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国防神父 ギルバート に 1人が投票した。
魔砲師 カルロ に 8人が投票した。
魔砲師 カルロ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、国防神父 ギルバート が無残な姿で発見された。
浮いてる何か は立ち去りました。
現在の生存者は、謎の少女 メイアル、爆裂正義団 ドンファン、道具屋 真アニュエラ、青薔薇の幻影、花の子 グラジオラス、ジャスティス急便 カンナギ、諜報員 シャルロット の 7 名。
―アニュエラの道具屋―
[アンクルとドンファンが2人で大きな音を立てて何かをしていた事を話すのに乗って>>5:150]
そういえばそうだったな、その後ドンファンだけが店内に戻って来た。爺さんはそのまま戻らなかった、のか。
…あの後一度でも戻って来ていたならばアリアや天井のアレがなにか言う筈だしな。
ドンファンの事だから探しに出たならばすぐに足取りは掴めるのではないか?また、こちらは花が植わっている場所であるならば花達に聞けば大まかな位置は把握出来るしな。
[と、両手を耳に当てて声を聞く仕草をしている。
必要であれば花達の声を聞いてドンファンの大体の位置を確認するだろうし、必要でなければ2人の意見に従い行動するだろう**]
では、コピペ怪人に加えて、ドン君の情報も集めるわ。
そっちなら、丁度良い人材がいるわ。
[携帯を取り出し]
こんにちは。ゲルト教会ジンロウ町支部ね。
ギルバート神父の番号を教えて頂戴。
あたしは道具屋のアニュエラよ。彼とは懇意にしているの。
ねえ、どうしても今必要なのよ。
[少し声をかすれさせて囁き、電話ごしに相手を揺さぶる]
[しばしして]
ありがと。今度ミサに行くわね。その時はアナタに会いたいわ。
[と、果たす気もない、罪な約束をして、通話を切る。すぐに入手したギルバートの番号にかけた]
ギル君。あたしよ?
もっとアナタの話を、聞いていたら良かったわね。アナタが正しいということが、やっと分かったの。
ドン君のこととかよ。今、彼の情報を集めているの。
何か分かることがあったら、教えてくれない?
……そう。彼は異端ヒーローなの。
え?魔王と取引?でも、その内容ははっきり言わずに……ますます怪しいわね。
ありがと、ギル君。アナタは本当に頼りになる人ね。
あたしの番号登録しておいて。またお話しましょ。
[甘い声を相手の耳に注いで、通話を切った]
[神父からの、彼の信仰や意見が大多数入った情報を二人に伝えた。
そしてついでに、彼女が見た、ドンファンの戦い方やその強さも]
……でも、彼がおばあちゃまを消したとは、思いにくいわね。そういう、策謀を巡らせられるタイプに思えないし。
あくまで、重要参考人程度に考えるのが無難かしら。
むしろ、コピペやその黒幕と戦うことになった時に、役に立つ仲間になってくれるかもしれないわ。
[カルロからの封筒が、ヒーローのアニュエラにと届いたのはそんな時]
カル君からだわ。
銃……。ユー君が貰ったのと同じタイプのものかしら。
[そのものとまでは、まだ気づかずに]
ヒーロー協会第11支部ね。
もしかしたら、この機械と合わせれば、次元転送装置として、使えるかもしれないわ。
でも、今お店を離れる訳には……。
アナタたち、行ってみてくれない?
[諜報員とはいえ、悪側のシャルに、無茶な提案をしてみた]
もしくは、あたしが行ってる間に、ナギ君やドン君が来たら、対応してくれるかしら?
[首傾げ]
―喫茶まろん《中立亭》……の中。―
カンナギさん。
起きて?
[床に正座。ぺしぺし、とスプーンでカンナギのおでこを叩く。
その様は、さながら木魚を叩く僧侶かな。]
……今日は魔王様のテレビ、やっていないのね。
[ぽつり、と。
*06シングルヒット*印の░█▓▒薬!とか、((ハムスター人間))が宣伝しているCMを見て。]
―回想・中立亭の外―
本来ならばこの力は使うべきではないのですが、ユーリ殿の頼みとあれば喜んで引き受けましょうぞ。
俺の力が必要であればいつでも駆けつけますぞ!
[>>137少女からの頼みを力強く引き受ける。 その時、懐から「デーンデーンデーン♪ デデデ デデデ デーンデーンデーン♪」と暴れん坊な将軍様が白馬に乗ってきそうな音楽が鳴り出した]
おっと、失礼。
[...はこの着信を 1(4) 【1:通話する 2:留守電にする 3:そもそも携帯電話の使い方が分からない 4:勢い余って握りつぶす】]
―回想中・アニュエラとの電話―
もしもし、ドンファンだが・・・アニュ殿?
