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…―――、
[表情がツキシロにとって
見覚えのあるものに戻る。
それは何故か、ひどく痛みを呼び起こすもので。
頬に添えられた手は、冷たかった。]
…―――、
……、謝るな。
――――…殺すな、もう。
[エプロンに染みた、赤を見て。
ヒエン。アカネ。片側には、聞き覚えがあって]
…………
?
[メイドは、首を傾げる。]
メイドは華の世話も仕事ならば、お掃除も仕事。
貴方様が生きる為ならば、私は――
[彼の声色が、とても沈んだものになる。
サフォアの言霊は、メイドの花に吸収されるには足りない。それでも、彼にそのような顔をさせてしまうことが、メイドには苦しいものだった。]
……サフォア様……?
[メイドのメイドたる所以を、彼は否定する。
根源がわからないメイドは、ただ己の主人の表情に、痛ましげな顔をする。そして、謝るなと言われたにも関わらず、呟くように、謝罪を繰り返すのだ。]
…、そうじゃ、なくて…っ
[綺麗な花は、
いびつに咲いている。
とどかない。]
…―――最初から、
メイドだったわけじゃ、ない、だろ?
……違う、だろう……―――
投票を委任します。
雷 宗太郎は、シャッテン に投票を委任しました。
えーっと、まず高嶺は高層ビルから落ちて行方不明。生死不明。当然重傷と思われる。
しかしここで疑問が浮かぶ。コンクリに叩き付けられて、なおかつ生死不明。これは遺体が残ってないためであるが、ではどういうことなのか。場所が海や川ならばともかく、ここは陸地である。……だよな?
その処理をするには、高嶺は自身で歩き去った、もしくは誰かに連れ去られたという形になる。僕が高嶺の生死を知らない以上、描写するならどちらでも取れるように書くしか無い。
ブライアンの性格上、とりあえず確認にはいくもんな。
…メイド、じゃなくて。
名前だって、あるんだろう?
[いびつな在りようが引っ掛かる。
殺戮しながら、少年を守ったアンバランスさ。
そんな彼女が口にした、
――アカネと、ヒエン。
ヒエンという名、そうありふれたものではなく。
思い当たる一人を、
糸口とするようにくちにする。]
カザナギ、ヒエン。
― 公園 ―
[HOPEの誘いを蹴り、バイクで走り出すも目のかすみを覚えてバイクを止める。
辿り着いたのはゾンネと問答をした公園、ゾンネが消し去ったビルの跡地では黒山の人だかりが出来ていて、ニュースキャスターが悪し様にゾンネを罵っている]
確かに、人間は勝手な生き物だ。
だが、人間の心を持つNEXTもそれは同じ。
人間のように犯罪を理性で抑えられない分、
NEXTという奴の方が性質が悪い。
[ベンチに座り、背を預けながら小さく呟く]
― 夜 ―
[六脚のNEXTが落ちる。夜の闇にその身を投げ出す。
対峙していたのは歯車を操る顔の無いNEXT。落とした相手へ伸ばした手が、むなしく空を切る。
―――遅れて到着し、見えたのはその瞬間だけだった]
………
[メイドは、ただ首を傾げる。
いつからメイドになったのか。思い出そうとする行為を、脳の深いところが許さない。だから、頬に添えていた手を、そっと自分の胸に添え直す。]
守川篝と申します。
名乗りが遅れました事、ご容赦くださいませ。
[己の主人に名乗る悦びを顕すように、メイドはほころぶ。
――ただ、その後に告げられた名前には、寸時、停止して、何度か瞬いた。]
風薙緋焔……。
[思い起こされるのはどちらか。思い起こすべきはどちらか。メイドは、メイドである事以外を許されない。]
ミスター・緋焔、ですか?
