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本屋 アリアケ に 8人が投票した。
家庭教師 ハフリベ に 1人が投票した。
本屋 アリアケ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、男子寮手伝い カワモト が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、不動産屋 エセ、絵本作家 イノマタ、ドロップ クラタ、写真館店主 タニグチ、文房具屋 モリタ、家庭教師 ハフリベ、ピアニスト アマノ の 7 名。
「ついにコッチの人数の方が多くなってきたわね」
腕を組んで、新しく来た2人を苦笑いで見つめる。
「ま、今日は二人ともパートナーと再会出来たみたいで。積もる話もあるのかしら?」
「……アマノちゃん、心細いでしょうね。頑張って欲しいわ」
>>+5ナガサキリツ
「そっかぁ。僕の名前は、椎堂浅葱
改めてお疲れ様。ナガサキ君が。うううん。僕にとっては夢水で良いや。
夢水が頑張ってるの。みてたよぉ」
「ここでは。本当の名前を、思い出しちゃうみたいだねぇ」
コーヒーを飲み終わりお勘定を済ませた後、噴水広場へと向かおうとします。そこで、ミスアマノの声を聞きました。
アリアケサラガールは、白。つまり、白のルークか黒のポーン。……砕かれた人は、白のキングなのでしょう。
カワモトボーイとアリアケサラガール、お話してましたよね。盗み聞きは良くないと思ったのですが、聞こえてしまったものは仕方ありません、仕方ありませんとも。
彼女のお願い、“実行させないため”なら、黒の陣営は相当な悪趣味野郎です。誰かさんの彼氏を思い出して、思わず中指を立ててしまいます。
「ミスアマノ氏、ありがとうございました」
聞こえた声にお礼を返します。
さて、わたしも帰って寝ることとします。その前に、思い出しましたとも。コンビニで明日の朝ごはんが作れるようなものを買っておきましょう。
そうだ。
僕は、川本律なんかではなくて。
川本は。僕の憧れた、あの小さなヒーローの名前で。
なれなかった。逃げ出した、僕の名前。僕を捨てた、僕の名前。
「なんで………あ…せんぱ、っ…アンダーソン…っ」
どうしてか。自分の名前がとん、と自分の中に染み込んできて。
茫然としながら、そうして。
昨日ずっと、その影を追っていた、その声に気づいた。
「俺……直前まで、カワモトくんのことを守るつもりだったんです。きっと黒の陣営は、俺がアマノさんを守るって思ってただろうから。
俺だけじゃアマノさんを支えられる気がしないから、せめて今日だけでもカワモトくんにいてもらいたくて」
ライターが落ちていた。
ハフリベの100円ミニライター。
そのかわりに、さっきまでそこにいたはずのカワモトくんの姿はどこにもない。
「……俺、間違ってなかったですよね。……間違ってなかったですよね?」
ハフリベは、そっとライターを拾った。
>>+8カワモト
「うん。ここにいるよ。夢水
皆を助けようとしてて、偉かったねぇ」
夢水の声は、全部きちんと届いていた。
全部、全部
[嫌な予感ほど、存外よくあたるもので。
蹲ったまま、何かが壊れる音を聞いたのです。
それが、遠くからだったのか近くからだったのかはわかりませんでした。
力なく立ち上がって、ふらふらと目的のガラスケースの前まで行ったのです。
覗き込んで、その中で、壊れていたもの。]
…………………ぁ、
[小さな小さな声でした。震えるような声でした。
次第に唇が震えだして、カタカタと手が震えだして、息をすることが、難しくなって。
とめどなく溢れそうになる感情に、頭がついていかなくなって。]
──リツ、くん、
[漸く絞り出した言葉は、彼の名前でした。]
人生は選択の連続だ。──選択だが、その選択がままならなくなるのは、生きている人間が文脈に絡んでくるからだ。
この島は、驚くほど従順に、夜に飲み込まれていく。
