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ふらふらしながら種落としてぐもんだがら、誰が呼んだか転がり草(タンブルウィード)っつってな。
……ああ、なんならロッテさんも乗ってぐかぃ?
荷物抱えて歩ぐよっか速ェよ?
[そう告げて、まだ幾許かのスペースが空いている大盾を示す。
もっとも、荷馬車の護衛にまで気が回らずに聞いているものだから、そういったことを聞けばあっさりと退くだろうけれども]
― 煙草屋 ―
[きぃ。
足音は聞こえなかったが、木製の扉が開く聞き慣れた音に顔を上げた]
あ、ウィルさん。いらっしゃい。
[詰め所へ持っていくつもりの薬草――止血や毒消しや気付け効果のあるもの、それと少量ではあるが強すぎる魔素を中和させる特殊な香草等を難しい顔で選び出していたが、見知った顔に微かに笑顔を浮かべた。
もしかしたら扉の開く音は店内の彼女を驚かせないための気遣いなのかもしれないが、彼女自身はそんなことを知る由もなく。]
いつもと同じのでいいの?
[テーブルに置かれた硬貨を確認し、それに応じた量を。煙管で使うための量り売りではなく、扱いやすく紙で巻いたものを差し出した]
[薬屋としてではなく本来の煙草屋の客として訪れてくれる存在に、商売人としての作り笑顔よりも自然な笑みが浮かぶ]
そういえば、さっき随分賑やかだったね。西のほう。なにかあったのかな?
[外から来た彼ならば、自分よりも詳しいかもしれない。さほど期待してのものではないが、話題を振ってみる。その答えによっては持っていく薬草の種類に変化があるかもしれないと]
「ヴェルさん、何か知ってる?」
[聞かれたものの、自分も騒ぎを横に眺めてきただけだ。むしろ自分が聞こうかと思ったことを先に聞かれて、ふるふると首を横に振った]
…なにも。賑やかだった、ね。怪我人が、いなければいいけど。
[官憲にいる知り合いの顔が思い出されて、小さく眉を寄せる。手が自然に、先程用意した薬草の包みに止血の効果のあるものを増量していた]
心配、だね。
[首を横に振る様子を見て、そっか、と軽く頷く]
そうだなぁ。
大事じゃなきゃいいんだが。
[心配顔のヴェルに同意する]
ま、そろそろ酒場にも情報が行ってるだろうから、オレはちょっと話を聞きに行ってくるよ。
ヴェルさんは? 詰所の方に直接行く予定?
[煙草を口の端に咥えつつ、問い掛けの視線を送る]
[詰め所に直接行くのかと問われて、少しきょとんとした顔になる。詰め所にいくと言った記憶はなかったので。
けれどウィルの視線が自分の用意している薬草の方を見ているのに気付いてすぐに納得した]
…うん。向こうで、聞けるかもしれないし。怪我人がいたら、治療が先だと思うし。
[それに、酒場の空気は苦手だ。人が多いのも、大声で喧嘩をしているのではないかと思うようなやり取りも。]
なにか分かったら、あとで教えてね。
[ふと思いついて、止血の薬草を少量包んでウィルに渡した]
よく来てくれてる、お礼?
[何故か疑問系。]
―西街道―
[オノン>>53が木箱を受け取ってから、ロッテはもう一つの商品の箱を片手で持ち上げた。
やはり「割物注意」と捺された木箱を小脇に、掛けた問いに対するオノンの説明を――訛り言葉のそれをまた、注意深く聞いて]
なんだ。植える方だったのかい。
各地を周りながら土地の植生を豊かにしていく民の話は小耳に挟んだことがあるが、オノン殿がそうだったとは。
あぁ、成程。ライフ・ワーク……。
確かに、楽しげなところはまさに自由な転がり草、といったところか。
[一人納得しながら、頷いていた。
相手の雰囲気に感化されたように、声色は少し明るめになっていた]
[それから、オノンからの誘い>>54には]
ん、折角ではあるが、この御仁のことがあってな。
隊商とはぐれたり何だりして命辛々、といったところだったらしい。
見た処、どうしたものか、護衛の人間も居なくなってしまったようだ。
タウンまでの距離はそう遠くないが、護衛は無いに越したことはない。
あぁ、そうだ、官憲への通報もしないとな……。
[意識してか無意識にか、空いた片手はホルスターに収められた短銃へと。
その意味をどう受け取ったか、荷馬車の商人は遠慮するでも逃走するでもなく、ただ一度頷いていた]
オノン殿は先に行って、箱を酒場に届けてきておいてくれるかい。
とりあえずそれだけのグラスがあれば、何とか営業はできるだろう。
僕はこの件を一先ず処理してから、酒場に向かう。
[自分の喋り方のせいで相手を戸惑わせたことに、慌てて手を振る]
うん、気にしないで!ウィルさんも怪我しないように、気をつけてね!