[電話相手はアニュエラであるようだ]
いかがいたした―――何に困っておいでか?
TECAR・・・コピーとペーストですか・・・生憎と存じませぬが。
分かりました、何か掴めたらアニュ殿に連絡致しましょう。
お任せくだされ、それでは。
[特に何も情報を持ってないので素直に何か分かれば追って連絡をすると約束をして通話を切る。 不思議そうな顔をしてこちらを見上げてくるユーリに対して]
ん・・・どうしましたかな?
これ? あぁ、これは携帯電話というものでして―――
[何故か携帯電話の説明をする事になった]
―現在―
あぁ、ユーリ殿少しお待ちくだされ。
これだけは話しておきたいと思いますので。
[>>8 先に店内へと戻る少女を呼びとめると不思議そうな表情でこちらを振り返る。 表情を改め真剣な眼差しで語りだす]
俺が持つ次元に干渉する力は、制御が不十分とは話しましたな。
これは言葉通りの意味で、一度次元を開くとどこまでその影響が出てしまうか分からぬのです。 大きすぎるこの力は対象が大質量であれば細かい制御を行わずとも相応の力を流し込めば次元の向こう側に送る事が可能なのですが、これが人相手となると・・・周りをどの程度まで巻き込んでしまうか分かりませぬ。
ユーリ殿への協力は惜しみませぬが、これが危険な力である・・・という事だけは理解していてくだされ。
これも俺の力が未熟故、申し訳ありませぬ。
[説明を終えると、頭を下げて詫びる]
[ユーリが店内へと戻るのを見送りつつ、...はアンクルと共に稽古を行った訓練場へと向かった。 この時点ではアンクルが既に光に呑まれて消えてしまった事をまだ知らない。]
考えても分からぬな・・・ならば、体を動かすのみ!
―訓練場―
次元の力とは一朝一夕で操れるものではないっ・・・が、鍛錬を積む事で制御に近付く事はできるはず!
この町に漂う不穏な気配・・・人が消えるという奇怪な事件・・・異端、勇者、聖女・・・全ての答えが出る時は近いはずっ!
その時に俺がやるべき事を見極めるために、今は精進いたそう!
ハアァァァッ・・・ドリャァァァ!!
[打ち込み用の木偶に拳を連続で突き入れる。 その打撃音は中立亭の内部まで聞こえるだろうか。]
―20(60)分後―
ハァァァ・・・よしっ。
最後に仕上げに入るとするか!
[全力で木偶を叩き続けるも息切れを起こしていない。このタフさが日々の積み重ねであり、強さの秘訣ともなっているのだろう。]
[構えを改め闘気を体の内へと静めていく]
我は器・・・我は大地・・・我は天・・・我は世界。
心を澄まし世界と一体となる―――これぞ、明鏡止水。
ハアアアァァァァァァァ・・・・・・フンッ!!!
[体内へと溜め込んだ闘気を一気に放出する。 その輝きは黄金となり全身をオーラのように包み込んでいる。]
[その頃、用済みになってメイアルに捨てられた、コピーは1(5)、ペーストは1(5)……]
(1:[プロフェッサー JJ]のアジトの近くにいた。
2:喫茶まろんまでもう少しの所にいた。
3:第11支部に助けを求めていた。
4:<諜報員 シャルロット>の配下になる決意をしていた。
5:力尽きていた。)
[迸る黄金の闘気を立ち上らせ、両手には更に強烈な光を集める。それに呼応するかのように大地が震え出す。]
[光を両の掌で押しつぶすように凝縮]
[全身から発する黄金のオーラが最大限に膨張し]
オオオオオオォォォォォォォォォォォォッッッ!!!
正悪不敗が最終奥義ッ・・・・・・っぐぅ!?
[膨張したオーラが弾け、黄金の光が霧散する]
はぁ・・・はぁ・・・やはり、まだ・・・未熟・・・!
至らぬ・・・な、魔王殿店主殿にはまだまだ届かぬようだ。
[地面に大の字に倒れこみ激しく呼吸を繰り返し、自らの力を未熟と評するも、その表情は爽やかな笑顔であった]
へぅあ。
[スプーンでぺしぺしとたたかれること2回目。うっすらと、その目が開いた。
寝覚めの気分はきっと*08半吉*]
[眠りが浅かったのか、寝起きの気分は、悪くない。意識を失う前の状況を思えば奇跡のよう。
うっすらと目を開けば、そこにはユーリがいて]
ぁー…ゆぅー…?
