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ダメ教師 しらす に 2人が投票した(らしい)。
気象管理班 エミリア に 3人が投票した(らしい)。
天文学部 ククト に 1人が投票した(らしい)。
購買部 ジミー に 1人が投票した(らしい)。
気象管理班 エミリア は村人達によってたかってぶち殺された。
誰かが寝たまま起きなかったみたい。
しぶとい奴はダメ教師 しらす、資料管理班 カローヴァ、天文学部 ククト、転校生 睦月小桜、遺失物管理班 シエラ の 5 人だと思っておこう。
→野球部
[気合もむなしく討ち取られて打席を降りる]
あー、やっぱダメだな。
なんだあの球。速すぎだろ。
[バット入れにほいっとバットを差し入れ、したり顔の野球部の坊主頭に八つ当たりのチョップをくれて野球場を後にした]
さて次は…航空相撲部でも見に行くかー?
[教師だからスタンプとか要らんのじゃないかと割と本気で思ってはいるが、ちょっとした部活展示のようになって浮き足立った空気は嫌いじゃなかった。
冷やかし紛れに参加したり眺めたり]
…っと、速報か。
[翼を使って滑空しながら、新聞部が号外をばら撒いている。一枚掴み取って開いてみれば]
『速報!地上派遣者2名決定!』
[そんな見出しの下に、知った名がある]
おー、うまいことやったんだなぁ、あいつら。
なー、難しいよなー。
[にこにこしているククトに頷く]
ってことはアタシと似たようなもんか。
アタシゃ航空相撲部でも眺めに行こうかって思ってたとこだが。
どうする、一緒に行くか?
[面白そうということは暇なんだろうかと。聞いてみた]
…しかし、号外って基本バラマキだからなぁ…。
[当然、部数もかなりの数にのぼるわけで]
資料室が大変だなこりゃ。
[他人事みたいに呟いて。タバコの煙をぷかりと浮かべた**]
[ジミー、そしてエミリアの地上派遣が決定したとの話は
瞬く間に学園中に広まった。]
[――――――号外の“チラシ”という形で]
[ひととき、課題に挑戦中の班長以外の資料管理班全員から
盛大な悲鳴が上がった事は言うまでも無い。]
これちょっと端に避けろおおおおおおおおおおお!!!!
難易度が上がる、超上がるから!!!
「副班長ー!同伴担当2(10)班が行方不明です!」
「書類の発生源、学園中!未知のルートを潜っている模様!」
「次の挑戦者が来ました、どうしますか」
少々お待ちくださぁい♪
[悲鳴時々牛頭の愛らしい言語。
しばらくの間は、それらが止まる事は無かったという。**]
─ 学園都市の端 ─
[夜風に揺れる前髪をはらい、どこまでも続くような大きな空を見る。
どんなに高い建物や、山に登ったとしても、こんな光景は地上にはない。こんなに大きな空は]
すごい……。
[エミリアと手をつなぎ、うん、とうなづく。
足が、浮いた]
ひゃあっ!
[慌てて空いた手でスカートを抑える。
近くにだれか居るようには思えないが、この制服はいつもの長い袴と違って、心もとない]
[しばらくきゃあきゃあ言っていたが、学園都市が離れて行き、綿雲と夜空しかなくなるとやっと落ち着いた]
すごい、本当に飛んでます!
[足元遠くを見やるが、暗い夜に溶かされて、どこが地上なのか見当もつかない。
地上において、どの雲が天空の人の住処なのかわからないように、天空でもどこにちっぽけな地上人がいるかなんて良く分からないのね、と感慨を抱いて]
この雲ですか?
この中に浮き島が?
あ……光ってる……?
[大地、とエミリアは表現するだろうが、小桜の目には巨大ではあるもののただの土岩の塊に思えた。
2人分の重さで傾きやしないかと、首をすくめながら降り立つが]
だ、大丈夫みたいね……。
[ほっと肩を撫でおろしてから、やっと光の絨毯を堪能できる気持ちになる]
きれい……。
イルミネーションとも違うのね。ホタルがたくさんいるみたい……。
[花を踏みつぶさないように、注意しながら歩く。
先程はこのスカートを心もとないと思ったが、足元に注意するのにはちょうどよかった]
デート……?
