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……!
[唐突に目が覚めた。
一瞬現状がよく分からず、となりの彬をぼんやり見ていたが]
あっ、肩、ずっと?
[動けなくて不便だっただろう。
手を合わせごめん、と謝り、ありがとう、と続けた]
[<<体育教師 ダグラス>>とか<<新入生 藤波大和>>とか<<新入生 ナナミ>>を撮りまくって、休憩。]
香山ー、俺ちょっと寝るから、通路側のが喋ったり物やり取りしたりに便利だったら交換しようぜー。
[そんな提案のあと、こてんと座席に寄りかかったのだった**]
仕事ちゃうで?
なんやろなー……練習兼修行?
[夏蓮>>1090に首だけでこくりと頷きつつ。]
それや。総合芸術やってみよおもてな。
手始めにコラボレーションフィルムからっちゅー安易発想ちゅーか。
とりあえずナナナミの音のイメージで、どんな絵が作れるか試してみてんねん。
わいがカメラ慣れたいちゅーのもあるけど。
ほんまは立体系とかダンス系のんがおるとイメージもっと深くなるんやろけど。
[まあそれは今後やなあ、と呟きつつ。]
ん、ああすまん。
カメラ撮られてるつもりで普通、でもええわ。
ナナナミの音の雰囲気と夏蓮が、なんかだぶるねん。
悪いけどわがまま、つきあってくれんか?
ふぅん……
[愁>>1085に趣味かと納得するとそれ以上は何も言わなかった。黙ってても好きにするだろう。
少しすると携帯が着信を告げると共にまたハーモニカの音が聞こえてくる。中身見ればお茶目だな、とか小さく笑って]
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to:ナナミ
遊んでない遊んでないwちゃんと喰ったよ旨かった、ごちそうさん。
まーあの頃よりは出来るんじゃないかと思うけど機会があったら教えて?
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[ハーモニカの曲の切れ間を見計らって送信。
ふと肩に乗った美緒を見ればなんだか幸せそうだ。衝動的に頭でも撫でてやりたくなったが寝てる間に変に触れるのも悪いかとやめておく。
が、大和の言葉と共に今度は若干うなされ気味。ぽんぽん、と控えめに軽く頭を撫でようか]
薬効いて復活したなら良かったな、藤波。悲劇起きたら沖田でネタになったんじゃないのか…?て。
シベリア虎?一体どこに向かってるんだこのバスは。
[確か日本国内だったと思ったがと、写真を撮られているのに気づけば起こすなよ、と言うように口元に指を当てた]
『へー。この子がナナミちゃん?
いつも妹がお世話になってます、よろしくね』
[お互い品定めするようにマジマジと]
じゃあ、とりあえず、演るね。これって使えるかしら?
ご近所さんとか大丈夫よね?
[そう言って、シールドを受け取り、持ってきた自前のマイクを差し出す]
何やる?
『夏蓮の十八番でいいんじゃないの?』
いきなり、アレ?
[とかなんとかやりとりした後、持ってきたギターを脇に置き、マイクだけ持って立った。姉夫婦がギターとドラムで、部長予定の先輩がベース担当]
かなり古い曲だけど。
[と、前置きして始めた曲は、SHOW-YAの「限界LOVER」。最近再結成したが、80年代から90年代に活躍した伝説の女性バンドの代表作。ハードロック調で歌い上げる。多分、普段の夏蓮の声からはあまり想像できない曲調だったかも知れない]
どう?
[歌い終わってから、ナナミに訊いてみる]
……。
[彬越しに窓の外を伺う。今どの辺りなんだろう。
そして手を自分の頭にぽふっと置いてみる。
なんとなく、そこに優しい温もりが残っているような気がしたのだ]
それはあれやで。
「普通に手に入る食材で一流の料理なんか作れないでしょ?」っていってんのとかわらんで。
……いやま。料理人の腕は確かに素人なんやけどな。
[結局は料理の仕方と腕と。]
ん、料理ペアかいな。たしかやな。
普通にくじじゃつまらんから女の子によるドラフト会議、とかいうてたでA組の委員が。
いい根性しとるわ。
[わい確定売れ残りやんけ、と笑いつつ。
カメラのファインダーに視線だけは張り付いたまま。]
途中までは幸せな夢だったの。
突然こう、まるで宇宙人が乗り込んできたよーな…そんな感じ?
[虎とは覚えていなかった。
それにしても、例えが微妙である。UFO同好会の経験のせいか]
ありがとうっ
[美味しそうに飴をほおばった。
そういえば歌ってくれる約束?を彼は覚えているだろうか。
内心、ものすごく楽しみにしていたのだが]
……わい、さっき本音いったとおもうんやけど。
いい素材のほうが料理ってうまいねんで。
[微妙に、むっすりと。頬をわずか膨らませて。]
そゆことやなあ。
うちも指名制やで?そこでクラスごとかえると不公平しかおこらへんしな。
料理の腕は自分で補って他のとこで選ぶ、とかでもええんやで?
