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焼けるように照りつける日差し。
アスファルトの陽炎。
抜けるような青空。
白い入道雲。
きらきらと宝石を秘めた海。
裏山の秘密基地。
蝉時雨。
…恋と呼ぶには幼すぎる憧れ。
公立甘瓜小学校の校長・橘藤十郎は、子供のころ、とてもやんちゃ坊主でした。
日が暮れてくたくたになるまで外で走り回り、大人には理解できない、たくさんの宝物を持っていました。
そんな小さな藤十郎には、ある夢がありました。
「無人島に、自分だけの秘密基地を作る!」
そんな他愛のない夢は、半世紀を経て、現実となります。
甘瓜小学校は田舎にあるので、まだまだ自然はふんだんにあります。
でもやっぱり少しずつ、塾だの習い事だのといった時代の流れに取り込まれ、子供たちが自然に触れる機会は減ってしまいました。
それを哀しく思った藤十郎は、自分の夢の場所に、子供たちを招待しようと思いました。
さあ、臨海学校の始まりです。
やじうまがやってきたよ!(宇田川 みよ子)
【海に面した公民館】
[忙しく立ち回る、大柄な人影がひとつ。]
久しぶりにここも賑やかになるわねぇ。
ちゃんと掃除をして、部屋の空気を入れ替えて、布団を干して…。
[楽しげに鼻歌まじりで、*用意をしている。*]
村の設定が変更されました。
桜野 久美子 がやってきたよ。
【学校の近くにある、小さなスーパー】
どれがいいかなあ?
チョコレートは溶けちゃうから、だめだよね。
プチスターラーメンと、ポリッツと、ピッピーラムネと……。
300円超えちゃう?
あ、ハートパイの小さいのがある!
ポリッツやめて、こっちにしようかな?
臨海学校の近くにもお店があるって、校長先生言ってたけど、どんなの売ってるんだろ?
[迷いながら、*おやつ選び*]
藤本 如月 がやってきたよ。
【甘瓜地区の信如寺(しんにょじ)にて】
えっと……
「冷凍庫にカレーとスープ。冷蔵庫に煮物と漬物。
ご飯も一回分ずつ小分けで冷凍してあります。
野菜もちゃんと食べること!
夏だから、残りものはすぐ冷蔵庫に!」
うーん、これで大丈夫かなぁ…
おーい、父さん!
食事についてのメモは、冷蔵庫に貼っておくからね!
あとは、洗濯に、アイロンがけに、お堂の掃除もしておかないとな……
[留守にする間のために *家事をしている*]
柿田 博 がやってきたよ。
【自宅】
[分厚い問題集と日程表を見比べている]
算数はここまで。国語はここまで、と。
結構進むなぁ。おいていかれなきゃいいけど。
[小さく溜息をつきながら、ぱたりと問題集を閉じた。
その表紙には、学習塾の名前が書かれている]
ま、適当に時間見付けてやるしかないな。
[旅行用かばんに問題集を*しまい込んだ*]
紫藤 健二 がやってきたよ。
【自宅前】
解ってるって、母ちゃん。
ちゃんと休みが終わるまでには宿題終わらせるから。
行ってくるぜ。
[勉強しろとの母親の小言を背中に背負い
颯爽と自転車に跨ると、逃げるように家を出た。
降り注ぐ夏の日差しの下
サドルから腰を浮かせて、家の前の坂を上がって行く。
ポケットの中に詰め込まれた銀色の硬貨が3枚
ペダルを漕ぐ度に*音を立てた*]
長峰 小百合 がやってきたよ。
【自宅】
[読みかけの本に栞を挟みました。
さっきからページは全然進んでいませんでしたが。]
臨海学校…
たまには外で遊んでいらっしゃいってお母さんに言われたけど…
私、みんなと楽しく遊べるかな。
学校のみんなと夜も一緒だなんて初めてだな…
幼稚園のお泊り会も、風邪をひいて参加できなかったし…
[色々と不安はありますが、まずは出発の支度を整えることにしました。]
ええと…持っていく物は着る物と、歯ブラシに歯磨き粉、シャンプーやリンスもあった方がいいかな…
おやつや浴衣もなんだ。浴衣はこないだおばあちゃんからもらったし…
お金も少し持って行かないと…
[しおりを見ながら、必要な荷物を作り始めます。]
杉田 桃子 がやってきたよ。
【自宅の自室】
お勉強の道具はこっち。着替えはこっち。
おやつはこっちに仕舞って、トランプとUNOとそれからそれから…んんっ?
