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放浪の神官 アテナ に 4人が投票した。
いかれ修道女 アルテミス に 2人が投票した。
未亡人 アレス に 4人が投票した。
未亡人 アレス は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、クルチザンヌ ヘスティア が無残な姿で発見された。
つむじ風が舞い、村中に人狼達の雄叫びが響き渡った。しかし、彼らは真の勝利者に気付いていなかった……。
「──終わった」
それは、細い細い希望。孤高に生きてきた自分が、唯一人に託した大きな希望。
空を仰ぐ。そこには未だ燃えている友がいる。
「見ているか、アポロン」
「──そっか、」
いつもと同じ、木の上で。
昇ってくる太陽に、目を細めた。
「ん。……そうなるんだね」
くしゃ、と顔を歪めて笑う。
少し、肩の力が抜けた気がした。
「お疲れ様でした、皆さん。儀式は終了です」
広間へとやってきた者達を、順に迎える。
「今回の儀式は、蝙蝠陣営の勝利に終わりました。アテナさん、おめでとうございます。これより、地下へ連れられていた人達をこちらへ転移させます」
すっと両手を前に出し、パンパン、と手を叩く。
地下の個室で過ごしていた人々は、そのまま地上の個室へ転移され。
地下の水鏡の前で過ごしていた人々は、そのまま地上の水鏡の前へと転移されるだろう。
再度パンパン、と少女が手を叩いた。
すると、地上の広間には洋食、和食、中華、──その他国を問わず、豪華な料理、酒がテーブル上に並ぶ。
また、果物のなくなってしまっていた果樹園が一瞬眩しい光に包まれたかと思えば、様々な果物が実り始めた。
それだけではない。動物など生き物の感じられなかった島だったが、庭からは小鳥の囀りが聞こえるようになる。池を覗き込めば、そこでは鯉が気持ち良さそうに泳いでいることだろう。
「毒などは入っていません。料理も、美味しくできていると思います」
「ひとまずこちらの料理を皆様で召し上がっていただき、儀式の疲れを癒してください」
「世界の行方については──盾と伝令から、改めてお話いたします」
ふ、と微笑む。
まずは、戦い抜いた参加者たちに労いを。
──その間に、私は。
やるべきことを。
「終わった…………負けたのか。ああ……」
俺は登る太陽を見上げて膝をついた。
「逃げようとしたから……早く解放されたいって思ったから。だから報いを受けたんだ……くそっ!!」
拳を握りしめても、悪態をついても、どれだけ悔やんだとしても。事実は変わらない。
朝が来た。とびっきりにいい朝だ。
信じられないラッキーだなあ。
日頃の行い、ゼウス様の御加護──おっと、叛逆してたんだったわ。
「おはよう、俺」
とびきりの服に今日も袖を通して、鼻歌なんか歌っちゃいながら広間に行きますよね〜。
いや〜、今日まで生きてきてよかったなあ。
夜が明ける。
いつもと同じ空なのにどこか雰囲気がおかしい。
「そうかぁ〜もしかして、
終わった?」
誰に届くでもなく、寝転がりながら呟くのだ。
まだ昨日の話
>>4:461ペルセポネ
「はいはい」
他には特に何も言われずに差し出される月の欠片に、あーんと口を出す
彼女のスプーン越しに食べたそれはとろりとした食感と甘さで、大変に美味しくて
「美味しいよ」
そう呑み込んでから微笑んだ
少し思案した後に
ペルセポネへと近づいて、その唇にほんの少しの軽い口付けを
食事を与えるでもなく、貪る訳でも無いただ触れるだけのものを
「また一緒に寝てくれたらうれしいんだけど?」
助かる「とかではなくて。
単純な気持ちの言葉を吐いて微笑んだ
美味な料理をがっつきながら、誰にともなく説法をする。ま、職業病ってやつだね。
「──悪徳を愛しているのは本当だ。
のんびり怠惰をむさぼって、美味いもんを暴食し、色恋を楽しみ、嫉妬もときにはスパイスに、強欲に良いとこどりをして、無為に我慢せず憤怒し、傲慢に自分を優先する。
そんな自由は愛してる。七つの悪徳は自由の教えだ!
