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─ 本の山→棚の上 ─
[引っ掛け鉤へと伸ばした弦は無事に絡まり、そのまま縮めて上へと一気に上がり、棚の上へと帰還する]
……やれやれ……ミチゃさんも、ハデですねぇ……。
[人の事は言えません、と突っ込まれそうな呟きを漏らしつつ、本体の無事を確かめ、は、と一息]
ええ、まあ、なんとか。
……さすがに、ちょっと休まないと、まずそうですけど、ね……。
[ばれりーの呼びかけ>>9に、へにゃりとした笑みでこう返して座り込む。
その背後で本体のミニチュアハープがほんのり白く光る弦を震わせ、ほろん、と言う音色をひとつ、落とした]
お、下に行かれますか。
いってらっしゃいませー。
[降りて行くばれりーの背に向けて、ひらり、と手を振る。
さすがに連戦のダメージは大きく、すぐに動けそうはない]
……いや、しかし、ですよ。
これ、後が大変だなぁ……。
[大変、が示すのは、いうまでもなく後片付けの事。
まあ、何とかしないと、と思いながら下を覗き込み]
……おお?
[ばれりーとエリィゼの様子に、こてり、と首傾げ]
[何か起きるかなー、と思ったら、そうでもないようで。
ともあれ、今は何かあっても観戦モードがせいぜいなのだが]
……ですねぇ。
ま、終わってからの事は、終わってから考えればいいんですよー。
[トルテ>>26に返す口調は軽い。
今それを考えてテンションを落としても、というのは、少なからずあった]
――……もしかしてわたしは無茶していい部類に入ってんの?
[忘れちゃいませんよ、さっき時計の長針をぶん投げてきやがった事は。]
バレリーさんは紳士だから、大丈夫ですの。
[言いながら本体を抱えて引出へ戻・・・ 戻・・・ 戻そうと頑張ってみている。]
むちゃ?
[小首を傾げます。]
そうだとも
正直者だからね
[否定の欠片もしなかった上にプラスの一言である。
トルテが笑ってない事も気付いた上で、笑顔を返す。]
[和やかに喋ってるように見えるのですけど、雰囲気が凍ってるような気がしました。]
ばれりーさん・・・? とるてさん・・・?
……そうか知らなかったよ、そんな退場したいのなら言ってくれれば良かったのに。
正直者、なんだろ?
[空気の逆を行くように、声はひたすら優しく。
疲れた体を一発引き締めるように起き上がって]
オヤ
それは誤解だよトルテ
[優しい声に返ったのは少し楽しげな声色。]
早く退場したいなんて思っているヤツが、
この『お祭り』に参加なんてするはずがないだろう?
[引き締めるように起き上がる様子に、フッと笑って。
エリィゼから離れながらトルテの方へと歩いてゆく。]
[あれ? あれ? あれ?]
なにか険悪な雰囲気じゃないです?
[止めないんですか? とユーリの方へ視線を向けてみたりした。]
[エリィゼから向けられた視線>>39に気づくと、くす、と笑った]
まあ、穏やかな雰囲気ではないですけど。
大丈夫ですよ、エリィゼちゃん、これも『お祭り』の内ですから。
と、いうか。
ここで止めたら、俺、怒られますよ。
[何せ自分は思いっきり暴れた後。
他者にやりあうな、なんていえた義理じゃありません]
そうなんですの?
[もう1回2人の様子をじーっと見て。]
何か先ほどまでとは違う感じがしたんですの。
それなら、邪魔してはいけませんね・・・。
[やや不安げに視線を戻しました。]
よいしょっと。
[ころりんっと転がり出てきてその勢いでふらついて、そこにあった+チョキ+ぐ:くまー ち:ミニチュアハープ ぱ:置時計に手を付き寄りかかった]
あら楽しそう。
[眼下で始まったらしき決闘?を見下ろし、出てきたのはそんな感想]
見てきた中に壊れちゃった子は居なかったのだわ。
ちょっと具合が悪くなっちゃった子もいるみたいだけど、すぐに直せる範囲だから大丈夫だって話よ。
[何となくびみょーなモノはありそうだなあ、というのは薄々感じていたのだが。
それならそれで、余計に口出しは……というのもあり。
笑顔は崩さず、エリィゼ>>42に、うん、と頷く]
ええ、そうです。
というわけで、巻き込まれないように気をつけて、ね?
[大丈夫かなっ、と思いながらも、そこは注意しておいた]
ところで…
[崩れた中ではまだ高いところに陣取って座り込み、眼下を見下ろしながら零すのは、半分独り言みたいな声]
ふたりともあんなとこで喧嘩してていいのかしら。
見てきたとこだとあの辺とかあの辺とかその辺とかこの辺とか、踏めば崩れるようなとこがたくさんなのだけど…。
[注意してあげようか、水を差しちゃ悪いか、いやいや、それよりこのまま見てた方が楽しいかと迷うせいで、そのことを教えてあげるには至らない]
……っととっ!?
