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― 酒場 ―
[掲示板を眺めているヘロイーズに、
酒場の主人が声をかける。]
「それにしても早いもんだな。
ヘロイーズも、来てそろそろ7年は経ったか。」
[タウン・ナリヤ。十数年程前に新しく開拓された町、定住者は意外にも少ないが、この酒場の主人は長年この町で店を開いている。]
「親父さんとこの店に現れた日の事はよーく覚えてるとも。
そっちのチビ助もな。何か飲んで行くかい?」
[ヘロイーズは少し悩んだ後、頷いた。
疲労回復効果と後味スッキリの、
爽快系ドリンク、スズラ蜂蜜ジュースを指差し注文する。
スズラとは、鱗状の皮に包まれた酸っぱい実の成る植物で、その実はビタミンと魔素が豊富に含まれているのだった。
クラットにも、酒場の店主は注文を聞くだろう。]
―南の樹海―
[ヴェルに案内されて到着したキャンプ地で、ロッテには出会えたか。
あたりを点検していると果物と書置き>>1:8を見つけた。署名は『冒険者,ヘロイーズ・ヴァルサールより』とある]
……ヘロイーズ・ヴァルサール?
[名前を口に出すと、優美な響きに聞き覚えがある]
どこで会ったのだったか、随分昔だったような……
ヘロイーズ……ノクサの村の祈祷師は……違うな、アカデミーの同級生は確か……いや……
うーむヘロイーズ。ヘロちゃん。……ヘロちゃん?
[口をついて出た愛称に記憶の片隅がひっかかった]
ああ、宙船発掘のヴァルサール博士!あのヘロイーズが、冒険者?
……。
…?
[エドワーズには最初こそ質問をされたものの、途中から必要以上には話しかけられていないのに気付いた。よくよく注意すれば、その質問は自分にした方がいいんじゃないかと思うものまでオノンやジェスロに振っている]
……。
[なんとなく年上の男性が…特に兄に近い年代の男性が苦手で必要以上に警戒していたが、いい人ではあるらしい。そう認識を改め、エドワーズの質問に二人が困っていると、小さく注釈を入れたり代わりに答えたりするように心がける]
[クラットには、
紅クレーレの花を多めに蕾付きのものを譲った。]
「みゅ…」
[リトが欠伸混じり声を上げた。
頭の上のリトをそのままに、振り返る。
どうやら男性の冒険者のようだ。
ふるふると首を左右に振って、にこっ。]
[仕立てのよさそうな服や持ち物からいい家柄の人なのだろうとは察せられた。けれど見たことのないものを見つけるニ興味津々といった顔でメモを取っている姿は、案外フィールドワークにも慣れていそうだ。
キャンプ地近くの群生地で薬草を採取していると、近くでエドワーズが屈みこむのが見える]
え、と…
[少しの逡巡。けれど]
あの、葉、だけです。根に薬効はないから…植えると、簡単に増えるんだけど…薬を作るのなら、葉と、茎があれば…
[アブラハムの依頼内容からして、必要としているのは薬の原料だけだろう。キャンプ地に行ってみたいという言葉に、こくりと頷いた]
きょだいかの魔法求む。
うわさでも可。
もしかしてー
クラットさんが探しているのは、
悪い魔法使いさんなのでしょーか。
[クラットに頭を撫でられながら。
こっそり一番下に貼られた依頼書はばっちり見えた。]
―ちょっと昔、旧大陸のどこか―
「……と言う訳で、世にも珍しい友好種の自動人形の一つがここにあるわけだ!」
[アカデミーの恩師に連れられ、訪れたヴァルサール博士の居所で見せられた自動人形。確かにどう見ても警備目的には見えない。宙船の生み出すものは見た目で判断してはならない、と言うのを差し引いてもだ]
つまり、愛玩用として作られたものと博士は推測されていると。
あれだけの技術を持った文明であれば文化も相当に発達はしていたでしょうし、そういったものも見つかってしかるべきとは思いますが。
[しげしげと見つめる。攻撃用の機構は少なくとも目につく所にないと判断すれば無造作に抱き上げ、検分する]
――うわっ!
