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>>+57
ン?
……気にすんな、ジゴージトクってやつだから、な
[あはは、と笑います。
それは多分、軽快なタイプの音のよう**]
……
[ぽふぽふ、とにきーたを撫でる。
自分もユーリとマリーを注視しながら。
まくらには手を置くに留めた。
『あの子』が言っている事は、間違ってはない。
そう思うけれど。でも。
チラとエリィゼの方を見る。]
…あなたも、表の私みたいなことを言うのね。
[浮かんだのはつまらなそうな無表情。零れたのは小さなため息]
楽しくないなんて言ううちに取り返しの付かないことになってしまうかもしれないのに。もう、なってしまっているかも知れないのに。
暢気なこと。
[そんな風に呟いた一瞬後には、またにこりとした笑顔に戻っている]
そうだ。さっき、私がどうしていたのか気にしてくれてたって言ったでしょう?
折角だから教えてあげるわね。
私が力を行使するためには、力を溜める必要があるの。しばらく表に出てこなかったのは、その時間稼ぎ。
ふふっ。表の私ったら。思ったとおりに動いてくれたわ。
ちょっと傷つきすぎだけれど、ね。
[笑みに、得意げな色が混じる]
それから、私の力。ちゃんと言ってなかったわよね。
ふふふっ。私の力はね。
紅い手で触れたものを祓うことが出来るの。
例えば―――
[すぅっと、瞳の硝子球から、紅い手が伸びかかる]
こんな風に、ね。
ふふっ冗談よ?
今、あなたを消すつもりはないもの。
[伸びかかった手が、すぐに消えた]
ああ、そういえば、もうひとつ。
言い忘れてたわね。
[にこり。改めて笑いかけ、小首をかしげる]
ユーリさん、あなたが止めようとしたって意味はないの。
私の手はね。硝子球を通せば、ど こ へ だ っ て 、 伸 ば せ る の だ も の 。
[にっこりと微笑んだまま、身動きをとったわけではない。
ただ、先刻ばら撒かれた硝子球のひとつ、棚に近い位置に転がったそこから、紅の手が伸びかかる―――]
あら、お気に召しませんか?
[つまらなそうな無表情>>103に、緩く、首を傾ぐ]
その考え方、それ自体は否定しませんよ?
無秩序な力はこわいですからねぇ。
[さらりと告げて、けれど、それ以上は言わず。
沈黙の理由と、力の説明を僅かに険しさを帯びた表情で聞いて]
……っととぉ!?
[伸びかかる手>>104に、反射的に横へと跳んで、距離を開けた]
って……タチの悪い、冗談を。
[はあ、と息をひとつ吐いた後。
ふと、感じたのは、嫌な予感]
……言い忘れ……?
[着地点で聞こえた言葉>>105に眉が寄る。
更に続いた説明に、え、と惚けた声が上がった。
直後、視界を掠めるのは、紅いいろ]
……ちっ!
[舌打ち一つ、表情は珍しく、苛立ちを帯びるものの]
それなら、『貴女』自身を止めさせていただきますよ!
[エリィゼを庇うための動きをするには遠い。
それならば、目の前の『彼女』を止めるのが、自分にできる最大限。
とはいえ、繰る弦の動きの多くは読まれているか。
それならば──]
これも、結構疲れるんだけどっ!
[ぼやくように言いながら、右手の弦の先を右足で踏んづけてぴん、と張る。
ハープを使った広範囲の音撃は使えないが。
単音で、範囲をぎりぎり絞る事で小さな衝撃波を生じさせるくらいなら、今の状態でもできるはず]
……細かい事はっ……。
[一つ、息を吐き]
後で、考えるっ!
[無茶な宣と共に左手で弦を弾き。
ほろん、とひとつ、甲高い音と、衝撃波を生み出した]
昔から、人の子は勝負事が好きだな。
あるじどのも、使ったのだろうか。
[自分が戦争ごっこで遊んでいることは棚に上げる。
持っていたおはじきを暗い明かりに透かした]
確かに……この硝子、あまり新しくないな。
[硝子製のおはじき。
ぺたんと平らな側面やいびつな輪郭が、淡い光をためていた]
あら、考えたわね。
[かわす、防ぐ、どちらも通じない音の一撃。確かにそれは響いたようで、余裕たっぷりに笑みを浮かべていた顔に、痛みをこらえるような色が混じる。―――けれど、それだけだ]
ふふふっ。
トレイスさんが言ってたこともあながち間違いじゃないのかも。
びいだまのマリーベルであるなら、もっと響いたはずでしょうにね。
やっぱり私は、マリーじゃないのかしら…?
