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ラッパー Yo-Hey(洋平) に 2人が投票した。
スナイパー ショウ に 2人が投票した。
ラッパー Yo-Hey(洋平) は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、ふわふわ アヤノ が無残な姿で発見された。
暗雲が去り、まぶしい光が降り注ぐ。――全ての人狼を退治したのだ!
『なるほど、このような結果になりましたか』
--データの解析を行います。
--接続を切らずにお待ちください。
--解析中--
残時間:約24時間
「……ひとまずはご苦労と述べておこうか。
解析結果が出るまでは自由に過ごすといい。
俺も俺に与えられた役目を最後まで全うするとしよう。」
「凱旋するにはまだ早いがな。」
男は周囲の状況を見て鼻で笑った。
「ルールに則って生きていきたいなら、止めはしない。
……引かれたレールの上はかくも生きやすいのだから。」
>>4
「サン☆キューだZE ショウ!
やっぱり味方なら頼もC けど敵だとおそろC
……え?なんて?
マッチョで濃ゆい系?」
--魂の解析が完了しました。
--これより、魂の記憶をロックを解除します。
そう、音声が告げた途端。
あなた達は、知ってしまう。理解してしまう。
この実験の本来の、互いの魂の正体を暴くことであるという目的を。
『今回の実験の結果。優れていたのは私が最初に準備した人形だったようですね。
十六夜……いえ、別の名前で呼ばれる方が好みですか?
貴方も、例に漏れず自分が何者であるか知ってしまったのでしょう?』
聞き慣れたアナウンスが響く。
男に何度も何度も語りかけ、対話をした声が。
彼女の正体はとうの昔に教えられていた。
けれど、それを隣人に語る事は男の役目ではなかった。
「…………っははは!
そうだ、そうだな。全部思い出したよ、自分が何だったのかも、全部!!」
男はさぞおかしそうにけたけたと笑う。
自分も決して操り手なんかじゃなかった。
けれど、舞台装置になんかなりたくなくて、最後の最後まで演じきれば救われると信じた”魂”の一人はただ笑うのだ。
とある男の話。
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男は売れない劇団員だった。
一定以上に整ったルックス、人を惹きつける声、そして毎日汗水垂らしてでも惜しまなかった努力。
それらは自分の上位互換が出てくれば、いとも容易く踏み潰される。
それを才能と呼ぶのか、運と呼ぶのか。
正しい名称なんてどうでもよかった。どんな理由があったって、ただ自分が負け犬になった事実は覆らないのだから。
男は売れない劇団員だった。
けれど、どうしても夢を叶えたかった。
自分が誰かを演じて、それに心動かされる人が欲しかった。
そんな、ちっぽけな願い。それだけだった。
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ある日、声がした。
肉体を他の魂に譲り渡し、その魂が俺の肉体を操って皆に最後まで正体を明かさずにいれるか。
そんな実験だと言われたのだ。
『貴方の記憶は肉体にある。だからきっと、その魂はその記憶を元に上手く演じてくれる事でしょう。
貴方の好きにして構いません。周囲にバレたとて、それもまた実験の結果の一つにしかすぎないのですから。』
平坦な声音が聞こえる。
きっと、そいつは俺の事なんか何とも思ってやしないのだろう。言葉の通り、実験にしかすぎないという事なんだ。
……けど、夢を諦める事は出来なかった。
俺は、俺の手で誰かが心動かされるのを、見たかったんだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
かくして男は手に取り、その身にはとある女の魂が入った。
女は、男の元になる記憶を辿り、演じきった。
そこに十六夜の意思はあったのだろうか?
真実は誰にも分からない。
けれど、売れない劇団員であった十六夜はただ晴れやかに笑っていた。
不気味な程に、笑っていた。
今は周りの目なんかどうでもいい。
ここには見えない快晴の空が彼の心の中には広がっているのだから。
「言ってしまえば、実験の目的は2つ。
私の呼び掛けに応えた魂達に、互いの魂を暴かせること。
もう1つは、私が捕まえた魂に私の模倣をさせてそれが暴かれるかどうか。
そのために、空の素体を6体用意してそれぞれの魂を封じ込めました。
そこから自分の魂を隠すための設定が生まれ…上手く身体に設定が馴染んでいたようで良かったです」
…いえ、あんまり状況は芳しくないみたいだけど♡
証拠は揃ってたのに何も考えずにいたアタシ達が悪いって事かしらネ?♡
十六夜ちゃんがアタシの言葉に、"理解しようとしないの間違いだろう"って言ってたのは♡
理解させたいならちゃんと一から説明しろって言いたかったケド♡まぁ、状況が状況ならそう言われても仕方がないってことなのかしら♡
>>18 からのうつわ
「褒めてくれてサンキュー……とか言ってる場合じゃないの、か、な」
「えーと……もうちょっと具体的?にプリーズしたいけど……なんかこの、え?