[店を出て行くウィルを見送り、小さくため息。どうにも気が抜けると本来の口下手が出てしまう。商売人としてそれはダメだろう、と常々自分で思っているのだが]
あー……もう。もう…
[しばし止まって考え込んでいたが、考えても仕方がないと開き直ると用意した薬草を丁寧に包み、無人になる店を閉めると看板の横に『少し出かけてきます』と書いたメモを貼り付けて、詰め所に向けて歩き出した]
おっ、そうがぃ?
ロッテさん気ぃ利ぐなぁ
したらオレは先行がせてもらうな?
[改めて木箱を固定し、盾の上に乗る]
したっけ、また酒場で会うべなー
[ひらひらと手を振り、笑みをその場に残して旋律を口ずさむ]
ff、f、f〜〜♪
[奏でられる音に呼応してふわりと浮かび上がった大盾が、滑るようにしてその場をあとにした]
― 酒場 ―
邪魔するよ。
[酒場の扉を開け店主に声を掛ける。
事件の匂いを嗅ぎつけたか、店内はややざわついた雰囲気だ]
ん? グラスがない?
ああ、いいよいいよ。話聞きに来ただけだから。
[頭を下げる店主に軽く手を振り、代わりに灰皿を出してもらった。
ヴェルの店で買った煙草に小型着火機巧で火を点け、一息吸い込んで]
ほら、さっき官憲が騒いでるの見掛けたんでね。
それに関して情報なり依頼なり、来てないかと思ってさ――
[言いながら、情報料としてのチップを主人の掌へ載せる]
そういや、怪我人の話は――
っと、現場に向かった官憲は流石にまだ戻ってないか。
そんじゃ、今後また情報が増えるかもしれないな。
[ひとまず情報は出し切ったと見て礼を言う。
短くなった煙草を灰皿に押し付けてから、ふと思い付いたようにパンを二つ頼んだ。
一つは自分用。もう一つは薬草をくれたヴェルに持って行こうと思ってのことだ]
−酒場−
s〜…s〜…s〜…
[風を操る旋律を少しずつ弱めて、そっと酒場の前に盾を乗りつけ、軟着陸させる]
お〜、ご主人さん、グラス持っできだけど〜
[グラスの入った木箱を抱えて店内に入り、そんな間延びした声を上げる]
んぉ?
なんが賑わっでねェが?
なんがあっだんがぃ?
[カウンターの影に木箱を降ろしながら、酒場の主ともなく、その話し相手の青年ともなく、問いを投げかける]
あ〜、あんどぎの?
[荷馬車がどうのこうの、商人がどうのこうの、と、ことのあらましを聞けば、思い出されるのは街道へと向かう道すがらに脇を駆け抜けていった荷馬車と、先刻ロッテが商談を持ちかけていたらしき荷馬車]
ロッテさんがこのグラス売っでぐれた荷馬車護衛しでくるっで言っでだがらよ〜
あとで話し聞けっかもしんねェなぁ
[思いつきをそのまま零すみたいに、そんなことをひとりごちる]
―タウン・ナリヤ外周にて―
[己が呼ばずとも官憲は自ずからやってくる。
外部から入ってくる荷馬車の存在を見てのことだった]
あぁ、検問か……というには何やら騒がしいが。
一体どうした?
[その答えを聞く前に、荷を積んだ馬車とその主は官憲の面々の捕捉を受ける。
木箱を抱えて同行していたロッテも、無関係とは判断されなかったようだった。ついさっき町の外に出て行った姿は目撃されていたから、初めから同行していた護衛ではないとは認められたのだが]
取り調べとあらば、協力しない訳にはいくまい。
丁度不穏な話を聞いて、其方に通報しようとしていたところだったしな。
……オノン殿に先に行ってもらって良かったな。
[少なくとも己が買い付けたグラスは、非合法の取引の対象となるような代物ではないとは判断していたのだが、結局かの商人が見せてくれなかった荷のこととなれば――]
んん?兄ちゃん事件が気になるんがぃ?
気になるこどっつったら、そぉなぁ…
もう一台、荷馬車がえれェ速さで通っでったがらよ。
今思えばありゃぁ事件を知らせに行っでたんじゃねェがなぁ?
[首をかしげかしげ、記憶を辿るようにしてその荷馬車の外装をポツリポツリ口にする。ある程度街に馴染んだものなら、荷馬車の主に心当たりもあるだろうか?]