[純粋に疑問を口にしたように、首を傾げて考える仕草を取る]
…まぁ、どうでもいいことね。
それこそ、後で考えることにしましょう。
[にこり。笑顔に戻るとともに、紅の手は再び伸び始める。そして]
[ばちんっ!と、時計の長針によって弾かれる。本来実体を持たないはずのそれは、力が増しているのか、あるいはつくもの力を受けた時計であるからか。確かに弾かれ、動きを遅らせた]
もうっ。みんなで邪魔しなくたっていいじゃないっ。
私は、私のっ…
[苛立ちの浮かんだ声がほんの少しの苦痛に歪んでいるのは、手が弾かれたことの影響か。
その隙を、内側に押し込まれたもうひとりが、逃さなかった]
………さーせーるーかー!なのだわー!!
[不意に怒鳴り声が口をついた。ぴたりと、伸びていた紅の手が動きを止める。エリィゼはどうしていただろうか。トレイスは。ニキータは。対峙していたユーリはどうしていただろう]
なにやってるの、琴ちゃん、決着を早いとこつけるのだわ。
[笑みを浮かべる余裕さえなくした顔には、憔悴と、何かを押さえ込むみたいに噛み締めた表情が浮かんでいる。事態が分かっていないわけではないのだろう]
琴ちゃんとマリー、ふたりの決着だもの。
邪魔は…させないのだわ。
いえ、もう入っちゃったけれど。ちょっと手遅れだけれど。
決着は、今この瞬間なのだわ。
琴ちゃん、構えて。
[告げながら、自らも改めて狙いを定める]
いい?マリーは手加減なんかしないのだわ。
負けようと思ってたことは白状するけど、だからって決着に手を抜くようなことはしたくないの。
だから―――琴ちゃん、仕損じないでね。
…っ、えりぃぜ!!
[…は、ありったけの力で、エリィゼにタックルをしようと駆けだす。
あの紅い手が、なんなのかは、よくわからない。
わからないけど、本能がささやいたのだ。]
[きけん!]
[きけん?]
[きけん!]
[あれはきけん!きけん!きけんきけんきけん!!]
[たいぷらいたーの向ける視線の先は暗い]
……どれがあるじどのの持ち物でないかは、すえおきに聞いたらわかるかもしれないが。
[んーと唸る。
早々に押し入れに来た自分は何が原因かなんて知らないけれど。
自業自得と笑う音は、重さのないリズミカルなものに聞こえたから]
自業自得でも、とれいすだけのせいじゃないのだ。
[返す言葉も、順調に縫う時みたいに調子のよいものにしてみた]
[音撃に耐える様子に、僅かに眉が寄る。
いや、むしろ眉を寄せたのは、その後の呟きのせい──なのだけれど]
……ばれりーさん、お見事!
[それは一時脇に置いて、長針で手を阻んだばれりーに賞賛を贈り。
さてそれでは──と向き直った時には、再度の変化が訪れていた]
おっと、すみません。
そうですね……それでは、改めて決着をつけましょうか。
……大丈夫、外しませんよ。
やると決めたからには……ね。
[向ける表情は、笑み。弦を踏んづけていた足を外して、身構えて]
……はっ!
[低い気合と共に、弦を振るう。
多用してきたアンダースイング──ではなく。
下から上へと抜けると見せ掛け、途中から切り返す、フェイント絡みの横一閃]
もうそろそろ、決着つくだろうか。
[宝石箱のビーズを、針で集めて糸を通す。
簡単な作りの、ささやかな王冠。
勝者に送ろうと思ったそれ]
――あ。
[ぷつん、と普段なら切れるはずのない糸が切れて。
ぱ、とビーズが散って落ちた]
ごめんね、ありがとうチクタクマン。この借りはツケといて欲しいのだわ。
[対峙した視線を逸らさず、ただ、この瞬間を作ってくれた彼に礼の言葉を告げる]
ニキモフにも心配かけちゃったみたいね。
ごめんなさい。
[まだ押さえているとはいえ、気を抜けば今にも紅の手は動き出しそうに宙を彷徨っている。そこからエリィゼを引き離してくれたことに感謝しながら、お詫びを告げて]
んふふん ありがとう。
それじゃあ、マリーも―――
[構えた硝子球は、真っ直ぐにその眉間を狙う]
いくのだわ!
[小細工無しの、ストレート]
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