ごめん…ごめんね…いま…起きるから…
[言いつつ口から漏れるのは半分寝言。それでもなんとか起き上がって。立ち上がろうとして。
+チョキ+ぐー:そのまま二度寝。ユーリのほうに倒れこんだ。 ちょき:寝ぼけた勢いでユーリに抱きついた。 ぱー:きっちり覚醒。起こしてくれたお礼を言った]
――きゃ、……
[寝ぼけた眼で抱きつかれ、つい短く悲鳴をあげてしまった。]
……むぅ。
寝ぼけてるなっ?
[スプーンの持ち手の方で、こつん、とカンナギの頭を刺し。
口は尖らせるが、嫌そうではない。
そして、くすり、と笑んで]
起きて?
[そのほっぺたを……
+グー+がチョキならつねり、パーなら軽く口づける。グーなら殴る。]
[寝ぼけた勢いで崩れるようにぽふんとユーリに抱きついて]
……起きるから…だから…
おはよーの…
[むにゃむにゃと。寝ぼけて意味を成さない言葉が続いて。
22秒後。
意識覚醒]
………ごめん。
なしで。
[自分の言動とか、しでかしたこととか、いろいろ。昔のユーリ思い出したりとか今のユーリの状況とかいろいろ重なって。
恥ずかしすぎた。
顔が熱くなってるのがはっきり分かるけど。これはきっと寝る前に食べたカレーという名の地獄のせい。きっとそう]
…ゆー。
さすがにグーパンは痛かっ…あの…ゴメンナサイ。
[きっちり目が覚めて。ほっぺたにくっきり残ったグーパン痕に、目に涙が浮かぶけど。文句なんて言えない。言えるわけない。
こーゆーときのゆーは、わりと容赦ない。それはもう。笑顔でフライパンが振り下ろせるくらいに]
…ン?
[ばつ悪く目をそらして。そらせた先で。携帯電話が、自己主張するようにちかちか光っていた]
…ごめん、ちょっと待ってね?
[留守番電話を知らせる表示に、一言断りを入れて。
…別に、気恥ずかしかったり気まずかったりいろいろを誤魔化したかったわけじゃ、ないんですよ?]
…生かして捕獲…かぁ…
[留守電に残されたメッセージに。少々顔をしかめる。所属と名前だけではちょっと手がかりが少ないし…それに、アニーの言い方も、なにかひっかるものが、あったし]
…もしもしあにゅー?
その、さっき電話あった怪人だけど。
見た目とかなんか分かる?
うん…うん…
[聞いてみれば、対になるようなモノリス型。…その姿には。見覚えがあった。いつかのTV局の、地下で]
はいかしこまりました。
ちょっと時間かかるかもなんだけど、先にパーツの方だけでも…
…そこをなんとか。
どっちかだけでも!!
ん。うん。じゃあ、そっちで。
…それとあにゅー?
[拝み倒して、なんとか後部座席だけでも先に譲ってくれるよう話はついただろうか。最後に。]
ウチで取り扱ってんのはジャスティスだけだから。誘拐とか拷問部屋連れ込みの手伝いだったら、やんないからね?
[釘を刺しとくのも忘れない。電話を切って]
さってと、仕事入っちゃったけど…。
…あれ?そういえば。ゆー、今日の魔王さんは?
[TVの時間は見逃したけど。ユーリなら何か察知しているだろうと。聞いてみても、首を横に振られただろうか]
―回想:教会にて―
こんばんは、神父さん。
良い夜ね。
[教会とは全くと言っていいほど、似つかわしくない血糊の付いた包帯を纏う白の少女。それでも彼女は笑みさえ見せて]
何の用かって?
つれないなあ。
[からかわれていると思ったのだろうか、彼が挨拶のみに留めて教会の業務があるからと戻ろうとした所に声をかけた]
「N計画」、聞いた事ぐらいあるのでしょう?
[その言葉を聞いて露骨に顔色を変えた神父であったが、時すでに遅し。メイアルの操る影の一撃がギルバートの体を拘束していた]
ふふ、貴方にはまだ何もしないわ。
ひとまず眠りなさい。
[拘束されたギルバートの耳元で囁くように呪文を紡ぐ。必死の抵抗もむなしく、崩れ落ちるように彼は床に倒れ]
[無言で教会の女神像を眺めた。そして指を鳴らすと、火炎弾が教会の女神像や十字架を次々と破壊していき。教会に避難していた者たちは、ある者は恐怖を浮かべ。またある者はメイアルに掴みかかろうとして護衛の者たちに取り押さえられた]
分かったでしょう?