[なんてのんびり話していたら、なにやら、本体に触れる気配。
一瞬ぎょっとするものの、害意らしきものは感じなかったから、弦は出さずにそちらを振り返り]
……やあ、レディ、お疲れ様です。
皆、壊れてなかったなら、何よりでした。
[マリーベルの語る、他の皆の話>>43にほっと一息。
自分もちょっとハデにやってしまったので、気にしていたとか]
楽しそうというか、楽しいんだと思いますけど。
[対決に関しては、こんな私見を述べていた]
また崩れたりしたら困りますの。
[どうにか本体は引出の中へ押し上げた。]
そこまで見境なしなお二人ではないと… 思うんですけど…。
[くまさんの勢いを見てると、意図せずに起こりうる可能性はあるのかもしれない。]
まりーべるさんも休憩ですの?
んふふん そうね。きっと楽しんでるのに違いないのだわ。
[実際のところはともかく、ふたりともお祭りに参加しているのだからきっとそのはず、と、述べられた私見>>47にはうなずきで返す]
見境無しって…ああそういうこと。
大丈夫、崩れるって言っても、あんなに酷いことにはそうそうならないのだわ。
ほんとに崩れやすいところはさっきのであらかた崩れちゃったし。
[どこか心配した風な印象を受けて>>48、その部分については請合った]
ただ、ちょっと踏み抜いたら落っこちちゃいそうな、落とし穴があっちこっちに開いてるってことなのだわ。
[だから、黙ってた方が楽しいか、と。そう思って、決闘中のふたりにはことさら注意しないことにした]
そーねー。
んふふん 休憩してるより遊んでる方が好きなのだわ。
お相手が居ればすぐにも、ってところかしら。
[まだふらついて手を付いて、話し中のところを慌てさせた時とまったく変わらない弱りっぷりだけど、その表情と口調と、態度だけはぜんぜんそれを感じさせはしなかった]
褒め言葉になってねー!
[焼け石に水というか、焚き火に石油。
いい感じにぷっつんしてます。
ぐーは短針と長針で受け止められて、どちらもつくもぱわーで強化されているためかぎりり、と拮抗。
けれどもばれりーが不利だと判断したのか、受け流すように横に抜けられて、力をかけていた方向に勢い余ってバランスを崩す。]
くわーっ、しんどっ!
[すたたん、と軽快に追撃に移り振り下ろされる長針に対処は不可能と、よろけた勢いのままぐるんと体を投げ出して回避行動に。]
[振り降ろされた長針を避けきれず+裏+表:腕に引っ掛けた 裏:;足に引っ掛けた]
…………っっっ!
[痛いものは、痛いと顔をしかめて]
……おっかえしっ!
[転がって避けた体制から、両手を地面に付いたままばれりーに向き直る。
そこから、狙いを定めて、クマちゃんフット両足で踏み切る、飛び掛るような体当たり。
崩れやすいところ?そんなの気づくわけないでしょう!]
[トルテの方は色々とあるような感もあるが、ばれりーが楽しげなのは、先の対峙の時にも感じていた。
そんな所から出てきた私見への同意>>49に、ね、と頷いて]
なんというか、力と技の対決、ですねぇ。
対照的なだけに、どうなるか興味深い。
[足場の不確かさも含めて、とは言葉にせず、対決する二人の動きを追う]
お祭り初心者と同じ扱いをするのも失礼だろう
ハハハハ
[>>50挑発・隙誘いはよく使う手だ。
でも言ってる言葉はまるっと本音なので結局アレである。
褒め言葉も本音であるが通じない事も解っている辺り。
受けたコブシの威力が手に残っていたのか、針を持つ手若干しびれていた。振り下ろされた長針の威力も半減していただろう。
そのまま隙を与えず短針で追撃を加えようとしたけれど、さすがの身体能力。っは、と小さく笑った。誰がどう見ても楽しそうである。
引っ掛けた場所は足だったので、その威力が少しでも減っている事を祈りながらも、トルテと同じ方向――、つまり自分にとっての後方に、バックステップをとり体当たりの威力を軽減しようと動く。短針は直撃を受けてはまずい腹部に構えた。
結果は +表+ 表:半分くらいには軽減できたようだ。 裏:スピードがたりない!
崩れやすいところには、+表+ 表:どうやら気付けた。 裏:トルテと同じく気付けない。]
くう
さすがだね…!
