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貴族 サラ に 1人が投票した。
手紙配達人 レーヴ に 1人が投票した。
捨て子 リリアーヌ に 1人が投票した。
地主の娘 セレナ に 9人が投票した。
地主の娘 セレナ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、薬師 ジュラム が無残な姿で発見された。
次の日の朝、人嫌い ダズリー が無残な姿で発見された。
照坊主の下駄が、どこからともなく 貴族 サラ の頭に飛んできました。
からんころ〜ん♪…明日は… 凍雨 かなぁ?
現在の生存者は、死病診 エルス、新聞屋見習い アイリーン、貴族 サラ、手紙配達人 レーヴ、捨て子 リリアーヌ、代弁者 ルーツ、蒸気機関技師 テルミット、箱入り娘 ヘンリエッタ、観測者 オブゼビオ の 9 名。
[果たして、エルスに朝は来た。
夢見は悪いが昨日程ではない。のそりと起き上がり、いつものルーティンをこなした。
キッチンにコーヒーの香りが立ち込める]
[軽い身支度の後に城へとむかえば、そこにあったのは最早見慣れてきた、2人の姿]
……ジュラム。ダズリー。
[一瞬、脳味噌が困惑の色を纏うが。何が起こったのかは何となく察しがついた。そして自分の考察が間違っていたことも同時に悟る]
ジュラムは……悪魔か。そうか。
眷属の方を多く見ていたが。
[ヘンリエッタは、十中八九、真の賢者の加護を受けた人間だ。彼女はきっと自身でそれを証明したのだろう]
[そして恐らく、ルクレース。彼女は]
本物でも、偽物でも、おかしくない……筈だ。
[予想していたよりも少し、いやかなり複雑なことが起きていたようだ。考えを纏める必要がある]
>>全員
「おはよう皆。
まずは、昨日私が聞いた、エルスドクターの話を伝えるわ」
言うと、エルスが話した内容と同じ事を話すだろう
>>4:280>>4:281>>4:282
>>4:283>>4:284>>4:285>>4:286>>4:290
「今日話すことは
1:砕かれた二人から考えられること
2:オブゼビオの真贋
3:エルスドクターの話から考えられること
4:エルスドクターとレーヴの処遇
5:ドクターとレーヴ以外から、誰を視て誰を砕くか
取り敢えずはこんなもの。また追加するわ。
【21:30までに、賢者への希望と砕く希望をドクターとレーヴ以外で二人ずつ上げる事
22:00に仮決定。22:30に本決定を上げます】」
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…
「性懲りもなく来る大うつけがいる。
たまらず5日放流してやったが、一向に退こうともせんとはな。
命が欲しくはないのか? それとも飛び抜けた馬鹿か?」
「……彷徨えば、助けてもらえることを知っていた?」
「なるほど。不出来な第二王子だが、無鉄砲な馬鹿ではないらしい。
エリオ、入れてやれ。こいつに害はない」
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…
「は、そうだろうな。
傲慢で野蛮極まる戦闘民族の主君。その息子が平和主義の文化人とくれば一族の汚点だ。
おや失礼、貴様の父親であったな。
……人類の思考が私には分からぬ。
自らの手に収まるところで、大人しくしておれば、こんなにも穏やかで不自由なく生きていけるというのにな。
貴様も、そうは思わんか」
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…
「……」
「己の国に、自らの父に、思うところがあるのであれば」
「私と共に来い」
「偉大なる母−−《マザー・クロック》は、我らの行くべき道を静かに時を刻み示してくれよう」
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…
>>4:265アイリーンさん
[指摘をするとあたふたと手を振り動揺する彼女をみて、頬が緩む。]
「私が、いつ自分で無くなるかわかりません。
明日、居なくなっているかもしれない。乗っ取りを受けているかもしれない。
それなら、今日まで綴ってきた事を、貴女に託します。」
[観測者であり、騎士の加護を受けた。
騎士の加護を受けるということは、その世界に肩入れをする事。
観測者有るまじき行為であり、禁忌なのだ。
けど、それをアイリーンに言う必要はない。