あれ?かばんが閉まらないよ。
お、おかあさーーーん!
[しまらなくなったかばんに困り、母親の元へ走っていった。**]
【自宅 → 学校近くのスーパー】
えっと…買わなきゃいけないものは…
[メモを片手に、売り場をうろうろしています。]
おやつ…おやつかあ…
自分で買うの初めて…何を買えば良いんだろう…
みんなで食べられるようなのがいいかな…みんな何が好きなんだろう…
樫村 雛 がやってきたよ。
【自宅】
おばあちゃん、できた?
…わあ、すてき。
[そっと障子を開けると和室の中に身を滑り込ませ、縫い物をする祖母に向かい合わせて座り込むと、できたよと広げられた浴衣に嬉しそうに声を上げて、身体を合わせてみる。
子供向けにしては落ち着いた、紺地に淡い露草の柄。
少しはオトナっぽく見せてくれるだろうか?]
下駄、巾着、帯、髪飾り。
ちゃんとそろったね。
[こまごまとした小物を畳の目地に沿って並べて、ひとしきりうっとりと眺めた後]
そうだ、おやつを買いにいってくるね。
おばあちゃん、浴衣ありがとう。
[立ち上がり、小さな財布の三百円を確認すると、玄関を出た]
【自宅 → 学校近くのスーパー】
[むぎわら帽子をかぶり小さな買い物かごを手に持って、のどかなあぜ道をてくてくと歩きながらのんびりとスーパーへと向かう。一応近道なのだけど、あちこち道草をするから舗装道路を歩くよりも時間がかかることが多かった]
もうすっかり、ピーピーまめなくなっちゃったなぁ。
夏だもんね。
[ちょっと残念そうに。でも気を取り直し、むぎわら帽子越しにまぶしそうに空を見上げて入道雲の形に思いを馳せる。
やがてスーパーについて自動ドアをくぐると…]
…っくしゅん。さむ…。クーラー、どうしても慣れないなぁ…。
[ひとつ、くしゃみ。きょろきょろと店内を見て、見知った顔が無いか探してみた]
【信如寺境内から続く、長い石階段の途中】
[真夏の昼間の太陽の熱さと蝉たちの大合唱に閉口しながら、竹箒で階段の掃き掃除をしている]
おやつは、うちにあるのを持っていこうっと……檀家さんからいただいたクッキーとか、小さなフルーツゼリーとか、おかきの詰め合わせとか、色々あるし。
ちょっと反則かなぁ……? ま、いいや。みんなでおやつにできるし。
あっ!
[石段の前の坂をさぁっと駆け抜けていった自転車に気付き、急いで駆け下りると、その後姿に向かって叫んだ]
けんじ! けーんーじー!!
終わってない宿題あったら臨海学校に持って来いよー! 今年は31日の駆け込みは勘弁だからなーっ!
