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"素直に" ねぇ
べつに、かまわんよ?
"いかん"て、言うたとして
"はい。そうですか"って出来るものなら
それは、素直とは言わんもん ねぇ
今だけでなく これからも
素直に生きれるときは
素直になっておきん ねぇ
[ 弟妹に語るようにいってしまうのは
それが癖になってしまっているから。
偉そうに語ってみせたとしても
自分自身、素直であるとは言い難いけれど]
帰りは 虹の橋
渡っていきたいやぁ
[ 白い衣に七色の光を灯していきたい
冗談交じりに呟けば
空にうっすらと七色が架かりはじめていた**]
[ポン、ポン]
[優しく、頭を撫でられる。
そしてそっと握らされた一輪の曼珠沙華。]
[彼女の言葉が、別れを自覚させた。
きっともうすぐ日が暮れる。帰らなければならない]
…っ、ああ、また会いに来るよ!
きっとまた、探し出して、見せにくる!
そしたらまた、一緒にいっぱい遊ぼうにゃ!
[彼女の目をまっすぐ見つめ返して、笑顔で答えた]
だから、さよならじゃない。お別れじゃない。
…またね、だにゃ!
[リリン、と揺れる鬼灯提灯。
ぐいと持つ手を引かれるのを感じた。
包んでくれていた彼女の手が離れていくのを感じる。
連れて帰ろうとする提灯とは反対に、まだセンは彼女の顔が名残惜しくて。 彼女を見ながらこう言った。]
沙華ー!次は、ヒトの街にも行ってみようにゃー!
いろんな所で買い物して、楽しんで!ヒトの街はきっと楽しいにゃー!
[トトト、と腕を引かれる。彼女が離れて雑木林の向こうに見えなくなっていく。彼女の最後の顔は笑顔だったのだろうか?
少なくとも…センは、笑って彼女と別れられたろう。]
[彼女の顔が森の向こうに見えなくなって、少しして。]
[しゃりん、しゃらん]
[鈴が鳴るような音が響いた。歩く度に土の音より鈴の音が大きくなる。]
[ようやくそこでセンは前を見返して]
………ここは……飼い主様の店の裏の……
[いつも通りで見知った場所。どこかぼんやりとした世界。移ろう花の香に混ざりどこからともなく酒の匂いがする。]
『…セン!こんなところにいたんだ!』
飼い主様!!!
[店から慌てて飛び出してくるのは自身の飼い主様。じゃらりと音のする鎖は1本だけ。]
『何日も家を空けて心配していたんだよ?
大鬼の旦那は、三丁目の長屋の屋根の上で迷子になってたし……セン?』
飼い主様!花瓶がほしいのにゃ!
それも一等キレイなやつがいいにゃり!!!
『ええっ?突然どうしたの…というか君はまた僕の鬼灯提灯を……』
いいからいいから!
[猫は雑貨屋の中に駆け戻り、1瓶キレイな瓶を用意する。一番キラキラしていて好きだと選んだそれは空になったラムネの瓶とは知らないようで]
…ふふ、キレイだにゃあ
[そっと、手に持たされた曼珠沙華の華を活ける。
なんだかこの華は、ずっと枯れないような気がして。]
……またにゃあ、沙華……
オイラ、また、街の外に行くにゃ。
そしたら……また遊ぼうにゃ!
[そう、華に呟きかけた。
サァッと優しい風が吹いた。**]
[差し出した手、返される言葉>>52にぱちりと瞬き。
嗚呼――そういえば、此処は望めば何でも出せる場所だったか。
なれば、彼女と旅する雰囲気を味わうのも一興かと、面で覆った首を縦に。
支えとして借りた手にかける体重は、僅かなもの。
気を遣っているだとかそういうわけではなく、ただ、実際の所支えが必要な程身体を痛めていないというだけ。
それを伝えるつもりは、無いけれど]
嗚呼……これはまた、眩いねえ。
[旅をゆく車は、過客の装いとは正反対な色彩。
座りの悪さは、不慣れ故か。とはいえ、彼女に手を引かれるなら断るべくもない。
柔らかな座布団に腰を下ろし、漂う芳香にそっと目を細めた]
生憎、あたしも知らなんだよ。
だがね、気持ちが大事、らしいから。
どういう風でも、良いんじゃないかい。
[眉を下げる彼女を安心させるよう、柔らかな声音で]
取り敢えず――
手でも合わせておくかい?
[繋いだ手を解き、しわがれた両手を合わせる。
そのまま目を伏せてしまったから、彼女がどうしたかは解らなかった。
何処となく苦々しく感ぜられるのは、問いに答えられなかったからだ。
名しか知らぬ彼に聞いておくべきだったか……なんて、今更考えても栓無き事]
ルナ嬢、お前さんは――
…… ルナ嬢?