―それから、官憲の詰め所にて―
――成程。
つまるところ、僕が遭遇した「隊商とはぐれて命辛々やってきた荷馬車」とは。
「荷物検査」の対象となるものの運び屋だった疑いが、ということでいいのかい。
[確認するように呟き、官憲の一人に向き合う。
自分が抱えていた木箱の中身は――ついでに、ロッテ自身の荷物検査も――シロとのことだった。
オノンに渡した木箱のグラスも同じ種類のものだったから、おそらくは問題ないものだろう]
魔素を多く含有した本体……。
その辺りの勘は僕は働かない筈だったんだが。
とんだお手柄、とでも言えば良いのかね。
……そう言えば、件の荷馬車に向かった時、別の車が通っていったのも聞こえたが。
あれも何か関係が――、
しかし、久々の「荷物検査」は中々応えたよ。
確かに僕は、他の人間よりは色々と隠し持ちやすい身体ではあるからな。
[凝視しない赤い両目は、何の音も立てない。
代わりに、テーブルの下で組んだ脚が、ほんの微かに硬質な音を立てる。
その「音」の訳を直接問われなければ、特に自ずから答えるわけでもない。先程のオノン>>52の反応を垣間見た時も、またそうだった。
つまるところ――少女の姿をしたこの冒険者は、身体そのものが機巧の産物。
といっても部品を頻繁に入れ替える訳でもなく、何より「ロッテ」としての中核に当たる部分の属性は変わらないものだったから、本人確認自体は然程ややこしいものでもない]
どこぞの誰かのように、特定のものに触れるだけで書類の紙束が待っている者に比べれば、大したことはないのかもしれないが。
……って、彼も此処に来ているのかい?
お?いいのがぃ?
[差し出されたコインに相好を崩しつつ、ふと手を止めてそのコインを眺める]
したら兄ちゃん?
この街で草やら木やらの種を譲っでぐれそーな人でも知らねェがぃ?
情報料はこいつで。
[にこやかに差し出したのは、たった今受け取ったばかりのコイン]
折角だし、行けるなら労いにでも行ってみようか。
何にしても、僕も証人のひとりになってしまった訳だ。
まだ酒場には戻れそうにないな……。
[果たして、書類地獄は終わっているだろうか――。
そんなことを考えながら、機巧の少女は、今暫くは詰め所に留まって*いる*]
折角だし、行けるなら労いにでも行ってみようか。
書類地獄の労いに、ね。
しかし、僕も証人のひとりになってしまった、ということか。
まだ酒場には戻れそうにないな……。
[機巧の少女は、今暫くは詰め所に留まって*いる*]
――官憲詰め所――
こん、にちはー。
[ばたばたと慌しく駆け回る人の邪魔にならぬよう、そっと声をかける。包みを抱えた彼女の姿を見れば、言わずとも用件は伝わったのだろう。いくつかの署名を求められただけで、奥へ入る許可は貰えた]
今日は皆さん忙しいんですね。
[経理へと案内をされながら、気になっていたことを聞いてみる。慌しくはあるが、薬草がいますぐ必要ではない様子に幾分安心していた。そして顔馴染みになった官憲から>>45の話を聞かされる]
……?
つまり…入ってくる荷物のチェックが、厳しくなって、る?
―― タウン・ナリヤ外周 官憲の詰め所
……なにこれ
[ジェスロは残り1枚となった書類を手に、困惑の貼りついた顔で官憲に問う。
その書類…書類というよりは何故か一枚だけやたら面積が大きいその紙のことを問われると、官憲は「枚数を削減した結果だ」と、答えた]
書く量変わってねーじゃん…
[がくりと項垂れつつもしっかりを手を動かし……数十分ほどかけて最後の難関を済ませた。
ヌァヴェルとロッテが来たのはどのタイミングだったか。書類との戦闘中であれば右手と視線は書面にとりかかりながら、言葉と左手で挨拶をしただろう]
したらありがたく…
[押し戻されたコインを懐にしまいこみ]
お〜、お願げぇ出来だら助がるなぁ。
したらご主人さんや、お冷一杯と、オレにもパン包んでおぐれ〜
[告げて、出てきたお冷を一気に呷り、パンを受け取る]
んじゃ、これ、御代。
さっきの報酬はまだ後でもらうがら、とっどいでな?
[にっこりとちゃっかりと念を押し、改めて青年に向き直る]
したらお願げぇさしてもらうがらよ
よろしぐな…え〜っと…兄ちゃん、名前は?
オレはオノンってンだ。
オノン・タンブルウィード!
