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!!
[びくっ!!
とした。
完全に油断していた。
猫を抱えた状態だった。]
あ、ああ。
や、大丈夫だ。
[すっと立ち上がる]
そっちは、問題なさそう、かな。
[生まれてきた子がNEXTだった時…、幸せに生きられるか?
そう問われた時、気が一瞬緩んだ。
NEXTになった自分。NEXT故、家族と離れ離れになった自分。その能力を宿しながら、隠し続けてきた自分…。]
はっ!
[戦いの場では、その一瞬の気の迷いが危険を呼ぶ。目の前には光を拳に宿したリヒタルがいる。
慌てて回避を試みるも、拳を避けきれずに脇腹のあたりを掠め、勢い余って落馬した。]
それでも…、
それでも、誰かが誰かを虐げる事は許されない。
世界を変えるにも、他のやり方があったはず。
NEXTになった私を怖がる人間もいたけど、NEXTである自分を支えてくれた人間もいる。
綺麗な世界しか見てなかった私だけど…、無力で無知な私だけど。きっと、方法はあるはず。
[脇腹を抑えながら立ち上がる]
あなたの憎悪はその程度かしら?
[立ち上がり、剣を構え直す]
[ ドアを開けたら野良猫を抱えた家主がビックリしてこちらを見上げていた。]
ええ。ありがとうございます。
サイズはぴったりでした。
[ 微笑んでまたぺこりと頭を下げた。
飾り気のないシャツとスラックスが、少し着崩しただけなのに、それなりにお洒落に着こなしているように見える。]
―夜:自宅前―
それは、よかった。
……ファッション関係かなにかなんですか?
[感嘆のまま素直にこぼした。
にゃあ、と猫に抗議されて地面に下ろした。]
遅いのだ……何時になるか解らない理想論では!
不確定な救いなど何になる―――。
[変身しても変わらぬ赤い瞳が、
真っ直ぐに白い騎士を見下ろす。]
―――何度でも言おう。
人に守ってやる価値など、塵芥程も無い!
私達の力は、NEXTを同胞を救う為の!
人を滅ぼす為の力だ!!
[天へと掲げた両腕に、強大な光球が生み出される。
それはまるで、
全てを焼き尽くすが如き揺らめきを―――………]
[ 問われて少し考え込む。
素性を教えた方がいいのだろうか。
最悪の事態は、友人の家を出ると決めた時からぼんやりとではあるが考えている。
後はこの青年がどの位置にあるかなのだけれど]
ええまあ。
服飾デザイナーをやっています。……殆ど売れていないインディーズですけど。
[ 青年の腕から逃れた猫が、とててててと走り去っていくのを目で追った。]
そこまでにしておけ、私よ。
[一切の音も無く。
リヒタルの影より顔無き男が現れる。]
説得は失敗だ。
彼女には意志がある……これ以上は無駄だろう。
間もなく夜も明ける。
ここらが潮時だ。
[そういうと同時。
リヒタルとシャッテンの影が自身達を飲み込みはじめた。]
―― 夜/路地裏/コンテナ陰 ――
[メイドはいつもの場所へ帰ってきていた。
彼女に帰るべき場所は、他に無い。
ネズミとゴミと時々猫と、冷たい壁と。]
難しく考える必要は無い……。
[自らに埋められたカゲの中、シャッテンと目される人物が言った。私は私であり、難しく考える必要は無いのだと。]
私は私。
メイドはメイド。
[呟く。
誰かの影が、さっとメイドの体を覆った。
見上げると、そこには成人男性が二人。]
?
[コントラストが強くて誰であるかはわからないが、服装だけは見て取れる。どうやら警察らしい。資料のようなものと見て、どこかに無線を飛ばしている。]
[こちらを見つめる目。
――裸足のメイドを発見しました。
誰かと話している――連絡を取っている。
こちらへ歩み寄る足。]
…………。
[メイドは、その場から逃げ出した。
警察はまもなく彼女を見失い、消息が掴めなくなった。**]
……ところで、NEXTに興味があるんですか?
失礼ですけど、ついうっかり目に入ったもので……
[ 申し訳無さそうな声音をつくり、しれっと切り出した。
本棚の資料も覗いたことはおくびにも出さない。]
―――………そうだ、な。
[暫しの逡巡の後、腕を下ろせば
激しく輝いていた光球も虚空へと消える。]
……また、会おう。
戦いの場となるである事が残念だ。
[そう言い残して。
二人の男は影の中へと消えて行った**]
[立ち上がるのが精一杯の自分に向けて、人間に対する憎悪の言葉を向けるリヒタル。
彼の憎悪とはこれほどまでにも大きかったのか…。
両手をあげた憎悪は光を集め、目を開けるのも辛い程の大きさになって行く。
何故、ここまで憎むのか?何が彼を掻き立てるのか?]
