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死喰い人 ダート に 8人が投票した。
信徒 レティーシア に 1人が投票した。
死喰い人 ダート は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、信徒 レティーシア が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、魔王 ケテル、エンフェルケスーカの渡り人 ナジ、召喚獣 チャペ、戦士 アルシェス、魔剣士 フリッツ、竜の子 ダリア、悪魔の司教 リリ・リリト の 7 名。
── 遠景/森・蔓植物の群生地(ダート) ──
ダート。
[男の問いに答えたのは何故か。
やはり理解できぬまま。
魔剣士を取り込むべく最後の力を振り絞った**]
― 魔王城・工房 ―
[工房でのやりとりが終わった頃だったろうか。
ふと聞こえてきた言葉に"ナジ"は首を傾げた。
あの者の言葉は中途半端であった]
指輪をどうしろと言うのだ……
["ナジ"は肩を竦めると魔王がまだそこに居れば首を垂れ、
今からまた出る旨を伝えただろう。
"エンフェルケスーカ"への入り口は再び開かれる。
彼の世界が此の世界に寄り添うように存在する限り、
何時か誰の手でも開くことができるようになるかもしれない。
それもまた遠い未来の話だろうか。
その時は"平和"となっているだろうか。
"ナジ"はやはり声に釈然としないものを感じながら、
世界を渡る*]
― 森 蔓植物の群生地 ―
["ナジ"が再びその場に現れた時、
ダートとフリッツの戦いはどうなっていただろうか。
ダートがどの様な姿であっても"ナジ"は動じることなく屍の中へと足を踏み入れる。
まるでフリッツなど居ないように目当ての物を探し、
ダートが放り投げた指輪を見つければそれを手に取った]
こんな指輪がどうしたのだ
[そのまま何もなければ革袋に指輪を入れ、
そこで漸く周囲へと視線を向けた*]
[死喰い人が男を理解できなかったように。
男もまた、死喰い人を理解できなかった。
なりふり構わず力を求めた先に、彼が望んだ世界。
其れはどうしても魅力的には思えなかった。
それとも、まだその先に見果てぬ理想があったのか。
男を突き動かしているのは、
本能のレベルで刻まれた呪いの力だ。
だが、相手は自分の意思で力を欲したのだ。
其の所為で沢山のものが壊された。奪われた。汚された。
尽きぬ憎悪の果てに、掠めたのは欠片ほどの憐れみ。
…そして、興味と、羨望だった]
―森 蔓植物の群生地―
[死喰い人は、使い魔を呼ぶ声を止めるべきではなかった。
消耗した男は不意の一撃を、まず避けられなかっただろう。
涙を流したのは、決して動揺を誘うためではなかったが]
ダート。
[名を呼ぶ声は、低く冷たい。
揺らいでいた男の精神が、魔に傾いて落ち着きを取り戻す。
相手からの抵抗の強まりを感じたが、もう、遅い。
ゆっくり、ゆっくりと。
死喰い人は自身の身体の制御を失っていくだろう。
指先(屍に食い千切られていない指、になるが)から順に、
石のように重く動かなくなっていく。
男の右手は彼の頬へ触れたまま。
その魔力を、精神を、侵食し喰らい尽くしていく]
[あれ程執着していた"力"を全て奪い去った上で、
男はまだ死喰い人を殺さない。
今のダートはきっと、雑多な人間と変らぬ力しかない。
しかも身体の自由は完全に失っている。
一方、相手を組み敷く男は、
死喰い人の力を取り込んだことで更に魔力を増している。
漆黒の侵食は更に進み、
顔面では左目の周囲に僅か肌色が残るのみ。
死喰い人の頬を撫でた後、男は顔を寄せて耳元で囁く]
…………簡単には、死なせねーよ?
