに。
[ さっぱりして出てきたら、関係者が揃い踏みで慌てる。
ここの人たちは皆、優しい。戦えるオーヴァードという貴重な才能を持ちながら、それを鼻にかけたりせずに、裏方とも対等に接してくれる。 ]
今集まってる情報はこれで、報告して貰ったのがこれで……。
[ と、各自のUGN端末に情報供給していたところで。 ]
だとしたら、今日俺が感じた違和感も説明がつくな。
そうだよ――余裕があるんだ。
[学校での三谷の様子を、改めて振り返る。
人質にされ、突然足元から草花が芽吹き、
駆けてきた柚季音の速度だって、
並みの人の物ではなかったというのにだ。
前日あんな目に合ったのに、実に冷静そのものだった。]
あいつは……三谷は大人しいやつだよ。
突出する事も弾き出される事もなく、
クラスの枠の中に納まってるような。
少なくともいままでは――俺にはそう見えていた。
本日から投票が始まります。
チャット入力画面↑のプルダウンより、
うしろゆびつんつん
処理班 斑良樹
もしくは、
まかせちゃう
浸し侵す者 三谷高雄
にセッティングしておいてください。
ただ……。
町に妙な薬が流行しているときに。
たまたま売人と知り合って。
たまたま突入現場に居合わせて。
たまたま聞き分けが良い……。
あまりにもタイミングが良すぎる感はあるよね。
皆の情報収集と並行して、僕の方でもオーヴァードかどうかの判定をして来ようと思うよ。
大丈夫!
充分休んだから、体調もいいし。
万が一の時だって、戦えなくても逃げるくらいはできるからね。
情報収集:
●売人について
<情報:噂話>8
エフェクト「生き字引」を使用して<意志>で判定
3(10),2(10),3(10),8(10)
5(10),10(10),8(10),10(10) +2
なるほど、それであの時……
……いやはや、流石ですね、橘さん。
演技に気付かないようでは、私も探偵失格です。
[>>72 橘の話を聞いて、あの時一瞬感じた違和感が蘇る。
一応、棘の縛めについては三谷からは死角になるように加減したつもりだが、彼の動作を思い返して、ふと思う。
……隅から隅まで「お手本通りの怯え方」だった。まるで、自分がどんな顔をすれば他人がどんな印象を抱くか、全てお見通しかのように。]
ふむ……
紫來くんが抱いた印象と、コラーダくんの分析も加味すると。
今回の事件に関して、あの三谷くんは何らかの事情を知っている可能性が高いと言えるでしょう。
[この場にいる全員から出た情報を繋ぎ合わせて、男はそう結論付けた。]
[……と、その時。
斑のPCに新着メールが届いた旨の通知が入る。]
……おや。
斑さん、どうやら例の売人のシンドローム解析の件で、UGN本部の要注意人物データベースに1件合致があったようです。
私の方で集められた情報は断片的でしたが……
それらとも、綺麗に整合性が取れています。
[ちら、と文面を斜め読みして、にこりと笑う。]
有難うございます、斑さん。
徹夜で解析した甲斐がありましたね。
【結果】
名前は入間亘。コードネームは<ヘルマウス>だと判明した。
シンドロームはキュマイラ/ハヌマーン。各地を転々としては怪しい物を取り扱っていたが、この地区にきて急に派手に稼ぎ始めたらしい。
[ 森田の報告に、さっと表情を曇らせる。 ]
売人はソラリスシンドロームを持っていない……。
ではこの事件はまだ……終わりさえ見えていないということですね。
ただ、とっかかりは残っている。
あの三谷という少年……。
早急に彼を調べなければ。
僕は三谷くんのオーヴァード判定に行ってきます。
<ペトリコール>の「従業員」を1人、連絡要員に借りていくから、僕は大丈夫。
彼がソラリスなら詳しい話を聞かないといけない。
逆に、ノイマンピュアあたりだったら、協力してもらえるかもしれない。
かえって問題なのは、彼が一般人だった時だね。
そうしたら、話は振り出しに戻ってしまう。
今からこの町に潜む真犯人を捜すとしたら、それこそ手遅れになってしまうかもしれない。
皆は、この最悪の場合に備えて、更に情報収集を行ってくれる?