ハフリベの足は噴水広場へと自然に動いて、やがて目的の場所に辿り着くと、台座の前で立ち止まった。
みんなのいのちは、透明なガラスで隔たれている。
まるでそれは、ハフリベたちのようだった。棄てられた人格たちは、魔女が作り出した島で隔たれている。
ハフリベは、アリアケサラがカワモトリツにした願い事を、水晶越しに知った。
彼女がここにいたら、ひょっとしたら嫌がられたかも知れない。ひょっとしたら、壊してくれるなら誰だって良かったかも知れない。
アリアケサラと書かれたプレート。折れた鉛筆に手を伸ばす。4Bの真新しい鉛筆だ。黒鉛と粘土でできた鉛筆の芯は、先端が粉々に砕けている。
ライターの石をこする音がかすかに響く。
小さな火はすぐに鉛筆に燃え移った。正しく彼女の心臓だけを燃やし、彼女の信仰だけを焼き尽くすのだ。
その時、はじめて。このゲームが始まってからはじめて、堪えきれずにぽろっと涙が出た。
>>+7>>+9 ナガオ
「椎堂…浅葱。…椎堂先輩、だったんですね。
……でも、そうですね。僕も先輩はナガオ先輩……いや、アンダーソン。
先輩のことアンダーソンって呼ぶの、ちょっと恥ずかしかったりしたんですけど……また、呼べて、よかっ……よかった、…っ」
自分がいま、どんな状態にあるのか。
ここがどこなのか。
どうして名前を思い出したのか。
何もかも、わからなかったけれど。
「やっぱり、僕には、アンダーソンみたいには出来なくて…、…っ…」
いまは、彼との再会を、ただ噛み締めることにした。
誰が居なくなろうとも、食堂〈イーハトーブ〉は営業をやめない。
私の存在理由はここにあるから。この手を止めてしまったら、私はいてもいなくても同じになってしまう。
全てに決着がつくその日まで、私は食事を作り続けるだろう。
それにしても、今日は何か忘れてるような……。
「……あ!ご飯送り届けるの忘れてた。
昨日のミネストローネ、ちょっと多めに届けたし大丈夫かな?」
誰もいない空間で、机を拭く手を止めた。
ついでにと言わんばかりに水晶へと手を置けば、今日いなくなった人が見える。
「カワモトくん……そうか。頑張ってたものね、ナガオくんと仲良く出来てればいいのだけど」
アリアケくんは可愛い子だった。食事も沢山作っていた事もあって、個人的には優しくしてあげたかった。だが、皆の意思に反してしまう気がして言葉には決して出てこない。表情にもそれは出ない。
それでも、明日こそはオムライスを作ろう。ミズタニくんが食べたいと言ってくれた、アリアケくんが好きだと言ってくれたオムライスを。
何だか寝付けなくて、オムライスの練習をし始める。草木も眠る丑三つ時はとうに過ぎたというのに、イーハトーブの明かりは消えることがなかった。
早朝の静かな島を散歩する。
一箇所に留まるのは苦痛ではなかったけど、多くの人が減ったからか落ち着きがなかった。
「……随分と減ったなあ、本当に」
レリック並ぶ広場に来て、一言。
命を可視化したそれに、流し目を向ける。悪趣味だと思うと同時に、残酷な程に合理的だとも思った。
この島に住まう意味を、己の罪をいつでもいつでも見返せるそれが、私は。
今日はやる事が多い。
いなくなった皆への料理を作って、今いる子達が考える事に集中出来るような料理を作ってあげたいから。
食堂へと戻れば、厨房の奥へと消える。
客が来るまでは、オムライスに使う野菜の皮むきでもしていよう。
気まぐれなヨダカにしては珍しく、朝一での開店だった。
[――それは、昨夜のこと。]
>>+5:56 マスジョウ
[優しい優しい彼の言葉に。胸が温かくなる反面、ちくりと痛みも走る。
冷たくされたらされたで嫌なくせに、優しくされた、それを与えられる資格が自分にあるのかな、なんて。そんなどうしようもない考えが浮かびかけて、ふるふると首を横に振った。]
ふふ、ママは、優しいねぇ。
[自業自得なのだ。そう思いながら、占いへと意識を向ける。
だがしかし。問われたものに対する答えは、持ってなくて。そうか、占うには何を占うべきかということを考えなければならないのか。]
……なんだろう?