[何故此処でその名前が出るのだろうと、もう一つ瞬く。]
― 高級マンション・下 ―
[途中、見たことのある姿があった。
正義を担うNEXTやブーストたち。彼らもここを嗅ぎつけて来ていたらしい。
かまっている暇は無いと判断し、可能な限り見つからないよう移動した。静かに、速やかに。
その分だけ到着が遅れた。
地面にはおびただしい血痕が残っていた]
―夜/喫茶:月の猫―
――――、…
[浮かぶ、違和感。
それがなにゆえであるか等、ツキシロにはわからない。
ただ、眉を寄せて]
モリカワ、カガリ。…カガリ。
[確かめるように繰り返す。
誘拐事件の仔細までは覚えておらず思い当たらない。]
――――、…
知ってるのか。
カガリ。お前、ヒエンと謂っていた。処理には連れてくるな、って。
―――だから。
[だから。取っ掛かりになるのではないかと、そう。篝をまっすぐ見たまま。]
[変身を解いたのは精神的な理由だった。
ものを考えるのにあの姿はあまり適さない。能力行使に精神的な負担がかかるだけでなく、あのNEXT体は精神的な昂揚をもたらすのだ]
……遺体が無い?
[血臭のなかで周囲を見渡すが、六脚のNEXTはどこにも見当たらない。
しゃがみ込んで地面の血痕に手を伸ばす。新しい。まだ体温を残すかのように。
高嶺はここに落ちた。それは見ていた]
自分で移動したか……誰かに連れ去られたか。
─ 高級マンション・前 ─
[こちらに気づかれぬよう、抜けていった気配には気づく事はなかった。
視線を上げたなら、白の姿も既に見えず]
……どーなった、かな。
[そんな呟きをもらしながら、ここまでに得られた情報を整理していく。
主に、自分の──《TYPE-blade》の力がどう、生かせるか、という方向で]
ま、元々純戦闘用だって言ってたしなぁ……それ以外の細かい事になると、本気、分が悪りぃ……。
[勿論、だからこそできる事もあるのは、知っているけれど。
本音を吐けば、それはあまり振るいたくない力だった]
―― 喫茶『月の猫』 ――
[名を呼ばれると、メイドは頷く。]
篝とお呼びくださいませ。
[笑顔ではなく、いつもの眠そうな表情で告げる。]
処理……。
[篝と呼ばれたメイドは、瞬く。花を――頭を抑えるような仕草をして、首を横に振る。]
あのような事を
ご主人様がお知りになる必要はございません。
[まっすぐと見返し、メイドは告げる。
次に見せたのは――やはり笑顔で。]
ミスター・ひえんは私のともだちです。
お互いにともだちがいないので、ともだちになろうと申しましたら引き受けてくださいました。
独断で勝手な真似をして申し訳ございません。
[メイドは、また謝罪を繰り返す。
何度も――何度でも繰り返した言葉。
繰り返された言葉。]
……嗚呼。
私とした事が、随分な時間を休んでしまったようです。
[窓。時計。
メイドは、肩に添えられた手に手を重ね、そっと外して、エプロンの汚れを払い、立ち上がる。]
……どちらにしても、この出血では。
[残された血の量を見、呟く。声は暗い。
詳しく調べれば、もう少し情報も得られるかも知れない。しかしビルが月を隠し、闇は深かった。捜索しようにも先ほど見たNEXTたちのことを考えると、この辺りにもすぐに捜査の手が回るだろう。
屋上を見上げる。ここからの角度では、その上の景色は見えないが]
作戦は失敗……。
[ひどく苦い感情。それを噛み潰すように口にして、闇に紛れるように去る。
今は、それだけしかできない]
── 《HOPE》司令室 (夜) ──
[雷は情報協力しかできないと述べて出てゆく。]
雷さん、あなたはまっすぐな方だ。
けれど──、
殺害予告をしている以上、放置はできません。
雷宗太郎と彼の所属する事務所を監視対象に加えてください。
[警察に依頼を送っておく。]
現行犯以外では、連行する必要はありません。
逆に、雷さんがNEXT狩りに加担したという話が洩れれば、報復として、彼の親しい者を襲撃する輩が出るかもしれない。
監視と同時に、そのような犯行は必ず阻止してください。
[宮古は車椅子の高い背もたれによりかかって天井を仰いだ。]
投票を委任します。
宮古護は、シャッテン に投票を委任しました。
