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[ふたりの間に沈黙が落ちる。酒を煽る相手の喉が動くのを静かに見つめていた。
コップが机を叩く音に微かに肩を震わせた。「同情は要らない」と予想外の返事に瞬きをひとつする。そんなつもりは無かったと言おうとして、顔に指を突き立てられそうする事は叶わなかった。]
ええ、神様はいらっしゃいますよ。
[先程の呟きを聞いているとは思わなかった。内心驚いていたが、それを表に出す事は無く直ぐさま返事をする。]
[抱えている思いをぶつけるように男が話すのを何処か冷めた表情で聞いた。
自分から答えを聞く前に男はソファーから立ち上がり、きっちりと蓋を閉めた瓶を冷蔵庫に戻す。それらの男の行動を視線で追い、今度はソファーへと寝転んでしまった男を見つめながら、男が聞いているかいないか分からないが、静かに返事をした。]
神様はいらっしゃいます。
ただ私達が気付けていないだけで。……。
[煌々と月が輝く。
月光を受け、魚の鱗が如く綺羅綺羅と輝く海原。
それが嘗ての蒼き海、母なる海の姿。
今や、腐爛した果汁を流し込めたように、海は粟立ち、薄ぼんやりと在らざる燐光を放つ。
現在、多胞たる集積体は収斂し、奇怪な小型の太陽として海原を進んでいた。周囲を照らし出す光の色もまた、地上には在らざるもの。
泡(あぶく)の集積体は、内からとも外からとも言えず湧き立ち続け、表面の多胞の貌を変え続ける。滑るように波間を移動し、毒素めいたものを撒き、奇怪なスペクトルを複雑に織り成した色の汚染を広める。]
[ソファーに寝転ぶ男から視線を外し、何処ともなく視線を彷徨わせる。]
私は物心がついた時から、大いなる知と力を持ち宇宙を支配する存在を信仰していました。
名状しがたき「別の存在」が、遠くない未来、宇宙より遥々遠くから、きっと我々を救いに来て下さると。そう信じて、祈りを捧げてきました。
けれど、神とは何もしてくれるなと畏れ敬うものである事も――、同時に教わってきました。
[相手の質問に答えて、口を閉じる。すると再び沈黙が落ちた。
相手が聞いていたのかどうかは分からない。そもそも問いの答えになっていたのかさえ。ただ時折ライターの蓋を開け閉めする音が聞こえたので、男がまだ眠りに就いていない事だけは分かった。
薄く開いた唇から小さな吐息が溢れた。踵を返し眠る男に目もくれず早い足取りで部屋の入り口へと戻る。そのままドアノブを回し部屋を出て行こうとした。]
……近々、この周辺に集積体が訪れるそうですよ。
おやすみなさい。
[部屋を出て行く間際に昼間機人から>>0:52得た情報を告げる。何故忠告めいた事を口にしたのか自分自身でも分からない。親切にしてくれた事への礼のつもりだったのかも知れない。そっけない挨拶を残して
[ 夜が 明ける
寄り集まった“それ”は 太陽のごとく光を放つ
けれど その太陽は朝など連れてこない
本物の太陽は 水平線を金に染めつつ現れる
太陽光は 海面を滑り
汚染された海に 新しい色を加えた...]
[浜辺に降り立ち、奇怪な海を撫でる陽光を眺める。
長いこと潮風に当たっているうち、空咳に似たくしゃみが出た。
今日は殊に空気が良くない気がする。自分でさえこうなのだから、時間を見て体調の思わしくない老人を訪ねなくてはと思う]
……。
おはよう、
[何処へともなく、誰へともなく]
ねぇ、そこに、いるの……?