[その後、相手の耳に齧りついて食い千切った]
[男は立ち上がると、地面に相手の肉片を吐き出す。
それから、ちら、と背後を振り返り]
御前ら、適当にやっちまって良いぞ。
[軽薄な笑みを浮かべながら声を掛けたのは、
蠢く数多の屍たちに。これらは全て、
魔物を恨む人間の情念を具現化させたものだった。
その精神は既に別の場所にあるのかもしれないが。
それは男の与り知らぬこと。
屍たちは死喰い人へ群がっていく。
先程の様に、殺意を持った攻撃は行われない。
既に無力な相手に其れは必要ない。
ただ、弄ぶために。恐怖を与えて愉しむために。
苦悶する惨めな姿を見て悦に浸るために。
屍たちはダートを傷つけ、犯すだろう]
[男は死喰い人と屍たちをそのまま放置して、
まずは土に埋まっていた自分の剣を手に取り収めた。
次に、指輪が投げられた辺りへと足を向ける。
既に動くことすら叶わない程損傷した屍の奥、
光る其れを見つけ出し、拾い上げた]
………………??
[確かに普通の指輪ではないようだが。
しかし、特別な何かがあるようには――――…]
なあ、これ、結局なんだったんだ?
[そこで漸く、死喰い人の方へ首を傾げて問うてみる。
相手は応えなかっただろう。
そもそも、意味がある言語は多分もう喋れないし]
[しかし、先程と違うのは、ゆらり、巨大な枝が降りて、枝に繁る葉が目隠しの様に、暫し女神とアルシェスが語らう間、ダリアとチャペを遮った事だろう。
さらさらと、葉擦れが鳴る。
その音は、夢幻を思わせ、心に安らぎのみを齎してゆく。]
あなたは、希望が欲しいと望んでいますね。
それは、どのような希望ですか?
[女神はアルシェスの前髪を、手の甲で分けるように撫でて問う。甘い林檎の様な、否、…濃厚で陶酔しそうな香りがしている。]
[女神はアルシェスの唇に触れる様に口接ける。
甘く陶然した心地…強い酒精を煽った様な前後不覚感を一瞬覚えるかもしれない。
前髪を払った右手が、アルシェスの首後ろの骨から背骨の上を下方へなぞり尾骨辺りから、左の太腿をなぞり、体の芯の上をなぞり、右の太腿の上に置かれた。
女神の手がなぞってゆく間、骨の…髄から熱が生まれ、甘美な痺れが止めどなく溢れ、体の芯は萎えた侭で熱い滴りを気付かぬ侭吐き出してもおかしく無い程だったか。
それは、人と女神というものの差に寄るものかもしれない。]
教えて下さい。
[女神の甘い香りが言葉を促す。*]
― 神樹 ―
[枝が降りてきた。
アルシェスと女神は何を話しているのだろう。
分からないが、今はとにかく待つしかない。]
――――……あの、
[少女は同じように待っているであろうチャペを見た。
飄々としていた彼女が見せた、感情を爆発させたような姿。
あの時に見た表情は、もうそこにはない。
――彼女とアイン達の出会いや旅路を、少女は詳しくは知らない。
ただ、]
……チャペさん
アルシェスさんのこと、お好きなんですね
[そんな感想を口にした。*]
[視界を遮るように降りてきた神樹。
その中で女神がアルシェスに何をするつもりか。不安が無かった訳ではない。それでも、手の届かない範囲であることを、本能で悟った。
今できることは、じっと待つことだ。]
好き、か。
[確かにアルシェスの事は嫌いではない。けれども、好きな相手を傷つけようとは思わないだろう。
それに、猫の好きな相手はもう決まっている。]
ちょっと違うかな。
アルちゃんは好きなんじゃなくて、うーんそうだね。大事なひと、なんだよ。
["好き"と"大事"。一見すると違いのない2つの言葉。
けれども好きってのは、きっと逆らうことのできない、感情すらも超えた感覚なんだろう。]
ダリアちゃんとアイスちゃんと似たような関係なのかもね。
それともアイスちゃんのこと、好き?
[降りてきた小鳥たちが猫の肩に止まる。猫は笑った。]
― 神樹 ―
[女神>>11に招かれるまま近付けば、下がった枝が少年と女神を二人の仲間から遮る。
心地よい葉擦れの音のみが響く空間で、少年は女神と向き合った>>12]
それは……。
[女神が前髪を撫でるのを感じつつも、自分なりに考え、口を開いて軽く息を吸った時。
林檎に似た甘い香りが鼻腔をくすぐり、少年は動きを止めた。
そこにもたらされた口づけに、少年の思考はぐらりと揺らぐ。
酒を呑んだ時に似ているけれど、少年はそれほど強い酩酊を味わったことはなかった]
は……あ……?
