情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[ 森田の報告に、さっと表情を曇らせる。 ]
売人はソラリスシンドロームを持っていない……。
ではこの事件はまだ……終わりさえ見えていないということですね。
ただ、とっかかりは残っている。
あの三谷という少年……。
早急に彼を調べなければ。
僕は三谷くんのオーヴァード判定に行ってきます。
<ペトリコール>の「従業員」を1人、連絡要員に借りていくから、僕は大丈夫。
彼がソラリスなら詳しい話を聞かないといけない。
逆に、ノイマンピュアあたりだったら、協力してもらえるかもしれない。
かえって問題なのは、彼が一般人だった時だね。
そうしたら、話は振り出しに戻ってしまう。
今からこの町に潜む真犯人を捜すとしたら、それこそ手遅れになってしまうかもしれない。
皆は、この最悪の場合に備えて、更に情報収集を行ってくれる?
いや、せめて一人くらいは護衛役連れてった方が良いと
思うんスけど。
大体そのどれもに何一つ確証が無いんじゃあ……。
[心配です、と最後までは言い切りませんでした。
途中で気付いたんですね、それは班さんを信用しない
言葉になってしまう事だと。]
〜〜〜……一番無難な線である事を祈ってますよ、俺。
[だから、もしもの時は逃げてだとか関節キメろだとか
言いたくはありましたが、最終的には大人しく
見送る事にしました。]
わかりました……。
[いつものように人好きのする笑顔を
浮かべる彼の姿が雲のようにふわりとしてて。
その背を見送ったら、もう二度と逢えないような、
そんな気がしてしまう。]
斑さん――気をつけて、
帰って来て下さい。
[<ペトリコール>の「従業員」だってついてるんだ、
大丈夫、大丈夫だと己の心に言い聞かせて。
気付けばそんな言葉を口にして。
可能ならば立去る彼の背を、見えなくなるまで
見送っただろう。*]
[皆の話をひたすら黙って聞いていた。
色々思うことはあるが、今は口に出さない。]
斑さん、気をつけてくださいね。
[いろんな感情は、笑顔で隠して、斑さんを見送った。]
― 放課後の帰り道 ―
こんばんは。
三谷くんですね。
僕は、紫來くんの所属する「探偵事務所」のスタッフです。
今日は、事後サポートで来ました。
今、ちょっとお時間あります?
その後、体調の悪化などありませんか?
[ 学生に挨拶して、アタッシュケースを開く。 ]
こんばんは。
紫來くんの?
へえ、事後サポートなんてあるんですね。
[ 興味深そうに近づく。紫來の名前を出したということは、彼もUGN関係者だろう。
ぎりぎりまで嘘をつかないで、核心だけを伏せるのが彼らのやり方のようだ。
誠実というか、無防備というか……。 ]
大丈夫ですよ。
ええ、その日のうちは掴まれた首が痛かったけど、今は特に問題ないです。
それは良かった。
[ 今のところ、三谷はちゃんと受け答えが出来ている。
これまで見てきたジャームは、もはや言葉すら失ったものばかりだった。
橘やコラーダの考えすぎか、あるいは……単純に在野のオーヴァードという可能性も。 ]
それじゃあ、ちょっと診断させて貰います。
――<ワーディング>
[ 手を差し出しつつ、ワーディングを展開した。 ]
[ 少年の体は……かくりと力を失い、こちらの腕の中に崩れ落ちてくる。 ]
ごめんね。
[ それを抱き留めて、壁に背を向けて座らせる。
今のところ、一般人の反応として違和感はない。
アタッシュケースから引き出した電極を、少年の手首に保護テープで貼り付け、ノートパソコンを立ち上げる。
サングラス型のレネゲイドチェッカーより手間はかかるが、ワーディングを発動したオーヴァードではなくても判定できる。 ]
さて……と。
思い過ごしだといいんだ、け、ど……???
[ バキバキと嫌な音にバッと振り向く。
三谷の手に掴まれた「従業員」が、苦悶の表情を浮かべながら全身を変形させ、ジャーム化するところだった。 ]
[ 三谷が振り返り、光の反射しない真っ黒な目でニコリと笑う。
次の瞬間、至近距離に三谷の笑顔が迫り、のけぞった襟首がすさまじい力で掴まれる。 ]
……ぐっ?!?!
あはっ。
面白い玩具だね。それ。
それでどこまで分かるの?
<止まらずの舌><トランキリティ>
意思対決
4(10)+9(10)+8(10)+8(10)+5(10)+5(10)+6(10)+7(10)+5(10)+4(10)+6(10)
あはっ……強情だなあ。
でもいいよ。死ぬほど苦しくしたらお喋りしたくなるかもしれないし。どこまで頑張れるか、一緒に楽しもう。
……ああ、誤解しないで。俺は人間が好きだよ。
好きだから虐めたいし……好きだから殺したいんだ。
じゃ……とりあえず苦しんで死んで?
マイナー<毒の刃><猛毒の雫>
メジャー<錯覚の香り><絶対の恐怖><破滅の言霊><抗いがたき言葉><言葉の刃><コンセントレイト:ソラリス>
がはっ……!!
