991 【恋愛村：神楼学園高等学校７】Ｒ１５
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唄って踊れる図書委員 香月夏蓮
なんかね、人前で聞くと、すごく照れる…。
[薦められるまま、紅茶に口をつけて]
そうだ、今度、彬くんの家にも紅茶セットも置きましょうね。
[多分、それまでも、これからも、彬の台所は充実していくことでしょう*]
新入生 彬
むしろ他人に言われることも増えると思うが…まあ良いか、照れる可愛い夏蓮が見られるから。
[そろそろ仕事に戻らないと厨房からどろどろとした空気が流れてくるような気がして立ち上がり]
ん？ああ、いいな。紅茶なら俺が淹れられるし。
[暇なら仕事上がるまでゆっくりしていって、贈っていくからと厨房に戻った*]
【独】 唄って踊れる図書委員 香月夏蓮
/*
ただいま。
よぉし、二人の将来をラ神にお伺いしましょう。
彬と夏蓮は、6(6)
1.二人とも無難にサラリーマン、ＯＬになる
2.彬の予想通りに、二人で天文喫茶を立ち上げる
3.夏蓮の尻叩きで彬は天文台（or科学館）の学芸員に。夏蓮はＯＬ。
4.彬が婿養子に入って、夏蓮の両親の家業を継ぐ
5.夏蓮が弾けて、ミュージシャンの道に進み、彬がマネージャーに就任
6.夏蓮が猛勉強の末、弁護士に。彬が主夫になる。
唄って踊れる図書委員 香月夏蓮
ダブルデート？
いいわね。じゃあ、おっきなバスケットにお弁当つめて、4人でどこかに遊びに行きましょう？
どこがいいかしらね…？
[そんな話で花が咲き。でも、きっと卒業するまでのどこかでその夢も現実になったことでしょう*]
唄って踊れる図書委員 香月夏蓮
－高２の冬－
彬くん、話があるの。
[ある日、彬の部屋を訪れていた夏蓮が口火を切った]
実は、わたし、東京の大学受けようかと思って。
先生からも強く薦められてね。もう一頑張りで入れるって。
どうしようかな…？
[彬に結論を求めるような目で]
【独】 唄って踊れる図書委員 香月夏蓮
/*
本当の誑しは、意識してするものじゃないそうですよ？
息をするように誑すそうでｗ
まことさんの格言だったかな？
新入生 彬
[卒業式当日。登校してきてもやっぱりサボり癖は治らなくて。
式典たるい、と屋上へ上がってだらだらと。
この屋上にはサボりで散々世話になった。この景色も、今日で終わり。
次に来る事があっても、もうここの生徒ではない］
色々、あったな…
［サボっていてばかりいた自分が真面目に学校に来るようになった事。
なんてことなく生きていたけど、目的みたいな物が見つかったこと。
そして――――……］
唄って踊れる図書委員 香月夏蓮
－卒業式当日－
あら？また、彬くんったら…。
[会場に姿が見えないので、あちこちを探し出す]
あ、やっぱり、ここにいた。
[屋上にたどり着けば、その姿を..]
