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ー帰り道、道路の何処かー
[ずいぶん人が減って来ている。家にたどり着ければいいのだけど…。]
月の砂漠の はるばると…
[彼女に不安は、多分ない。]
─ 夜の街・ビル屋上 ─
……罪びと……?
って、なんだよ、それっ!
[糸から逃れようともがきつつ、投げられた言葉に鬼面の下で瞬く。
問う声と入れ違うように投げられる網。
迷いは、短かった]
……ん、のっ……。
[剣に絡みつく糸は、それを持つ手の動きも遮るが、気合で押し切り、振り上げる。
光なき夜の闇、力を帯びた剣が、薄く、緋色を纏った]
……このまま、糸に埋もれるのは、カッコつかねぇんだよっ……斬っ!
[気合の声と共に、振り下ろす。
剣から飛ぶのは、衝撃の波動]
[彼らのやり合うビルの隙間、エアコンの排気口を狙って鞭を絡める。そしてそれを瞬時に短縮することで、ワイヤーアクションさながらの跳躍を披露した。
蜘蛛のNEXTが第三第四の網を放つ、その頃であったか。
彼らと同じ戦場に、白緑のNEXTが躍り出る。]
何っ!?
[二人の入院患者とは大分距離が開いていたおかげで爆風と爆ぜた肉片、壁の破片が身体に降り注ぐ程度でダメージはない]
電気を流すと爆発するのか?
いや、そんな細かな指定が出来るような代物とも思えないが……。
遠隔起爆?
だとしても俺との距離が開きすぎている。
もっと近寄らせてから爆破出来たはず……。
[殺した事に関しては罪悪感を抱く事などはない、自分も既にNEXT《バケモノ》なのだ]
……とは言え、無駄に殺戮をするわけにも……。
チッ。
[自分が侵入した事を聞きつけたらしい他の入院患者がワラワラと集まってくる、踵を返して来た道を戻り屋上へと躍り出る]
[会議は、ただちにその色合いを変える。
これまでの"協力者"の中から、縒りすぐった者を招集し、テロや暴動を阻止するチームを結成すること。
チームへは、全面的なバックアップを行うこと。
彼らの活躍を広報することにより、都民の対NEXT憎悪を沈下させること。
満場一致で議決。]
―病院/管理室―
[防犯カメラ、マイクの電源が一斉に落ちる。
全体を把握するために、最低限残しておいたのだ。]
ほう……我がここで見ていることに気付いたか。
しかし、異教徒は我異常の冷徹漢のようだ。
―……この分では重大な医療機器にも影響があるだろう。
我ですら慈愛の心で残しておいたのに。
彼らの言う「正義」とはこの程度なのか。
[ともあれ、これで彼には狙いすました
精密な爆撃は不可能になった。]
[ 放った網は衝撃波に切り裂かれ、あらぬ方向へ落ちた。
チ、と舌打ち。
一度ぐんと沈んだ蟲の身体は、脚のばねを解き放って後方に――屋上の柵を越えて宙を跳ぶ。]
ならば、お前の信念とやらがどこまで通じるか、この大暗黒の中で示してみせるがいい!
[ 風薙 "TYPE-blade 焔鬼" 緋焔、
紅金のロージアこと "執罰のフロウディア"、
ヴィクトーリア・フォン・"白竜騎"・リントブルム、
雷 "W/W" 宗太郎──
宮古が連絡をとったのはその4名だった。
彼ら個人の緊急呼び出し番号に、そして所属組織を通じても発信する。]
「各位
今回の事件に対し、都はあなた方に、守護者として立つことを依願します。
未曾有の危機に際し、我々ひとりひとつの力は小さい。
けれど、力をあわせれば、この事態を打破することは可能です。
NEXTを含む都民の生活を守るため、結成される《HOPE》に参加を願います。
本当はゾンネさんにも加わっていただくつもりでしたが、このような事態になり残念です。
都は《HOPE》の全面的なバックアップを約束し、僕、宮古を担当者に任命しました。
このメッセージを受け取ったら、一度、都庁内司令室においでください。
ご意見を聞きたいと思います。
ただし、人命と現場判断を最優先します。
東京都社会福祉課ネクスト対策室
《HOPE》指令・宮古護
[ 後方へ飛びずさるGroom Huntressの赤眼に、白と緑に染め分けられた女性的なボディラインのNEXTの姿が映った。]
……二対一か。ならば余計に戦いは避けねば。
[ 白髪を吹き上げるビル風になびかせて呟いた。]
[空を見上げる。月はじっと見つめている。
昨日までと違い、今日は街が暗い。でも、月は同じ輝きを見せている。]
ゾンネ…、あなたは何故人間が嫌いになったのかしら?