知った所でどうしようもないのだから。]
「...無理に、とは言いません。
出会って数回しか会話しない、ただ眺めているだけの男にこんな事を言われても困りますよね。」
*/
そこから先の記憶を、無理矢理にでも押し戻す。
再び朝日が登り、自身の眷属が滞りなく動いていれば、また一つ、二つの時計が砕かれている日の出。
昨晩に、小さい背に見守られながら、時計と宝石を組み合わせていた彫金師の寝姿を見つける。
/*
「……なあ。
その行為には、どんな意味があるのだ」
*/
砕けて散った時計を見やり、シルヴィは返る答えがないのを分かりきっていて、問う。
時が止まろうに、身体は治し。
時が止まっていようが、心臓と思いを繋ぎ留める。
魔女が知らぬ人間たちの、その行為の意を。
/*
「……おはようございます。
昨日はジュラム先生を見ました。
何かが見えそうだったんだけど、何も見えなかったの。
眷属でも正しい力でも、ないみたい。
だからきっと、【ジュラム先生は。悪魔の手のもの】。」
占った相手の時計が壊れた。
こんな思いをルクレースは2回もしたのか。
「【エルスさんが時計職人で因縁を付けられていた】
そうですか。
時計職人は全員で4人という事ですね。
エルスさんがどれだけ確からしいかはさて置き、結果の方は納得出来ます。」
「あと、【サラさんに近付いた人はいませんでした】
わかってると思いますが、お伝えしておきます。」
目を覚ます。当然の事ながら、視界の半分は黒に染まっていたが。痛みは無い。
向こうではもう一波乱起きそうな気配を感じていた。
二人目の悪魔がこちらに来たことも察した。皆、ああではなければいいのだが。
昨日、ドアンに問いかけた回答を聞いたような気がするが…もう一眠りしてから答えようともう一度目を閉じた。
「はは……ははははははは!!!出来たぞ!!!」
蒸気機関技師の朝は早い。
テルミットの両の手には小さな……とは言い難いごつめの箱が握られていた。
「王城内の洒落た時計様やら歯車様やらを掻き集めて作り上げた、この《時を告げるくんUNO》!!
……当初作る予定の物とは随分違ってしまったのだが……まあこれはこれで。」
エルスやルーツの所望品はどこへやら。一度インスピレーションが湧いてしまったら、作らずにはおれないのが発明家の性である。
「エルス医師やルーツ嬢には少々待っていただくとして、まずはこの《時を告げるくんUNO》を誰かに試して頂きたいところだ。」
朝のホールだ。誰かは居るだろう、とずんずんと大股で《アイ》のある部屋へ向かった。
朝。パンを頬張りながら、家にある時計のゼンマイを巻いていた。巻き鍵を差し込んで、カチカチジジジと回す。巻かれた時計はカチコチと、規則正しい音を鳴らしてレーヴに時を見せている。
パンの最後の一口を放り込み、それを甘めのコーヒーで飲み下した。
「行くか。」
朝日の登る街へと出る。変わらず静かなその街の空を、レーヴは今日も駆けていく。
広場が見えれば屋根から飛び降り、地面へと無事着地する。ローラースニーカーを転がして蓄音機の元まで行けば、聞こえてきた言葉に顔を顰めた(>>5)。
「………そうか、わかった。まぁ、そう来るとは思ってたさ。【医者については理解した】。
それから、言わなくてもわかるだろうが
【セレナは魔女の眷属じゃない】。
とりあえず、今はこれだけ。
何かあれば、また声をかけてくれ。」
ホールに着くとすぐ《アイ》の前に立ち、録音を聞いた。
「なんと、今日はジュラム薬師とダズリー彫金師の二人もいなくなったのか。ジュラム薬師は、小悪魔や蝙蝠の類だったと。食えない御仁とは思っていたが……ともあれ、ヘンリエッタ嬢が真の賢者であるということがハッキリした訳だ。
もう一つの驚くべきこととして、エルス医師が時計職人と名乗り出たと。
なんとこれで4人目!人気職ゆえさもあらん、こんなことなら私も加護があると言っておけばよかったか?なんて、冗談はさておき。内容の信憑性としては、二人連続で眷属だったと言うレーヴ配達人よりもエルス医師の方がやや納得出来るだろうか。
ま、しかし。タイミングもタイミングであるし、レーヴ配達人の結果を軽んじるのは良くないだろう。もう少し考える必要はあろうな。
今までの録音を洗い直して、夜までに検討したい。」
「そうでしょうとモ。1人で逃げ切れるわけがありませンね」
砕かれた人たちが生き返っている。わけではなく、自らが砕かれたのだと直ぐに理解した。
>>レーヴ
「おっと、これはレーヴ配達人ではないか!!こちらの箱にご興味がおありで?