[見た目の硬質さからは予想できなかった暖かさに驚いてうっかり取り落としそうになった。
ヴァルサール博士から硬い声で注意が飛ぶ]
ああ、貴重な自動人形を申し訳ない。……ではなく?
名前はポコと聞いたがそれが……何か?
……心の回路?それは……
[改めて手の中の自動人形に目を落とすとふるふると震えていたかもしれない。
小さな声は「ヘロちゃん」に助けを求めているように聞こえた]
……すまない。失礼をしたね。
[そっと下に下ろし、頭を下げたが許して貰えたかどうか。ポコと引き合わされる前か後に、博士の小さな娘とも出会っていた筈だ**]
−樹海のキャンプ地−
ふーん♪ふへー、はー♪
[種をたんまりと手に入れることができ、上機嫌でキャンプ地へと入った。鼻歌の歌詞に意味などないけれど、気分がいいのだからしょうがない]
はー、ふふー♪
[鼻歌と共に、盾に載っている分の薬草をいったんキャンプ地の地面へと下ろす。
エドワーズが何か見つけたらしく、声を上げている>>93のが、気にはなったけれど…]
そごに誰がいんのがぃ〜?
[念のためにと盾を構えつつ、そう離れていない辺り>>91に声をかけた。
意図的に足音を潜めた、二本足の生き物なら、きっと言葉は通じるだろうという心算で]
[ウィルの謝罪には、もう一度首を振る。
ジュースのグラスを置き、
ポーチからメモ帳を取り出し鉛筆を走らせた。]
『冒険者,ヘロイーズ・ヴァルサールです。
頭の上の雛はリト、あちらは珍しいかもしれませんが自動人形の友好種、オトモ・フレンドリのポコです。
よろしくお願いします。』
[ヘロイーズはウィルにメモを渡してから、
改めて右手を両手で握り、にっこりと笑顔を向けた。]
―― 回想・樹海にて
[ガガーを手に戻ってくると目に入ったのは盾を手に警戒するオノン>>73と背後にいるヴェル>>69とエドワーズ>>85の姿だった。
鳥型危険種の話をした際の反応は様々で――…特にエドワーズ>>85に対しては、気を使わせちゃってるなーという意識が生まれたらしく]
あー、あれだ。俺の体質の話なら、後で官憲詰め所で聞いてみたらいいんじゃないか?
あそこ、何に触ってどうなったのか全部記録に残ってるはずだから。
…っつーか、毎回あんだけ書類書かせて、記録に残してなかったら、あいつらしばく
[と、教えるだろう]
へえ!その盾宙船製か!
あいつといえども、宙船は焼けないだろうな
[オノンの言葉>>74に対しては、まじまじと盾を見つめた。
元々、盾に相応しい形だったのか、そのように精製したのか。後者であるなら、どのようにして作られたのか……と、触って確かめたい衝動にかられたりもしたが、すんでのところで踏みとどまった]
[キャンプ地につくと、つい今しがたまで誰かがいたことが伺われる。いくつかの果実とメモが目に入った。森でヘたまに見かける光景だ]
…?
[それをしげしげと見つめているエドワーズに不思議そうな顔をするが、フィールドワークに慣れていそうとはいえ、樹海のルールに慣れている訳ではない。初めて見るのかと結論付けた]
――っ
[葉を揺らす音が微かに聞こえて、咄嗟にウエストポーチに手を伸ばす。入っているのは武器ではないのだが。一応身を守るためのナイフは持っているものの、先に手が出るのはナイフよりもこちら]
……?