[左手首の銀色の環を見る。
時折り緋色の瞬くそれを手にした時の決意は、今までは揺らぐ事はなかった]
……色々と、忙しくなりそーだけど。
時間取れたら、道場、行ってきてぇなぁ……。
[祖父の営んでいた剣術道場には時折り、稽古のために訪れていた。
その看板をいずれ引き継げ、とは何度となく繰り返された言葉。
それを言い続けていた祖父はもう、いない。
主を失ったその場所は、今は師範と門下生が共同で管理してくれている。
未だ、手に取る事に躊躇いのある、祖父の『形見』も共々に]
都SF特012号 <東風>は、能力(去る)を実行することにしました。
―夜/喫茶店:月の猫―
――――ともだち
[だから、なのだろうか。
あんな風に必死で呼んだのは。]
……別に、
謝らなくて、いい。
[謝るとしたら、それではなくて。
そっと、冷たい手が手を外す。]
おい、…――
―― 喫茶『月の猫』 ――
[メイドは、カーディガンをユキエへと返し
扉の方へと歩いて行く。]
サフォア様が心配なさることはございません。
貴方様はこの世に必要な御方。
進む道を邪魔する華がいるならば、
私が摘んでおきましょう。
[メイドは笑う。ただわらう。
悪意もなく、善意もなく、それしか知らないと言いたげに。]
――それでは、暫し暇をいただきます。
ご静養くださいませ。サフォア様。
[慇懃に一礼をし、メイドは扉に手をかける。]
――高級マンション屋上――
[白のNEXTは共感できる、と返してくれた。
それは単純に、女の胸に好感を呼ぶ。]
あら、それは嬉しいわ。
あたしはこの想い一つで生きてきたから、素直に嬉しい。
まあ、難しいとは思うんだ。でも、そうじゃなきゃあたし、人間じゃなくなっちゃうから。
[自分に過去が存在しないこと、このNEXTには知るよしもないことだろうが。
苦笑して言ううち、ヴィクトーリアが進みでた。
白のNEXTは、夜闇に仄明るい光を散らして青年に姿を変える。]
共存、っていうのも、なんか違う言葉だとあたしは思うんだけどな。
まあ、そこはいいか。
一枚岩じゃないっていうか、さっきのはあたし個人の意見だし。
生まれたばっかにもほどがある組織だから、《HOPE》がこれからどうなるかって、まだちょっと不透明だけど。
その分我を通す余地はあるかもね。
たぶん、リーダーも会ってくれると思うよ。
よろしく、サフォア。
[ヴィクトーリアが手をとっていたなら、自分は手を取ることはしない。
笑んで、下にもう一人風薙というブーストもいることを伝えた。
目前の彼が瞬き、既知らしきを呟けば、話は早そうだと思ったが。
後から行く、と。青年は、止める間もなく宵闇に身を投げ落ちる。]
はぁ……
――行く?
[しろい瞬きが夜に消えたあと、行き場のない何かがため息になって零れる。
残ったヴィクトーリアに首を傾げ、ひとたび戻ろう、とマンション内へつながる鉄扉を指し示した++]
ブライアンが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
ブライアンは、シャッテン に投票を委任しました。
[白いNEXTは変身を解いた。そこに現れたのは、両耳に沢山のピアスをつけた細身の男性だった。]
あ、あの時の…。
[彼の手を両手で握り、軽く力を込めた。]
よろしくお願いします。
[その後、彼は目の前から消えた。]
[次いで、都立病院へ連絡を入れ、宮古は医師と技術的な話を進めた。]
例の爆破テロでは、蚊を媒介として人体を爆弾に変えるという現象が起きているようです。
現在のところ、確認されている起爆条件は、電磁波による遠隔操作と温度上昇です。
その二点に気をつけて施設運営を願います。
[行く?とロージアに促され]
はい、戻りましょう。風薙さんも心配されているでしょうし、都庁に戻って新しい情報を伝えたいですし。
それに…
[屋上の床に放置された繭を指差し]
サフォサさんが仰っていた鍵、あの人も何か情報を持っているんじゃないかしら?
[繭を引きずって、鉄の扉に向かう。
繭はベタベタしていて、動かす度に微かな呻きが聞こえた。++]
え、事件発生当時、子供たちが、耳の不調を訴えていた、と…
若年者にだけ聞こえるとなると──高周波でしょうか?