[エミリアの言葉には、ちょっとさびしそうな表情になったが、すぐに笑みを作って片目をつぶり]
そんな相手いないよお。
課題クリアおめでとう。
[誘われて、おっかなびっくり島の端に座ると]
うわあ……!
[風に乗って島の位置が変わったのだろうか。
さっきまでは夜一色だった地上に、きらめくような光が踊っている]
ずっと地上で暮らしていたけれど、こんなふうに見えるなんて知らなかったよ。
連れてきてくれて、ありがとう。
エミリーさんなら……、きっとわたしたちを助けてくれる。
[冷えてきた手で、ぎゅっとエミリアの手を握って]
わたしも推薦するから……。
きっと来てね。地上に。
[そして再び手を取り合って、一段と大きな雲へ、その学園都市の中の一角へと戻った]
─ 寮 ─
あ、はい。
わたしが睦月小桜ですけど……。
[結局あちこち持ち歩いた紅白巫女服を、丁寧に広げてしわ取りをしているところに、訪問者があった]
え? わたしに?
ありがとうございます……でも、誰からだろう。
[連絡端子だと言われ、渡されたものをぎゅっと握って]
え? お付き合い?
……?? 何の事だか分りません。
─ 次の日:中庭 ─
う、うーん。
[大きく伸びをしながら登校する。
使命のことや、選考のこと、月夜花のこと、いろいろ考えて寝付けないでいて、やっとうとうとしたらもう朝だった]
[地上での制服と、空中学園都市の制服。2着の服を前にどちらを着るべきか悩んでから、今日も葡萄茶のブレザーに袖を通した]
あ……。
[途中、号外と書かれた紙を手渡されて、頭がはっきりとする]
エミリーさん……行ってくれたんだ……。
ありがとう……。
[ぎゅ、とそれを胸に抱きしめた]
― 回想・月夜花の小島で ―
[小桜の少し寂しそうな顔>>11に、理由が分からず小さく首を傾げるけれど。
笑みが見えれば、こちらもクスリと笑って。]
小桜なら、欲しければすぐできるんじゃない?
可愛いもの。
誰か居ないのー?
[なんて茶化して、ガールズトーク。
おめでとうの言葉>>12には、小さく笑んで。]
ありがと。
うん。私も、小桜と一緒に見られて嬉しいわ。
[地上に住む小桜と、空に住む私。
本来、交わる事のない線と線。
出会うはずのない二人が出会って、こうして、同じ景色を見ているのだ。]
[冷えてきた手、握られれば>>13、小さく首を傾げて。]
……助ける?
[先程、食堂で聞いた事>>2:47>>2:63と関係があるのだろうか。]
ネコビト化ウィルス!??
それは、力にはなってあげたいけれど。
私、ウィルスは専門外よ!?
[そうして新たな問題に混乱しつつ、学園都市に戻ったのでした。]
……同伴担当2班の捜索は10(10)班が担当、
降って来る号外は遭難対策班で管理しておいて!
僕は他の部や班の状況を確認してくる。
推薦書は僕が持っているから、これは!と思った人が出たら
すぐに連絡して。
[ひとつひとつの指示を出し、一時他の場所へ
推薦書を持って行こうとする牛頭。
決してこの更なる混沌から逃げているわけではない。]
[決して。]
―資料室→購買部辺り―
[一枚だけ持ち出した号外に書かれた知人達の名。
片方が牛頭自身が推薦したジミー、もう片方は……]
エミリア、先に行ったのかあ。
これの礼…言うの遅くなっちゃうな。
[ブレザーの内ポケットに入れておいた太陽の石を
そっと掌に乗せ、変わらない快晴の光に当ててみた。]
ジミーも大丈夫かな、主に顔の意味で。
[余計なお世話である。]
[小桜を寮に送り届けた後、うんうん小さく唸りながらも気象管理室へ行き、スタンプを貰う。
そのままウイルス研究所へ行くと、研究所の友人に。]
あのね。相談があるのだけど。
『ネコビト化ウイルス』っていうの、知らない?
[訪ねてみたら、ちょと待っててと、間もなく奥からぶ厚い本を持って戻ってきた。
その本の561(1000)ページ目を指し示されて。]
あ。うん。これだと思うわ。
ありがとー。
[携帯端末に情報をスキャンさせてもらって、その場を後にした。]
―購買部―
こんにちはー、昨日うっかり買い忘れてた
超時空ステープラー、まだ在庫ある?
