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もくもくと蒸気をあげて駆動する機械、ぐるぐると絶えず回る無数の歯車。
──今日は時計の国で年に一度催される三日間のお祭り。
城下町では時計職人たちが意匠を凝らしてつくりあげたさまざまな時計がずらりと飾られ、他にもたくさんの出店が並んでいます。
普段は灯台にある《マザー・クロック》が間近で見られることも、このお祭りがいかに特別なものかを物語っていることでしょう。
この日を楽しみにしていた国民たちは、心を弾ませながら城下町へと赴きます。
1人目、国王 オズワルド三世 がやってきました。
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
[かつ、かつと。靴の音を規則正しく床に響かせて、開け放たれたホールへと向かう。そこでは既に、宮廷に仕える時計職人たちが、《マザー・クロック》を展示しているようだった。]
……ああ、ご苦労。
お前たちはもう下がっていいぞ。せっかくの催事なのだから、羽目を外してこい。
[私は時計職人たちに声をかけてから、大きな台に飾られた《マザー・クロック》に視線を落とす。
時計の国に繁栄をもたらした《マザー・クロック》への感謝と祈りのために始まった祭り。
時計塔からこの国を見守る原初なる時計は、この三日間だけは地上に降ろされ、国民が近くで見ることが許されている]
[鈍く光るアンティークのそれには幾つもの歯車が噛み合って、絶え間なく針を進めている。
一見ただの時計だが、これには過去から未来まで、世界の智慧の全てが詰め込まれている。私はそれを知っている]
そろそろ国民たちが来る頃だな。城内は開放されている間は好きに入り、回るといい。
といっても、特別なものはこの《マザー・クロック》くらいだろうが。
村の設定が変更されました。
2人目、時を愛する貴族 サラ・クロノスティス がやってきました。
空を煙が覆っている。私の好きな空。
国に、無数の時計の音が響く。私の好きな音。
油差しの臭いが立ち込める。私の好きな臭い。
そこにいるのは、年に一度の至福の時を過ごす国民達。
私の好きな国民達。
当たり前のように。変わらぬ事無く、生きる時を刻んでいく命達。
サラ・クロノスティスは、時計の国の城下町を。
緩やかに華やかに。されど心の動悸を高らかに鳴らしながら赴き歩く。
時を愛する貴族 サラ・クロノスティス が村を出て行きました。
2人目、傭兵 ブレイク がやってきました。
/☼華やぐ街の喧騒。
俺には相応しくねえなと苦笑いしながらも、石畳を踏みしめて行く。
今日は無礼講、か。
ま、言葉に甘えるとするかね。
銀鼠色の月と鮮黄色の太陽。
群青色の盤面には無色透明の星が瞬く。
開いた胸元からはそんな時計が首から下がっている。☼/
3人目、死病診 エルス がやってきました。
4人目、新聞屋 アイリーン がやってきました。
5人目、時を愛する貴族 サラ・クロノスティス がやってきました。
首に掛けた、サラの命が揺れる。
サラの生きてきた時間を詰め込んだ、命の時計。
上級貴族である、クロノスティス家の次期当主の証。
代々継承されるタンザナイトの宝石を縁に嵌め込んだ、心臓程の大きさの時計。
家の象徴の模様を掘り込まれたそれは、サラにとっての誇り。
文字通りの心臓とも言える時計を撫でて、今回店を出展していると聞いた友人の店へと歩く。
6人目、手紙配達人 レーヴ がやってきました。
─────────────────────
縦横無尽に駆け回る!西へ東へ北へ南へ!
アナタの街の配達人!
アトラップ配達をどうぞよろしく!
─────────────────────
7人目、捨て子 リリアーヌ がやってきました。
少女は、祭りで華やぐまちを歩いていました。彼女が跳ねるように歩く度、彼女の首からかけられていた、懐中時計が瞬きます。
彼女の名前はリリアーヌ・キャンベル。キャンベル家はこの町では名の知れた貴族。そのキャンベル家の長女こそ、彼女リリアーヌ・キャンベルです。
「今日はお祭りの日! とっても楽しい特別な日!」
くるりとリリアーヌは回転してみせると、へへっと嬉しそうに笑います。深窓の令嬢として普段は出歩くのも許されない彼女は、今日という特別な日を、心待ちにしていたのでした。
「お父様もお継母さまも、今日は一人でお出かけしていいなんて、なんて素敵な日なのかしら!」
何も知らないリリアーヌは、無邪気に笑いました。
8人目、人形が喋るよ! ルーツ がやってきました。
9人目、人嫌い ダズリー がやってきました。
時を愛する貴族 サラ・クロノスティス は肩書きと名前を 上級貴族 サラ に変更しました。
10人目、蒸気機関技師 テルミット がやってきました。
職人街のとある倉庫。
勢いよく噴出する蒸気と激しく運動する無数のタービンが、その巨大な機構の活動を証明していた。
その振動でガタガタと音を立てるパイプと回転する歯車がやかましく鳴り響く中、男―テルミット=ヴィブラートは声を上げた。
「…ふふ…ははは!はあーっはっはっは!!!
遂に…遂に完成したのだ!私の最高にして究極の時計《時を刻むくん改》が…!!