それでも…、それでも私は…
[剣を前に構え、覚束ない足で踏ん張り、剣先に気持ちを集中させる。月の光に良く似た、青白い炎。剣先に炎が集まり、それが大きくなり…
リヒタルに向けて放たれる!だが、その光はリヒタルの憎悪ほど大きくないだろう]
[リヒタルの影から…、ゾンネが現れた。
彼らは表裏一体。リヒタルはゾンねであり、ゾンネはリヒタルだ。ゾンネはリヒタルを飲み込む様に、二人は溶ける様に消えていった。]
あ…、待ちなさい。
[そう気丈にいってみるも、体は悲鳴をあげてその場に倒れる様に座り込む。
彼の憎悪は本物だ。しかもそれがあの光を生み出すなら…、彼の強さ・憎悪の源は底知れぬほど強大で、深淵だ。]
―夜:自宅前―
ああ、そうなんです、か。
洒落た着こなしだな、って、思って。
[――と。
続いた言葉には表示を少し固くした]
――――ああ、
新聞、おいたままだっけな。
……はい、…―――気には、なります、から
[目を伏せる]
リヒタル…、あなたが人間をそこまで憎む気持ち。
私には理解出来ないけど、あなたを憎悪から開放できるなら…、救済してあげたい。
[脇腹を抱え、座り込んだまま、暫し某然としていた。**]
投票を委任します。
ナジーム ラシュディは、シャッテン に投票を委任しました。
―粗川/河川敷―
[ずぶ濡れのまま座っている。]
しばらくは大人しくしているか。
「我ら」は負けたのだから。
[その顔は少し清々しげ++]
女の子は図々しいぐらいが、ヒーローものでは映えると思っている私ですが、いざ自分でやると参ったなぁって感じになりますね。w
ヒーローもののヒロインってあまり好きじゃないかも。
真っ先に出てきた女性ヒロインが、wの頭にクリップつけたアレとか、いろいろな意味で終わってる。(女性でないし w
―翌朝:粗川/河川敷―
[西に向かって朝の祈りは欠かせない。
どうやら、そのまま橋の下で段ボールを
利用して眠っていたらしい。]
[ 青年の表情を冷静に観察し、言い淀んだ時の間と反応で、やはり何かがあるのを感じた。]
ああ、あんなに大規模犯罪が続いたんではそうなりますよね。
このところのNEXT犯罪者の凶悪振りは、全く腹立たしいばかりです。
神の代理人気取りのテロリストに、団地丸ごと無差別殺人、バスジャックですか?
己の欲のままに振舞って罰せられないと思い込むなどバカにするのも程があります。
[ 少し誇張した義憤を演出してみた。
これにどう答えるか、青年の反応を窺う。]
― 翌朝 河川敷 ―
[橋の下、不自然に転がっている大き目のダンボールの前。
土を踏みしめる音が静かな朝日の中に響く。]
……こんな所で夜を過ごしていたのかね?
………貴様か。
[ちょうど祈りも終わったところだろう。
ゾンネを一瞥して立ちあがる。]
一杯喰わされてしまったのでね。
少し頭を冷やしてもいい頃だろう。
[それは昨夜の病院での戦いのこと。
彼自身「負けた」と称しているが、
何故だか表情は晴れやかだ。]
第二の要求は撤回させてもらった。
そもそも、アレは「我ら」を騙る者がやったことだが。
――ビル街――
[緊急で通信が入れば、何よ、と小さな苛立ちを口にしながらそれを受信する。
送信者は宮古。その名前を見て苛立ちは緊張に変わるが、内容は直接大きな事件事故等の発生でないことを読み取れば、僅かだけ安堵する。]
守護者、か……
[呟くのは、つい先程まで迷いを持っていた自分に対して。
自分は守護者にふさわしいのだろうか、と一瞬考えたが、すぐに振り払う。たった今、考えないと決めたばかりだ。]
ま、とりあえずお呼び出しなら行くしかないかな。
そっちは?
[傍らの緋のブーストも同じく通信を受信しているようなら、そちらにも意識を向け。
彼が同行するでもしないでも異は唱えず、自らは茨鞭をロープのようにビルの合間に渡し、アスファルトの大地に立った。]
ああ、こちらの姿でははじめまして……だな。
偽者が現れたのか。
有名人ともなると大変なものだな。
[くつくつと、小さな笑いが漏れる。]
まぁ良い、丁度良い切欠になってくれた。
人を見限るには―――な。
[ 青年の瞳のいろが更に暗くなった、と見た。]
――NEXTなんて居ない方がいいと思っている?
[ 「生きているべきなのか」と書かれたメモを思い出し、敢えてさらりと問い掛けた。]
投票を委任します。
紅金の ロージアは、シャッテン に投票を委任しました。
貴様は―………人を殲滅しようとしているのか?
[不敵そうな顔を見て、表情を変えずにそう問う。]
仮にそうだとして、貴様は人を殲滅した後で何を為す?