貴殿は正にお目が高い!!!この《時を告げるくんUNO》は朝方完成したばかりの完全新作!!!ちょっとモニターになってくれやしないか。なあに、ちょっとばかり派手な洒落た目覚まし時計様さ、安心してくれ。時を1分……いや、10秒後にセットして待っててくれればそれでいい!!小刻みの調整が出来るかの確認にもなる。あ、こっちの書類もまあ遠慮なく!」
と、手書きの説明書に加え、いつかのご老体に押し付けたのと同じタイプの書類(『何があっても一切の責任は問いません』の項目が目立つもの)をずずいっとレーヴの前に出す。
ちょっとばかり派手な……ちょっとばかりの爆発音と共に、ちょっとばかりリアルな鳩が飛び出す……ちょっとばかりびっくり箱に似たタイプの鳩時計型アラームと言ったところだ。最近の発明にしてはシンプルだが、テルミットが愉しいから良いのである。
なにも手に付かない。
なにも思い浮かばない。
自分の名前の彫られた万年筆を握り締めるも、紙にはインクの滲みが出来るのみ。
ぽたりぽたりと垂れたそれは歪に広がっていった。
エルスの話を聞いた。
お医者さまだけど時計職人であること、そして因縁というものが付いていること。
整理をしなければ……
「エルス先生はずっとルクレースも本物だと言い続けてきたの。だからいきなり嘘をつこうと出てきた感じには、見えない。
今まで黙っていたのも、縁が結ばれたということを思ったらおかしくはないはず。」
先生がいなくなってしまうかもしれない。
考えたくなかった。
「賢者はふたり。ルクレースがおじさまを占うのは何もおかしくないと思いながら、ただ数が足りないからと私は……ルクレースは正しい力を持たないと思っていました。持っていても、全くおかしくは……ないのね。」
でも、時計職人は4人。
眷属が混ざっているとは何となく思っていました。
先生のお話を信じるのなら、アーネストはとにかくその日を切り抜けたらよかった乗り移る力を持つかただった、と。今は思っています。」
ブレイクは何も悪くない、正しい力を授かったと思いたいあまりよく見ようとしなかった。
「おはよう!」
リリアーヌは背伸びをしました。
「ヘンリエッタさんは本物の賢者さんなんだね!」
であれば、リリアーヌの潔白は証明されたようなものです。リリアーヌはほっと胸をなでおろしました。
「あのね、うーんと、レーヴさんは本物の時計職人だって思ってるんだけど、でも、あのね、もし。もしもね、違ったとしても……、下駄を投げる人じゃあないと思う。だって、最初の日、わたしの枕元におちてたもん……。レーヴさんは、そんなこと絶対しないよ!」
そうだよね、と小声で呟きます。
そうだよね? だって、そうじゃなかったら、リリアーヌのお友達は、もう一人もいなくなってしまったことになりますから。
「ただ、ルクレースが襲われたのに私が襲われず、私が占ったダズリーが襲われたことは、もう少し考えないといけないかも。
オブゼビオがどういう方なのかはまだわからないけど……少なくともトッティは守る力は持っていなかった。そう考えて良さそう。」
そこまで蓄音機に向かって話すと、また高いところに登りたくなった。
大好きなお話でお気に入りの寮は『高みよりすべてを学ぶ』という言葉を大切にしていたから。
風に当たりたい、今日の空はまた色が変わったかしら、と思いながら塔の螺旋階段を登り見晴らし台へと向かう。
「やはり人というのは眠らねば身体がもたんのは真理であったなあ。知らぬ間に微睡んでいたようだ。失敗失敗。」
ぐっと身体を伸ばす…つもりであったが、どうにも意識ばかりが先行しているようで思うように身体が動かないことに気が付いた。
「はて。…というか、ここは何方か?」
辺りを見回すように意識が動く。
そして己の身体を確認し、現実を捉えるだろう。
「……ほう。なるほどなあ。眷属とやらは人が悪い。
別れの言葉を残す機会も与えてくれんとは。
いずれにしても、私に成り済ますとはいい度胸だと褒めてやろう。しかし私のこの灰色の脳細胞までは【模倣】はできるまい!ふはははははははうぇっほ、えほ。」
男は高らかに笑い声を上げ、むせた。
ふと意識を回せば、確かに自分の姿をした誰かが、自分のような事をしていた。
「ふむ…中々に面白い物を作る奴だ。
あれは恐らく私をただの発明狂だと判断したのだろうな。甘い!甘いぞ【模倣の眷属】!私は徒に人を脅かすような機巧は作らんぞ…!