俗にいうモスキート音。
18歳のヴィクトーリアさんなら、聞こえるかもしれないな…
ああ、いえ、こっちの話です。
ただ、それは起爆条件とは別でしょうね。
音波による遠隔操作は、電磁波と違って非常に誤作動が多い。
距離もかなり制限されますし…
[<東風>も圧縮空気の振動 ── 一種の音波を使う技をもっているから、おおよその距離感は把握している。]
けれど、もし、ナジームの能力発動と同時にモスキート音が出ると仮定すれば、位置や距離の限定に役立つ情報となり得ます。
ありがとうございます。
[データベースに放り込んでおく。]
―喫茶店:月の猫―
[ただただ、わらう。
それはあまりにも透明な有り様だ]
…――っ、
おれのことは、いいから、
カガリ!
[届かない。歯噛みする。
篝の足元近く、
看板猫は見上げてにゃあと鳴く]
―― 喫茶『月の猫』 ――
[見上げた猫を、一撫でする。
猫は擽ったそうに目を細めた。]
――――
[名を呼ぶ声。
振り返った先には、主人と仰ぐ彼の姿。
欠けた花びらは外からの風に揺れた。]
[ユキエが、靴を差し出してくる。
メイドは、笑ってそれを受け取ろうとしたが、伸ばしかけた手を引っ込める。]
折角の履物です。
土に塗れるのは園芸者の運命ですが
それ以外に塗れるには相応しくありません。
[お心遣い感謝いたします、と一礼をした。
メイドは――それ以上振り返ることなく、店を出た。]
[ベタベタした繭を引きづりつつ、鉄の扉を開けてもらいエレベーターに乗り込む。
エレベーターは静かな音を立て、すーっと下へ降りて行く。]
あのね、ロージア。あなたがいない間に、都庁でHOPEの話を聞いていたの。
そこでね…、雷さんが『NEXTは存在が死すべき存在だ』と言ったの。
[>>3:282からの話をかいつまんで説明する。]
でもね…、あの人。私が駐輪場でシャッテンにやられそうだった時、助けてくれたの。泣いている時、私を慰めてくれた。
死すべき存在のNEXTをどうして助けたんだろう?
[分からないの…、と呟き、下を向く。]
……それ、連れてくの。
[引きずられる繭。中で何かが呻く。
まだ中身は無事なようだが、引きずっていくのは危険なのではないかと思ってしまう。]
まあ、いいか……
[考えるのを放棄して、下へ向かうエレベータを呼び出す。
乗り込めば行きと同じだけの時間をかけて、エレベータは地上に辿り着いた。]
はうはうはー、ごめん、ロージア。
うーん、会話のタイミングが難しいな。
とりあえず、脳内で10分程度反応なければ、こっちから会話していいのかなぁお思いつつ、結構このタイミングが難しい。
会話投稿前にリロって確認するけど、20秒保留の間に相手が投稿されていた場合、本当申し訳ない、およよ…。
では、故障したのと同型のペースメーカーで、障害の出る電磁波について検証を。
至急、カウンター波の周波数を突き止めてデータを送ってください。
それと、患者の体内に残った受信体の破壊も急ぎたいのですが…。
…NEXT能力が関与すると確実ではないものの、原理的には、電磁パルスを使って、人体に損傷を与えず、精密機器だけ破壊することができるはず──ですか。
ナジームに気づかれないうちに、それで都民を救済…というのは難しそうですね。
[日本の技術者は優秀だから、理屈がわかれば無効化装置も開発してくれるだろうが、事態は一刻を争うのだ。
ナジームと戦う現場には、やはり、電気と磁界を操る雷の力が欲しいと思った。]
NEXTは死すべき存在――
[告げられる言葉を耳に入れる。
その言葉に、何を返せばいいのかすら、わからない。
自分が死ぬべきだ、とは不思議と今まで考えたことがなかった。おそらくNEXTを全面で肯定してくれる所長と出会えていたからかもしれないが、今思えば幸いだったのかもしれない。
NEXTは死すべき。
その言葉が自分の全てを真っ向から否定してくるような気がして、続くヴィクトーリアの言葉は耳に入ってこなかった。
俯く姿は目に入っても、それに何か言葉を掛けることも出来ずに、ただ彼女を心ここにあらずとばかり虚ろな目線で見つめているだけ。]
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