[自己紹介とともに、右手を差し出す]
おう。
オレはウィル……ウィリアム・ストークスだ。
よろしくな。
[差し出された右手をこちらの右手で握る]
んじゃ、そいつは官憲の詰所に行ってるはずだから、そっちに向かおう。
案内するから着いて来てくれ。
[と、オノンを促して酒場を出る。
扉を開けて、空気の匂いが変わった所で、一回指を鳴らす。
服についた煙草の匂いが、一瞬にして消えた]
[彼女が採ってくる薬草には町から出たところに自生しているものもある。それを採りにいけないとなると死活問題になりかねなく――]
……。
[よほど困った顔をしていたのだろう。荷物のチェックをするだけで、通れることは通れると説明されながら笑われた]
そ、っか。よかった。
[ただ危険な人物がいるかもしれない、くれぐれも注意するようにと念を押された。さほど身を守る技術を身に着けている訳ではないのだからと。]
はい。あんまり遠くへは、いかないようにしますから。
[そんな会話をかわしていると、やけに大きな紙と格闘しているジェスロの姿がみえた]
こんにちはー?
[声をかけてみるが、どうやら目の前の書類に釘付けのようだ。右手をこちらに向けてあげてみせるのに小さく頭を下げるが、多分それは相手の視界の外だろう]
…あれは、やっぱり?
[代わりに案内してくれている官憲に聞いてみると、やはりというかいつものごとく、頷いてみせる]
―― タウン・ナリヤ外周 官憲の詰め所
[やっとの事で強敵を倒し、やりきった顔で息を吐く。落ち着いたところで来客の顔を確認すると]
よっ!ヴェルさんはいつもの配達?
あー、ついでに俺の分!また傷薬買いにいくから、とっといてもらっていい?
[と、改めて軽く挨拶をする。魔素含有物の摂取制限にひっかかるとして、魔法による治療も緊急時以外は受けないようにしてるため、よく薬のお世話になっていた。煙草は吸わないが、薬を求めてヴェルの店にはそれなりに顔を出している]
ロッテは珍しいな、こっちにくるの
[本当は珍しくないのかもしれないが、ジェスロの中では酒場で遭遇する人…と刷り込まれているため、そんな言葉が口をつく。
機巧という体を持つらしいが……説明されている途中で「ああ、特異体質の一種なんだな」とジェスロなりに結論付けていたりする。大きな枠としては間違ってはいないのかもしれない]
[官憲と話している間に、最後の一枚を終わらせたらしいジェスロがこちらに向き直るのに、小さく笑みを返す]
こんにちは。いつも大変そう、ですね。
[傷薬をと言われると、一応薬屋じゃないんですけどねーといつもの反論を軽く口に乗せるが、彼の体質を考えると仕方がないものとも思っている]
傷薬だけで大丈夫?他はちゃんと、足りてます?貴方が強いのは知ってますけど、あんまり無理しちゃダメですよ。
[相手の口調が砕けたものだからか、対する彼女の声も普段よりも幾分滑らかだ]
ロッテさんも、こんにちは。ここでお会いするの、珍しい、ですね。
[ジェスロの声に気付いたのか、ロッテにも小さく頭を下げてみせた]
うーん、そこまで遠い訳じゃないけど……。
って、乗り物持ってるのか?
[オノンの大盾の事は知らなかったので、驚いた顔できょろきょろと周囲を見回す。
と、そこに後ろから声を掛けられ。
ああ、と振り返る]
今のは、煙草の匂いを消したんだ。
風の魔素を操ってね。
まあ、こういった小技くらいしか、オレには使えないんだが。
[街中であるし、まだ匂いなどで目立つことを気にする段階ではないが、用心のためである]
ま、乗せてくれるっていうんならお言葉に甘えさせてもらうよ。
[と、オノンの申し出には答えた]
うん、人ひとりふたりなら乗れるがら任せで
[ぱしぱしと大盾を叩いて笑顔で示し、乗って乗ってと手招きする]
はぁ〜器用なごどできるんだぃねぇ〜?
風の魔素はオレも使っでっけど、そっだらこど考えねがったわ〜
[根っから用心などとは無縁なオノンは、心の底から感心と賞賛の目をウィルに向ける]
したら動いてる内はあんまし返事でぎねぇけど、ちゃんと聞こえでっがらよ
そこ右〜、とか、そこ左〜、とか、まっすぐ〜、とか、教えとぐれな?
[確認するように告げて、返事を確かめて]
f〜♪
[浮遊の音色を奏でれば、ウィルとオノンを載せた大盾がふわりと宙に浮く**]
盾……? これに乗るのか。
[言われるがままに盾の上へ。
高い所や足場の悪い所は慣れている方だが、浮遊するものは初めてだ]
おう。わかった。
[オノンの確認に頷き、彼女の奏でる音色を耳にする。
それからはこちらも案内に徹した**]
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