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[一曲演奏が終わると、次の曲が始まる。
二曲目は一曲目とうって変わって軽快な音楽が流れる。
http://www.youtube.com/watch?v...
演奏が終わると演奏者が一礼して去り、協会内に集まっていた人々は教会の外へと]
…クラシックも賛美歌も良くわからないけどさ、雰囲気がね。
[上のステンドグラスとか、音の響きとか、と言いながら手を相手に差し出した]
くるみ割り人形ね。
[クラッシックには明るくない夏蓮でも知っている曲だった]
そうね。パイプオルガンが特別ね。
[手を出されると、その手を握って立ち上がる]
でも、意外ね。彬くんがこういう所に来るなんて。神様とか信じるの?
くるみ割り人形って言うんだ?聞いたことはあったけど、曲名は知らなかった。
[握った手を握り返して、ゆっくり歩き出す。問いかけに一度止まっては教会のカカを振り仰ぎ]
んー?全然信じてない。
ここに来たのはただの偶然で、だけどさ。
パイプオルガンの音ってこの空間がないと出ないんだよね…CDとかで聞いたのだと世界感が全然、違うんだ。
それがおもしろくて…たまに、ね。最近来てなかったんだけど、林間学校で思い出した。
確か、バレエ曲のはずだわ。白鳥の湖とかと同じくらい有名なはずよ。
わたしは、信じるかな。というか、多分、神様はいると思ってる。どんな神様かは分からないけど。
だって、彬くんと出会えたんだもの。
[言ってから、すごく照れた]
彬くんが偶然ここに来たのも、ただの偶然じゃないような気がするわ。
そっか。…うん、でも一曲目の調子で続いたら寝る所だった気がするから…ああ言うので助かった。
[うっかり本音が漏れた]
……
[夏蓮の言葉聞いて口開けて閉じて、少し考えて。
それから、ただ表情を柔らかくして照れる顔を見てから頭をぽんぽん、と撫でる
それから、帰ろう、と手を引いて。元来た道を通って駅へと歩き出す]
…もう夕方だな…余り遅くなるとまずいよな、帰るの。
[電車に乗りながらおもにご両親にとかなんとか。送っていくつもりではあるけれど。
電車に揺られて地元に戻る。途中、寝てしまうなら肩貸して、寝顔を見ていただろう]
…ちょっと、家戻る前にバイト先寄っていい?
[帰り道に通るから、と]
ふふふ。正直でいいんじゃない?
あ。
えっとね、彬くんの部屋に行く前に、一旦家に戻りたいんだけど。その後だったら、多少は遅くなっても大丈夫だと思うの。
[近所ではあるから、それほど時間はかからないはずだけれど]
バイト先。いいわよ。
ん?
うん、じゃぁ夏蓮の家で待ってる…のと、俺先に家行ってるのとどっちが良いだろう。
[何となくお父さんと顔合わせると気まずい気が、とかぼそぼそ。
歩いているうちにさしかかったバイト先の前で、すぐ戻るから待っててと、中に入っていき出てきた時には何か四角い白い箱を持って来た]
お待たせ、行こうか。
[とりあえず夏蓮の家の方へ行っただろうか]
わたしもすぐ済むから。
[家に着くと、そう言って家に入った。
今日は平日なので、両親はいない様子。中から出てきた時には大きな荷物を抱え、しかも、片手にはエプロンを持って出てきた]
お待たせ。行きましょうか。
[と、今度は彬の部屋に向かうだろう]
……何持って来たの……
[思わず大きな荷物に目を丸くして、それからその荷物をその手から取って運ぶ。
大体の想像は着くけれど]
自分の誕生日くらいは、作らなくて良いのに…
[嬉しそうに呟いて自分の家へ。
良くあるワンルームマンションの一室を開けると、中はコンクリート打ちっ放しの壁にフローリングの部屋。
基本的に黒を基調の部屋の中には、パイプベッドと、勉強机、小さなテーブルが置いてあるだけの、片付いていると言うよりは“物のない”部屋だ]
何もないけどどうぞ?
[相手を先に部屋の中へと誘って]
[先に予想されてしまったらしい。特にびっくり企画ではないので、いいのだけれど]
今日は簡単なのしか作らないから。大丈夫。
[そう言って、彬のマンションに着けば、荷物から、食器と簡単な調理器具を取り出して、台所に並べる。
台所はみごとになにも使った形跡がない。空きペットボトルと、ゼリー飲料の欠片がいくつか。
IH調理器があるので、とりあえず物を温めることはできそう]
何て言うか、本当に何もない部屋ね。
[それから、部屋を見渡して、とりあえず、感想を]
大体想像着くよ、昨日メールで聞かれたことと、この荷物じゃ。
[荷物を置いては冷蔵庫を開け、冷たいお茶を出しては飲む?と問いかけ]
…とりあえず一回座って休憩…作ってしまってからのが効率よかったりする?