……予定よりも随分大きくなってしまった気もするが……まあ誤差の範囲だろ。」
ガコン!と一際大きな音を立てて、《時を刻むくん改》が身を揺する。
「さて…どうやって運びたしたものか。そこまで考えていなかった。」
テルミットは時計の周りをぐるぐる回りながら思案する。足元に落ちた鈍く光る真鍮の歯車には気付かないまま。
大きなリュックを背負った彼女は右手に白い髭を蓄えた可愛いおじいさんの人形をはめている。
なにかの目線を気にして、それでも彼女の世界は独立して確立している。
年齢より可愛い声をどうにか嗄れた声に落とし込んで人形の口を動かす。
「ルーツよ、これが祭じゃ!楽しむぞ!」
祭を前に気持ちが舞い上がったのか、作った声に満足したのか、口角を上げながら彼女は頷いた。
─────ああ、臭い臭い。
(ここの黒い煙のにおいにはすっかり体も馴染んでいるものの、人のごった返す独特な臭いはやはりまだ慣れない。怪訝そうに眉を寄せながら装着しているマスクの紐を後ろでさらにきつく縛る。)
マザークロック様々だな……なんでそんなに見たいんだか。
(とは言いつつも、自分もその物好きのひとりに過ぎないのだと自らを嘲るのだった。)
頭につけたフリル。耳にあしらった時計の装飾からチクタク音がする。外出用にいつも付けている、命とは別の時計。
美しく装飾出来そうな店が無いかも合わせて探す。
「ふふ。そう。二人で出すことにしたの。
素敵な目覚まし時計ね。ユリ。
一つ、買わせて貰うわ。後で家のものに取りに来させるから」
同じ学園に通っている、女学生が売っている時計を購入する。
父を時計職人に持つ友人は、隣にいる同じく学友の子と照れ臭そうにはにかんでいる。
商品を出すかを悩んでいた彼女は、吹っ切る事が出来たようだ。
サラは、時が進んだそのものの風景を慈しむ微笑を見せると、また他の時計探しへ向かう。
11人目、薬師 ジュラム がやってきました。
祭りの喧騒から四つ、五つ離れた通りをずっと突き当たりまで歩いてゆけば、少々陰気で多少オンボロの、変哲もない薬屋がある。
《スミスの薬屋》。どこにでもありそうな名で、時々途切れながらも閑古鳥は鳴かないような、そんな店だ。ギィと鳴る木の扉を押せば、当然ながら草の苦い匂いが鼻を刺す。積み上げられた葉やら虫やら、色んなものが閉じ込められた瓶の隙間に、男がいることには気づくだろうか。
一人の少女が、小脇に紙の束を抱え、街中を駆け回るところから、今日のお話は始まります!
「号外ごうがーい!今日は待ちに待ったお祭りの日だよ!今日から3日間はみーんな平等!無礼講のお触れが出ているよ!仲良くお祭りに参加できるんだよー!」
道ゆく人々に声をかけながら、でっかく『号外!!お祭り特別号!!』と見出しの入った紙を渡して行く。
綺麗に結われたおさげを揺らし、それに合わせて羽織ったケープやスカートもひらりと舞う。
はぁ……。
[今日は年に一度の祭りの日。町の誰もが朝早くから、見渡す限り浮き足立っている。
男は、騒々しい町の様子を僅かに開いた自宅の窓から眺めて眉間に皺を寄せた]
今日は患者が増えるだろうな。
[ぼそりと零し、ぐっと伸びをしてベッドから抜け出し動き出した。
顔を洗い、歯磨きをし、服を着替えた。顔全体を覆い隠してしまうほどに大きなマスクを被り、キッチンへと向かう。
湯を沸かし、煎った豆を機械で砕き、カップをセットして2杯分のコーヒーを淹れた。
そして、それに口を付けることなく流しに捨てた]
さて、行くか。
[町は祭り一色でも、男のやるべきことはいつもと変わらない。行きつけの店で朝食を取り、それから仕事を始めるのだ。仕事の合間であればかの《マザー・クロック》を見に行っても良いかもしれないが。
彼ーーエルシニア・カフネは自宅を出て町へ歩き出した]
12人目、少女 トッティ がやってきました。
[少女は人目も気にせず、時折踊るように、弾むように、くるりと回りながらスキップをしていた。すれ違った人は、少女が何か歌っているのを聴いたかもしれない]
「♪ぜんまいくるくる手まき時計。
かちかちくるくる準備する。
いちにち始まる準備する♪」
[今日は一年に一度のお祭りの日。13になったトッティは、初めて一人でお祭りに参加するお許しを貰ったのだ]
「けーん、けーん、ぱっ!ふふっ♪
マザークロック♪マザークロック♪おかおを見せてね、マザークロック♪」
全能神は焼き鳥を咥えていた。
とてとて、とてとて。
ゼウス 「これは、これは。我の大好物を買ってくれたのか?」
少女は神を前に小さく頷いた。
ゼウス 「ルーツの信心深さは本当に尊いな、おじいちゃんも嬉しいぞ。」
全能神は口をパクパクさせる。
少女は恥ずかしそうにはにかんで首を振る。
第三者から見たら気が触れたような世界が彼女のパーソナルな世界。
20歳を迎える彼女は人形とお喋りをしている。
いつもはのんびりと客を待つ男だが、今日に限ってはそんなわけにもいかない。黒く小さい眼鏡を鼻に引っ掛けてヒョロリとした体躯の男は、薄笑いを浮かべながら薬瓶を纏めている。
「さァ、稼ぎ時だネ。」
敷き布で簡単に纏めた荷物を両手で抱えて、どうにかこうにか表の通りへ歩いていった。
上級貴族 サラ は肩書きと名前を 貴族 サラ に変更しました。
13人目、令嬢 ヘンリエッタ がやってきました。
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