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おわっとォ!
[硝子玉 熊は急に 止まれない
足元に撒き散らされたそれを当然ながら避けきれず、その勢いのまま滑って前向きに倒れこむけれど。
倒れるより先に両手を地面に突いて、ハンドスプリングから縦に空中一回転。]
いぇいっ!
[其の侭勢いを殺さずに突っ込んで、大きく振りかぶってのクマちゃんハンド、平手打ち。]
え? お、おい……。
[ローリング硝子玉を転がる、水平攻撃>>102に、さすがに顔色を変える]
さっきの地形攻撃も、てめーかよ!!
[ぴょーんと飛ぶ先は……]
しかし、ここが安全地帯だぜ?!
[攻撃の特徴として、運ばれる本は全て寝ている。すなわち、その上は水平!
もちろん、激しく揺れ、遠ざかって行く動きだが]
足場としちゃあ充分だな!
[マリーへ向け、片手であまく狙いをつけ、3発を射撃]
……やー、見事な運動神経ですねー。
[トルテのアクロバティックな動き>>105に、零れるのはこんな感想。
なんか、言い方が棒読みだったが気にしちゃいけない。
かこーん、の衝撃が結構大きかったのかも]
……っ!
[なんて余談はさておいて、繰り出された平手は、両腕をクロスしてのガード体勢で受け止める。
衝撃がかなり大きく、棚の方に向けてよろめくように後退する]
……やれやれ。
ここの女性は、強いですねー、ほんとに。
[>>64返るウインクには、くすくす笑い、]
それもそうか。キミの心配など何一ついらなかったね
問題はエリィゼのほうだけれど――、
[そちらは大丈夫だろうか、と辺りを見回したときに。
やってきたのはユーリの必殺技。]
あんな技も隠し持ってたか…!
[精密機械である故に、びりびりとした振動は本体にこそ痛い。
時計という常に動き続けている身、微振動で狂う可能性があり、それはちょっと避けたかった。
マリーが用意してくれた本ではなく、本体の方へ隠れる。
これくらいの余波は、普段ならば大丈夫なのだろうけれど。]
危ない危ない。さっきこれを使われていたら、簡単に負けていたね…
音をつむいでの攻撃はなるほど、ユーリらしく流麗だけれど
受けるとするとキツいな
[本体の傍で本体に力を送るガードをしながら、様子を見る。]
わ、わざとやったわけじゃないですのにー。
何処へ行っちゃうかわかんないんですよぉ。
[慌てて言い訳。]
つ、つぎは大丈夫のはずですの!
[懲りずにもう1度。次は<<マグネット ミチゃいる>>の頭の上。]
…うまく避けてね、琴ちゃん!
[アクロバティックな突撃が狙い澄ましていたのは、彼であるらしいので>>96。
ちょうどそちらへ目をやっていたこともあり、横合いから硝子球を弾いてせめて少しでも突撃の勢いを削ごうとしてみるものの、どれだけ効果があったものか。
残念ながら、確認している余裕はこちらにもなかった]
あら、こちらにとっても安全地帯よ?
[後方へと流れていくということは、距離が離れていくということ。距離が離れていくということは、飛び道具の発射をしっかりと見極めることが出来るということ。
動く足場に狙いが甘くなっていたことも含め、容易くかわせるだろうと―――]
…くぅっ…
[床を蹴ろうとした足がもつれる。先刻の痺れがここで響いてきた。2(3)発の弾丸が、掠めていった]
…っ。
ところで。
ねぇ、ミハイル?
[その痛みを顔に出すことなく、声を上げた]
そこってホントに、 安 全 な の か し ら ?
[ついつい。背後を指差す]
後方注意、なのだわ。
[本の流されていった先。物々しい顔した異国の神様の像が鎮座していた]
ハハ、まったくだ
[女性陣が強いという言葉を聴き笑いながら頷くと、]
ハッ!