いや、せめて一人くらいは護衛役連れてった方が良いと
思うんスけど。
大体そのどれもに何一つ確証が無いんじゃあ……。
[心配です、と最後までは言い切りませんでした。
途中で気付いたんですね、それは班さんを信用しない
言葉になってしまう事だと。]
〜〜〜……一番無難な線である事を祈ってますよ、俺。
[だから、もしもの時は逃げてだとか関節キメろだとか
言いたくはありましたが、最終的には大人しく
見送る事にしました。]
わかりました……。
[いつものように人好きのする笑顔を
浮かべる彼の姿が雲のようにふわりとしてて。
その背を見送ったら、もう二度と逢えないような、
そんな気がしてしまう。]
斑さん――気をつけて、
帰って来て下さい。
[<ペトリコール>の「従業員」だってついてるんだ、
大丈夫、大丈夫だと己の心に言い聞かせて。
気付けばそんな言葉を口にして。
可能ならば立去る彼の背を、見えなくなるまで
見送っただろう。*]
[皆の話をひたすら黙って聞いていた。
色々思うことはあるが、今は口に出さない。]
斑さん、気をつけてくださいね。
[いろんな感情は、笑顔で隠して、斑さんを見送った。]
― 放課後の帰り道 ―
こんばんは。
三谷くんですね。
僕は、紫來くんの所属する「探偵事務所」のスタッフです。
今日は、事後サポートで来ました。
今、ちょっとお時間あります?
その後、体調の悪化などありませんか?
[ 学生に挨拶して、アタッシュケースを開く。 ]
こんばんは。
紫來くんの?
へえ、事後サポートなんてあるんですね。
[ 興味深そうに近づく。紫來の名前を出したということは、彼もUGN関係者だろう。
ぎりぎりまで嘘をつかないで、核心だけを伏せるのが彼らのやり方のようだ。
誠実というか、無防備というか……。 ]
大丈夫ですよ。
ええ、その日のうちは掴まれた首が痛かったけど、今は特に問題ないです。
それは良かった。
[ 今のところ、三谷はちゃんと受け答えが出来ている。
これまで見てきたジャームは、もはや言葉すら失ったものばかりだった。
橘やコラーダの考えすぎか、あるいは……単純に在野のオーヴァードという可能性も。 ]
それじゃあ、ちょっと診断させて貰います。
――<ワーディング>
[ 手を差し出しつつ、ワーディングを展開した。 ]
[ 少年の体は……かくりと力を失い、こちらの腕の中に崩れ落ちてくる。 ]
ごめんね。
[ それを抱き留めて、壁に背を向けて座らせる。
今のところ、一般人の反応として違和感はない。
アタッシュケースから引き出した電極を、少年の手首に保護テープで貼り付け、ノートパソコンを立ち上げる。
サングラス型のレネゲイドチェッカーより手間はかかるが、ワーディングを発動したオーヴァードではなくても判定できる。 ]
さて……と。
思い過ごしだといいんだ、け、ど……???
[ バキバキと嫌な音にバッと振り向く。
三谷の手に掴まれた「従業員」が、苦悶の表情を浮かべながら全身を変形させ、ジャーム化するところだった。 ]
[ 三谷が振り返り、光の反射しない真っ黒な目でニコリと笑う。
次の瞬間、至近距離に三谷の笑顔が迫り、のけぞった襟首がすさまじい力で掴まれる。 ]
……ぐっ?!?!
あはっ。
面白い玩具だね。それ。
それでどこまで分かるの?
<止まらずの舌><トランキリティ>
意思対決
4(10)+9(10)+8(10)+8(10)+5(10)+5(10)+6(10)+7(10)+5(10)+4(10)+6(10)
あはっ……強情だなあ。
でもいいよ。死ぬほど苦しくしたらお喋りしたくなるかもしれないし。どこまで頑張れるか、一緒に楽しもう。
……ああ、誤解しないで。俺は人間が好きだよ。
好きだから虐めたいし……好きだから殺したいんだ。
じゃ……とりあえず苦しんで死んで?
マイナー<毒の刃><猛毒の雫>
メジャー<錯覚の香り><絶対の恐怖><破滅の言霊><抗いがたき言葉><言葉の刃><コンセントレイト:ソラリス>
がはっ……!!
[ 全身に走る痛みにのたうち回る。皮膚は恐ろしいほど冷たいのに、内臓は燃えるように熱い。
苦しくて、苦しくて、血を吐いて、こんなことがいつまで続くのかと思った後、意識が暗くなって……。 ]
<リザレクト>
8(10)
[ 落ちた意識が引き戻される。
死……今、死んでいた。これが死ぬということか。
ぼたぼたと鼻血が落ちる。 ]
いや……だ。死にたくない……死に、たくな……。
マイナー<フォームチェンジ> 侵蝕率+2
[ アタッシュケースからボールペンをつかみ出す。
みしみしと変形するそれで盾を作り出そうとするが、三谷が軽く触れただけでボロボロと崩れた。 ]
[一応同い年だし、経験は自分ほど多くない。しかし、素直に斑さんを心配したり、支部に来た経緯などを聞いて、初々しさというか年相応な感情を素直にだせる紫來くんに心をうごかされる。
そんな紫來くんに
○憧憬/不安
で、ロイス取得した。]
あは……あはは!!
なんだもしかしてお前、戦えないの? オーヴァードのくせに?