あなたは、その紅い瞳で何を見てしまったのですか。
あなたは私の信じるものを傷つけ、これからも傷つけるでしょう。
でも…
あなたの憎悪の光を、私の炎で溶かしてみせる。
絶対に、負けない。
[月を見つめて、そう呟いた。**]
― 屋上 ―
[姿を消して回るフェイスレスよりも新たに現れたという上のNEXT―すなわち自分―に入院患者達は当たりをつけて襲ってくるだろう。
フェイスレスとは違いこちらは姿を消すような"跳躍"は出来ないのだから]
……もっとだ、もっと集まって来い。
[停電によって光を求めるかの如く外に溢れ出てくる屍鬼人の様な入院患者達、じりじりと彼らとの距離を取りながら屋上の一区画へと自ら追い詰められるように動く]
―病院内部―
[管理室への道は
案内板を確認する他ない。
動けぬものの呻き声に痛みを覚えながら、
空間を渡る。
僅かに灯っていた明かりさえ失せて、病院内は夜に沈む]
《―――ここ、かッ!》
[―――管理室。
そう書かれた扉を“飛び越え”て]
─ 夜の街・ビル屋上 ─
[波動を放った後、現れた白緑。
鬼面の下、視線が流れる]
……フロウディアっ!?
[呼びかける刹那、意識は対峙する蜘蛛から逸れ。
告げられた言葉にそちらに向き直った時には、距離は大きく開いていた]
は……言われなくたって、やってやるさ……!
俺は、俺の……譲れないもんのために、『鬼』になるって決めたんだから、な!
[き、と見据えつつ、叫ぶ。
その声には、迷いの響きは、なかった]
―病院/管理室―
己の信念を貫き、「我ら」に向かってくる姿に
敬意に似た感情を抱きもしたが―
[入ってくる気配に、椅子を回転させそちらを向く。
白いフォルムに、ところどころ赤い半球がついている。]
こんなことをしたら、重大な医療機器にも影響がある。
貴様らにも貴様らなりの信念があると思っていたが、
「我ら」の見込み違いであったな。
[背後のモニターは沈黙している。]
[ Groom Huntressの攻撃力は決して高くない。
分厚い生体装甲と、臨機応変に繰り出す糸による高い防御力。
それだけがアドバンテージなのだ。
見た目より軽量で素早く、脚を折りたためば閉所にもそこそこ入れるとは言え、約2m半の体高はどうしても小回りに限界がある。]
「藤川さん……」
「ああ。」
[雷のNEXTを追いつめる患者たち。
もはや(というか屋上には監視カメラはないが)
どんなに接近しても爆破されないのであるが。]
―病院:管理室―
《――――人質を取るような真似をする者が信念を語るか。
ここを陣取ったのはお前なのに》
[性別不詳の声には
怒りが混じる]
《――――狂信者め。》
[歯車を、回す。
転移のためではなく。
ここから引きずり出すために]
[未だにぞろぞろと患者達は壊れた出入り口から屋上に吐き出されてくる。
これだけの数の人間を籠絡する手立てを良く見つけたものだと、感心しつつも徐々数を増やす患者達に追い詰められる]
限界か。
出来るだけ殺さずに目標まで向かう手立てはこれしかない。
[既に手を伸ばして飛びつけば触れられそうな位置まで患者達は集まってきている、触れられても爆発はしないという事などは知りもしない。
そんな患者達の姿を尻目に屋上から飛び降りる。
飛び降りてしまえば患者達がついて来る事はないだろうと予測したが、考えは甘かった。]
狂信者か……!
