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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が6名、人狼が2名、占い師が1名、霊能者が1名、C国狂人が1名、共鳴者が2名いるようだ。
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。
当日、現場に出入りできたのは今ここにいる者で全部だ。
とにかく十分に注意してくれ。
[検非違使の検分役に事務的なことを少し伝えるとそのまま返す。
そして影居から紹介されたのは先に出会った赤毛の青年]
そなた…先程のものか。寮には戻ったようだな。いや詫びるには及ばぬ。鳶尾と申すか。影居殿の縁者とは驚いたが主には尽くせよ。
[そして自己紹介する白藤にもまた貴族らしく目だけで頷く]
[御簾の向こうの様子に首をかしげて]
そう、ですか。
ですが、何も返さないというのも礼に反しますゆえ、やはり何か考えておきますね。
[にこり。伝わらないであろう笑みを浮かべる]
[眼だけで頷く橘を見てひとつ、眼を閉じて開く。
空より、ぽつりとしずくがおちた。]
――おや。
[見上げ、眼を細める]
雨ですな。
酷くならねばよろしいが。
あ、ええと…はい、それでは…楽しみにしています。
[照れとはにかみの狭間、少しだけ朱のさした頬を隠すことも思いつかないまま少年は微笑み]
…では、そろそろ、失礼しますね。
あまり長居をしてお体に障ってはいけませんから。
[衣擦れの音少しだけさせて立ち上がれば、退室の辞ひとつのこして彼女の部屋を下がった]
はて、な。
祟りか…それとも、ただ単に事が起こっただけなのか。
[見ていた男の周りが動き始める。
しかし、見るだけでは矢張り分からぬ様ではあったが。
呟かれた言葉には一つ。薬師らしからぬ言葉が混ざっていた]
…しかし。
この周りの屋敷は此処の陰の気を吸うて居るかも知れん。
忙しくなれば良いのだが。
[ひらりひらひら、白い蝶。
いずくからともなく舞い飛び、頭を垂れた肩口に寄り、
ふぅわりと、寸時止まりて羽を休める。]
[ふと頭を上げると同時に、羽はためかせて飛び立ち、空へとまた舞い上がる。]
──羅生門・内部──
ああ。
まいたはずの相手に、見つかってしまったかな。
やはり、あの屋敷に行かねば・・
[影のように、だれかがおとこの目の前に在る。
おとこは首だけをわずかに動かした──]
おや。
迎えの者、ではないね?
もしや、物取りかい。屍骸の髪でも取りにきたのかな。
―大殿邸・庭先―
[白い蝶を眼で追う。
枝に止まっているのは白藤が置いた鳥の式である。
羽を広げて、ひとつだけ羽ばたく。
よどんだ空、重苦しく垂れ込めた雲。
おかされない白。]
……雨足の強くならぬうちに、
屋根のあるところへ向かったほうがよろしいでしょうな。
[去る者たちへ向けて。
野次馬の中に立つものに向けて。]
祟りもおそろしいが、
祟られる前に熱病に浮かされては
お話にならない。
[うたうように謂って、また空を見た。
正しくは見ているのは空ではなかったが。]
[雨が零れる。降るか降らぬか雲立ち込めた空。
その場を辞そうとする影居に労いの言葉をかけて]
うむ、ではここで解散を。ゆるり休まれよ。
白藤とやら、そなたも務めに励め。
[視界に入る白い蝶、白い鳥。何かその色がとても浮いて見える。
下官を従え、屋敷の門から出ようとすると薬箱背負うかむろ頭の少年らしきが。ふとこちらをみていたかの視線はこの者か?]
[二の雫の落ちぬ間に
つい、と腰のうしろへ手を回し
刀を抜くように、はじめから携行してきたかの如く
さり気なく唐傘を取り出し、あるじの頭上へ広げた]
[踵を返し、門へと向かう。
ちらりと鳶尾を横目で見、]
お前は思うように動いて構わん。
ただ、報告は怠るな。
[言い捨て、後も見ずに歩み去る。]
――羅城門――
[識が歩く度に 世の理は煌き空気へ紫紺と朱銀を遺す
幾何学直線の黄金の軌跡 指先を伸ばして 遊ぶ指先へ絡ませる 血色の悪い肌にひやりと染み入る肌の感触 おとこの指先を頬にあて 上から茫とながめた]
[縫われたように唇は微動だにしない]
[おとこの頭髪、薄茶の濁りの影は微か――闇と紅を孕んでいた]
[ふと。空を見上げれば。
澱んだ雲。小さき雫を落としていた]
…やはり。良い気では無さそうだ。
[小さく息をつく。
箱の上に括っていた布を手に取り、箱に被せようと]
…?
[手を動かす。
しかし、目は先ほどまで見ていた男の方へと戻っていた。
先ほどの言の葉が聞こえたのか…口を開こうとするも。
視線の先、下官を従え門を出ようとする役人に塞がれて。
開きかけた口は閉じ、道を譲るように脇へと寄った]
[若宮が退室した後にもう一つ蓬餅を口に咥え]
……あれが、若君様、か。
[手に持った餅を眺める。女房に先ほどの態度についてのお小言を左から右に聞き流し、また餅を一口咬む]
おや…これは失礼をした。
[どうやらこちらの行列に押し出されてしまったのか。
薬箱背負う少年のようなその者へ声をかける]
雨降って商売道具が濡れてはまずかろう。
[人に命じ、傘を一つ]
使うとよい。そしてあまり不躾に人を見つめるのではないな。
中に何かいたのやも知れぬが。
[新米姫君の部屋を辞したあと、簀子を軋ませ少年は自らの領域へと戻る。
ちょうど、すぐ手前ほど。
綿殿まで来たところでふっと視線を空へと持ち上げれば]
…春も近いというのに。
[暗い空。
鈍色の雲は光の加減によって黒にも白にも見え、少しだけ空を見つめて]
…花散らす春雷には、まだ幾分早いというものを…。
[微かにつぶやいて、そのまま自分の部屋へと戻る]
・・・怒っていると思うか。
[先ほど中将と話していた時には、あれでもまだ愛想よく振舞っていた方なのだろう。
式の問いに答える声は素っ気無い。]
もちろん、存分に。
[橘にまた頭を下げ。
不機嫌顔で去っていく影居と式神のおとこを見、
ちいさく息と笑みを零した。
その先、道を開ける薬売りらしき姿も視界に入れる。
橘が傘を差し出す様子を見るともなしに見て]
……物好きの多いことだ。
ああ、それともその筋かねぇ?