……あ、うんそれそれ。それの暗紅◆が良い。
領収書は資料管理班でお願い!
後、こっちで何か地上派遣選考の課題って出してるの?
は。
え?ジミー?笑わせる…って。
[購買部からの課題を聞いて、牛頭は実に惜しい事をしたと
胸の内で項垂れた。]
というか、ジミーの笑いのツボってなんなんだろうね??
[少なくとも、この学園に在籍している間
一度たりとも彼の表情が崩れた所は見た事が無かった。*]
― 夜〜深夜:気象管理室 ―
[寮ではなく気象管理室に戻ると、ウイルス研究班から貰ってきたデータを、端末でチェックして。]
『ネコビト化ウイルス:
47年前の夏、流れ星から発見されたウイルス。
現在、幾つかの惑星でその存在が確認されており
流れ星など、地球外からの飛来物から検出される事があるが
地球の環境では生息が難しく、すぐに死滅してしまうため
感染の危険性も少なく、感染しても1〜2週間程度での自然治癒が可能。
ネコビト化ウイルスという名称ではあるが
様々な耳やしっぽが発現する可能性があり
別名アニマル化ウイルスと呼ばれる』
わたしまだ何も出来ていない……。
頑張らないと!
[よし、と気合を入れていたところで]
「あなた転校生の睦月さん?」
[と、教師らしき人に声をかけられた。
そうですとお辞儀をすると]
「もう授業が始まるわよ、早く教室に入りなさい!」
え……でもわたしには使命が……あ、ひゃあぁぁ!
[連れて行かれてしまった]
─ 教室 ─
<空中近代史学>
ふむふむ……地上で聞いていたのとは、かなり違います。
かるちゃーしょっくですね。
<四次元数学>
う……うぅ……天空の人はこんなに難しいお勉強をしているのですか?!
え? ここだけ? 特進クラス?! ええええ?!
<地上歴史学>
間違ってはいませんが、正しくもないような……。
え? わ、わたしが講義を?!
無理です、わたし、アガリ症なんですう!
<航空体育>
あ、これなら解ります! 昨日エミリーさんと飛びましたよ。
ほっ、はっ、ひゃっ!
……あ、これ、結構楽しいかも……!!
[当時は、『新種のウイルスで地上の人々がネコ化か!?』なんて新聞を賑わせて。
けれども、その正体が解明されれば、すぐに収束したのだろう。
ただ、それは予言めいて>>2:3、47年後の今こうして蔓延してしまったというわけだ。]
[得られた情報から、最近起きた事を照らし合わせてみれば。]
セレスが一緒に落ちてきた、流れ星。
あれが、日本の小桜の住む地域にも落ちた。
そこにウイルスが付着していて、人に感染。
死滅せずに、蔓延してしまった理由は……。
きっと、これね。
[目の前のモニターと端末のデータを照らし合わせながら、ぽつりと呟く。
気には、なっていた>>0:254のだ。]
→渡り廊下
…一時休止?ああ、部員が授業中で集まんねーのか。
[渡り廊下で繋がれた、あちらの校舎とこちらの校舎から互いに伸びた競技台を見上げても、そこには誰の姿もなく。
航空相撲部の部室を訪ねてようやく、そんな時間だったかと思い当たった]
マジかー。
残念だなー。
アレ、割と見応えあるんだが。
[航空相撲とは―――
空高く設えられた競技台にそれぞれの選手(専門用語でRIKISHIと呼ばれる)が立ち、作法に則った儀礼の後に競技台から飛び降り、落下しながら執り行われる格闘競技である。
落下の際には滑空翼が利用され、多彩な空中機動に組み合わせ、ボールやスリングなどいくらかの道具を用いた遠距離からの攻撃も広く認められているが、最終的な勝敗は格闘の末にどちらが早く落下したかによって争われる。
一説によると当初は落下速度を緩める滑空翼を使用せずに競技が行われたとする文献も発見されており、このことから紐為蛮示威を起源に持つとする学説も発表されている。
しかしながら相撲の名前からもこの競技が元々格闘技であったことは明白であり、遠く地上は日本に伝わるSUMOUなる競技が源流であることは、あまりにも有名である―――そらいろ民命書房刊・空中相撲史大全より抜粋]
元々、今の時期、この地域は乾燥し易いけれど。
雨も雪も、極端に少なかったのよね。
47年前は高温多湿の夏だったし、すぐに死滅して。
今回は、低温かつ乾燥している状態で、一定量持ち込まれて。
ウイルスは死滅せず、人から人へ飛散してしまい、感染拡大。
……こんな感じかしら?