[棚の上から、じゃあそこか、と。
トルテに向かって、長針がぐるぐると飛んでゆく!
あたるかどうかはさておいて。]
……賑やかなのだ。
[寝そべっていると感じるささやかな振動は、誰も彼もがお祭り騒ぎしている証拠。
むくりと起きると、頭の王冠……ではなく針山から縫い針を抜く]
むむ。
[さく、と一本目を地面に突き立てる]
むむむ。
[座ったまま、もう一本縫い針を構える、指揮者の様に]
――えい。
[縫い針を振る。
白い糸が突き立てた針の周りを踊る。
くるくる、ぐるぐる]
出来……
[ぐるぐる、ぐっちゃり]
……てないのだ。
難しいな。
[むー、と眉毛を曲げる。
突き立てた針に巻き付けた白い糸は、何となく、丸い耳を四本の足を持った生物であることは否定できない程度の造形である。
ちら、と見本にした熊人形に視線を送って――何も言わないことにした]
立体で縫えるといいと思うのだがな。
[先刻、糸を縫い針に巻いたときにそう思ったのだ。
これ、武器自由自在だと]
[高みの見物、なう]
………こりゃ、どっちに加勢してもよくないっすねぇ
[回復するまで、また、紙飛行機をおって間をもたせているのであった**]
……できれば、俺も避けたかったんですがー。
[ぽそそ、と呟きながらも、マリーベルの援護>>112自体は、ありがたかった。
ふるる、と首を振って頭のくらくらを落とそうとしていると、エリィゼの声>>111が聞こえて。
石が現れるのが、見えた]
その強さが魅力でもあるんですけどねぇ。
[棚の上から聞こえた笑い声>>114に、軽く肩を竦め。
飛んで行く長針を見つつ、呼吸と体勢を整えた。
とはいえ、先にタイプライターに絡んだ弦を呼び戻すには、もう少しかかりそう]
[ほどこうとして、糸が絡む。
しようがないので、歯で糸を切ってぽいっとした]
もっと簡単な物からだな。
[目をつぶって思い浮かべる簡単な物、簡単な物]
これならどうなのだ。
[くるくる、ぐるぐる、ぐるり。
できあがったのは、まんまるの糸玉]
[2発の手ごたえを感じて、ニッと笑う]
ああ?
そんなチャチな心理作戦>>113には乗らねーぞ!
次で沈めもがァ?!
[本トロッコがむかったのは、なんか南国ゥ!という感じの顔をした神像の前。その、大きく空いた口に背中からガボッとハマってじたばた]
てめーこの! ハメやがったな!!
[色んな意味で]
フッ、このくらいのハンデがあった方がゲホァ!!!
[抜けだそうとしたところで、死角の上部から攻撃>>111]
痛……え……。
[目がぐるぐる]
[>>119 動けない理由の大半が自分という自覚はあるから、特にそこに触れる事はなく]
全くですねぇ。
……その分、相対した時は本当に。
気を入れないと、なんですが。
[軽い口調で言いつつ、周囲を見回したら、ナニカ>>121見えた]
……凄い連携……。
[エリィゼの一撃の痛さは身を持って知った後なので。
なんともいえない気分にちょっとなっていたり]
あーも、毎度キザったらしいったらー!
おりてこーい!
[ばれりーには到底届かない距離なので、ちょっと地団駄。
投擲された長針のせいで足にちょっと切り傷が出来て、少し動きにくい。
けれど今の相手を追い詰めるには、問題ないとばかりにユーリに向き直る。]
……その、あれよあれ、たまには覚悟しなくちゃだめな時もあると言う事で。
[今度はぐーを、振りかぶって。]
完成なのだ。
[びいだま(原寸大)……のつもり。
まあ糸玉だけれど、本人はとっても満足そうに笑った]
出来なくはないな。
ふむふむ。
[その後しばし、自称びいだまを量産特訓。
そのうち疲れてぱたりと*倒れた*]
だから言ったのに。
忠告は素直に聞くものなのだわー。
[もっとも、注意を背後に向けたら向けたでその背中を狙っていたこともまた、確かではあるのだけど]
エリーのおかげね。
ちぇっくめいと。なのだわ。
[にこり。自ら押し出した本に乗って距離を詰め、ぐるぐる目を回した>>121ところへ、ぴたりと拳銃の形を真似て立てた人差し指を突きつける。硝子球にたいした威力はなくても、至近距離で急所を狙えば、実体化を解く程度の衝撃は与えられるだろう]
エリー、ぐっじょぶなのだわ!