教会に助けなど求めたって、無駄だって事が。
救いの神など、ありはしないのよ。
[そう宣言して、それでも尚抵抗しようとする者を1人、黒剣で貫いた。]
貴方達に対する本当の救済をあげる。
……もう疲れたでしょう?
[そう宣言すると、教会は炎に包まれていった。メイアルとその配下は気がつくとその場所からは姿を消し。ギルバートの姿も連れ去られたのか、見えなくなっていたが]
─お花見空間─
[光に包まれた後の慣れない浮遊感
『嗚呼、トチっちゃったなあ』なんて自嘲の笑みを浮かべながら
暫くすれば、其処は、桜色に染まる大地…の、中空]
──わわわわっ!?
《魔法使 ──
[《言葉》を紡ぐも間に合わず、見事に地面に落ちれば
痛みに顔を顰めるも…暫くの後、その場の光景に目を奪われただろう]
[其処は、桜色に包まれた、宴会場の様で
到る所に花見客と思わしき一般市民や、ヒーロー、怪人の姿が]
…出店まである。
───此処が、異次元?
[少し前にジンロウ町では季節が過ぎてしまった、そんな光景に目を奪われながら
少し歩を進めれば、{初代魔法少女 トメ子}の顔を見つけられたろうか]
/*
お疲れ様お疲れ様!
寝ちゃってたけど、フラグは無事に回収されてて何より!w
魔王さんは峠は越えたみたいですけど、ホントに無理しないで下さいね、健康してっ!
…………あ。
[カンナギの頬と、グーにした手とを、交互に見つめ。]
ご、ごめんなさい。
なぜかつい、手が出てしまって……
……魔王、ですか。
今日は、お留守みたいです。
[世界への異変も特にないようだ。
+裏+が表ならば何か予感を覚えたが、裏なら前にもお休みの日はあったため、別段気にはならなかった。]**
―???―
[ジンロウ町には、この日。地震・落雷・隕石と次から次へと天変地異が起こっていた。また、以前はわざわざTV局で宣言したり。ビルの屋上に上って魔法を使っていた謎の少女やニュースで事件を予告する魔王の存在も無く。魔王城も完全なステルス状態なのか、ヒーロー達でさえも探知できない状態だった]
[アニュエラの道具屋にて、あれこれと話し合っていると、カルロからの手紙が届いたらしい。>>4]
ヒ、ヒーロー協会ですか。
[手紙を預かって、アニュエラの遣いの者と名乗れば、話は通じるだろう。
その程度ならば決して難しい事では無いのだが、行き先にちょいと問題がある。
恐らくこちらの顔は知られていないので問題は無いはずなのだが…。]
[しかし、この際所属は関係ない。普段の任務でも、本拠地に誰かがいて自分が外を走り回る方が動きやすい。]
わかりました。ヒーロー協会第11支部ですね。
そのお手紙を持って、「アニュエラさんの遣いで来ました」と言えば大丈夫だと思うので行ってきますよ。
なぜかつい…かぁ…
ん。いいよ、気にしないで。
[覚えてるにしても、覚えてないにしても。それはそれでちょっと懐かしく、嬉しい。…痛かったけど。
笑って。ユーリ>>27の頭をなでて]
そっか。
まぁ…たまにはこーゆー日でもないとねぇ。
[これといった予感を感じた様子もないユーリに。ちょっと安心して。頷いて]
ンじゃあおねーさん…アリアさん?
お会計ー…
[魔王が動いていないなら、と。心置きなくアニーの依頼に取り掛かろうと、店を出掛かって。そこで始めて、マスターの行方が分からないことを知る]
…まぁ。あのおっちゃんならだいじょうぶだよ。きっと。
[と、呟いたのは、励まし半分、確信半分。あのおっちゃんがどこかにいなくなったとして。その先でどうにかなるなんて、想像もつかなかったし]
ってかゆー、何も食べてないの?
…ごめん。
おねーさん、鯖味噌サンド、包んでもらえる?
[そも、ユーリの分を食べてしまったのは自分なんだし。注文して。包みをユーリに手渡してさっきまで轟音が響いてた、店の裏手に回る]
ドンファンくん、どっか出かけるなら、行く前に連絡してくれる?
やりあって分かったけど。君ちょっとまだ危なっかしいから。
[…まぁ。戦闘力、という点で言えば、自分よりもはるかに安定した強さはありそうなんだけど。
っていうのは、言わない。理由は何であれ、行動を起こす前に一報ほしかったのは紛れもない事実だったのだし。
店の裏手で大の字に転がるドンファンに>>17。ひょいと名刺を投げ渡して]
ンじゃあ、ゆー。行くよ?