だけど世界は、弱者に厳しすぎる。
奪われるのは仕方ない。生まれついての不幸ってのは誰しもあるもんだ。
けれど、命を奪わせることだけは我慢できなかった。
弱者も貧者も必死に生きてる。強者や金持ちよりも心の強者もたくさんいる。
何より持たざるアイツらは、笑顔がきれいなんだよ。
──だから俺は不良神官として、弱者に生きる術をアドバイスして、俺が死なない程度の報酬で生きてきたってわけ」
「なーんで《善》と《悪》の良いとこ取りをしないんだって、ずーっと疑問だった。
もうちょい弱者に優しい世の中になれば、きっともっときれいな笑顔は増えるんだ。
強者も金持ちも、あんなに醜い顔で笑わない。
だから、ゼウス様じゃないお告げを聞いた時は震えたね。長年思ってた願い──この世のいいとこ取りが叶うかもしれないって思ったら、もー嬉しくってな。
前のアテナさんと概ね考え方は近かったから、やっぱ共通点はあるもんだね。
ってなわけで、オジサン頑張っちゃうぞ〜ってな」
たぶん、まだ高揚している。これからどうなるのだろう。
「お前たちの思いも聞かせろよ」
「うるせえですね……おちおち寝てもいらんねえんですか。」
テーブルの下からもぞもぞと黒い塊が這い出してくる。
「んー……ああ。服着て寝るとどうも調子が出ねえです。
…つうか水鏡で見たけど個室の中丸見えなのやばくねえです?あたしのあれこれ大放出だったじゃねえですか。」
わしわしと頭を掻きながら辺りを見回すと、いつぞのケツ神官が講釈を垂れていた。
「何喚いてやがるです?うるせえですよロリ虫が。」
ー終わったー
『儀式の終了』の言葉に自分の選択が誤っていたことを知る
思い返せばあっという間の出来事。せめて、せめてどちらの勝利を目指すかを決めていれば仲間達だけでも勝利を収められていたかもしれない。
自分と同じ考えを持った同志に出会った。新しき世界を作りたい…沢山言葉を交わしていくうちに世界のあり方だけでなく、この人たちを死なせたくないとも思うようになっていた。
こんな自分に声をかけてくれた人がいた。自分が生き延びなければ彼女の勝利は無い。初めて死にたくない、負けたくないと思った。身を挺して庇ってくれたことは、自分の命が続く限り忘れることはないだろう。
楽しかった思い出と苦しい感情が混ざる。もっと先のことを考えられていれば…
蝙蝠の役職を持った男の高笑いが聞こえる
せめて、せめて一矢報いたかった
>>19 アテナ
「わぷ。ええい、やめるです!こちとらレディです、ガキ扱いするなですよ!」
アテナの手を払おうと掴むが、思いの外力が強くて抵抗できずにされるがままに撫でられる。
「そりゃ愛のでけえことで。
…にしたってお前は悪徳の側だと思ってたんですがね、とんだ背教者でやがったですよ。善と悪の共存とかなまっちょろいこと言いやがってです。
どーせ己が正義を振りかざした善人同士の争いとか諍いが絶えねえ世の中になるです。今と大して変わんねえんじゃねえです?」
「悪徳がいがみ合ってばかりじゃねえことぐれえお前も知ってるだろ、です。」
そう零す信仰だったが、それは嫌悪から来るものではなく、少し拗ねたような口ぶりであると気付くかもしれない。
夜が明け、朝が来る。
何一つ変わらない筈の世界が、変革の咆哮を上げようとしていた。
かの神、ゼウスもその余波へと飲み込まれる。
神であろうと世界の理に逆らう事は出来ないのだから。
『永遠に続く物はないからこそ美しい。』
父であるクロノスの言葉が頭を過る。
「……ふふ。」
広間の喧騒に飲まれ、聞こえぬ声が玉座に響く。
直に地下からは”一番”の神官が出てくるだろう。
だが、今は。
確定事象となった未来を待ち構えるのみだ。
その時が来るまで、暫しこの時を楽しもうか。
友の顔を、かつてのゼウスを、順に思い出していたところ、今回のアテナが広間に高笑いして入ってくる。
肩を竦め、兜を外した。この儀の勝者には素顔で対するのが礼儀だと思ったからだ。
兜の下から、青みがかった黒い髪と、エメラルド色の瞳の端正な顔が現れる。
兜は脇に抱え、機嫌よく談笑しているだろう彼の元へ移動した。
>>アテナ
「『アテナ』。よく闘ってくれた。私からも感謝の言葉を述べさせて欲しい。蝙蝠陣営に願いを預けた者として。そして、同じアテナを冠する者として。
私ははじめ、貴殿がアテナを賜ったことを理解出来ず、さらに貴殿が蝙蝠となって頭を抱えたものだが……神を前にしてのお前の説法とやらは……詭弁にしても、ある意味で、悪くはなかった」
本当は、あまり認めたくは無いのだが。
「私も善悪は、表裏一体と心得る。ただ、もう少し節操というものを覚えた方がいい」
水鏡の前に居続けるか、地下室へ転移させられると覚悟していたら、自室へと転移させられた。
もう一度向かわなければいけないことに苛立ちを覚えながら水鏡の元へ向かえば、幽閉されていた者達も含めた参加者が目に写る。
それが儀式の終わりだということを理解すると、ふつふつと
「ふっ…くすくすくす、ふふっ…ふふふふふふっ
あっはっははははははははははははははははははははは!