[まだ油断なく突きつけた人差し指の先を見つめながら、背後に立てた親指を見せる。
自分の硝子球の攻撃に決定打がないことは十分自覚していたから、サファイアのサポートがなければ、きっともっと手こずっただろうから]
いや、覚悟というのは、安売りしちゃいけないものだ、と。
俺を作った細工師さんが言ってました!
[さっきの平手は、ガードはできたが結構効いた。
なので、軽口を叩きながらも、内心は結構ひやひや、あわあわ。
ぐーが振りかぶられる>>123と、ハープから伸ばした弦を両手の間に張り渡らせるように握り、ガードしながら跳ね飛ばそう、と目論むものの]
……いや、あれは。
神の悪戯もあった気がします、よ。
[役立たず、という叫び>>124に、思わず突っ込んだがさて届いたか。
いずれにせよ、いつまでものんびりしてはいられない、と]
……ともあれ、大人しくやられるのも、性には、あいません、のでっ!
[両手の間に張り渡した弦を更に伸ばし、横薙ぎに振るう。
威力的には弱いが、牽制には十分な勢いをつけて]
まだだ……弾丸は滅びぬ……。
何度でも甦る!
[ずるずる……と這い出してきて、ぺしょり]
フッ……俺様をここまで苦しめるとは、なかなかやるじゃねえか。
目を回してるみたいだけど、ほら、元の姿には戻ってないでしょう? きっと大丈夫よ。
[心配したような声>>127が背後から聞こえて、そんな風に請合った]
そうね。油断大敵あめあられー、なのだわ。
[這い出してきた顔>>130を覗き込みながら、にこりと笑いかける]
……まだやるつもり、なのかしら?何度でも蘇る弾丸さん?
[指を突きつけたまま、首を傾げて聞いた]
ったりめーだ!!
こっちだって、地形攻撃が出来るってのを、見せてやるぜ!
[ぷるるっと首を振ると]
トルテー!!
勝手に避けろよ!!
[フワッと髪が浮き上がる。
磁力を使う予備動作]
鮭、って、どういう発想ですか。
[>>132 素で突っ込んだ]
どうなの、といわれましても。
勝負の世界とは、非情なものですし。
[へら、と笑った。
こっちもこっちで、蓄積ダメージ過多状態。
何とか立っているけど、見た目ほど元気ではなかったりするのだが]
マ グ ネ ティ ッ ク フィ ー ル ド!!
[カタカタカタカタッ……!]
[周囲ほんの2m。上限、硬貨程度の重さの、金属製の物が浮き上がり]
ブレーイクッ!!