[後方へと飛んで、トルテの体当たりを真正面から受け止める事に成功した! どうやらぎりぎりで倒れずにすんだようだ。
足元はまだ安全地帯だ。
ふとぐらりと見えた本がある。 ふむ、と心内で思ったが、まだ思っただけだ。 少しの余所見である。]
そうねぇ…
[興味深い、と言われて、初めてそういう見方があることに気づいたみたいに、改めてまじまじと見下ろした]
あのふたりならきっと大丈夫よ。
落とし穴に落っこちたって何とかはできるはずなのだわ。
[少なくとも、怪我したり壊れたりしない程度には。でなければ急いで警告していたはずだ。たぶんきっと]
どんな決着になるのかしら。
楽しみなのだわ。
[言いつつ、うずうずした様子は隠せない。自分も混ぜてほしいと言いかねない空気を纏いながら、今は観戦している]
トルテさんの一撃の重さ、ばれりーさんの巧手。
両方、身を持って味わってますからねぇ。
それがぶつかるとどうなるのか、は興味ありますし。
その結果が、どう転んでも楽しいなぁ、って思うんですよ。
[興味の内容を補足しつつ、観戦する様子はわくわくとしたもの。
マリーベルのうずうずした様子は察しているが、何せ自分も回復中の身なので敢えて気づかないふりを通していたりする。
もっとも、音撃を使えるレベルまでの回復には多少の休眠も必要だから、衝撃波は二度とつかえないけれど]
[足の痛さで、踏み切りが十分では無かったのか。
流石に、受け止められるとは思っていなかった。]
……うっそ、じょーだん。
[多少ショックを引きずりながら、一つ二つと後ろに飛んで、距離を取る。
そのせいで、ずきりと足が痛むし、ダメージやらなんやらで息が上がり始めている。]
キザったらしいけど、ちゃっかり凄いねぇ…ホント。
[息を整えつつ、一度突っ込もうと機会をうかがう。]
オヤ
[>>58引いてくれたのはこちらにとって、とてもありがたかった。
正直受け止めるだけで精一杯だったので、これからの攻撃への転換はほぼ不可能で。
周囲を確認した時の隙もあり、今狙われたらヤバかっただろう。]
ありがたいね
[その場からは動かないまま、足を数歩動かすだけで、体勢を整える。ちゃっかりと褒められると軽く笑みを返して小首を傾げた。]
マアそこそこには
キミが完璧に本調子ならこうはいかなかったろうけどね
[トルテからチラと視線を外して、足場を確認する。
こちらも機会を伺いながら、数歩、トルテの方ではなく横に歩いて。
自分の直線上に、トルテと不安定な足場が並ぶ位置に来ると、一度トルテにむけて、ニヤリと笑った後、ダッとトルテに向けて突進する。針を使った攻撃ではなく、腕を組んでの体当たりだ。]
あ、そういえばマリーはまだクマちゃんとはちゃんと勝負したことないのだわ。
[先刻相対したときにしたって、互いに別々の相手を選んでいたから直接対決というわけには行かなかったし。少しうらやましげな視線を投げかける]
じゃあ、勝ったほうにお相手お願いしようかしら。
ああ、けど疲れてるところを狙うのも楽しくないし…悩むのだわー。
[呟くみたいに言う口調は本気っぽい。かといって今やりあうつもりがなさそうな相手に強引に勝負を吹っかけるほど余裕があるわけで無し]
…とりあえず今は見てるだけで我慢しとくのだわ。
本調子じゃないのはお互い様だって。
…………上等!
[何かしら狙っているような、ばれりーの動き。
けれどその意図には、気づくことなく。
とある地点にたどり着いたならの、突進。]
[ならばこっちも、と突っ込んで迎え撃つ、ぐーぱんち。
突進してくるばれりー向かって、同じく駆け出して。]
しょーげきのふぁーすとなんちゃらー!
[必殺技っぽく、してみました]
[落とし穴にハマるかは、+裏+裏ならどぼん]
……まあ、トルテさんとの対戦は、予想外でしたけど。
[ほぼ防戦一辺倒だった対決を思うと、ちょっとびみょーなものもあるのだが、それは置いておいて]
ここまで来ると、万全で、というのは難しい気もしますが。
疲れている相手に、というのは同意ですね。
[どこまでも軽く言った後、ふ、と笑って]
……まあ、俺も動けるようなら動きたいのはあるんですけど。
[まだまだやる気がある、というのはさらっと主張しておいた]
はむっ…
[ぽりぽり ごくんっ]
んふふん 動けるようになったらいつでも言ってね。
マリーがお相手してあげるのだわ。
[生米(神棚から失敬)ひとつ飲み込み、持っていた手の指をぺろりとなめながら、さらりとさりげない主張に不敵な笑みを返す]
う、うにゃあああああああ!
[見事に引っ掛けられました。
いきなり急停止したばれりーと違って突っ込む気満々だったため、不安定に尽きる足場を思いっきり踏み抜いてしまいました。
そこに振り下ろされる長針、腕を盾にして止めるけれど、その勢いが足されれば、結果は見えてるわけです。]
も、もー埋まるのはやだー!
[2度あることは3度目覚悟、というかちょっと涙目です。
こうなればやけだ!]
一緒に埋まれちくしょー!
[バックステップでは、逃がさないと長針を、がっしりと握ってこちらに力いっぱい、引き寄せました。]
ええ、その時は。
[不敵な笑みに、にっこり笑って返す。
弦が一本行方不明(というかトレイスのとこ)なので、そういう意味では厳しいのだが、それは表には出さず]
……あ。
[ふと視線を転じた戦場の様子に、惚けた声を一つ上げた。**]
あら、うまく使ったわねチクタクマン。
諦めないクマちゃんも流石なのだわ。
決着かしら?
[落とし穴をうまく利用し、離脱を試みる姿>>63、執念でそれを阻止しようとする姿>>65をその目に納め、身を乗り出す。
いや、身を乗り出すだけで抑える理由はないだろう。
とん、ととんっと棚を降り、崩落のその現場へと近づいていく]
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