[睡眠が足りないのは良くないなぁと何度か過った思いを、ぼうっとした頭の片隅でまた繰り返す。
命と引き換えに自分を生んだ母の灰。
何かの冗談みたいに消えた父。
それから、……。
知ろうとしないのは、どこかで元気にしていると思い込むためだろうに。兄もまた、すでに皆と一緒にこの海に消えてしまったのではないかと。そんな夢想に囚われる]
――は……。怖い、よ。
手を伸ばしても絶対に届かないかもしれないなんて。
[兄の行方を知るために、基地へ向かうべきか否か。
長いこと誤魔化し続けていた心には決断が重くて、砂の上にしゃがみこんだまま、身動ぎも出来ない。
浜辺の隅っこで、もそもそと朝御飯のサンドイッチを食べる。
停滞した日々を生きていても、お腹は空くのがなんだか滑稽だと思う。
しばらくぼんやり過ごした後、一日を始めよう。
少しだけ決断に猶予を与えれば、呼吸が楽になった気がした**]
/*
・老人とこ行く→余裕あったらフラットさんにドボーン時用の痛み止めもらいに行きたい
・兄の死亡?確認するかどうか
――廃ビル4F・真夜中――
[事務所を出て、男の言っていた4階の奥の部屋へと向かう。カツカツと、コンクリートで固められた階段を上る響く足音が、 鼓膜を振るわせた。そして廊下に出ると其処には見知らぬ男達が数人待ち構えていて、目を見開く。
名前も顔も素性も知れないが、男達がどのような人間なのかは直ぐに察しがついた。如何にも柄の悪そうな風体をしている。その様な男達が丸腰の頼り無さげなよそ者に出くわしたとあれば、どうするかは言うまでも無い。その上純正の銀でできたロザリオをぶら下げていた日には奪ってくれと言っている様に男達の目には映ったのだろう。もしかしたら今日街の何処かで出くわし、その後を付けられていたのかもしれないが、そこまでは分からない。
逃げ出そうにも狭い通路ではそうも上手く行かない。どうしたものかと頭を悩ませる。男達が何か喚いていた。身ぐるみを剥がそうとひとりの男が手を伸ばす。そのまま思わず反射的に自分自身を庇おうとして出した左腕を掴まれた。その時だった、意識が一瞬暗転したのは。]
[意識を失ったのはほんの一瞬の事だった。
暗転した様な気がしただけで、自分自身に何の異変も感じなかった。けれども認識の及ばない程の短い時間、確かに…の意識は断絶していた。刹那の空白。それが一体何を意味するのか――、…は知らない。]
[目を開けるち先ず飛び込んで来たのは赤色だった。先程まで居た男達の姿は無く、代わりに壁や床全体が赤一色に塗られていた。]
……?
――――。
[視界が赤色に覆われて思わず瞠目する。辺りをきょろきょろと見渡して何が起きたのか把握しようとするが、また頭がぼんやりとし始めてそれも長続きしない。むせ返るような……の臭い。それも今の…には判断がつかない。
覚束ない足取りで4階奥の部屋へと向かった。**]
星たちの寿命は、まだあるみたいだし。
エネルギー変化が少なくて、残念。
光る星が破裂して、暗い暗い穴になるまでを観測したり。
双子星が引き合うエネルギーを浴びたり、したかったな。
[まだ老年には早く、安定した核融合反応を続けている恒星を眺めながら。《ハーディ》は、ぼやいた。**]
―朝・医療所―
[ カーテンの隙間から陽光が差し込み、部屋の闇をはらった。空いていた部屋で体を横たえていたが、部屋が明るくなると体を起こした。]
ん、ん〜っ。
[ 人間くさい仕草で腕を伸ばすと、寝台から先ず足を降ろし、続いて立ち上がった。その足で、フラットの自室へと向かう。
扉の前で立ち留まり、数度控えめにノックした。]
フラットさん、おはようございます。
一晩の宿をありがとうございました。
昨日話した通り、僕は発ちますね。
差し出がましいかもしれませんが、最後に。
マドモアゼル・フランの右腕を診てあげて下さい。
[ フランが、包帯の巻かれた右腕を触っていたのに気付いていた。もし仮に、集積体がこの街を呑み込めば、全ては無駄に終わってしまうにも関わらず、お願いする。]
貴方の後悔がないよう、生きて下さい。
[ 暫くした後、踵を返し医療所の出口へと向かう。]
[一度夜中に目覚めたとき、
確かブラックの珈琲を入れていたのだった。
再び起きたときにはすっかり冷たくなっていた。
あの擬人にわいた、瞬間的な敵意のように。
暗がりの中ですする珈琲は苦かった。
カーテンの隙間から光が差し込んでいる。
いつもより早く起きてしまった。
また寝てしまおうか。
そう思った矢先、扉がノックされた。]
…………ああ、まだいたんですね。
[皮肉でも厭味でもなく、驚きがあった。
何故か、起きたら
いなくなっているのではないかと思っていた。]
フランと……会っていかないんですか。
そうやって、
[続く言葉を探すように、トーンダウンする。
責める言葉はもう出なかった。]
――真夜中・廃ビル3F――
[寝床代わりのソファーの横に力なく垂れ下がっていた右手が、
ぴくりと動いて懐に伸びる]
………………夢か。
[その動きで目を覚ました男は、仰向けの状態でぽつりと呟いた後、]
それとも………久しぶりに“あれ”か?
