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─ カジノ外 ─
[カジノを出てしまえば、『影身』はいつもの服へと戻る。
「随分と楽しんだようだね?」
通信機から声が届く]
制止入らなかったから良いのかな、って思って。
[悪びれもなく返せば、
「まぁ良いけどね、忙しくなる前の休息ってことで」
そんな言葉が返ってきた]
うーわ、やーな予感。
[そんなぼやきに返るのは笑うような気配。
これは今後しばらく休暇も取れそうにない]
ま、楽しみにしとくよ。
[にもかかわらず、けらりと笑って返す『影身』はどこか楽しそうだった**]
そうです、デザート……
わぁ、嬉しい、すごく嬉しいですよ!
[イルマはセーガの手を両手でつかみぶんぶん、振ろうとしたが、荷物を持っていたのでできなかった。]
それではお待ちしてますね!
[荷物を受け取りセーガが去ると、追加でポップコーンも用意する事にした。塩味に、キャラメル味。
少し口数の増えたセーガは一体どんな感想を言うだろうか、想像しながらキッチンを動き回る。]*
……さむい、さびしい、なんで…
なんで…っなんで、っ…カナシー…サビシイ…
ヴェス、ずっど……っ…ずっと……?
[やり直したい。やり直せない。両親が死ぬ。
それはヴェスも。だから、戦った。自分が悪役になって負ければそれが『やり直し』になるから。]
[それはやり直したくなるほどの『寒い』で、悲しいで寂しいで辛いで。 自分が耐えきれなかったもので]
[他者の視点に立ったから理解したのか、感情への理解が早い。それがさむくて苦しい感情だと飲み込んでいく]
[……慰められたか時間が経ったか、しばらくすればセーガは泣き止むだろう。そしてヴェスに]
もう、さむく、ない?
[そう聞いて]
ー 回想/流れ星の落ちた夜/セーガの願い ー
ーーー・・・
[人の気配のない下層区域の道すがら、ひとつ息をつく人間がいた。]
ーーー・・・ーーー・・・
[息を吸って、吐いて。]
ーーー・・・?
[吸って…呼吸が止まった。]
[暗い空に駆ける二筋の流れ星。]
・・・『かわり、たぃ』・・・。
[ポツリと、一言。]
[そしてまた、静かに息を吸い歩き始めた。**]
[ひとしきり泣いて、収まれば、
男はカジノを後にする。
リルを探しはしたものの、どこかへ行ったようで、
まだ繋がっているだろうかと、声をかける。]
『リル、終わった』
[先程と似たような、念話。]
『全部』
[男はそう言って]
『……直接、言いたいんだけどさ。』
[そう、言えば、]
『ま、とりあえず…』
『いろいろ、ありがとな。』
[男はリルへ、そう伝えた。*]
― 事件の12日後 ―
[ハロルドが発ってから数日たった。
彼が端末を得るためにはしばらく日数がかかるとの事で、娘はまんじりともしない時を過ごしていた。いつものドームならいざしらず、復興中の混乱した場所だ。友人達やヴェスの事はもちろんのことだが、夫の身も心配だった。
そんな中、ヴェスからメッセージが届く。>>0:453
ハロルドがドームに行っていることを知らせるべきか。
少し考え、首を振る。
最後にヴェスが村にやってきたとき、ハロルドといさかいのようになり、それっきり。ヴェスは村を去っていった。
ハロルドが会いに行くと知らせてしまえば、ハロルドが動くより先に断られてしまうだろう。]
[娘は端末に向かい、返事をする。]
『そう、残念だわ。
子供みたいなやつ?
どんな人かしら。今度来た時に教えてよ。
よかったら一緒にきてくれてもいいのよ。』
[『機械生命体と何があったの』
打ち込んで、しばらく考えて文章を消す。
ヴェスの事は全てハロルドに任せると決めたのだから、余計な事はすべきではない。]
[『機械生命体と何があったの』
打ち込んで、しばらく考えて文章を消す。
ヴェスの事は全てハロルドに任せると決めたのだから、余計な事はすべきではない。]
『二人とも無事でよかったわ。
青汁は足りてるのかしら?』
『欲しいもの?ありがとう、考えておくわ。
前にもらった食器はすごくよかったのよね。
他の種類もあるのかしら。』
『何を調べるの?