[後を追ってくるかのように患者達も飛びおり始めた、触れれば自分は助かるとそう信じて]
[ だから、慎重なGroom Huntressは標的を仕留める以上の殺戮は行わない。
断罪の爪牙を振るう際にも、じっと機を窺い、有利な場所で獲物を捕らえるのだ――蜘蛛のように。
放物線を描いて跳んだ後は、蟲は重力に従い闇の底へ落下していく。
チェシャ猫の嗤いを緋のブーストと白緑のNEXTに向けて。++]
我に指一本でも触れると、都内に仕掛けてある
爆弾を爆ぜるぞ。それは声明でも言ってあったろう。
[何かを行おうとしている相手を見て、
脅すかのように言い放つ。赤い面が闇に浮かぶ。]
首を刎ねたければ刎ねろ。心臓を貫くなら貫け。
意識が途切れる最後の瞬間に、
この都内を石器時代に戻し、千と一の夜に包んでやる!!
[椅子から立ち上がり、威圧するように]
さぁ、我を殺してみろ!!!
悪いわね、邪魔するっ!
[女は《TYPE-blade》には目を向けず、言葉だけを投げて飛びずさった蜘蛛のNEXTを見やった。]
あのね、難しいこと考えるの、やめよっかなって思った。
[それは、蜘蛛のNEXTにも《TYPE-blade》にも理解の及ばない発言だったかもしれない。
けれどこの女の中では、直感で、身体が勝手に、"誰かを助ける"と動いたことは、自分のスタンスに対する答だったように思えていた。]
[叫びに応えはなく、見えたのはチェシャ猫の嗤い。
追おうにも、未だ動きは止められたままでそれも儘ならず]
……っきしょ。
[口をついたのは、掠れた呟きだった。++]
―病院/管理室―
[声明文は聞いている。
眸があったなら鋭く睨みつけていただろう]
《また 人質か
――触れはしないさ 臆病者め》
[まだ、試したことのない《異能》
手首に廻る歯車は――]
《貴様には此処からお引取り願う》
[そのまま、巨大化し
“シンドバッド”に触れることなく取り囲み]
[確かに “それ” は 触れはしなかった。
転移する場所の座標――川の上を強く思い描き。
だが、成功したとしても座標はずれるかもしれぬ]
くっ……。
[稲妻の射出で落下起動を逸らす、その瞬間落ちてゆく患者達の表情が恐怖に変わるのを見る]
すまないな。
俺の正義は人を守る事じゃない。
人に害を成すNEXTを全て殺す事だ。
[元より自分に授けられた力は人を救う事に適しておらず、戦う事に長けていると知っていたから。
NEXTはあの謎の光以来じわじわと数が増えている、そんな中で悪意を持つ者を選定し全て屠るのは難しい事だろう。
しかし自分が戦っている間に、文明をここまで発達させ、NEXTに対抗するためにブーストという存在まで開発した人類の叡智ならばそのうちNEXTと人類を上手く融和させる事が出来るだろうと信じている]
その時に俺は死ねばいい。
[更に稲妻の射出を続けて落ち行く被害者達から距離を取る、落下の衝撃で爆発された場合自分も被害を受けかもしれない。
そんなリスクを回避するためだった事と、まだ屋上から見下ろしている患者達に追ってくる事は無駄だと思わせるパフォーマンスだ]
――はははははははは……
[ 風に乗り、闇の底から嗤い声だけが聞こえてくる。
風圧を受け止めるように六本の脚を広げた蟲は、暗闇に紛れて消えた。**]
やれやれ。落ち着きのない。
折角の機会だ、少し世間話をとも思ったが。
[迫りくる転移のとき。]
「我ら」の力を見ただろう?