[吐息は疑問形で、しかし甘美に震えてもいたか。
女神の手が太腿を撫でれば、寒さとも恐怖とも違う感覚で肌が粟立つ]
だ、……だめ、で、す……。
[呼吸を乱しながらも、少年は女神の手を押し止めようとするが、それは叶っただろうか。
全身に今まで感じたことのない、しかし決して不快ではない痺れが広がり、少年は思わず内腿を強く締めた。
じとりと汗が滲む、どころか汗とは異なる滑った感触すらあって、少年は顔を赤くする。
思考がとろけそうなこの状況で、女神は言葉を促した>>13]
ぼ、僕は……。
故郷や、大事な人をなくしても、まだ生きていようと……。
人々が、そう思えるような、希望が、ほ、しい……。
[アミーに立ち向かった時の決意を思い出すように、必死に言葉を絞り出す。
ただ戦い敵を倒すだけでは、滅びは止められないのだと、心の片隅に思った時のことを。
ただ、思考は掻き乱され、意味のある言葉になっていたかは自分でもわからない。
熱に溺れかけている自覚を持ちながら、少年は潤んだ瞳を女神へ向けた*]
― 神樹 ―
えっ
アイスのことは、好き、ですけど……
[目をまるくして、しばし考え込む。
少女にとって、誰かに対して持つことのできる感情はそう多くはなかった。それは未熟の証でもあり、まだそこまで深く誰かと関わったことがないとも言える。]
でも……、うん
好きというより
大事な人という方が、しっくりくる気がします
[チャペの肩に降りた小鳥が、朝の到来を告げるように短く鳴いた。
まるで大切な宝物を受け取ったように胸に手を置いて]
……そっか
『好き』だけじゃなくて、たくさん種類があるんですね
[束の間に流れる穏やかな時間の中、少女も表情を緩ませた。*]
── 神樹 ──
[それは極自然の口接けではあった。
そして通り抜ける電流の様な刺激は、体から熱を…或いは身体(しんたい)の伸びしろを…刺激するものであったかのよう。
アルシェスが女神の手を押し止めようとすれば、…それでもアルシェスの右太腿の上までは来て、手に押されるまま…右太腿をなぞるようにして離れる。ざわり、と身の喜びはあったか否か。]
この苦難の中でも、生きようと思える希望。
毒の地の中ですら生きようとする希望ですか。
人々……生きとし生けるものがですか?
[そっと女神は、問いを重ね両掌でアルシェスの頬を包む。
女神の深い色をした眼差しは、暖かく、慈愛に満ちていたろう。深く、深く、何処までも深く、…そして何処までも慈愛を垂らさんとするかのように。]
[女神は言葉を促すように、アルシェスの瞼の上に、ゆっくりと一つずつ口接けを落としていった。潤んだ眸の熱を癒すかのように。けれどそれは、再び蕩けてしまう様な、抑えきれないものが込み上げてしまうかもしれないけれど。*]
― 神樹 ―
[女神の手を押し止めようとする力は弱く、それは右の太腿までをなぞりきり、そして離れた。
身を通り抜ける刺激に身を震わせ、手が離れたならその名残を感じつつも小さく息を吐く]
毒……がもうどうにも出来ないなら、どこか別の地でもいい。
逃げてもいい、戦わなくてもいいけど……もし生きることすら諦めてしまったら、それが本当に滅びの時だと思うから。
[自分が何故戦っているのかと自問したように、何故生きるのかとと苦悩する者もいるだろう。
彼らに、まだ終わりではないと示したい。
――その具体的な方法は思いついている訳ではないが]
生きとし生けるもの、って……。
えっと、動物とかも?
[急に範囲が広くなったことに驚く。
どうしてそう問われたのかと考えるけれど]
かれらにも絶望があるのなら――生きるために希望が必要だというなら、それも。
[そう答え微笑んでいれば、両手で頬を包まれる。
女神の眼差しは深い慈愛のもので、しかしその口づけが少年にもたらすものは、純度の低い、欲と言うべき感情。
触れる唇そのものの温度は高くなくとも、少年の内には再び熱がこもる]
……ごめんなさい……。
[こうなるべきではないと理性では考える。
しかしもう抵抗の意志は起きず、ただ熱を逃がすような吐息を零した*]
[>>10フリッツが視線を受けると"ナジ"の紫色の外套の奥に潜む眼と視線が合っただろう]
どうか、したか?
