不死の魔法使い アンディは、痩せこけた ジョンドゥに向かって、「メラ」を唱えた。

医師 ヴィンセントは、グリンを一瞬視界に入れたが、すぐに目をそらした。

痩せこけた ジョンドゥは、釜戸のみならず、外套の裾にまで火がつき慌てて消す。　裾の火が消えるとアンディに向かって謝礼した。

野生のイグアナ グリンは、医師 ヴィンセントを下から覗きこんだ

痩せこけた ジョンドゥは、クツクツと煮立ちはじめた鍋の前にしゃがみこみ、愉しそうに鼻歌を歌い始めた。　カララ　カラララ♪

医師 ヴィンセントは、グリンの視線を遮るように振り返った。

不死の魔法使い アンディは、痩せこけた ジョンドゥに頷いた。

野生のイグアナ グリンは、満足そうな顔をしてヴィンセントのもとから去っていった

医師 ヴィンセントは、これは診断料になります。とグリンとジャンドゥに紙を渡し立ち去った。

野生のイグアナ グリンは、読まずに食べた

痩せこけた ジョンドゥは、鍋から大ザルに煮えた芋をあけて湯切りした。皿にふたつほど芋を盛り切れ目を入れバターを乗せ、塩を振る。

痩せこけた ジョンドゥは、そのジャガバターの皿をアンディの元に持っていき火の礼だといって差し出すと、ニコリと微笑んだ。

痩せこけた ジョンドゥは、医師 ヴィンセントにも、じゃがバターの皿を差し出す。診察のお礼だと、ニコリと微笑む。

漂流者 ハンジロウは、野生のイグアナ グリンをまじまじと見た。

痩せこけた ジョンドゥは、ニコニコしながら、ハンジロウにじゃがバターの皿を差し出した。　空腹はツライですよね、と。

修道女 レティーシアは、夜のお祈りをするため、村の教会へ向かった

不死の魔法使い アンディは、痩せこけた ジョンドゥに、「気遣い痛み入る。ありがたくいただこう。」　と礼をした。