まあ…結果的に爆発したりなんだりすることはままあれど、意図している訳では無いから…うん。」
男は独り言を呟き、
「しかし、現実を見ながらにして現実を見ん訳にも行くまい。私は恐らく死んでここにいるのだろう?
…なあ、魔女殿。」
と、あのささやかな茶会以来行き合うこともなかった魔女に自問のような問いかけをした。
「今日は、……ダズリーさんとジュラムさんが寝ちゃったんだね」
「もうちょっと、お話したかったな、ダズリーさん……」
昨日のことを思い出します。目を瞑ると、遠く、遠くからあの高い音が響いてくるようでした。
リリアーヌは、トッティの時計を見つめます。
「……ダズリーさんのお仕事、無駄にしちゃダメだ」
>>レーヴ
「レーヴさん!」
リリアーヌは、レーヴを探してかけていきました。
小さなくしゃみで目を覚ました。
宿屋に戻る気力もなかったらしい。身体のあちこちが痛いことから広場の街角は寝るには不向きだと言うことを学ぶ。ああ、間違いなく熱がある、節々が痛く、頭痛もする。
感情に任せて地面を叩きすぎたのか右手はすりむけ傷ついていた。
「あ、あ。」と零れる声には何も価値はない。
失う前に失ってしまった。
それでも、これとマザークロックの問題は別。
歩みを止めることは、許されないのだ。
回り始めた針は止まらないのだ。
私はどうにか立ち上がった。
〜これはまだ、夜の塔でのできごと〜
>>289 ルーツ
あたたかい。
抱きしめ合ったその体は確かに、いつかの時と変わることなく、あたたかな体温を送り伝える。
いっそあのまま刻が止まって仕舞えばよかったのに。でも、それでは彼女の本音は聞けないまま。生温い夢の世界に取り残されるだけ。
頬へと伸ばされた手は、ひんやりと冷たくリーンの頬を伝う涙をなぞる。震える手で、そっと重ねあわせれば、混ざり合う体温に。
ねぇルーちゃん知っている?手が冷たい人はね、心は人一倍あたたかいんだよ。
ごめんね、でもね、私、あなたのことが大好きで。それだけは、どうか、信じて。
言葉は果たして声に出ていたのだろうか。
震える空気はただ息を吐くだけか。
声にならない声が溶けていく中で、せめて「ありがとう」の言葉だけは届いてくれますように。
ぐしゃぐしゃな顔で笑う彼女は、何故だか今まで見たどんな時よりも綺麗に見えて。
リーンは同じようなぐしゃぐしゃの顔で、眩しそうに目を細めて微笑んだ。
立ち上がり背を向ける彼女に、「またね」の言葉は出てこない。
それでもずるい私は「どうか無事で」とルーツの明日を願ってしまう。
掛けられた赤いカーディガンは彼女の落とし物。
もう触れられないかもしれない彼女の、暖かさが消えないように。ぎゅうと裾を握りしめた。
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