私はこの地に住まう者だよ
[浴場に響くような声色で問いかける。
その紫は>>5:97虚空へと消える後ろ姿と類似していることが分かるだろうが、
その正体を隠すべく、現地民だと告げておく*]
── 神樹 ──
[女神は、アルシェス>>24へ間近で囁き陶然さを与える。]
命は輪廻のままに巡りくる。
それはどんな命でも。
[女神は、瞼を唇だけで食むような、或いは慰める様な動きをして、口接けを離した。
恐らく、アルシェスが口にする道>>23は苦難どころではなく、否、今や地ごと腐り腐敗する毒を前に諦めないなどと口にする者は、よほど前が見えていない者と言われても仕方なくはあったろう。]
この地は無事でしょう。
滅びのその時まで。
人が絶え、世界が滅びゆく時、
漸く魔王もここに手が届きます。
それまでは、この地が枯れることは無いでしょう。
[謝る事は無いと、女神はそっと微咲う。
低次の欲もまた人と、慈愛の眼差しで、その欲望を肯定した。アルシェスを底無しに赦すように。全ての抵抗を、理性を掻き消すように。]
あなたが否定しても、
人が否定しても、
私はあなたをこう呼びましょう。
[女神は、最後にアルシェスの額に長々と口接ける。
今度こそ蕩ける様な。アルシェスから、際限無く、とくとくと欲望が溢れ出しゆく、口接け。束の間、眩暈を覚える程の。
女神が口接けた部分は暫しの間、光纏っていたが、それも次第に薄れ、疼く様な熱だけが、発散しきれぬ熱のみが残るか。]
[夢心地の中で、女神の声がこう聞こえたろう。]
“勇者アルシェス”
[それは、新たな勇者の誕生を告げる声。
それと同時に、枝はあがり、女神の口接けを受けた勇者は、ダリアとチャペの前に現れる。
光の剣は、アルシェスの膝に何時の間にか平行に置かれ、そこに女神が手を触れていたか。]
― 森 蔓植物の群生地 ―
それは出来かねますねぇ
貴方のものという証拠も、なぁい
["ナジ"はくすりと笑うと、代わりとばかりに差し出された右手に赤い実を乗せた。
赤い実は口にすれば酸味が効いた甘さのある果実だ。
この大地で、今の世界では高価な品であろう]
代わりにそれを差し上げましょう
指輪一個と食料、十二分な対価でしょう?
[そうしてくすくすと笑い声を漏らしながら、
少しずつ距離を離していった*]
私ですか?
ここをもう少し進んだ場所にある毒沼
そこの渡し守でございますよ
ふふ、ダートとは仲間と言えば仲間ですねぇ
というよりはこの地の者は皆、魔の者
皆、仲間にございましょう
[くすり、くすり――
誤魔化すような言葉で偽りの設定を告げていく。
尤も、"ナジ"は魔の者ではないのではあるが
ダートとは同僚と言えば同僚。
完全に嘘ではない。
フリッツが動かぬのであればそのまま一定の距離を離れることだろう]
そう、そう――
魔王城にたどり着くには沼を渡った方が早うございますよ
貴方も勇者候補なのでしょう?
[そうして"ナジ"は華麗に一礼をした*]
[やがて枝は上がり、少年と女神の姿は仲間の二人へさらされるだろう。
少年は、額に残る熱に浮かされたまま、ぼうとその場に座り込んでいる。
その膝の上に乗せられた剣にも気付かぬまま*]
― 森 蔓植物の群生地 ―
私は特別ですので、何処にでも現れますよ
[>>38やんわりとエコー掛かった声で返す。
声色は揺れているが声は揺れてはいない。
見られていたとしても困るものではない。
何故なら"エンフェルケスーカ"へと渡れる者はいないのだから]
ふふ、罠と思うのでしたら迂回すると良いでしょう
渡れば良かったと後悔することになりますがね
この地に現れる人間は勇者候補だけですよ
普通の人間ならば本土でぬくぬくと魔王が倒されるのを待っている
そうではありませんか?
[肩を竦める姿に目を細めた*]
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