[一声かけて。アニーの店を目指して、走り出した]
[その、道すがら]
…何あれ。
[見えたのは、立ち上る黒煙>>26]
ゆー、ちゃんとつかまっててよ!
[それまでも、191(9)km/hほどの速度は出てたんだけど。一声かけると、ジャス天号のペダルにかける力が、ぐいっと増して。6(10)倍速で、煙の上がる現場へと突っ走る]
…ゆー、消火お願い!
[ユーリを現場に下ろして頼みつつ。火の手の上がる教会に、飛び込んで。まだ息のある人たちを、次々運び出す]
――――ッ!
…お願いだから、ちょっと黙って!舌噛むよ!
[叫んだのは、恐慌を起こして口々に叫ぶ信徒の声が、どうしても耳を突いたから。自分の事を、聖ヒーローと呼ぶのはいい。神父さんにもそのように答えたんだし。ただ、この状況を引き起こした相手に叫ぶ怨嗟の声は。罪人だ。と。罰せられよ。と。口々に叫ぶ声が。どうしても神経を苛立たせる]
…これで全部…かな。
[中には、火の手が上がる前に何かによって貫かれていたのか、すでに事切れている人もいて。それでもなんとか、救い出せる人を教会の外へと連れ出して。
消火と、連れ出した人の治療に当たってくれていただろうユーリと顔を見合わせ、ため息をつく]
…おつかれさま。
なんかやなこと、聞いたりしなかった?
[と。ユーリを抱き寄せるようにしながら、聞く。それは、たぶん、信徒が口にした『いやな言葉』を聞かされただろうユーリのためでも、あったけど。
半ばは、それを聞いて不安になった自分のため。それでようやく、落ち着けた]
…神父さんは、いなかった。
襲ってきたって人も、もういなかった。
[たぶん既に、事は終わっていたのだろう。特徴を聞けば、手を下した人物には、心当たりがあった]
[さて、作戦タイム。(本人には悪の組織という自覚はほとんど無いが)ヒーロー協会は自分達の組織とは決して仲がよろしく無い。
しかしながら、今の状況はそんな事にこだわっている場合ではない。
そこで考えた方法は…2(3)]
1.「細かいことは気にせず正面突破なのです。」
2.「変装していけばきっと問題ないでしょう。」
3.「一緒について行くから、おねーさんに前面に出てもらえないかな…」
…あのおねーさんもいよいよほっとけない…かな。
っていっても。いまはまだ。手がかりもないし。
…行こ。ゆー。
[苦い顔で、その場を後にする]
(赤い薔薇…ね)
[怪人を探し、街中を走り回る胸中にあったのは、そのこと。熱心な信徒が持ち出してきた電文を、聖ヒーローだからと渡された、その一文]
[やがて走り回る街中で、見覚えのある怪人…コピー&ペーストの姿を見つけたのは、それから1分もたったころだっただろうか]
『酷い女だったねペースト』
『ええ、オマケに人使いまで荒いなんて最低よねコピー』
『でも逆らったら…』
『それは言わない約束よコピー』
『そうだったね。さぁ、さっさと例のアレを見つけ出してこんなとこおさらばしようペースト』
『ええそうしましょうコピー』
でもそうは行かないんだよお二人さん。
[声をかけて。それ以上なにを言う暇も与えず、二人の首根っこひっ捕まえて、一気に加速する。43(60)秒もすれば、アニーの道具屋についただろうか]
はいまいどー。
受取証にサインと…あと、約束は守ってね?あにゅー。
[届けた先で、告げて]
さ、それはそれとして。パーツ見せて。パー…ツ…
[ころっと機嫌をよくして、期待に輝く瞳でアニーに目を向ける。けれど]
タイミングわるっ
[おりしも起こる、地震に落雷、隕石と言った災害群。歯噛みしている暇も、あればこそ]
ごめんあにゅー、またあとで!
ゆー、行くよ!
[一声かけて。いつかこの店で買った耐熱軍手を取り出し、確かめるようにその手にはめて。次々と迫る危機へと向かい、町の中へと駆け出した**]
もちろんよ。嘘なんてついたら、商売人の名前に傷がつくじゃない。
[出て行くカンナギに、笑顔で手を振った。
が、その姿が見えなくなると、お店の扉にCLOSEの看板をかけ]
[目が笑っていない壮絶な笑顔を、満身創痍のコピ&ペに向けた]
さて。
商売人のアニュエラは今は閉店中よ。
悪女のアニュエラと、楽しいお喋りをしましょうか。
美味しいおやつと、暖かい紅茶もあるのよ。
[拷問も監禁もしない]
[ただちょっと、とてもお喋りしたくなるお薬を飲んでもらうだけ]
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