[そらから戻った、
尾の先を薄櫻に染めた式神を肩に乗せ、その羽を撫ぜる。
注意を促した白藤自身は、さして雨を気にするでもない。]
・・・おや、
[おとこは、盲目と云うほどではないのだが、昼間の光が堪えるほどに目が暗い。
幼い頃に見た景色は鮮明であったのだから、徐々に目は暗くなったのであろうが。暗いはずのおのれの目に、目の前に立つ相手──無我の姿が、ぼうと淡い光を帯びたように映ることが、不可解であったらしい。]
[幾何学模様の光の波紋が おとこの前に浮かんでは 消えた]
[気がつくと 無我の手がおとこの手に触れていた。つるりとした陶器のような感触──。手触りの所為か、おとこ自身が知らず死の側に在った所為か、触れたそれが、ひどく冷たいもののように感じられた。]
つめたい。
い、いえ、その様な事は…
[役人に声を掛けられれば慌てた様に。
しかし、傘を持つ者を見やれば、少し迷い]
…ありがたく、頂戴いたします。
[深々と頭を下げる。
その上、続く言葉に顔を上げることが出来ず]
す、すみません…と、鳥が。
白い、鳥が…居た、ものですから。
[空を見たときに見えた鳥。
真っ先に思いついたことを口にする。
顔を伏せ、男の言葉を待った]
くだらん。
この邸の妖異、祓う祓わぬという類のものではない。
出来うるなら、あのおとこに任せて家で書でも読んでいたい位だ。
[不機嫌そうに吐き捨てた。]
[少年と見えたそのかむろ。しかし様子からして己と年も変わらぬ様]
そうか。それはさぞ興味深い白い鳥であったろうな。
あれだけ長い時間見ても見飽きぬとは。それとも鳥やらあの屋敷から何かを感じたか?
[これでも武人、気配を感ずるのは当然で。慌てる様に少し相好崩し]
緊張せずともよいわ。所でその方、薬氏か?
いづくの薬を取り扱う?
[御簾の向こうから雨の音がきこえ、表情を曇らせる]
厄介な雨だなぁ。
これじゃあ……。
(様子を見に行けないじゃないか)
[雨が降れば足の跡が付く。ごまかすことは可能だが、余り好きではなかった]
夜までに、止むといい。
[残った椿餅を女房に渡すと、自分はまた短冊に向かい、和歌を一つ詠む]
うん、おれにしてはなかなかの出来だな。
[自賛し、短冊は小卓の上に投げたまま御簾の外へと顔を出す]
[羅城門の埃を揺らし 吐息のように放たれた おとこの言葉]
[己(おの)が識を、陰陽師でもなきに見ている事を知らず …否。知ったとし、無我が何をしようというのか]
[暫しの間――おとこの背後へ抜けるように目を向け]
[無我はひっそりと身を引くと、羅城門の床へ座りゆっくりと礼を行った]
そのような意地のわるい事を仰らないでください。
[肩越しに言いながら、屋敷を*振り向く*]
あやかしの類だけではありませぬ。
ひとも、よからぬ気へと惹かれて参ります故。
くだらぬことであれど、誰ぞ供をお付け下さい。
それに、あのような素性も知れぬものが
大手を振ってあるくというのも、捨て置いて宜しいものでしょうか。
[部屋まで戻ってくれば、少しだけ疲れた様子で黒の衣を脱ぎ落として淡い若草色の衣に替える。
甘い濃い色目を好まぬ少年には黒は少し気分を難儀にさせるものだったようで、大きなため息が思わず零れた]
…少し、疲れた。
しばらく、独りにしてくれるかな?
[傍仕えのものたちに慣れた様子で告げれば、気に入りの侍従香を控えめに燻らせる。
そう間をおかずして、少年の部屋からは七弦琴の音色がぽつりぽつりと響き始めた。
それは、まるで不穏な空気を慰めようとするかのように、清浄な響きを*併せ持って*]
[ひそやかに流れ行く笛の音は、ぽつりと落ちた雨の雫にて止みました。]
おや、これは。
…涙雨でございましょうか。
[草の陰以外に雨露を凌ぐところを持たぬ身でございますから、
濡れぬように袂へと笛を収めて、ひとときの宿りの場所を探しにと歩を早めます。]
は、はい…
屋敷の中でも、この空の中でも。白き姿を保っておりました。
[顔を伏せたまま答えた。
ソレが良かったのか。屋敷やら、と問われた事に表情を見せることはなく]
い、いえ…私には、その様な事は…
ただ、この屋敷からは…如何様に、言えばいいのか。
重い、様な…
[強張った表情を戻してからゆっくりと顔を上げる。
しかし、今度は視線を合わせようとはせず]
…は。仰るとおり、薬師をしております…
渡来より伝わった物や、山より取ってきた草を、使ぅております…
[仕事の事になれば、ゆっくりと答え始めた]
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