[オノンの呼びかけに答える声>>104には、聞き覚えがあった]
[ウィルの反応に、ほっと内心安堵する。]
「ふすっ」
[リトは残念ながら、挨拶されても眠たそうで息を洩らしただけだった。ヘロイーズは、再び鉛筆を走らせる。]
『気にしないで。
依頼を見ていました。
これから何件か納品をしたあと帰ります。』
[ウィルにメモを渡す。
それから、スズラ蜂蜜ジュースで喉を潤した。]
せっかくだから、特異体質 ジェスロ は 誰でもいい に投票するぜ!
― 酒場 ―
この依頼、メリルさんのところで見繕えばいけるんじゃない?
[>>86モデルの依頼の紙を指さしつつポコを見る。果たしてどんな絵になるのか、それはそれで興味がわいたが]
じゃあ、同じので?
[>>92酒場の主人に聞かれれば、ヘロイーズと同じ物と頼む。味は知らない、興味本位と言うよりもいつもの癖である。店主は笑って肩をすくめた]
[紅クレーレの花、沢山付いたつぼみを落とさぬように大事に抱えながら、反対の手ではポコを撫でて]
うん。副団長もとても張り切ってたし。
僕も少し、気になるし。
[目線がちょうど依頼書くらいだったか。
ポコと視線を合わせると、そっと微笑んだ]
はっ!
[ウィルから声をかけられて、ぴょんと姿勢を正した。]
ぼく、ヘロちゃんのオトモ・フレンドリのポコです!
ウィルさん、はじめまして。
よろしくなのですっ。
[名は知らずとも、その姿を見ればかの人と判る――そんなベテランの魔法使いに助けられたのは何時だったか。
新米冒険者にとってはただでさえ頼りになるその人は、魔法を使う術の一切無い身にとってはさらに頼もしい存在だった。
「レディ」として扱われたことに対しては、当時は少々微妙な遣り取りも挟んだ「機巧使い」だったが――。
特に街の噂に上ることもなかった(はずだ)し、今となってはロッテ自身それ程気にしていない]
エドワーズ……、
[対して、今目の前に居る「魔法使い」。
少なくとも「冒険者」としては、ロッテの記憶の中には無かったのだが]
――回想・少し前――
[頭の上にぽふ、と重みがかかる。見上げるとジェスロが頭に手を置いていた]
……。
[かけられた言葉が慰めてくれているものだと分かる]
…うん、そうだね。
……ありがとう。
[小さく礼を言い、いくら珍しい現象とはいえ、もうこんなことがないよう改めて気を引き締めると、列の前に足早に戻った]
――回想・了
もしかしたら……
[言いかけたらぴょこりと姿勢を正すポコに、うわ、と驚いた。
振り返ると、ウィルの姿]
この前はどうもありがとうございました。
[掲示板前の隅っこのほうでしゃがんだまま、微笑んで、ぺこり。
ヘロイーズとの会話を邪魔しないよう小声なので、ほとんどゼスチュアだけの、挨拶]
/*
何か気が付いたらノリが巨大ボス倒すぜ樹海奥まで行くぜヒャッハー!になってしまっていたので、いっそ今日落ちようかなとも思っているのだけれど、
占い師ロールを期待されていたら、と思うとちょっと動きに迷うところだなぁ。
せっかくだから、沈黙の ヘロイーズ は ガラクタ探し メリル に投票するぜ!
[その少し前、友好種の自動人形が姿勢を正すのが見えた]
はじめまして、ポコ。
[可愛らしい動きを見てくすりと笑う]
よろしくなー。
[ぷるぷるしているポコの手を、握手とばかりそっと握った。
人肌の温かさにちょっとびっくりするのはこの男も同じだった]
機巧使い ロッテ は、なんとなく 煙草売り ヌァヴェル を能力(透視)の対象に選んでみた。
機巧使い ロッテ は、なんとなく 探究者 エドワーズ を能力(透視)の対象に選んでみた。
せっかくだから、スカウト ウィル は 特異体質 ジェスロ に投票するぜ!
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申し訳ない。
冒険に行くなら、ジェスロが良いのではと思うんだけど、まだ落ちるのは惜しい人ばかりで。もう24hあれば…。どうしよう。
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