はあ、聞こえたかな……
夜、健二のお母さんに電話しておいたほうがいいかも。
[必要な準備について考えをめぐらせながら、また掃除に戻ります]
越川 宏樹 がやってきたよ。
【自宅】
[縁側にて、あぐらをかいて黙々と手を動かしている。
作っているのは木でできた飛行機の模型。作りながら時折高く持ち上げて、空を飛ぶ様子を空想する。この模型は飛ぶことはないのだけれど。]
「宏樹、明日の臨海学校の準備はいいのかい?」
[台所から声をかけられる。声の主は亡き母に代わって彼を育てている祖母だった。]
――ん。
[居間の片隅を指差す。そこには必要最小限の着替えなどが詰め込まれたリュックサックが。
はいはい、と祖母がエプロンで手を拭いて居間へと戻る。中身を確認すると、ボロボロすぎるタオルを別のものと取替えるついでに、戸棚から財布を出した]
「おやつはいいのかい?」
[声をかけられても、作業をしている飛行機からは目を離さず小さく答える。]
いい。
「せっかくの臨海学校なんだから…。食べなかったらお友達にあげるなりしなさい。はい、お小遣いあげるからスーパーで買っておいで。」
……。
[硬貨を一つ握らされてしまうと、小さく頷いてスーパーへと歩いて行った。
祖母はその姿を見送ると、縁側に残された模型の飛行機の出来に目を細めた。]
【学校近くのスーパー、日用雑貨売り場】
歯磨き粉…歯磨き粉…
[棚に置いてあったものをひとつ手に取りました。]
…これは、ダメ。にがい…
[別のにしようかと思いましたが、もう手に取ってしまったものを棚に戻すのもためらわれます。]
…これに、しよう。
お父さんは、これが好きだって言ってた…
臨海学校には下の学年の子も来るし…あんまり子供っぽいのは…恥ずかしい…
[買い物かごに歯磨き粉を入れました。
後は懸案のお菓子を選ぶだけです。]
一ノ瀬 裕二 がやってきたよ。
【家の近くの路地】
つーかまえたっ。
[網を振りかぶって木に
それからくるんと巻いて手元に持ってくる
中のセミをわしづかみ]
せーみさんせーみさん。なんでセミさんはじーじー鳴くの?何ですぐ死んじゃうの?
[セミがぱたぱた羽を動かして暴れだす
力を弱めた隙に飛んでいってしまった]
あ。
またねー。
[手を振って網を担いで歩き出す]
そうだ。臨海学校の準備しなきゃー。
[家の小屋にぽいと網を捨てて
縁側から離れに上がりこむ]
んーと。着替えとなんだっけ。浴衣。
しおりと。おやつかぁ。
[タンスをあさって
ずるずると浴衣を引き出し、丸めてカバンにぽい
それから母屋に行って台所の財布をあさる
りんかいがっこうはっぴゃくえん ゆーじ
と書き留め]
はみがきはみがき。後は何かな。
うん、これでいっか。おやつ買ってこよー。
【自宅→スーパーのお菓子売り場】
[右手に硬貨を握り締めたまま、スーパーに入るとクーラーの冷気に少し身を硬くした。野菜売り場や乾物売り場などうろうろ迷ってから、ようやくお菓子売り場を見つけ出す。
幼い頃から家が貧乏なことを感じ取っているため、おやつをねだったことがない。おやつはたまに祖母が買ってきてくれるお菓子を食べるか、山の木の実を齧る程度でいつも済ませていた。]
……。
[そのためこういう行事の度に、何を選んだらいいか分からなくなる。
とりあえず、いつも祖母が買ってくれるラムネとどんどん焼きを手に取ったものの、まだ金額分には足りない。
残りの金額分を何に使うかじっと悩んでいた。
学校の誰かが来たら、そいつと被らないものでも買おうかと思いつつ。]
よーぐとかっぷと。びっくりーまんと。ちょこぼーぼーで。あとはうんまいぼう。これで100円かなあ。
はい、おばちゃん。
[少し歩いた先の雑貨屋兼駄菓子屋で買い物をして]
あと200円。そうだ。あのマシュマロっぽいとろっとしたケーキみたいなの。なんだっけ。箱に六個くらい入ってる奴。そっか、スーパーなんだー。じゃあ行って来るね。おばちゃんありがとー。
[手を振ってスーパーへと走っていった]
【学校近くのスーパー、お菓子売り場】
[お菓子売り場を覗いてみたら、おや?見慣れた子が…]
(あれは、越川君…どうしよう。話しかけていいのかな?
なんだか真剣にお菓子を選んでるみたい…
じゃましないように、あいさつだけ…)
こ、こんにちは…
[ペコリとお辞儀をして、急いで自分もお菓子を選ぶフリ]
(プチスターラーメン…コンソメ味…おいしい…
でもこれ、袋が小さいから、みんなで分けられないかも…)
[いっそ、ぶら下がっている5つくらいの袋、まとめて買っちゃう?