[ 全身に走る痛みにのたうち回る。皮膚は恐ろしいほど冷たいのに、内臓は燃えるように熱い。
苦しくて、苦しくて、血を吐いて、こんなことがいつまで続くのかと思った後、意識が暗くなって……。 ]
<リザレクト>
8(10)
[ 落ちた意識が引き戻される。
死……今、死んでいた。これが死ぬということか。
ぼたぼたと鼻血が落ちる。 ]
いや……だ。死にたくない……死に、たくな……。
マイナー<フォームチェンジ> 侵蝕率+2
[ アタッシュケースからボールペンをつかみ出す。
みしみしと変形するそれで盾を作り出そうとするが、三谷が軽く触れただけでボロボロと崩れた。 ]
[一応同い年だし、経験は自分ほど多くない。しかし、素直に斑さんを心配したり、支部に来た経緯などを聞いて、初々しさというか年相応な感情を素直にだせる紫來くんに心をうごかされる。
そんな紫來くんに
○憧憬/不安
で、ロイス取得した。]
あは……あはは!!
なんだもしかしてお前、戦えないの? オーヴァードのくせに?
弱いなあ……。不甲斐ないなあ。ゴミみたいだなぁ。
こんなにされて抵抗も出来ないなんて可哀想。
でもリザレクトくらいはあるんだね。オーヴァードを甚振るのは初めてだけど、頑丈で楽しいね。
ねえ、あと何回死んでくれる?
まだ行けるだろ? なあ、なあ?
そうだよ僕は……僕は戦えない。
それは、でも、それは。
エフェクトが使えない、って意味じゃない。
[ 涙と鼻血でボロボロの顔を上げる。歪んだ笑みの少年が見える。
これがジャームだと気づかなかったことは、一生の不覚だ。
処理班としても。皆の仲間としても。 ]
ただ、使ったら自滅だから、ただ、それだけで。
だから、
ロイス「支部長」をタイタス化して昇華、効果はクリティカル値-1
ロイス「支部の皆」をタイタス化して昇華、効果はクリティカル値-1
マイナー ジェネシフト
5(10)1(10)7(10)1(10)
……?!
[ ダメージもないようなパンチだった。鼻で笑って終わりみたいな。
でも、その瞬間、怒りで思考が沸騰した。
燃え上がるような憎悪が、憎悪が、憎悪が、すさまじいまでの憎悪がわき上がり、気づいた時には。 ]
メジャー
<錯覚の香り><絶対の恐怖><破滅の言霊><抗いがたき言葉><言葉の刃><コンセントレイト:ソラリス>+<キリングパフューム>
●必中・シナリオ一回限定
はあっ……はあっ……はあっ……。
[ ズタボロになって動かなくなった男の前で、息を整える。
最大のコンボを打ち込み、最強の毒を打ち込んで、やっと焼かれるような憎しみは去っていった。
その側まで近づき、その体をつま先で仰向かせた。
もう、息はしていない。 ]
……俺は人間を愛してる。
愛してるから虐めたい。
甚振って殺したい。
……初めてだよ。憎しみで人間を殺したのは。
面白かった。もっと遊びたかった。
残念だ。
[ 死体へくるりと背を向けて、男のアタッシュケースを探る。
やがて、IDカードを拾い上げた。 ]
……斑。斑良樹。
うん、覚えたよ。
たぶん、すぐ忘れるけど。
[ そして、中の端末を操作し、おそらく緊急救命コールであろうボタンを押す。 ]
じゃあね。さよなら、斑。*
― 路地 ―
[ 深い闇に沈んでいる。
どこかずっと上の方に、水面のようなゆらゆらする光が見える。
あそこに行けばきっと、目を覚ませられる。 ]
[ でも、でも、行きたくない。
だってあっちには怖い奴が居る。
痛いことされる。 ]
[ このままここに居たい。
だから耳を塞いで、胎児のように丸くなる。 ]
[ このままだと本当に死んでしまう。
取り返しのつかないことになる。
分かっているけれど、初めての「死」はそれほどに強烈で激しい苦痛を伴っていた。 ]
[ 怖いよ、いやだよ。
逃げたい。逃げたい……。 ]
― 支部 ―
[ <ヘルマウス>につけた香りをたどって、その建物へたどり着いた。
斑のIDカードを使用して中に入り込む。正規のカードなので、スムーズに侵入することが出来た。 ]
ふうん……。
なかなかちゃんとしてるんだね。
[ 監視カメラを見つける度に、腐食させて壊していく。
やがて到着したのは監禁室。 ]
お待たせ、<ヘルマウス>
なんだ、元気そうじゃない。
いい組織で良かったね。
俺だったら、捕虜なんて端からちょっとずつ切り落として拷問しちゃうけど。
[ あははと笑いながら、金属扉を溶かして、その部屋に踏み込んだ。 ]
てめえ! 遅いぞ!!
でもまあ来てくれたならいいや。
さあ、早くこの手錠を外してくれよ。
こいつがあるとなんか能力がうまく使えなくてよ。
[ キャンキャン叫ぶ<ヘルマウス>に、うんうんと頷きながら愛おしそうな視線を向ける。 ]
ちょっとうるさいから黙ってて。
[ そして一歩を進み、その口に右手を突っ込んだ。
目を白黒させる<ヘルマウス>に顔を近づけ、微笑む。 ]
お前、思ったより使えないからさ。
そろそろ別の遊びに使おうと思って。
[ その喉奥へ毒液をぶち込む。 ]
配達:今!! 大事な命のお届けッスよ!!
[最後に気合の一声と言いましょうか。
電子を下に向けて流し切った所で、足元に強い風が
発生し……男は弾かれたように空へ飛び出して行きました。]
あれぇ?
もう死んじゃったの?
お前、他愛ないね。斑はもうちょっと頑張ったよ?
[ 苦悶の声と涙を吐き散らしながら床に転がり、白目を剥いて泡を吹いた男の体は、やがてバキバキと音を立てて変形していく。 ]
あはっ。
あはははっ。
[1]
[2]
[3]
[4]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新