[こてん、首を横に傾げる。うーん、うーん、と悩み続ける。]
思いつかない、なんだ、なんだ……
[そうしてきっと、時が過ぎた。連日の疲れがやはり溜まっていたのか。気が付いたら彼女は、悩みながら、うとうと。こてん、と寝落ちてしまうことだろう。]
>>+5:63 チヌ
[寝落ちる前。ハイテンションな声にびくっとして、彼を見る。
ど変態テロリストゲーム。その名称はなんだか、とっても嫌で。
むすう、と拗ねたように頬を膨らませる。]
そんなゲームに参加したんじゃないもん!
願いを叶えるゲームですう
[そのゲームが良いものだったのかと言われれば、決してそうだとは言えないけれど。
そんな言葉を自分に言う資格はないと、続けることはしなかった。]
>>+5:52 ナガオ
[白のクイーンの言葉は、いつも彼女の胸を刺す。
本当に。相反する存在なのだと、思わざるを得なかった。]
……選ぶ、か。
[ふと、テレビの方へと視線を向ける。見える島の光景に、目を細めて。]
ふふ、でも。
このゲームが始まらなきゃ。その選択肢すら、あなた達は考えることがなかったでしょう?
[にこり、笑う。選ぶ、という行為は。選択肢を認識してから行われるものだ。]
三日月猫は。その選択肢があるということすら、教えてはくれなかったでしょう?
[自分は、あの侵略者に願った。けれどもし、違う形で、この選択肢を知ることができたなら。
こんなにも心を痛めるゲームをしなければ済んだのかな。皆で一緒に帰ろうって、真っ直ぐ、伝えることができたのかな。
――考えたところで、もう遅いけれど。]
[うつらうつらと、眠気にあらがえなくなっていく中で。
仲間たちの声が、頭に響く。
大好きな、大好きな仲間の声。
皆、すごい。
あとちょっとだね。
明日は、辛い1日になるだろうけれど。
見守ってるから、ね。
そんな言葉を頭に浮かべながら、彼女は意識を手放した。]
「グッッッドモオオォォォォオオニンワーールド!!」
空元気である。徹夜明けのテンションは張り詰め、今にも弾け飛びそうなほどだった。
大量の荷物を担いだタニグチは噴水広場に来ていた。
「おっと、私としたことが。すみません、取り乱しました。【ハフリベくんは黒チームじゃない】。わかってはいたけどね。」
大荷物をおろし、広げていく。
「なんか眠れなくてね。作業に没頭していれば嫌なことを考えなくても済むんだ。まああれだ、明日提出のレポートを前に部屋の掃除をしたくなるのと一緒だよ。経験あるだろ?」
タニグチが取り出しているのは、写真。
膨大なアーカイブから選び出した島の人々の写真。このゲームが始まる前の、みんなが『ここにいた証明』。
「あの誘い受けが言ってる事が間違いなければ、この写真だって明日にはなくなってしまうかもしれない。だったらせめてみんながみんなを思い出せるうちに、心の印画紙に焼き付けておいて欲しいじゃないか。」
この一週間の写真も全て現像してあった。見る人の見たい写真が恐らくはそこにあるだろう。
「…『心の印画紙』のくだりはらしくないな。臭すぎた。」
パチリと目を覚ます。
朝起きて、自分のレリックが砕かれていたらと怯えることもなくなった。怖くない訳では無いが。
冷蔵庫には朝食と呼べるものは入ってなかった。
とりあえず、プリンでいいか。ヨダカの食堂へ行って、まともなものを食べよう。
スケッチブックと鉛筆、それにドロップの瓶を持って噴水広場へと向かう。
青い水晶には、アマノのアリアケが白であったことと、タニグチのハフリベが白であったことが録音されていた。そして、あたしは。
「おはよう。【エセさんは黒だったよ】」
>>5:+69 ナガオ
