情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
菓子屋 アラザン に 6人が投票した。
跡取り ヨーム に 1人が投票した。
村の浮浪児 タクミ に 2人が投票した。
菓子屋 アラザン は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、詠み手 ポラリス が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、跡取り ヨーム、屋敷のメイド リーリ、食堂の手伝い フェネ、村の浮浪児 タクミ、流れ者 アーク、落第生 クラット、旅商人 アルカ の 7 名。
ぁ、ああっ……!
[ドサッと倒れた、アラザンだった「肉塊」に恐怖と混乱、怒りや憎しみから涙を流す。
優しい、人だった。主様の為にお菓子をたくさん買わせてくれて……いつも、優しかった。]
……っ。
[床に座り込んで、涙を静かに流す]
アラザンさん……。
俺、俺も…。アラザンさんのこと、好きだった。だから、だから…っ。
[その先は、言葉にならなくて。きっと救えると思っていた。マガイモノだろうと……その、希望が打ち砕かれたように見えて。]
……アラザン。
[口元を手で覆って、崩れ落ちた青年を見下ろした。
双眸に宿るのは、彼を悼むような色だ。
それ以上言葉を告げぬまま、目を瞑る。]
[まるで黙祷するような沈黙を終えて。
顔を上げ、探したのはアークの姿だ。
既に帰路についているのかもしれないけれど、そうじゃないのならいい加減に言っておかねばならない事がある。
ホールの中を見回した]
[崩れ落ちたアラザンを見やり、ポラリスの方へ向かう]
…すまなかった。
[謝る以外、できることなどない。彼女は許してくれただろうか…]
また、明日な。
[そう言葉をかけ、館を後にする]
[ふと視線を移した先で、目に映るのはポラリスへ謝罪するアークの様子。
そのまま館を去ってゆく彼を追いかけて、旅商人もホールを飛び出した]
アーク! ちょっと待って!
[彼に届くかどうかは不明だが、館を出た辺りで呼び止める]
いや、ちょっと聞いておきたいと思って。
[振り返る彼に小走りに駆け寄って、その様子を検分するような目を向けた。
腕組みする格好で、思案するよう間を挟む。
ややおいて、おもむろに口を開いた]
――ねぇ、アークがまがいものなの?
[投げる質問は直球だ。
ただし、本気でそう思っているわけではない事を示すよう、声音に微かに挑発の色が交じる]
[彼が何と答えるかは分からない。
返事がどうであれ、掛けたい言葉は変わらない]
もしそうじゃないって言うつもりなら、今日みたいな腑抜けた態度を取らない方がいいんじゃないの?
[冷めた声音で、そう言葉を叩きつける]
今日の君を見てたら、正直、殴りたい気分になったよ。
まるで、自分の事も周りの事も、どうでもいいと思ってるみたいだった。
今までで一番カンジ悪い。
[言葉を選ぶ配慮も捨てて、そう罵倒した。
真っ向から彼を睨み据える]
何があったのか知らないけれど、僕らがいい加減な事をしてたら、危険な立場に追い込まれるのはフェネちゃん達なんだよ。
君にとってはどうでもいいことかもしれないけれど、僕にとってはそうじゃない。
[フェネの名前を出したのは、彼も彼女を気にしていた素振りがあったからだ。
そこまで言ってから、ふいと顔を背けた]
このまま行けば、いずれ君が夢の社に閉じ込められる。
そうなりたくないんだったら、君が人間なら――、全力で抗えよ。
――そうじゃないと、僕は君を許さない。
[次こそ本気で殴ってやる。
言い捨てて、彼の隣をすり抜ける。
それっきり、振り返らずに帰路を行くのである]**
[>>5:157後ろに下がるよう、タクミに言われて]
はあい。
[と、返事をする。いち、にい、さん歩。後ろに下がる]
…そう。それで……そうなの。
それが、いま 私をゆがめている 黒い夢 なのね?
[アラザンが語る。黒い夢の真実を。>>5:162聞いて けらけらと笑う。]
このよのうらがえし。おもてとうら。ひかりとかげ。
黒い夢はぼくたちの影、なんだあ。まがいものには…ここが悪夢。
……あなたの黒い夢は……とても、苦しかったよ。
…残念。眠らせて、くれないんだね。
…………おやすみなさい。まがいものさん。
[アラザンだった身体を見下ろし。そう、言って、もう一度、笑った]
[……暫く、そうしていただろうか。片手で落ち着きなく、茨の飾りを触っていた。
考えていたのは黒い夢のこと。
自分の中に沸き起こる衝動のこと。
さびしさ。かなしさ。]
……ひめさまは さびしくて かなしくて ゆがんだの?