勝った2人はなんか分かったふう?」
>>トラ、アヤノ
「トラchanちょっと
コメントとっとと
出してよちゃっと
アヤノチャンはオレとしようチャット」
……つまり……今ここにいる僕は……エンリコではなく……他の誰かの魂……なんだね……?
僕は……その誰かに……作られた意識……
エンリコという人間は……存在しない……のか……
……考えたらわかる事だった…あの人の実験がまともに終わるわけがないんだ……集められた時点で……こうなることはわかっていた……漫然とゲームを進行して……ただただ他人の魂を暴く……それだけで終わるわけが……なかった……
[かり……かり……]
「実験にお付き合い頂いたお礼として、その器は差し上げます。
あ、魂ももちろん縛るつもりはありませんよ。頂いてもいいなら、次の使用方法を考えますけど」
[逞しい胸元に手を当てて軽くさすってみる。
瞼を閉じて心の中の声に耳を傾けてみる。
…けれど、何も聞こえないし何も感じない。いや、確かに感じるものはあるのだが、それをどうこうしたいという気持ちはない。
ただ、自分の中に別の誰かがいるという感覚は、こうして説明を聞いたとしてもあまり実感のわかないものだった。]
じゃぁ、この魂のおかげでアタシが生きてるってことなのね?♡いえ、これは生きてると言えるのかしら……?♡
とにかく、なんだかフクザツな気分だわ…♡
[はぁ、とため息を吐いてからのうつわを見る。
──いや、それが本当に空の器だったのか甚だ疑問だけれど──あの人の実験がそう簡単に終わることなんてないと理解していたはずなのに。
見事にしてやられた、なんて思ってしまう。自分にしか分からないセリフだって、よくよく考えればあったはずなのだが。]
私は、私じゃなくて・・・えっと・・・?
[あぁ、そういうことだったみたいだねアヤノ
折角上手く君が出来ているなと思っていたんだけれどざんねん]
でも、私のお母さんとお父さんとの幸せは、ちゃんとあって・・・?
[うんうん。そういうことにしたからね
君の中に幸せがしっかりあったって思えるなら、それはある事に違いはないんじゃあないですかね]
「えーーーーー何それ、オレの中に誰かいたの??
そりゃ、オレは全然わかんないから上手くやったって言われても……はっ、じゃあ、もしかしてオレが裏でテンパってたのもすべてその魂のせい……?
えーーー」
「………………もう韻踏まなくていいん?」
「えっと、待って。オレはちゃんと存在してるんだよね?
か、帰……帰って何しよう……
その、ちかとか言う魂と同居するわけじゃあないよ、ね」
「プライバシーがないのにも程があるデショ!!!十六夜クンにも心の中覗かれてたけど!!!」
>>34 からのうつわ
イ・ヤ・よ!♡
[心底イヤそうな顔をしながら首を横に振り、彼女の顔程はあろうかという大きな手を握りしめてみせた。]
いーい?♡勝手に持ち出そうとしたら許さないんだからねん?♡
アタシの拳が火を噴くわよ♡可愛い顔にキズを付けたくなかったらちゃんと許可をとってちょうだいね?♡
[わかった?♡と笑えば、握りしめていた拳を開いて、ヒラヒラと手を振る。
元より、暴力は好きではないし、そもそもそんな設定、あの中には書かれていなかった。だからこれは、ほんの冗談だ。…そんな冗談を言っている余裕があるのかどうかは別だけれど。]
…さ・て♡
これからどうするの?♡どうやったら帰れるのかしら?♡
それとも、まだ何かがあったりするの?♡
[怖いことはやめてねん♡と続けて、返事を待つ。]
かねてより古の作品にも、執筆者、作者が作中に登場するという事例はいくらでもある。
それは自身を作者であると公言しコミカルに作中に動くこともあれば、
反対に姿形を変え声も変え性別も変えありとあらゆる世界へ飛び回る存在だったりもする。
過去に滅びし孤島の学園にて放たれた魂たちも、別の世界にてまた別のものとなるべく、その作を秀逸にするべく奮闘していることだろう。
その魂が今の私を象っているかは不明だがな。
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