新入生 彬
― 高2の冬 ―
ん…？
［問いかけられれば少し考える。
それからぽんぽん、と頭撫でから引き寄せて］
…最終的には夏蓮自身が決めることだけどな…。
まぁ、それなら俺も頑張りますか。
［顔のぞき込んで、にっと笑った］
唄って踊れる図書委員 香月夏蓮
－高２の冬－
でも、あんまり会えなくなるかも…知れないわよ？
[にっこり笑う彬の表情には陰りはない。信用してくれているというのは分かるけれど。
でも、やっぱり寂しい]
新入生 彬
あ、見つかった。
［いつ頃からだろう、サボっていると、見つけてくれる夏蓮。
だんだん、見つけて欲しくてサボっていると言っても過言でない気がしていた。
屋上の柵に寄りかかって、手招きをする］
ちょっと息抜き。
唄って踊れる図書委員 香月夏蓮
－卒業式当日－
息抜きもいいけど、もう式典始まっちゃうわよ。
わたしも、答辞しなきゃだから。
[と言いつつも、傍により]
もう、今日で終わりね。
[手すりに寄り添って、ぽつり]
新入生 彬
― 高2の冬 ―
…
［寂しそうな相手の鼻を軽く摘んで笑い］
頑張るって意味、わかってる？
［家庭教師よろしくな、等とウィンクして。
自分も大学進学は一応考えて居た。遠距離恋愛、なんてする気は毛頭ないんだからと］
唄って踊れる図書委員 香月夏蓮
― 高2の冬 ―
彬くんも、東京へ行くってこと？
[まさか大学進学を考えているとは思ってもなかった]
頑張るったって、今から…じゃ。
[大体の成績を知っているだけに]
それに、同じ東京に居ても、勉強とか忙しかったら、どうなるか…？
[司法試験を目標に考えているとは、今は言えない]
新入生 彬
― 卒業式当日 ―
式典、寝るぞ俺。
［そばに寄って来た相手の横で、校舎を見下ろして］
…なぁ？
まだ色々、話してない事あるけど……少しずつ、話して行けたら良いと、思ってる、けど。
あまりにも育ち方が違うから大丈夫か、って思ったことも…正直あったけど…
とりあえず、さ。
夏蓮と一緒にいて、知らなかったこと、忘れてたこと…沢山、大事な物、もらった。
感謝してる。ありがとう。
［そう言って肩抱き寄せれば額にキス落とし］
唄って踊れる図書委員 香月夏蓮
― 卒業式当日 ―
ふふ。まあそうでしょうね。入学式の時と同じ？
[彬の言葉を一つ一つ噛みしめるように]
育ちとか、あんまり関係ないと思う。どれくらいお互いにわかり合えるか。だと思うし。
うん。こちらこそ。
ありがとう。
[額にキスを受け]
村建て人
＜キャスト＞
（登場順）
七海 奈波 ……………… ash_xechs
香月 夏蓮 ……………… mofmof
藤波 大和 ……………… inemuri
山王寺 愁 ……………… MakotoK
佐々木 美緒 ……………… soranoiro
和泉 薫 ……………… tyazuke730
山中 文菜 ……………… perigord
新入生 彬
― 高2の冬 ―
ん、まぁ東京の大学って言ってもピンから切り出し…そんなに高望みしないし、な。
一応、進学してみたいかな、見たいな欲は出てきたから…浪人したら待たせるかもだけど。
間に合わないか知れないけど塾通いも良いか…。
ん？
[忙しかったら～に少し考えて]
図書館でデートする。
…もしくは一緒に暮らしてしまう？
[半分くらい本気で]
村建て人
坂上 彬 ……………… arusha
神於 璃歩 ……………… Yuun
香山 伊織 ……………… さり
体育教師 ダグラス ……………… NPC
神楼学園教師 ナタリア ……………… NPC
にゃんこ たま ……………… NPC
唄って踊れる図書委員 香月夏蓮
― 高2の冬 ―
うん…、わかった。じゃあ、頑張って。わたしも頑張るから。
[これは、本当に彬は頑張らないとならないだろうと思う。その分、彬の本気度がはかれるのかも…]
ふふ…。
じゃあ、うちの両親を説得して？
[一緒に住むと言われれば。
さて、彬の説得の結果はいかに？*]
村建て人
【スタッフ】
大道具 ……………… 坂上 彬
音楽 ……………… 香月 夏蓮
助監督 ……………… 山王寺 愁
演奏 ……………… 七海 奈波
茶道指導 ……………… 藤波 大和
元気玉担当 ……………… 佐々木 美緒
救急担当 ……………… 神於 璃歩
衣裳・裁縫 ……………… 香山 伊織
ボーリング指導 ……………… 和泉 薫
ヘア・メイク ……………… 山中 文菜
新入生 彬
― 卒業式当日 ―
実は入学式寝てない。とりあえず今日も夏蓮の答辞だけは聞いてるつもり。
…うん。
[少し考えてから、小さなシルバーのリングを相手の手の上に落とし]
ずっと側にいて、欲しい。
…本番はもっと良いの用意するけどな。
[早口になったのは照れ隠し。照れ隠しだけど、本当の言葉。
心を込めて、これからも一緒に歩いてくださいと。
じゃ、式典以降か、と肩を軽く撫でて歩き出す。
新しい、季節に向けて*]
唄って踊れる図書委員 香月夏蓮
― 卒業式当日 ―
でも、わたしたちは、今日で終わりじゃないものね。
これからだもの…。
[強い春一番が吹いてきた。最後の言葉は、彬の耳に届いただろうか？**]
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