[開いた視線の先には、誰も居ない。
並んで立っていた筈の女性の姿は、まるで最初から居なかったかの様に掻き消えて。
面に隠された顔に、表情を浮かべはしなかった。
浮かんだとて、それを知る者も居ないと解っていても]
―――― ふ、
[零れた呼気は、自嘲にも似て]
…………さて。
また、新しい場所に向かおうか。
[嗚呼、その前に。
彼女から聞いた話を、書き記さねばなるまい。
この不思議な邂逅を、いついつまでも忘れぬ様に―――― 失くしてしまわない、様に。
旅の出逢いは一期一会。
お互い、いつだってそうだった筈で。
けれど少しだけ、玉音届かぬ此の世界が寂しい、だなんて。
そんな思いは……見上げた月に、慰めてもらう事としようか]*
[身に付けた鈴をひとつ、手にとった]
リョリョさん、お返し。
ワタシ、今持ってるのはコレくらいデス。
[差し出した鈴は、──────── しゃらん]
[先がまるで空気に融けるみたいに。
その鈴が、呂々の元に届いたかどうかまでは分からなかったけれども]
[届いていれば、結び紐兼飾り紐の付いた鈴がひとつあっただろう]
ふふ。
センは、楽しい。
[共にいたのは、ほんの僅かな時。
なのに、とても、
寂しい。
とん、センが言う、言葉。]
そう。
[お別れじゃない。
くすりと笑う。]
またね。
[ぐいと、何かに引かれるように、センが離れていく。
少しずつ、包んだ手が離れていく。
徐々に徐々に。掌から指先へ、そして、
……離れた。]
[それでも、センの顔は女を見たまま。
女もセンを見つめたまま。
センが言う言葉に、ふわり。
笑みを浮かべ、頷いた。
手をそっとあげて、
手を、振って、]
またね。
[もう一度。]
[同じ森ではない。
違う森。
とてもとても、静かな森。
ぼんやり、女は立っていた。]
『おんやぁ、お嬢ちゃん。どうしたんだい?』
[老人が女に驚いたように声をかける。]
『どこから来たんだい?』
[そう聞かれて女は、首を傾げ]
分からない。
[そう答える。]
『分からないのか?忘れっちまったかい?』
[どこかで、そんな言葉を聞いた。
女は答える。]
忘れてしまったら、
分からないことも、分からない。
[その言葉に、老人はますます首を傾げ、]
『わかんねなら、うちに来なさい。
やれやれ、ばーさんに怒られちまうわい。』
[そうして、老人は歩きだそうとし、]
[ 彼女の唇を、指先でなぞる。
──── 触れたいから、触れているのだ。
その唇へ吸い寄せられるように、
己の唇を重ねていった。 ]
ああ、そうだな……
忘れているやも、知れぬな。
──────── だが、忘れない。
[ 我ながら、戯言にしか聞こえない返答だ。
" くちづけ " は、儀式。
愛だ、恋だとはまた別の────。
確かに此の世界から抜け出せば、
記憶が残っているかは定かではない。
それでも────
頬に触れた指先が、抱きしめた両の腕が、
重ね合わせた唇が。
ここで得た幸せを───君を、憶えている。]
あの橋を渡ると、言うか。
ならば……俺は消え失せるとしよう。
………達者でな。
[ 共に歩む事も、見送る事もせず。
くるりと背を向ければ ひとり歩き出す。
痛いほどに感じているのだ。
これ以上は" 幸せ "でなく
" 未練 " となると。 ]**
消え失せるのは あんたじゃなく
案外、あたしのほうかも、しれんに?
[ 彼の来た場所と、己が来た場所
そしてこれから赴く場所
同一であるという保証もないのだから
ともに歩くことを求めはしない
束の間、共に歩くことができたこと
それだけで十分だと、足元を彩る七色に草履を乗せる
形ばかり作った笑顔は、彼に届いたかどうか
やがて、後ろへと風が流れる気配を感じ]
――――良い歳を
[ これからの一年だけではなく
これからもずっと、重ねるように
願いながら瞼を閉じれば
風の音に弟妹達の声が混じり始め]
―――戻ってきた、だねぇ
[ 先程までかぶっていた綿帽子も今はない
階下にいるのであろう弟妹達が、何やら騒いでいる
その声に耳だけを傾けながら、ゆっくりと伸びを一つ]
夢じゃないなら
忘れんで いい、よねぇ
[ 答えを求めるように、猫面を弾く**]
ジンジャーの神様むすひが口にす。
「まことよき哉」
善哉也。
片手に持つは、盃にて。
盃反せば、雫が垂れる。
神酒は白く、やがて泡立ち流れ、川から河へ、大河へ江へ。
蛇のようにうねりくねり流れをうんだ。
流れ行く河からは、八百万の生物が飛び立ち、山々、平野がうまれゆく。
[ ──────── ──── ─── ──
夢を みていた
何の夢だったか ── 覚えてはいない
ぼんやりとだけ 思い浮かぶのは
コロコロと それはそれは
ひだまりのような 笑み
最後に それが弱々しく感じられた
それだけ
──────── ──── ─── ── ]
何だったのだろうな……
[ むくり、顔を上げれば 呟きをひとつ。
どうやら、炬燵で
そのまま眠ってしまった様だった。
よろよろ、と炬燵から抜け出し
立ち上がろうと片膝をついたところで
──── 違和を感じた。 ]
[ " 違和 "の正体を探ろうと、
ズボンのポケットに手を突っ込めば───
手に触れたのは、紙切れ。
首を傾げながら紙を取り出し、見やる。 ]
[ 空を見上げれば 七色が掛かっていた。
きらり、きらり と。
眩い色彩に向けて、声を投げる。 ]
最後に、言いそびれたな。
──── 願っている。
君の一年が、良き年となりますよう。
[ さて、立ち上がれば小腹が空いた。
偶には、誰ぞ誘いをいれて共に喰らおうか。
─── きっと" 楽しい "だろうから。]**
[神様がくれたお年玉。
どこか、儚げな香りのする和紙。
それを小さく小さく折りたたんで、
小さな小さな袋へ込めて。
漂う香り。
それは、人にはほとんど分からないほどの、
かすかな香り。
道標。]
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