一時の気の迷いや癇癪の類ではあるまい。
……――わからない。
[首を横に振る。]
……理由は、きっと
あるんだろうと、思っているんだ……
[ゆる、と裂傷の残る腕を握りしめた。
死にたくなど、あるはずもなく。
さりとて存在への問いかけは続く]
“どちら、なのだろう”
[下に着けば、即座に変身を解除する。
NEXT体でいることはひどく目立つ。高速機動に優れるような能力でもないため、移動をするなら時間がかかろうと公的機関を利用するのが基本だった。
都庁を目指し、駅に向かう。]
……バイクとか、あったほうがいいのかなー。
でもなー。
[そもそも身分が不詳すぎて免許を取れない。
愚痴を零しながら、ぶらぶらと夜の街を歩く。
こんな夜更けに庁舎が開いている保証はなかったが、受け取ったら来いと言っていたのだから、行って開いていなかったらタクシーでも使って帰宅して、その代金を都庁に請求してやってもいいくらいには考えていた。]
……私はずっと考えていた。
なぜ私達はこの力を授かったのか。
どうして扉が開かれたのか―――。
[最後に残ったのは2つの答え。
それは
『人類に対しての天敵』と『人類にとっての守護者』
後は簡単だ、両方をやってみて判断を下す。
幸い、それを実現する為の力が、自分にはあった。]
―――結果は、ご覧の通りだ。
NEXTを、人という種は受け入れない。
この歪んだ世界は、迎え入れない。
何を成すかと問われれば、こう返そう。
後の者達が続く道を創る―――と。
[昇り始めた朝日へとまっすぐ視線を向けながら、
まるでそこに手を伸ばすかのように。]
これより生まれてくるであろう同胞達が、
真っ当に祝福される世界を作るために。
さて。
そろそろ行かなくちゃ。
あなたにこれ以上迷惑を掛けられないし。
[ 貰った(かれの中ではそうである)靴を履き、とんとんと確かめる。……爪先に布か何かを詰めた方が良さそうだ。]
服、お返しするのは喫茶店でもいいですか?
ここへは却ってご迷惑でしょうし。
[ 道順を覚えていないので、案内無しに自分ひとりで来れるとも思えない……というのは内緒。]
貴様の話を聞いていると、我が故郷を思い出す。
遥か西方……戦火絶えぬパレスチナの地だ。
[朝日へ手を伸ばすかのような姿を見る。
表情は変えない。「奪われた国」を思うのか。]
だが、道を作るだけで満足なのか?
必要な戦火は致し方ない。始まってしまった以上、
可能な限り早く終わらせるのが平和よ。
人間も捨てたものではないぞ。彼らは数が多い。
そして弱き故に―……御しやすい。
貴様は誤ったのだ。人類は「太陽」には靡かない。
共存するためには貴様は「北風」を演じるべきだった。
―― 郊外/元診療所 ――
[路地を逃げ出し、ガソリン不足を間近に控えたメイドが辿り着いたのは、少年と過ごした喫茶店でもなく、身を隠すには定番の河川敷でもなく――。]
………。
[見上げる。
かつて過ごした自宅の位置は、覚えていない。覚えていないというより、記憶を遡ろうとする度に、"彼"の影がちらついて、拒否反応を起こしてしまうのだ。
――思い出してはならない、と。]
ただいま……帰りました。
[メイドは小さな声で言う。]
[応える者はいない。変わりに、己の身にも染み付いた臭いが、扉と共に開け放たれた。眠そうな目が、忙しなく周りを見回す。
扉のカゲ。机の下。電灯のスイッチ。地下へ続く階段。キッチン。簡易な手術室に診察室に――全てを確認し終えてから、漸くメイドは中へと踏み入る。
――地下の死体は、封じられたままらしい。
重厚な扉を引き開くと、腐臭が黒い虫と共に生じた。]
今のNEXT差別の現状は、人類に対して下手に迎合した
かつての貴様をはじめとする「臆病な鳩」のせいだ。
数の暴力に屈さば、強きを挫く弱者の理論が蔓延る。
[糾弾するように。]
「我ら」には人類を縛る鎖がある。
その「圧倒的恐怖」で以て人類を御さば、
―……人類とNEXTの調和、争いのない平和な世界が訪れる。
NEXTは「抑止力」たるべきだ。そうは思わないか?
―夜:自宅前―
―――…… 生きるべきか、
死ぬべきか……
[繰り返す、つぶやき。
もういかなくちゃ―――と、それで現実に引き戻される。]
あ、ああ。
…引き留めて、悪かった。
[そ、と道を開けた]
うん、それでいい。
店には、いるから。たぶん。
[地下へ降りる。
姿を手配された以上、容易な燃料補給は儘ならない。
そして街を追われた以上、彼女に帰るべき場所は
長い歳月を奪われた、診療所の地下しかなかった。]
――――っ
[足が、鎖の感覚に引き攣る。
幻影だ。幻聴だ。
わかってはいても、鉄球の重みに引き摺られるように足取りは重く、時折――放置されたままの死体に躓いて、なんとか奥へと辿り着く。
用意された手錠はかけない。
用意された首輪は要らない。
メイドを繋げようとする者は、この世にいない。
それでもメイドは、ごく自然に拘束具が用意された隅へと歩き、血の感覚を足の裏で知りながら、座り込んだ。]
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