弱いなあ……。不甲斐ないなあ。ゴミみたいだなぁ。
こんなにされて抵抗も出来ないなんて可哀想。
でもリザレクトくらいはあるんだね。オーヴァードを甚振るのは初めてだけど、頑丈で楽しいね。
ねえ、あと何回死んでくれる?
まだ行けるだろ? なあ、なあ?
そうだよ僕は……僕は戦えない。
それは、でも、それは。
エフェクトが使えない、って意味じゃない。
[ 涙と鼻血でボロボロの顔を上げる。歪んだ笑みの少年が見える。
これがジャームだと気づかなかったことは、一生の不覚だ。
処理班としても。皆の仲間としても。 ]
ただ、使ったら自滅だから、ただ、それだけで。
だから、
ロイス「支部長」をタイタス化して昇華、効果はクリティカル値-1
ロイス「支部の皆」をタイタス化して昇華、効果はクリティカル値-1
マイナー ジェネシフト
5(10)1(10)7(10)1(10)
……?!
[ ダメージもないようなパンチだった。鼻で笑って終わりみたいな。
でも、その瞬間、怒りで思考が沸騰した。
燃え上がるような憎悪が、憎悪が、憎悪が、すさまじいまでの憎悪がわき上がり、気づいた時には。 ]
メジャー
<錯覚の香り><絶対の恐怖><破滅の言霊><抗いがたき言葉><言葉の刃><コンセントレイト:ソラリス>+<キリングパフューム>
●必中・シナリオ一回限定
はあっ……はあっ……はあっ……。
[ ズタボロになって動かなくなった男の前で、息を整える。
最大のコンボを打ち込み、最強の毒を打ち込んで、やっと焼かれるような憎しみは去っていった。
その側まで近づき、その体をつま先で仰向かせた。
もう、息はしていない。 ]
……俺は人間を愛してる。
愛してるから虐めたい。
甚振って殺したい。
……初めてだよ。憎しみで人間を殺したのは。
面白かった。もっと遊びたかった。
残念だ。
[ 死体へくるりと背を向けて、男のアタッシュケースを探る。
やがて、IDカードを拾い上げた。 ]
……斑。斑良樹。
うん、覚えたよ。
たぶん、すぐ忘れるけど。
[ そして、中の端末を操作し、おそらく緊急救命コールであろうボタンを押す。 ]
じゃあね。さよなら、斑。*
― 路地 ―
[ 深い闇に沈んでいる。
どこかずっと上の方に、水面のようなゆらゆらする光が見える。
あそこに行けばきっと、目を覚ませられる。 ]
[ でも、でも、行きたくない。
だってあっちには怖い奴が居る。
痛いことされる。 ]
[ このままここに居たい。
だから耳を塞いで、胎児のように丸くなる。 ]
[ このままだと本当に死んでしまう。
取り返しのつかないことになる。
分かっているけれど、初めての「死」はそれほどに強烈で激しい苦痛を伴っていた。 ]
[ 怖いよ、いやだよ。
逃げたい。逃げたい……。 ]
― 支部 ―
[ <ヘルマウス>につけた香りをたどって、その建物へたどり着いた。
斑のIDカードを使用して中に入り込む。正規のカードなので、スムーズに侵入することが出来た。 ]
ふうん……。
なかなかちゃんとしてるんだね。
[ 監視カメラを見つける度に、腐食させて壊していく。
やがて到着したのは監禁室。 ]
お待たせ、<ヘルマウス>
なんだ、元気そうじゃない。
いい組織で良かったね。
俺だったら、捕虜なんて端からちょっとずつ切り落として拷問しちゃうけど。
[ あははと笑いながら、金属扉を溶かして、その部屋に踏み込んだ。 ]
てめえ! 遅いぞ!!
でもまあ来てくれたならいいや。
さあ、早くこの手錠を外してくれよ。
こいつがあるとなんか能力がうまく使えなくてよ。
[ キャンキャン叫ぶ<ヘルマウス>に、うんうんと頷きながら愛おしそうな視線を向ける。 ]
ちょっとうるさいから黙ってて。
[ そして一歩を進み、その口に右手を突っ込んだ。
目を白黒させる<ヘルマウス>に顔を近づけ、微笑む。 ]
お前、思ったより使えないからさ。
そろそろ別の遊びに使おうと思って。
[ その喉奥へ毒液をぶち込む。 ]
配達:今!! 大事な命のお届けッスよ!!
[最後に気合の一声と言いましょうか。
電子を下に向けて流し切った所で、足元に強い風が
発生し……男は弾かれたように空へ飛び出して行きました。]
あれぇ?
もう死んじゃったの?
お前、他愛ないね。斑はもうちょっと頑張ったよ?
[ 苦悶の声と涙を吐き散らしながら床に転がり、白目を剥いて泡を吹いた男の体は、やがてバキバキと音を立てて変形していく。 ]
あはっ。
あはははっ。
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