[そういうわけで、今、小桜の住む地域の人々には、耳やしっぽ付の人が沢山。
今なら半獣の学園都市の生徒が地上に降りても、あまり驚かれないだろうと。>>0:301
地上研修に丁度良い機会だという事なのかもしれない。
他の地域へ行く場合や、何か問題があれば、コスプレ>>0:304とか誤魔化す必要があるみたいだけれど。]
まぁ。見れねーなら仕方ねーか。
[素人には過酷な競技ながら、その競技風景はなかなかに壮絶だったので期待していたのだが]
さて、どーすっかなー。
資料室でも見に行くかー?
[今ごろ号外でてんやわんやだろう。地上派遣の選考がどうなっているか、気にならないこともない]
―回想・野球部部室―
[志願書を生徒会へ届ける途中、なんとなく野球部の課題が気になっていた。
あの機械の調子もみるついでに『ニカイドー君』と
対決したくなったのだ。
すでに課題をクリアしているのであるが野球部から特別に許可を得る。]
ブン・・・ブン・・・。
[バットを構えて第一球投げました]
*09ファウル*!
[かろうじて当てる事ができたが、なんて重い球だ。
打球は後ろへ飛んでいく。]
・・・。
[第2球目投げました。]
*05ダブルヒット*
それで、私ができる事は。
……雨を降らせる事?
多湿の状態にして、これ以上のウイルスの拡散を防ぐ。
この地域だけで封じ込められれば、すぐに収束しそうかな?
[顧問の教師に事情の説明と確認、許可を取れば。
パスワードを入力して、手元のコントロールパネルを操作し、小桜の街周辺の上空に雨雲を発生させ雨を降らせる。]
でも、多湿にし過ぎると
今度はカビとかの菌が繁殖する。
細かい調整と、計測が必要ね……。
[今度はなんとか前に打つ事が出来た。
それでもホームランに至らない。
後一球・・・。]
・・・!
[第3球投げました!
ニカイドー君の剛速球がうなるのか、はたまた・・・]
*04トリプルヒット*!
…え、講義?
うん、今は色々あってサボり中。
っていうかね、僕が今こうしてるのも班長が仕事しないからで
あってだね…
[尚、管理班の面々も交代で講義に出席している。
勿論皆勤賞狙いの班員の事情も考慮してあるぞ。]
― 翌日の朝 ―
[こうして、課題のクリアに現地調査と計測の任務が付加する形で、地上派遣が決まったのでした。
そうして、現在に至る。]
ねむい……。
[結局、この件で完徹になってしまった。
コーヒーでも買おうと、購買部へ行けば、課題>>2:49の張り紙を見つけて小さく笑んで頷いた。]
[そうして、コーヒーを片手に野球部部室の前を通れば。
もう地上派遣は決まったが、眠気覚ましにと、許可を得て課題>>2:63にチャレンジ。]
*02場外ホームラン*
*10見逃し三振*
*11ポップフライ*
・・・。
[口をへの字のまま、打球を見送るが、やはりホームランにはいたらない。
あの剛速球を打ち返すのがやっとである。
剛速球とはいえストレートしか投げられないのはピッチングマシーンとしてはどうだろうと思いつつ野球部を後にする。]
・・・。
― 駅 ―
[推薦書を生徒会で地上行きの切符と交換し、必要な荷物をまとめ急いで駅にむかう。
地上行きの列車の出発の時刻が迫る。
駅にはもしかすると先客がいるかもしれない。]
……クリア、しちゃった。
[まさか一球目で成功するとは思わず、ぱちぱち瞬く。
その後は見逃したり、軽く打ってみたり。
クリア者が出たら課題終了との事だが、自分はもう地上派遣が決まっているので、カウントはされないだろう。]
[そうして寮に戻ると、荷物をまとめて駅へ向かった。]
……ん。腹減ったな。
[ポツリと呟く。とはいえまだ学食の開いている時間ではないし、購買部は昨日で大体めぼしいものを食べたから、目先を変えたいところだ]
野菜でも食うかー。
[と、いうことで、園芸農林耕作部を襲撃することにした。
ククトがいるなら一応声はかけるが。どうするかは本人に任せることにする]
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