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[ポコの言葉>>32を聞いて苦笑した。まっすぐに向けられる信頼と親愛がくすぐったい]
あまり友達らしいことができていたかは分からんが。
[同僚がポコの嫌がる実験をしようとするのを止める程度はしたし、協力を得たい時は納得が行くまで話し合ったつもりではある。それとて自分が出しゃばるまでもなくヴァルサール博士がしてくれた事だろう。
何も知らない>>10とポコは言ったが、彼の協力で得られたものは多かった。ポコを仲間と認識した警備用自動人形の攻撃を免れたことも、閉鎖された扉をポコがやすやすと開いて見せたこともあった。詳細を覚えていなくても、ポコから示唆された概念が研究を大きく進めたことも。
友人としてポコに接するのは役に立つからという訳では無い。
……と自分では思っていたが、「ハート」の機能を絵空事と断じる研究者には「自動人形におべっかを使う道化」と陰口を叩かれたこともあった]
本当に久しぶりだ。
君は……見た感じはあまり変わらないのだな。
ヘロちゃんと仲良しなのは、相変わらずか。
[知らないこと、忘れてしまったことの代わりに何を体験し学んだのだろうか。成長した彼の話を、聞いてみたいと思った]
―詰め所・夕方―
[老学者と思いがけず話が弾み、日が落ちる頃合になってしまった。暇であるらしい自警団のこと、嫌な顔はされなかったがもういい加減宿に戻る頃合だ]
「こらっ!もうそこまできてるんだ、観念しろって!」
[騒がしい声が近づいてきた。何事かと外を見れば、露店の店番をしていた青年が派手な外見の男を捕まえて引っ立ててきた所だった]
「あ、すいませーん!自警団の皆さん、手を貸してくださーい!こいつ泥棒なんです!」
[汗まみれの青年が、誇らしげに頬を紅潮させていた]
―中央広場・夕方ー
[店番の青年に託された対空用投げ槍を抱え、露店の出ていた広場に立ち寄ってみたが……
既に店じまいをした後のようだ。周囲で片付けをしている露店商から老人の宿を聞き出し、向かうことにした]
― 昼前・中央広場 ―
[エドワーズとポコの間柄は、ヘロイーズから見ても、とても仲良いもので、ポコに悪いことをしようとする人には見えなかった。
この街に来たのが偶然と言われ、探すあてもなく、出逢えた事を聞けば、ヘロイーズも心に去来するものがある。]
― 詰め所→ ―
まったく勘弁してくださいよ〜
[青年は手配書を抱えて詰め所を飛び出した。
追いかけるように、ジェルトルーデ副団長の高らかな笑いが響いてくる]
割れ谷か手配書書きか挨拶回りか備品調達か事情聴取か子猫の世話かおじいちゃんの世話かどぶさらいか枝打ちか、あとえ〜と、とにかく。
[どれかひとつにしてほしい。いやそこまで贅沢は言わない。せめてふたつ、いやみっつまでならなんとか。
最近出来たばかりの自警団。
人手不足が改善する見込みは当分ない]
[ウィルが紹介してくれた老学者の話はとても興味深くて、つい実験場所を探しましょうなどという流れ。ついでにその畑を耕すことも引き受けてしまって、おいおい割れ谷の方はどうした、という案配だ]
仕事は増えちゃったけど、ま〜
[いいか、と。悪くない気分でいる。
老学者とともに話し込んでいた片眼鏡の男はずいぶんと魔法に造詣が深いらしく、聞けば、危険種の巨大化は刻印だけでなく媒介が必要ではないかと教えてくれた。
ならば魔水晶か妖白板はどうかと、と老学者が合いの手を入れて、議論は延々と続いていった。青年は途中から、ほぼお茶くみ係に徹していた]
『ポコと友達でありがとう。』
『私の家でゆっくり話をしませんか。』
[そう綴るのがようやっと。
エドワーズが、メモ帳の文字を読んでヘロイーズを見れば、
とびっきりの笑顔を向けた。]
[日が暮れてくると唐突に、汗だくの青年が詰め所に飛び込んできて、泥棒だなどと叫ぶから大捕物になった。おかげで詰め所はまたひっちゃかめっちゃかの有様だがこの辺はいつものことなので誰も気にしなかった。
あとは盗品を持ち主に届けて、一件落着である]
いや、あと事情聴取とか、ね。
[それは別の誰かがやってくれているだろう。そうだといいな。と青年は思った]
[その後日、宙船探索をエドワーズから切り出されて、
北の荒野に向かうのは、また別の話…―――。
そして、そこで出逢ったあの人との話も。**]
― いつか タウン・ナリヤ ―
ついに追い詰めた……。
[タウン・ナリヤの路地裏。
身軽な男は、屋根の上に寝そべるようにして身を潜めていた。
視線の先には、黒いマントを羽織った怪しげな風体の男]
あいつが魔素を操り、危険種を巨大化させた犯人。
[動機は未だ不明だが、住人の安全を脅かす行為を見逃す訳にはいかなかった。
斥候の青年の後ろには、この件に協力を申し出た冒険者たちが集っている。
魔法による情報伝達で、反対側でも包囲網が形成されているはずだ]
いくぞ。
[身振りで背後の冒険者に合図を出し、ボウガンを構える。
狙うはマントの肩を掠める位置。
魔素の流れを意識しながら、引金を引く。
ボウガンの発射機構、そして矢の周囲の空気が変質し、一切の音が消えた]
[通常ならば回避すら出来ないはずの攻撃。
しかし矢は、見えない壁に当たったかのように弾かれ、地面に落ちる。
そして振り返る黒マントの男]
――気付かれたか!