[外は暑かったし少し休んだ方が良いと思うけどと首傾げ]
んー帰ってきて寝るだけのスペースあればどうとでもなるから。
[言ってから、はた、と自分の部屋を見て、それから夏蓮を見て]
…女の子招く部屋じゃない気がしてきた…。
[もうちょっと何とかしておけば良かったと焦り気味に]
んー。と。
先にやっちゃおうかしら。
[と言って、腕まくりにエプロン。ちゃっちゃと始める。
食材はほとんど調理済みで、小分けにして、あとは温め直すだけというものがほとんどになっている。
小分けにしたものを、ポンポンと冷凍庫に放り投げ、いくつかを持ってきたお皿に盛る。レンジでチンしてできあがり。
67分程度で片付けが終わった]
どうぞ。お昼沢山食べたから、この程度でいいでしょ?
[皿に盛った料理を数品と、ご飯。汁物はフリーズドライにお湯を注ぎ]
あと、冷凍庫に3、4日分の料理入れておいたから、レンジで温めて食べて。
[そう言ってから、エプロンをはずして、テーブルに着いた]
手際良いな…
[心底感心した顔で夏蓮の一連の動きを眺める。下手に自分が手伝うと大惨事にしか成らない気がして大人しく待っていた。]
……このテーブルにこんなに食べ物が置かれたのは初めてかも知れない……
[一時間ほど待ってテーブルに置かれた料理を見てぼそりと。それくらい、おいてアルだけにしかなっていないテーブルだ]
うん、十分…って。ええと…ありがとう。
[冷凍庫にあると聞けばすごいなぁとか圧倒されたように。
グラスにペットボトルのお茶を出して持って来てはテーブルの前に座った]
これ全部あらかじめ夏蓮が作って置いたのか?
ええ。昨日の夜仕込んで、今朝簡単に調理しておいたの。
昨日急遽だったから、こんなものしか用意できなかったけど。
食べてちょうだい。
[お茶をもらって、とりあえず、一口]
今度は、もう少しまともな物持ってくるわね。
…わざわざありがとうな?
いやそんなこれでまともじゃなかったら俺のいつもの食生活どうなるんだって言う……あ。
クッション。
[相手が座るように一つだけ用意していたクッションを出して]
夏蓮も食べるだろ?
[割り箸でごめん、とか言って渡していただきます。と。
誕生日なのに働かせちゃったとか言いながら全部食べ終わって]
ちょっと待ってな。
[冷蔵庫に入れた、バイト先から取ってきた白い箱を出して来る]
開けて見て?
[夏蓮がそれを開けると、中には生クリームをふんだんに使い、薔薇の飾りを沢山あしらったバースデーケーキが出てくるだろう]
[食後、彬から渡された白い箱。バースデーケーキだった]
これ、バイト先で?
かわいい。おいしそう。
[そう言えば、誕生日にホールケーキを用意してもらったのはいつ以来だろうか。小学生の頃だったろうか]
ロウソクもあるの?
[箱につけられているであろうロウソクを取り出して]
…マッチとかある?
[調理器具がまともにない部屋にありそうにはないが]
そう、マスターが…なんかすっごい気合い入れたな、このケーキ。
[ただ、彼女の誕生日ケーキを作ってくれと言っただけで、ここまで凝ってくると思っていなかったとケーキを見て]
ん、箱の後ろについてると…
[蓋を受け取って中にセロテープで付けてあった蝋燭を取ってケーキに一本ずつさして]
えーっとライター、あったと。
[机の引き出しを探って出したライターで火を付けてから、引き出しから部屋の電気を消した**]
/*
ごめんなさいごめんなさいああああ教会省けば良かったよorz
ピンクピンクにしちゃってごめんなさああああああああ
[参加者の皆さんに向かって土下座]
ええとこれ終わったら控えます。
ひかえますほんとうにもうごーめーんなさーい
これのせいで普通に発言しづらいとか言う人いたら本当に申し訳ないよ…!
これ最後後悔されるんだ世根本等にごめんなさい><
うああぁぁぁぁあん私の馬鹿ああああああ!