でも、そんなにいらないって言われたらどうしようと悩みます。]
【自宅→スーパーの前】
お母さんからお小遣い貰っちゃった。
おやつは何を買おうかな♪
みんなで食べられるものを一つと、桃子の好きなお菓子、交換用のお菓子の三種類は鉄板よね。
[自動扉が開くと中へ入りました。]
う…すずしい!
こ、これが文明の利器かあああ!!?
[桃子は自動扉のところでいきなり奇声を上げます。でもそれはいつもの事なのか、「また桃子ちゃんが独り言を言ってるわね」と、周りのみんなから温かい眼差しで迎えられました。]
[桃子はお菓子売り場に行きました。お菓子売り場に着くと、座り込んでどのお菓子が良いかうんうんうなっています。
桃子はお菓子が大好きです。だからお菓子売り場に来ると、お菓子以外のものに気付けません。
お友達がいたような気もするのですが、あまり気にせずお菓子を手にとって、なにを買うか悩んでいます。]
ん〜…
[小百合はポテトチップスに手を伸ばしました。]
(コンソメパンチ味…パンチ…パンチ?
コンソメで良いのかな…それとものり塩味?)
[その時、ふと、隣の袋を見て、思わず息を呑みます。]
(からいのだ…からいのがある…これ、おいしい…
お母さんは買ってきてくれない…食べたい…)
[小百合はカラマッチョの袋とにらめっこを始めました。
これにしたいけれど、みんなはからいの大丈夫かな…]
【スーパーのお菓子売り場】
[しばらく悩んでいると、よく見るツインテールの髪形の子がお菓子売り場に入ってきた。]
(長峰…だったか。)
……こんにちは。
[か細い声で挨拶されると、ぼそりと挨拶を返し小さく頭を下げた。
そのまま一度目を離してお菓子を選ぶ。ガムやキャベツ次郎など、どれも2つずつ手に取っていた。
もう一度長峰に目をやると、プチスターラーメンに釘付けになっている姿が目に入る。
ぶら下がっているのと小さいのを交互に見て悩んでいるようだった。]
…………。
うまいのか、それ。
[小百合が悩んでいる横で、桃子はさっとカラマッチョを手にしました。桃子は辛いお菓子も大好きなのです。]
カラカラカラカラカラマッチョ!♪
それ買わないなら桃子が買うからちょうだい……って小百合ちゃんじゃない。
小百合ちゃんも明日のおやつ買いに来たの?
[悩んでいると、今度は杉田の姿も目に入った。
杉田は挨拶もせずに、お菓子を食いつくように見ているようだ。
(……変わり者、だよな。相変わらず)
挨拶しようか少し迷ったが、どう声をかけていいか分からず、そのままお菓子を選ぶ作業に戻った。]
[同時に越川君と桃子先輩から声をかけられて、びっくり]
あ…え、えと……う………
[プチスターラーメンにカラマッチョ…あぶらっこいものばっかり見ていたことがバレた!]
…み、みんなおやつ買いに来たんです、ね…
こ、こういうの、ひとつくらいあった方がいいかな、って…
[桃子は視線を感じました。普段は色んな意味で鈍い桃子ですが、時折鋭かったりするのです。
桃子はお菓子を選んでいる越川くんに気付きました。]
あ、越川君じゃない。声掛けてよ、もー!
そのお菓子はね、あまり美味しくないし、量も少ないから買わないほうが良いよ。
こっちのヨーグルッペは30円でビンいっぱいにヨーグルッペが入ってて、お得なの。あと麦チョコもいっぱい入ってるからいいの。
(どどどどどどどどうしよう…どれを買えばいいんだろう…
桃子先輩はカラマッチョ、越川君はキャベツ次郎…
じゃあ私はやっぱりプチスター…でも、もっと違うのを買うべき?
チョコレートとかアメの方が…女の子っぽいかな…
……………
でも、桃子先輩はカラマッチョ…堂々としてる先輩が眩しい…)
(ヨーグルッペ…ヨーグルトは知ってるけど、グルッペ?)
(それより、チョコ入りのお菓子なんだ…じゃ、じゃあ私は…
揚げ物とチョコは2人が買いそうだから…アメ?)
[小百合はサクラドロップの缶を手に取りました。
色んな味のアメが入っていて、これならみんなで食べられそう。]
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