[けらけら。]
ああ…うん。なんかふと見たら幸せそうだったのにいきなりうなされてたから…。
宇宙人か…タイミング的にあれかな、藤波がシベリア虎がどうとか言った辺りで……。
[思い出しながらそのせいじゃないかなその宇宙人、と同好会のことなど全く知らないから予想付けた]
どういたしまして。
あ。そう言えば歌う約束だったんだ。今誰がマイク持ってるんだろう。
[何が良いかな、とか考えていたら聞こえてきた料理の話題。うわぁ、と言う顔になった料理だめ男。野菜を切るくらいしか役に立ちそうにない。
指名制じゃ指名してもらった女の子に申し訳ない事になりそうだ]
[林間学校に行く少し前、自宅。
自分のベースも繋いだ。がきゅっと音が鳴る。
曲は聞いた事があるようなないような、よく知らない。
適当に、当たり障りない、打楽器としてベースを弾く。
時折ネックに目を降ろす以外は、夏蓮をじっと見て]
!
[曲が終わると、感嘆した様子で手をぱちぱちとたたいた。
さすが、出来る子なのだ。そんな感想を抱いて]
『コピバン?作曲とかしたいの?』
[家で使うタブレットサイズのホワイトボードに書く]
[時折、ふぃるっ、とかふゎっとか変な音が響くのは大抵、
大和がカメラを向けた時。こう言う時はノるものだと信じている。
メールを返す]
『甘味一つで一時間』
[つまり今なら二時間だが、改めてくれるなら貰わない手はない。
ぼーっとしている時に愁がとっているのに気づくと、カメラを奪おうと手を伸ばした。
が、逃げられて座席二つに突っ伏している]
/*
めも
[「昼寝して目が覚めた時ってタイムスリップみたい」と無邪気に言った日があった。『ねーちゃん』は「本当にそんなふうに時間を一息に飛ばせてしまったら楽なのに」と笑ったものだ。
子供の戯れ言を聞き流さない人だった。
数年前の思い出が遠くなっていく度、『ねーちゃん』ではなくて『女の人』になっていく。
不可解で、冷たくない海みたいだった。実際には、俺がひとり熱くなっていただけだったのだけど。
[奈波にカメラを向ける度、面白がって笑っていた。一瞬を切り取った写真の中に、音まで閉じ込められるような気がして。]
ふぁー……って全然寝てねぇ!
昨日から、ワクワクして寝てないのも酔う理由かもだなぁ。
[料理の話題を聞いて、自分の腕前を思う。母がいない男所帯、材料切ったりは出来るけれど。
客観的には雑だけど3(3)な程度。
1、食べられればOK…!
2、それなり
3、味はいい]
[昼寝のあと、「目が覚めた時ってタイムスリップみたいだ」と言った事があった。
「そんな簡単に時間も場所も飛んでいけたらいいのに」と『ねーちゃん』は言った。
寂しそうだけど笑っていたから、どんな事をどんな風に辛いと思っていたのか、少しも気付かずにいた。]
/*
過去より今を行きたいし、こんなもんでいいや。
たぶん憧れの人の名前が鈴音とか綾音とかそーいうのだったんだろう。
よっろしくー!
[薫に挨拶して、バスが出発
今日も例によってどきどきしすぎて寝れなかったせいで思いっきり寝こけていた
夢ではこの間の猫カフェのことを思い出したり。写真も撮ったりして、学級新聞も多分作ったんだと思う
ケーキバイキングはまだだったかな?]
わっ!あ、ありがとう。
[よだれをあわてて拭いて、にこにこと飴やらクッキーやら受け取った]
えっとえっと。えーいっ。
[<<新入生 璃歩>>にバナナを、<<体育教師 ダグラス>>に*12殿様蛙*のマーチ(チョコ入りビスケット)を投げた]
新入生 文菜 は 編集委員 フミ に、くらすちぇーんじ!
編集委員 フミ は 編集委員 文菜 に、くらすちぇーんじ!
−回想 林間学校前 週末 ナナミ宅>>1105−
[いつもこの歌を歌うと、頭が真っ白になる。何もかも吹き飛ばしてしまった気分。
ナナミの拍手を受けると]
気に入ってくれた?
[その拍手はそう受け取った]
作曲?今までコピーしかしたことがないの。作曲なんて、考えたこともなかった。
[プリンセス・プリンセス、SCANDAL等、主にガールズバンドのコピーが多かったが、洋楽も少し。大体はお姉ちゃんの影響であったのだけれど]
ななちゃは、作曲したことあるの?
『それよりさー、ナナミちゃん、一緒に演奏しようよー』
[姉夫婦がそう言って、セッションを続けるよう求めてきた]
やろうか?
[それからしばらく皆で演奏をしただろう]
−車内−
ねー、みおちゃ、ななちゃ。料理の相方って、女子からの指名なんだって。
どうする?
[同じ質問を美緒とナナミにする]
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