そして夏蓮ちゃん本当に色々とありがとう…
/*
【業務連絡】
表ログを文化祭ロールに移行して下さい。
桃ログはぞれぞれにお任せします。
尚、予定通り、今晩エピ入りしますが、しばらく文化祭ロールを継続することになるかと思います。
アナウンスがあるまでそのまま続けてくださって結構です。
[愁の部屋を見て、愁を見た。ちょっと失笑しつつ。
あえて何も言うまい。何か言っているが気にしてないよ、と肩を叩いた。
これは予想とは違う方向にひどかった]
。
[気に入らないならそっくり変えれば良いのに、と思う。
そこまでする気になれないのはなんだかんだ気に入ってるんじゃないかとか、
くすっと笑う。さて、料理だ]
[夏蓮のチョイスで良いと思った。
飛び跳ねてやればいいし、参考としてライブのDVDを勉強させようと思いつつ]
♪
[なかなか楽しくなりそうだ。練習、頑張ろう]
……ええねん。
これでもがんばったほうなんやで、わい……
[肩をたたかれて、崩れ落ちる。
できる限りモノトーンに入れ替えても、大物家具の随所に赤とピンクが残るのはもうどうしようもなく。]
そこでわらうんかいな。
……ったくもう。泣きたいわほんま。
仕返しせな。
[そんな様子に、口とは裏腹に笑みを浮かべて。
後ろから抱きしめて、頬に熱を落とした]
― 文化祭当日 ―
おはよーさーん。
んで、わいの衣装どれやねん。
[だるだると、朝のうちに。
衣装はクラス分用意するといわれて、当日までなにを着るのかすら聞いていない馬鹿一名。
女装だけは絶対お断りやと真顔で言ってはおいたが。
女装がきたら彬か璃歩にでも押し付けようと決めている。]
あー、そうや大和用の青汁も用意せな、なあ。
[大量の粉末青汁を手にして、にやりと。]
― 文化祭当日 ―
…………
[多分誰よりも遅く来てぼーっとしてる。低血圧。
今なら女装させられても気づかない。
少ししたら何だこれと叫ぶだろうけど]
…ヴァイパイア、だっけ。
[確かそんなことを言っていたはず、まぁ着て立ってればいいや的な事をぶつぶつと]
そうだねー。
今ならうっちー用にこんな感じのものが残ってる。
[わざと女性用ウィッチを差し出しかけて]
うーん。
包帯男とか狼男とか、ゾンビとか?
奈波はうっちーになにがいいと思う?
[奈波がそばにいれば、彼女に助けを求めただろう]
で、ヤマトは何に決まったんだっけ。
[ヤマトに首を傾げてみせた。
まさか本当にウィッチ役だったりしたら流石に止める。
いや、彼が乗り気ならいいのだが]
ヴァンパイア、はなぁ……。
[想像してみる。だめだ。
少し頬を赤く染めて、ぶんぶんと頭を振った]
[ケーキにさされた16本のキャンドル。電気が消されれば、煌々と二人と照らす]
消していい?
[目を閉じて、心にお願い事を念じ、一気に吹き消す。+裏+表:一気に消した/裏:残念1本残った]
ありがとう。
[彬に礼を言う]
……青汁……
[ふと目に入った愁の手にあるそれを見て]
藤波それ持って健康的なヴァンパイア…もしくはミイラ男?
臑毛剃って女装しても良いかと思うが…
[ぼーとしたまま無責任発言]
あ。美緒、大道具の配置あれで良かったか…
[昨日のうちに大体セットしていた大道具の状況を一応聞いてみた。
だめなら低血圧男がだらだら直すだろう]
−文化祭当日−
[朝から準備に追われる。
ステージ衣装とギターとアンプ。両手にいっぱいの荷物を抱えて登校。
音楽室の一角に楽器を置いてから教室に向かう]
みんな、おはよう。
彬くん、大丈夫?
[朝からテンションミニマムな彬に声を掛ける]
吸血鬼の衣裳ある?化粧はまだ?
[と、甲斐甲斐しく身の回りの準備を手伝う]
ん…
[消して良いかと聞かれれば小さく肯く。
それからライターと一緒に出して置いた小さなハーモニカ出してハッピーバースデーのメロディーを。
最後の練習でナナミに渋い顔されたが何とか間違えずに吹けただろうか]
一緒に消す?
[一本残ったキャンドル。その側にいる夏蓮に顔寄せて]
大道具はもう大丈夫じゃないかな。
何かあったら私が馬鹿力出すから、彬は化粧してもらいなよ。
[やってきた夏蓮に手を振って]
って、なんでこんなに青汁……。
お化け屋敷出てきたお客さんに出すの?
[それもいろんな意味で酷い]
あ、夏蓮。
マリア像の化粧なんだけど……私、化粧したことなくて。
あとでお願いしてもいい?
[彬用の衣装を隣のテーブルにどさりと置いた]
― 文化祭当日 ―
[保健委員の担当スケジュールとクラスでの交代時間を上手く調整、余暇時間もできるだけ作れるようにした。
陸上部と水泳部はどうせ食べ物屋台なので顔出しだけでいいやと後回し]
こんな感じ?
…――そういえば人が来た時のリアクションってどうすればいいの?
棺桶開けて起きだすだけでいいのかな。
[燕尾服と外套、付け牙も装着して誰かに見せた。
棺桶の中が硬くて寝て待つには身体が痛いので、保健室から毛布を借りてきて敷き詰めていた。]
[ハーモニカをBGMにキャンドルを吹き消した。1本残ってしまったけれど]
あれから、また練習したんだ?
[ハーモニカの演奏に拍手してから]
うん、お願い。…せーの。
[と言って、一緒にキャンドルを吹き消した。
そして、静寂と薄暗と]
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