[眠っている間に相手の視界を盗み見てしまうという、特技とは言いにくい厄介な何か。
それが起こったのだとしたら――夢ではない。
ついさっき見た光景に思いを馳せるように、ゆるく瞬きを繰り返す。
誰かがこっちに向かって手を伸ばしてきた。
それからどうなったのかは分からない。
まるで壊れかけのテレビがついにその寿命を終えて何も映さなくなったかのような、
訪れるべくして訪れたかのような、暗転]
………。
[ビル内か、近くの路上か。
確かめようにも起き上がる気力が湧かない]
誰がどうなろうと知ったこっちゃないわ………。
どうせそのうちみーんな、あの集積体のせいで死ぬんやし。
[神父からもたらされた情報により、投げやりがちになっている。
ここから逃げるという選択肢は、そうなっても尚ありえず、
頑なに待つことを選ぶつもりではあるのだけれど。
嘆息と共に再び目を閉じた]
/*
初志貫徹
や、確か
クトゥルフ→確かSIRENがそんな感じ→ちょっと飛んで?じゃあ視界ジャックもどき
っていう思考展開だった気がすんねーん
会えたらお別れの言葉を言おうと思います。
[ フラットがじっと見つめているなら、視線を合わせようとするだろう。にっこりと。]
そう…………、そうですか。
貴方のことですから、
確実に別れの言葉を言いに行くものかと。
[こんな引き留めるようなことを
言うつもりはなかったのだが。
結局、この擬人は何だったのだろう。
ここに来て、そして去る。
それだけには思えなかった。
だが、追求する口も持ち合わせていない。]
マドモアゼルの家が分かりませんから。
[ あはは、と困ったように頭に手をあてた。]
ありがとうございます。
[ 頷くようにして、また感謝を告げて。]
………。
フラットさん、僕に与えられた命令は、
「人類を守る」ことです。
[ 両者の間に少しだけ沈黙が降りた後、最後にフラットにそう切り出した。
書き換えられた命令は、とてもシンプルで。善人も悪人も等しく。]
僕はリュミエール、リュミエール=フラットライン。
僕を造ったフラットラインという科学者の、アンジュ・ド・ラ・モール〈Ange de la mort〉、
擬人の姿をした兵器です。
[ 薄暗い廊下で、フラットにぺこりと頭を下げる。赫眼と首元の飾りが、何処からか差し込む光にあたり、反射した。
そして、踵を返すと医療所を出る。
外は、まだ陽は高くはなっていなかった。先ずは、海の方面へと向かうだろう。]
――朝・廃ビル4F奥の部屋――
[ひとりぼっちは淋しいから……。
誰の言葉だったろうか。幼い子の啜り泣く声が聞こえる。
けれど、だから、何だと言うのだろう。私は……。
酷く懐かしい夢を見た。カーテン越しに差し込んでくる光が眩しくて目が覚める*]
――午前中――
[あらゆるものを失ったに等しい男にも、
まだ失われていないもの、断ち切れていないものが確かにある。
それを常に心に留めておくこそが、
滅びに向かう世界をどうにか生きていく術。
再び目を覚ました時、既に陽は昇っていた。
カーテンの向こうから差し込む光に目を細め、右手を顔の前に掲げる。
ワイシャツの隙間から、腕に包帯が巻かれているのが見え、]
診療所………すっかり忘れとったなぁ。
「ねぇ、そこに、いるの……?」
[ちゃぷり、ちゃぷ。
巡回船や浜辺に打ち寄せる波の音。
海鳥達の聲もなく、静かで茫漠とした虹色の海が広がる。]
[思い出した。
この怪我を診てもらった時、歳若い医療従事者に、
数日後にまた来るように言われていたのを。
しかしあれからもう10日経っているわけで]
忘れられとるなんてことは………あらへんか。
[独り呟く。返る声はない。
「そんなわけがあるか」と突っ込みを入れる者も、
「さっさと行けよ」と急かす者もここにはいない]
分かった………。
[だが、誰かに応じるような言葉を無意識のうちに放ち、
やがて男は独り、医療所へと歩を進めるのだった]
[浜辺から、集積体は見えない。
奇妙な色の海と微かな毒素を含んだ風以外は、平和。
喩え、静けさが不穏でも、とても平和な日。]
[その平和へ孔を開けるように、音もなく空に微かで朧げな機影が複数現れた。浜辺からは遠く、まるで幻のように見えるかもしれない。
朧げな機影は、見る間に再び姿を消す。
遠く遠く、浜から離れてしまったが故に。]
[浜辺から、集積体は見えない。
奇妙な色の海と微かな毒素を含んだ風以外は、平和。
喩え、静けさが不穏でも、とても平和な日。]
[その平和へ孔を開けるように、音もなく空に微かで朧げな機影が複数現れた。浜辺からは遠く、まるで幻のように見えた事か。
朧げな機影は、見る間に再び姿を消す。
遠く遠く、浜から離れてしまったが故に。]
/*
メモもジムゾンセットをほのめかしたつもりやってん………でもスヴェン(ダミー)にもセットできるという 気付くの遅っ
[去りゆくひとの背を見ていた。
思考は既に止まっている。]
守る…………兵、器?
あの擬人は、なにを……
[どこへ行き、なにをするのか。
守るとはどうすることなのか。
答えなど出るはずもなく、診療所でひとり立ち尽くした。]
/*
まあこのままでええな
基本的にセット先を見た描写はその日のうちにするし
10日前に一戦交えた相手はスヴェン想定じゃないし
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