[ポーン!とそれぞれがミチゃいるから反発する動きで飛んだ。
付喪神たちというより、その辺の雑貨やら本やらのギミックを狙った……ありていに言えば、めくら滅法な絨毯爆撃だった]
[四畳半はまたひとつ、決着が付く頃だろうか。
はりばこは、縫い針を握ったままうつぶせで寝ている]
くー
すぴー
[そのうちあれこれ積み上がった坂を転げ落ちて、行き倒れ風に*なるのかもしれない*]
ええと…見るのを待つ理由もなければ、その隙を与えるつもりも、ないのだけど…
[何しろこちらは目を回している隙に距離を詰めさせてもらって至近距離。
いくらしびれが残っているとはいえ、狙いを外すつもりもない、のだけれども。
あまりの勢い>>133に、なんだかこちらが劣勢のような錯覚に襲われた。けれど]
…けほんっ。
とりあえず、やることはやらせてもらうのだわ。
そっちがやる気なら、文句もないはずよね。
[すたんっ!! 至近距離で弾いた硝子球が、こめかみを狙う]
あら。あら。あらら。
[磁力で弾かれた無差別の攻撃が、辺りを揺らす。先刻の本の雪崩を上回る規模の崩壊が起こるのも時間の問題だろう]
今から逃げるのは…間に合わないのだわ。
[ふぅ、とひとつため息。足が痺れていることもあるし、何よりここは崩壊の中心。360度全方位が崩落の危険に晒されている。ならばと]
ここからは、運試し、ね。ミハイル。
[にこりと笑いかけ、しっかりとその体を抱きしめるように羽交い絞める。崩壊に巻き込まれ、生き残るか、どちらもここで倒れるか。いずれにせよ、ひとりだけ逃がすつもりは毛頭ない]
……お?
[ふ、と目を転じたマリーベルとミチゃいるの対峙。
妙に気合の入ったミチゃいるの様子に、なーんか嫌な予感を感じていた、ら]
……ちょ、まっ!
[磁力の影響、それ自体はあまり食らわない木製本体持ちではあるが。
それが飛び交わせるものの直撃は、さすがにご免被りたいものがあり]
……いよ、っと!
[掛け声と共に弦を伸ばすのは、棚の上の引っ掛け鉤。
弦が届いて高所に逃げ遂せるか、他の要素で叶わないかは、さて、神のみぞ知る所。**]
フフフ
さすが、ミッチーの勢いは素晴らしいね
[>>135絨毯爆撃にオオと歓声を上げながら、至近距離にいるマリーとの様子も眺める。]
見ごたえのある戦いばかりだ
[楽しげだけれど、声色はうずうずしている。
どこも決着がつきそうな、つかなそうな。そんな場所に、これ以上、水をさす事はしないし、できないけれど。]
って!
わっ わっ わわ
[>>135そうこう考えながら油断している間に、とばっちりでこちらにも金属製のものが飛んでくる。時計の針でギンとはじいた。
>>137そう、棚の一部にも攻撃が加えられ、カタカタと一部がゆれた。モチロン棚が壊れるなんて事はないけれど、不安定なものがぐらぐらとしている。
自分の本体だけは守ろうと支えに入った。]
…………何が勝手に避けろよばかー!!!!!!
[360度、無差別爆撃。
飛んできた金物が、ぐらぐらと不安定だったそこかしこを揺らす。
棚にある本体は木製だから心配は余り無いけれど、どうしても無差別に飛んでくるそれは、避けようが無いだろうし。今の自分に向かって飛んでくるそれを、防御しないといけなく。
そこらに転がっていた判が大き目の本を力づくで立てて支えて、盾にする。
何度か金物に押し負けて潰されそうになったのは、ご愛嬌**]
ぐはっ?!
[至近からの硝子玉を、かろうじて避けたものの、体勢が崩れたところへ>>137抱きつかれて]
だぁぁー!
これじゃあ、心中だろうが!!
勝たなきゃ意味ねーだろ!! てめー!
[ガタッ……ガタガガガタタタガタガタッ。
二度目の雪崩の音がする……]
ちっ、しゃーねーな。
別にてめーの為じゃねーぞ。
俺様が巻き込まれね―ためだ。
[羽交い締めにしてくるマリーを、抱きしめ返し……というより、抱き上げて自分の肩の上に荷物みたいに担ぎ、とーんと飛んだ]
ちょ、ちょっと!?
[担ぎ上げられ、目を白黒させる。まさかここまで力が残っているとは思わなかった]
巻き込まれないためって、あなたね…
[言葉は続かない。そもそも先刻のダメージはそこまで軽いものではなかったはずだ。飛ぼうとして、飛べるものだろうか]
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