[男はマントを翻し駆け出した。
移動系の魔法を使っているのか、まさに飛ぶような動きだ]
負けるかっ!
[足元に魔素を集中させ、屋根を蹴る。
数m先の屋根に着地し、更にそれを足場に跳躍。
敵の逃亡に気付いたか、周囲の冒険者たちの動きも慌ただしくなった]
待て――つっ!
[もう少しで男の肩を掴める所まで接近したが、魔法で飛ばされたものだろうか、礫が足首を掠めバランスを崩した]
いてて……。
[屋根の上で体を起こす横を、冒険者の中でも身軽な者らが駆け抜けていく。
幾人かは、大丈夫かだとか、後は任せろといった言葉を掛けて通り過ぎた]
やれやれ、オレもまだ未熟だなぁ。
[そう呟いて苦笑する。
それでも、悔しさより安堵が勝るのは、"斥候"の役目を果たした後を任せられる仲間が出来たことだろう。
今回の件で、ふらっと立ち寄っては出て行く者が多かったタウン・ナリヤの冒険者たちの結束が固まり、組織だった動きも増えてきていた。
単独または少人数で依頼をこなしていた頃よりも、より専門的な動きが求められるようになったのだ。
自身の名乗る"スカウト"の肩書にも、これまで以上の重みが出ることだろう]
[隣で、にゃあ、と小さな声がした。
そちらを見ると、かつて高い所に登っては下りられなくなっていたあの猫が、心配そうに見上げている]
ははっ、お前にまで心配されちゃったか。
[今はもう子猫とは呼べない大きさのその猫を、そっと撫でる]
こうしちゃいられないな。
じゃ、もうひとっ走り行ってくるよ。
[ヴェルの店で買った痛み止めの薬草を、足首に貼り付ける。
若猫が見詰める先を、一陣の風が駆け抜けていった**]
[資料にまたがって書かれていたメモは、あらかた見つけることが出来て、苦労に全く比例しない情報に脱力感と達成感を覚えたのは誰にも言えない。
途中露天でお菓子を買う。
氷の結晶の様な、蜘蛛の巣の様な、平べったい六角形の飴細工。
ポケットの中にはヘロイーズから貰った招待状。
留守であればドアノブにでも下げておこう。
とおみやげを手にまず向かうのは酒場]
これで、よし、と。
[貼った依頼書を前に、腰に手を当てて満足そうに頷いた。
依頼内容。
北の割れ谷に現れた、巨大化クラブローパーの討伐。
自警団と共に討伐にあたります。云々。
詳しくは自警団まで。担当クラット・ブラック。
この依頼は多分、黒幕の魔法使いを捕まえるまで長く続くんだろう。ざっくりとたわりに面倒な依頼だ。冒険者がきてくれるのかくれないのか。それはわからないけれど]
ま〜 きっとなんとかなるってね。
[この町には頼りになる冒険者がいる。
自分もその一員になりたいな、と、ほのかな願望を口にはせずに、青年は沢山の依頼が張り出された壁の前で笑った**]
[トランクを傍らに一人立ち、目を閉じて精神を集中する。
魔素の糸を伸ばし、遠い遠い西の地にある、自らの身体から分かれたものを探り当てる。
共鳴を頼りに探し当て、その中心に輝くものをつかんで引き寄せる。
力を込めて近く近く引き寄せると、自分とそれの間の空間がひしゃげてつながった]
……行くぞ!
[目を開くと真っ暗な空間。指を弾いて魔素の明かりを作り出すと、真新しい木目も美しい地下室の壁が浮かび上がった]
ほう、これは注文通り……と言うよりもかなり立派なものだな。
これは……新大陸で産出されるというモクジュ材……か?