無事に色々わかるといいわね。
野菜はね、一か月より後ならワイルドリーフを
植えてると思うわ。
あれならしょっちゅう採れるから、
これそうになったらいつでもどうぞ。』
[結局、返したのは他愛のない話題ばかり。]*
─ 「村」へ ─
[必要な買出しを済ませ、翌日には「村」へと戻る段になり、ハロルドは端末で知人各位にその旨を伝えた。
本当であれば顔を出せれば良かったのだが、どうにも時間を作り切れなかった]
『明日「村」へ帰る。
気が向いたらあれば遊びに来てくれ』
[ヴェスやユウヅキらにはそんな一文も付け加えられた。
端末はこの通信を最後に返却される旨も添えて送信される。
レンタル屋に端末を返却し、ハロルドは一息ついた]
[「村」に帰ったら妻にどんな話をしようか。
ヴェスのことを話せば、妻は今度は自分がドームに行きたいと言い出すだろう。
カジノへ行くために着替えた話をすれば、何で画像残さなかったの、と怒られるだろうか。
サングラスが便利だったという話もしたい。
様々な『土産』を抱え、ハロルドは「村」へと戻るのだった**]
─ 念話 ─
[人探しをしていると、スティーブから念話>>363が飛んでくる]
『そうか、終わったか』
[全部、とも聞けば、安堵が念話に伝わった]
『ふ、どう致しまして。
力になれたならそれで良い』
『後で直接言ってもらってもいいぞ?』
[小さな笑いを含んだ声。
落ち着いたようなスティーブの声>>365を聞いたお陰で、リルも心がすっきりしたように思えた*]
── それは少し先の何時かの、偶然 ──
[イギーを見送って>>317、訊ねた言葉>>358。その返答は]
『まだ、ちょっと、さむい……かな』>>368
………ーーー…!!!
[それだけ聞くとセーガはオロオロ。 あ、う、と呻いた。
こういう時にどうすればいいのかは、まだ習っていない。考えるのは得意じゃない。どうすればいいのだろう]
……!!!
[そうだ! とセーガは思い出す。セーガはヴェスの手を取って歩き出す。]
……ーーー…♪……ーー♪
[それは歌、小さな歌。母の恵みの子守唄。帰り道に母が何度もしてくれたこと。]
あのね、寒いときはね、こうやって手を繋いで、歌って歩くと、さむくない、よ。
[セーガは小さくぎこちなく微笑んで、歌いながら手を引くだろう*]
── 後日:ヤシロ ──
[その日は、セーガと一緒に、改めて座布団を見に行く日。
カジノでは色々あったものの、ともあれ今は、ぼんやりと歩くのみ]
……セーガ。
ユウヅキとはどうだった
兄弟?
[問いかけ。
返答は幾つか返って来て、中層の雑踏は賑やかではあったけれど、セーガと話す時間は落ち着いたものだ]
…ユウヅキ、あいつ……
前は、気にかけてただけだけど…
なんか……嫌いになってる……
[緩い溜息。
それは、精神を掻き乱されたから、からかもしれない。
とはいえ、会えば会えばで、説教めいた言葉を落とせる時は落としたかもしれないが、しんどそうな様子は見せていただろう。
勿論、ユウヅキだからではなく、人と会うのがまだしんどいのだ]
[リルから伝わる安堵。
男も息をつき]
『…んじゃ、後で直接、言うわ。』
[男は、リルにそう言って。]
『もー、泣かねぇ。あと5年くらい、泣かねぇ』
[男は、そう軽口を言う。
そんなことを言う言葉は、前よりずっと軽い。]
『ま、そっちの案件が片付いたら。』
[いつ、会える?軽い調子でそう聞いた*]
[ぽんと、落ちると、しゅわしゅわと細かい泡がうまれる。
それを双眸を細めて見遣ると]
……昔飲んだ時は、もっと美味しかった気がする。
暑かったから……かな……。
[口の中で炭酸が弾ける、爽やかな味だ。
20数年ぶりに飲む、飲み物]
……セーガ。
美味しい?