はー………
興醒めだわ」
込み上げてくる笑いもそこそこに、表情を失くした。
私へ嬉しそうに笑うヘルメスの視線(>>A2)を完全に無視して、アテナへと向き直る。
「嗚呼、アテナは勝利おめでとう。
貴方の舌を抜く機会を失ってしまったことは残念だけれど、貴方の選ぶ世界を楽しみにしているわ」
アテナへ綺麗に微笑み祝福を贈れば、もうここに用はない。
早々に神の庭園へと向かっただろう。
>>20 アルテミス
「レディって言うならもうちょい色気を身につけてきな。弟子にしてやろーか」
笑って、撫でた手をひらひらと振った。
「そりゃお互い様だろ?世界がどうなっても良かったくせに!
俺は悪徳を愛してるからこそ、世間様に変わって欲しかったのよ。どうせなら、人類等しく良い思いしなくちゃ。
まあね。そんなに大きくは変わらないかも。でもそこがいいんじゃない。ガラッと変わるより、それなりに変わりゃあさ。
結果的にどうなるかは知らんが、アルテミスも痛い目ばっかり見なくていい世界になるといいけどな」
ふと気になったので、聞いてみることにしよう。
「アルテミスは何を願ったんだ」
村の設定が変更されました。
自分のせいで彼女には辛いことばかり押し付けてしまったかもしれない。
都合の良いことばかり動いてもらい、期待に応えられなかった謝罪と感謝を述べようと姿を探す。
何度も話をした後ろ姿を水鏡の前で見つけた。
話しかけようと近づくと
「興醒めだわ」
と声が聞こえた。
感情の籠っていない冷たい声にはっとする。>>@13>>@16がフラッシュバックした。
嗚呼、やはり彼女にとっては自分なんてただの暇つぶし。身体の内側が冷たくなっていくような感覚がした。
自分に見せつけるように>>24アテナに話しかける姿を見ると口からは何の音も出すことができない。
ただ呆然と立ち尽くした。
>>24 アレス
俺の高笑いよりも烈しく響き渡る、どこか哀しいような笑い声に、思わずフォークを取り落としてしまった。
この声は……
「アレス……!」
俺ごときが勝利をかっさらってしまったことにさぞブチ切れなさるだろうと思って反射的に立ち上がって逃げの準備をしようとしたら、
落ち着いた調子で祝福を貰い、女の手本のような美しい微笑みを残して去ってしまった。
「え……あ、ああ。ありがとう」
なんとなく踏まれた頬をさする(まだ痕が残っている)。
視線を移せば、愕然とした様子のヘルメスが見えた。
>>26 ヘルメス
「……追っかけないの?」
と、アレスの後ろ姿に指をさす。
地下から出て良い雰囲気を感じ取れば軽やかに出てくる。
扉の先はお通夜状態で思わず「……おーう」と声を漏らした。
「さしものアフロディーテちゃんもこれはキッツイ。世界がどうなるんでしたっけー?」
確実に何かが変わる事は知っている。
だが、まだ起きていないはずだ。少なくとも、アフロディーテが知覚できる範囲では。
目の前にはワルの共犯であるヘルメスがいるが、水鏡で全てを見た後なら何をしているか分かる為、声を掛けずに背後から見守る事にした。
……だーって、気になるじゃん?ねェ?
「あーーやっっと終わった…!」
断食と祈りの終わりが告げられる。
その終わり方は予想外のものではあったけど、個人的には早く終わる分にはそれで良かった。だって、お腹空いたし。
こんなことを思うなんて、ゼウス様に申し訳ないなとは思いつつも。自分の中の暴食の欲には逆らえない。
ゼウス様の様子がちょっと心配だけど、アイリスがダッシュ決め込んだのを見て見送ることにした。まぁ、あのバカが行けばそれで良いでしょ。その間に私は何か食べたい。
ふらふらっと地上を歩いていれば、寝転がっているおじさんを見つける。
>>11 デベルザ
「終わったよ、おじさん。久々のクッションだね」
そのままどさっと上に腰かけることにした。
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