支度金もろくに渡していなかったのにここまでとは……開拓村の物価とは、一体どうなっているのだか。
鍵は……と、これか。
[鍵を拾い上げ、設置されたマーカーに隠蔽の魔法をかけると地下室の外へ。家の中を点検し満足すると、家を出て村の中心に向かった。勿論施錠は怠り無い]
放置されて過疎化した村だと言うからどんな掘っ立て小屋でも気にしないつもりではいたが、立派なものじゃないか。
補修もきちんとされているようだし……ジェスロに会ったらよくよくねぎらってやらんとな。
[その前に村長に挨拶だろうか。ジェスロに会えれば取次ぎを頼めるかな、等と考えつつ歩いていった**]
― いつか タウン・ナリヤ ―
今日を逃すわけにはいきません。
絶対捕まえますよ。
[ターゲットを挟んで反対側に包囲網をしくのは自警団。魔法により伝わる音が、互いの情報を伝え合う。
指揮を任された青年は、拳を握って耳を澄ませた。
冒険者が陽であれば自警団は陰、長いこと同じ依頼をこなしていた仲間である。互いに得意なことを出し合い依頼をこなす、そんな仲間だ]
ゴーです。
[冒険者側の行動が第二段階へ。
ぶるりと身震いして、短い声援を送る。
向こうの先頭はウィルだ――ずっと頼りにしていた相手をそう呼べるようになったのも、こうして共に同じ依頼をこなすようになって少しだけ訪れた意識の変化による]
[――気づかれたか。と微かに漏れた音に、息を吐く、めいっぱい、緊張しないように]
行きますよ。
[握ったままの拳を振る。
自警団、冒険者の様に個々の技量に飛び抜けているわけでもなければ、技術に幅があるわけでもないけれど]
この町を誰より知り尽くしているのは僕らですからね。
[青年は笑う]
― タウン・ナリヤのある一日 ―
[何故、喋らないのか・喋れないのか。
その事には触れずに、中央広場でエドワーズとは別れた。
何時か伝える時も来るかもしれないが、今はその時ではなく。]
[歩き出して、ふと、物足りなさを感じて足下を見る]
……あれ、あの子は?
[自分が連れてきたはずの猫。
すっかり子猫を卒業して木の上からも身軽に降りられるようになった――そのくせに、着地する先は目掛けたように青年の顔だったりするのだが]
自警団の一員だものね。
[あの子も、と。
きっと犯人を追っているに違いない、自分の得意な方法で]
負けませんよ〜
[まっすぐ前を見て、青年は駆けだした**]
[エドワーズと別れた後、
樹海から帰還した日に納品出来なかった場所を回りに行く。
薬の調合などは、簡単なものならヘロイーズには出来るけれども、喩えば難病の治療薬に使われる植物の調合は無理だ。
それこそ、ヌァヴェル達の出番になるだろう。
採取等が専門の冒険者。将来的にはどうなるか分からないけれど、今のヘロイーズの肩書きはそれだった。]
[ヘロイーズは自室でほっと一息つく。
父は、宙船の調査で家には居ない。
連絡を取らない限り、帰って来る事はないだろう。
ベッドの上に三角座りし、クッションを抱きかかえて、
横を向いて写真立ての写真を見る。
ヘロイーズと、父と、母。そしてポコの写真。
それに、仄かに微笑む。]
[自室には、
採取の合間に見つけたものや、珍しいものが飾られている。
北の荒野で見つけた硝子とも樹脂ともつかぬ蜘蛛の巣の欠片。
少し変わった形をした樹の枝、何時か拾った種達、
その中には黒い綿毛もあって、瓶に収められている。
その日の大気中の魔素量で色を変える鳥の羽もあるけれど、
きっと、一番珍しいものは、宙船の中枢の部品の一つだろう。
だけれども、それはヘロイーズの一番大切なものではない。]
[さあ、もう少ししたらお客を迎えなくては。]
[ここはタウン・ナリヤ。
冒険と冒険の合間の町でもあり、
事件は起こっても冒険の場所とは違う、
憩いの場所でもあるのだから。]
― タウン・ナリヤ のヘロイーズの家 ―
[扉をノック。
有りもしないネクタイを直す、仕草]
あ、あの――
[最初の一音が裏返って、顔が熱くなる]
お招き頂きまして、ありがとうございます。
[ぺこり、頭を下げる。
ほのかに香る、お茶の葉の香り。
出迎えられる、いつもは逆の立場の自警団員、少しだけこそばゆくて頬を掻いた]
あ、これ、良ければ。
[買ったばかりの飴細工を渡しながら。
そのうち見せて貰う、ぼうけん! 先で採取した品々。
問いかける青年は、今はまだ、町で依頼を出す側の者**]
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