まっくらで、まっくらだから、こんなに、こんなに…
……。
まがいものって………なんなんだろう。
[それを目の当たりにしてもなお、わからなかった]
[どれほど、涙を流したろうか。涙を乱暴に拭き、ヨームの方に振り返った。]
……ヨーム…。
…夢の社に、アラザンさんの体を運ぶから。
ついてきて欲しいんだ。
…俺、分からないことがある……。
一つじゃない。沢山、沢山だ。今、それを、分からないままにしていたら…。
…きっと、後悔するんだ。
だから……色々、聞きたい。
聴かせて欲しいんだ。
[タクミが、泣き腫らした顔で、振り返る。自分の、方へ。]
……うん。 …わかった。
…わからないこと……ぼくも、いっぱいだけど…
でも。…うん。
おはなし、するよ。
たくさん。…ぼくがわかることなら。
[そう言って。一度、タクミの手をきゅっと握ると、アラザンだったその身体の傍に、かがみ込む。]
……ゆめのおやしろで おやすみなさい。
[そう、呟いた。]**
[アラザンさんの手を肩に回して、背負うように持ち上げる。その体はずっしりと重く、お菓子のように甘い匂いがした。]
俺……、ヨームのこと信じられるって瞬間は何度もあった。……でも、疑わしいなって思うことも何度もあった。
…それを見ないふりしてたこともあったな。
[いざ歩き出してみると、引きずらないようにと気をつけるとふらふらしてしまう。]
……アラザンさんが、黒い夢のことを語る前。
俺はヨームのことを信じられるんじゃないか、と思ってた。
信じたいでも、信じられるでもなく……。
…やっぱり、どこか半端だった。
信じ切れてもいなくて。疑えもしない。
…………。
[タクミはしばらく沈黙してヨームの言葉に耳を傾けながら、夢の社まで歩き、その扉を開いた。]
[中に眠る他の人と同じように、丁寧にアラザンさんを横たえる。
そしてアラザンさんのことを見ながら、喋った。]
俺……、アラザンさんのこと、信じてる。
アラザンさんの優しさは、紛い物なんかじゃなかった……。
俺は……。ヨームに、眠り姫様を通して黒い夢が流れていても。
ヨームはマガイモノではない、と……思う。
だから、アラザンさんは応えてくれたのだと信じてる。
分からないのは……。
……。
[夢の社から出て扉を閉め、ヨームのことをじっと見た。]
[アラザンが語る言葉聞き、倒れ行く彼を見つめている]
だからってな、はいそうですかって受け入れられねえんだよ。
[それだけ呟き、去りゆく人たちを見ながら、一言今日はおしまいだと呟き館を後にしようとする。
ちょうど入口のところで、アークとアルカのやり取りを耳にしながら、横を通り過ぎて帰路につくだろうか]
……何度も、何度も、考えたんだ。
ヨームのこと…。…たぶん、俺が一番見てたんじゃないかって思う。
今、は……ヨームのことを。
信じられる。そう、思ってる。……さっき、アラザンさんのことを言ったけれど。
それだけじゃ、ない。ヨームは、時々様子が変わる以外はとても人間らしいと思う。
…半端なままでは、絶望するのが恐くて聴けなかった。
俺は、ヨームを信じる。
ヨームは……マガイモノじゃ、無いと…。
ヨームは、ヨームであると。
信じて、良いのか?って。
俺は、ヨームを信じて良いのか…。
それが……、分からなかったんだ。
[自分自身に情けないな、と思いながら。
笑いかけてくれたヨームを見て、問うた。**]
[アラザンさんがまがいものだった。
彼の最期が脳裏に焼き付いて離れない。
まがいものを見た。その事実だけが頭の中をぐるぐる駆け巡る。
そのくせヒューゴ先生がいないんじゃ母さんも困るだろうだなんて、
そんなことを思いながら自宅へと帰っていくのだった]**
そっか。……うん。
…ごめん、時間かかった。
俺は、マガイモノじゃないよ。
…ずっと、ずっとヨームは信じてくれてたのにな。ヨーム…ありがとう。
[ヨームの手をとって、頷いた。]
ああ。一緒に帰ろう。
[タクミと手を繋いで、共に帰路につく。
こうして手を繋いでる間は、心細さや、さびしさや、黒い夢のことから遠ざかっていられる。]
…ありがと、タクミ。
…ねえ。……明日。……いっしょに、ポラリスせんせいのところ、いこ?
[その言葉に滲むのは少しの不安。消耗しているであろう彼女を気遣ってでもあったが、それ以上に。懸念があった。
別れ際。屋敷の入り口に歩く足を一旦止めて、振り返ると。タクミの頬に、小さく口づけをして。はにかむように笑うと]
……おやすみなさい。また、あしたね?
[そう言って、屋敷の中へとかけて行った。]**
ああ、そうだな。…見抜いた結果が気になるし、昨日の様子だとな。
[ヨームの不安が分かって、あえて不安なことは口にせず。そうして、いつも通りに別れようとして]
じゃあ、――
[惚けた顔が、真っ赤になる頃に。
…既にもう、ヨームの姿は見えなかったけれど。]
あした…。
[と、ようやく続きを言えたのだった。]**
―朝―
[心なしか、今日は昨日よりも頭が重たくない。
まがいものをひとり、封じたためだろうか。]
あと、ふたり。
[そうつぶやくと。約束のために、タクミの小屋へと向かう。もしかしたら、その途中でばったりと会ったかも知れないし、他の誰かに会ったかも知れない]**
――翌朝。
[少しだけ眠るのが遅くて、少しだけ起きるのが早かった。
軽くお菓子でお腹を満たす。昨日全部は食べきれなかったので、少し残っていた。
いつも通りに身を洗い、替えの服にする。そしてすれ違わないよう、分かるようにしておく。ベンさんに教わった、小石を使った暗号みたいなもので。]
ん……。
じゃあ、行くか。
[と、いつも通りを気取っていたがいざ遠くにヨームが見えると、いつもと変わらないはずなのにいつもと違って見えて。
なぜか影に隠れて林檎飴みたいになりながら、深呼吸。]
……よし、いつも通り。
―ポラリスの家―
[一昨日、ポラリスと一緒に紅茶を飲み、クッキーを飲んだ家の前に立つ。小さい手で、こんこん、とノック。
…返事はない。
タクミの顔を見る。もう一度。こんこん。]
……タクミ……
[その顔は、不安で少し哀しげになっていたかもしれない。…どうすればいいのかわからず。タクミの反応を待つ*ばかり*]
[1]
[2]
[3]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新