いつも元気な生徒とのやり取りのはずだった。
しかしそれは空元気のようにも見えて。
片手でぶにっとナガオの両頬を掴む。
「ああん?手ぇ抜いたのかぁ?」
男はいつも通りの口調で一つだけ質問を投げた。
今朝、砕かれていたのはカワモトのレリック。
なんというか、どこか違和感を感じる。ような。
「あ、エセさんを見た理由は、エセさん黒のキングは無いって思ってたからだよ。
アリアケさんがミズタニさんを見なかった理由って、なるべくミズタニさんが占い対象になるようにだったのかな、って。
それに、アマノさんの結果でタニグチさんが何なのかは、分かるだろうしさ。アリアケさん白なら黒、アリアケさん黒なら白。
でも、やっぱりカワモト君が襲われたのは変な気がする。例え、今日、信じてもらえなくてイノマタさんを砕くことになっても、アマノさんが生きてるし、バレるのに。
なんて言うんだろ…上手く行き過ぎてて、何か、変な気がする。とりあえず、ちょっと考えてみるね」
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆
この島に来た時、最初に覚えたのは"笑顔"を作ることだった。
凝り固まった表情筋を動かして、口の端を上げることをまず目標にした。
それがクリアできたら、次は目を細めること。半目じゃだめで、ちゃんと弓なりに細める必要があったから、これにはちょっと苦労したっけ。
次は、言葉遣いに気をつけた。
これはあまり頑張らなくてもなんとかなった。
ここでの一人称は、"ワタシ"。"アタシ"と切り離された"ワタシ"。
それだけ覚えてれば、あとは自分の素直な感想を口にすれば良いだけだったから。
その次は、その次は、って、少しずつワタシを形成していって。
あぁ、でもね。どうしたって。
涙だけは流せなかった。ほら、今も──
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆
[結果から言うと全然眠れなかったのでした。
ぼぉっとした頭が働かなくて、マリアは、しばらく布団の上で放心していました。
ピピピ、ピピピ、ピピピ、ピピッカチッ
目覚まし時計を止めて、漸く起き出します。
布団から出て、シャワーを浴びて、支度をしました。]
お腹すいた……なぁ。
[冷蔵庫を開けると、大量に買い込んだ食材達が並んでいました。いつぞやに買ったあれやこれや。重くて半分こして貰ったあの日。まるで今では、遠い過去のようです。
ぱたん、と冷蔵庫を閉めました。
料理を作る気になれませんでしたから。]
いってきます。
[静まり返った空間にそう言ってから、家を出たのでした。]
>>+16 ミズタニ
そんなゲームじゃないと言われ男は真剣に考える。
「願いを叶える代わりにレリックの壊し合いをゲームとして強制的にさせてんだろ?
ど変態テロリストゲームってあながち間違いじゃなくね?
ど変態なのはあのど変態テロリストだけかもしれねーけどな!ひゃはっ!
別に俺様はど変態テロリストゲームの参加者じゃねーからそれについて否定したりとやかく言う気はねーぜぇ!
あ、嘘、俺様の生徒巻き込んだのだけは激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームだわ!
つってもそれもタニタニのせいじゃねーしなぁ。
まぁ死んじまえば人間皆同じってな!
向こうをTVで眺めるしかできねーんだし気楽に行こうぜぇ!」
まるで世間話でもするように、いや、男にとっては世間話の延長のような感覚で笑い飛ばした。
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