[セーガを見て問いかける。
透明な硝子玉がひとつ、瓶の中でかろりと回っている*]
── 後日:ヤシロ ──
…ん? うん、兄さん、だった。
父さんは、いいことしすぎて悪い人だったって。
[兄との会話を思い出しながら語る。話してた内容の半分以上分かってないけど。]
…兄さん、嫌い? 俺は、そうでも、ないな。
兄さんいっつも不機嫌だけど、たまにあったかい顔で笑ってるよ。いっつも頭たたいてくるけど。
[兄弟仲はセーガ視点では悪くは無いらしい。結構ひどい扱い受けてるのだが。]
………でもよし、よし。
[ヴェスの背中をぽんぽんと撫でた。]
[返る軽口>>377に、くっくっくっ、と笑う]
『泣かない決意は良いが、我慢しすぎるなよ。
また同じことになるぞ』
[そんな状況にならなければ良いだけのことではあるが、そう言葉を向けておいた]
『そうだな、片付いたらだ。
だが今日中に片がつくかはちょっと分からないんだよな…。
時間取れたら会いに行く』
[その方が早いだろうと考えての言葉。
それはいつもの行動と同じ。
休憩時間だったり、休暇の合間にスラムへ行く、と言う意味を持っていた*]
── 後日:ヤシロ ──
[鳥居を潜るとそこは境内、というらしい。 ぼんやり思い出してくる。そうだ、かつて母とここに来たことがある。 どうやら母の故郷?か何かに関係するらしい]
[そして見つけるざぶとん。 この前見たやつよりずっと大きい。自分が座れるざぶとん。]
………ーーー…!!!!
[きらきらきらと、目を輝かせてセーガは一も二もなく買った。それも2枚。買ってすぐにぎゅうと抱きしめる。ふこふこ。嫌いじゃない。]
うん、すっごく、おいしー、ね
[セーガの銀の目が嬉しそうに笑った。]
[カラカラと音のなるラムネのガラス瓶。中身がなくなるのを名残惜しそうに眺めながら、セーガはラムネを飲みきった]
これ、俺、好きだな。
[またヴェスにそう笑った**]
―カジノ―
[帰りはヴェスと共に帰ることとなっただろう。
エントランスに差し掛かり、]
……セーガ…?
[ヴェスを思わず見れば、目が合っただろうか。]
酔ってる…?
[その当たりでリルへ思わず漏れ出る言葉]
『もう、なんねぇよ。つーか、んなのもう、ごめんだ』
[向けられた言葉にそう言って]
『次から次へと、そっちも大変だな。
分かった。待ってる。』
[会いに行く、という言葉に男は答える。
それは何時も通り。]
『……って』
― 事件から3週間後 ―
[ハロルドから端末を入手したと連絡がくればまず一安心。それからは日に一度は村の様子を連絡した。
ハロルドと暮らし始めてから彼が出稼ぎに行く事は何度もあった。いつも無事を祈るばかりだったが、連絡ができるというのは心強いものだ。
それでも娘の顔が晴れないのは、ヴェスの様子が相変わらずだからだ。
ドームの友人達にはいつでも連絡を取れる状態だ。
ユウヅキなどにヴェスの様子を聞けば何か教えてもらえるかもしれない。何度か連絡を取ろうとして、けれど、ハロルドからの連絡を待つという結論を出していた。]
『そうか』
[揶揄うことはせず、良いように纏まったのだとスティーブの言葉>>388を受け取った]
『まぁこれが仕事だからな。
案件はいつでもどこでも発生する』
[待ってる、の言葉には、あぁ、と短く声を返し。
不意に零れた声>>391には]
『………はぁ!?
誰だよセーガに飲ませた奴!
悪いスティ、セーガ回収しといてくれ』
[そう頼むに至るのだった*]
― 後日 ―
………
[男の武器は返還される。
ブンっと振り、たんっと、一気に踏み込んで、
足を軸に、遠心力を使い、空を切る。]
………
[一度、溜息をつき、バラっと一気に分解する。]
……やっぱ、嫌いだ。
し、怖いし。
[そう呟いて、しゃがみこむ。]
けど、
[手を、見る。]
……ばっかみてぇ。
[もう、震えやしないんだから。
そして、もしかしたら、そこにいるかもしれない奴に、
男は、苦笑いを浮かべた**]
『しっらねぇよ!!!』
『特殊部隊ってやつじゃねーの!!』
[男はそう叫び]
『わーかったよ!!!』
『おい!!セーガ!!』
[セーガのもとへと走るのだった**]
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