―……万人に「加護」が行き渡れば必ずや争いは…。
[彼の最終目標を語ろうとしたところで、
空間が切り裂かれて彼の姿は消える。]
《――聞きたくもない…ッ!》
[facelessは冷静ではなかった。
声を、聞こうとしたならば
――思うところはあったのだろうか。]
《アレ が 加護だと…――》
[歯車に命ずる、その指先が震えた。
血に濡れている。]
《加護だなんて――呼べるわけがない!》
[――キィン、と 鋭く耳を劈くような金属音。
叫びと共に、響いて。]
[難しい事。
白緑の彼女が抱いていた思いや葛藤は知らないから、その意は全くつかめなかった]
それって、何の話……?
[鬼面の下、瞬いて呟いた後。
闇に響く嗤い声に、僅か、眉を寄せた。**]
逃がすもんですか!
[墜ちる蟲を視界に捉えた。
滑空ならば慣れたもの、とビルに鞭を絡め、蜘蛛のいたビルまで跳びこんでいく。
しかし、その向こう側に落ちた蜘蛛の姿を捉えることは出来ずに、苛立ちのままに鞭を打った。]
「死ぬ」とわかれば争いはなくなる。
すべての人間、NEXTに「我ら」の力で爆弾を仕掛ければ。
[残響した声。次第に次第に弱まっていく。]
一望監視の中で「死ぬ」とわかって争う者はいない。
「加護」だよ。我の存在が抑止力となり
人間もNEXTも争うことがなくなる。
我が神の「我ら」の目的は―
[次の一言を残して、声までも消えてしまう。]
世界平和だ。
―都内/粗川―
ざぱぁぁぁぁぁぁん!!!
[突如彼の姿は川の上に転移し、落下する。
少し慌てたが、落ち着いて犬かきでもするように
岸に向かって泳ぐ。あまり泳ぎは得意ではないようだ。]
ふっ……はっはっはっは。確かに「指一本」触れていない。
今回は「我ら」の負けだな、顔の無い戦士よ。
[岸までつくと、ゆっくり腰を下ろす。]
[着地の瞬間に再び稲妻を射出し、爆ぜた肉片に一瞥もくれずに病院内へと駆ける、管理室に着く頃にはどちらのNEXTも居なくなっているだろう。
それが分かれば落胆する暇なく分電室に駆け込んで]
直して壊してまた直してか。
本当に便利屋でなく電気屋の方が向いているな。
[目標を見失った患者達を放置し、分電室内にある端末を操作してショートした回線を切断し、爆破の被害で電力が通じない回路も切断。
予備電源に切り替えて内部に電源を行き渡らせる。
先日作業をした際にあれこれと内部の回線に精通した事が幸いしたのかものの数分で病院内には光が戻るだろう**]
―病院/管理室―
[聞こえる。聞こえる。
呪いのようにこだまする。
ソレを真実と信じて疑わない声だ。]
《監視されて――統制されて》
《そんな下の 平穏は 平穏と 謂えるのか…ッ》
[声を荒げる。
世界平和――と、告げられれば
あの恐怖に満ちたこどもの顔がちらついて]
《――黙れッ!!》
[嗤い声に歯噛みする。
もう一度強く地――いや、ビルの屋上である。コンクリート――を鞭で叩くと、《TYPE-blade》の方まで再び跳躍した。
もし未だ彼の緋の身体が糸に絡め取られているのなら、鞭の茨で打つように切り裂く。]
――ごめん。ほんとに、邪魔だったかも。
混ざんなきゃ良かったね。
……あたし、人間ってなんなのか、考えてた。
リヒタルは人間を守る価値はない、って言った、でしょう。
NEXTはもう人間じゃなくなったのかなって、ずっと考えてた。
でも、そんな事どうでもいいなって思ったの。
[何かを振り切るように、表情のない機甲の下で笑う。]
あたしは、自分のやりたいように動く。
それでいいや、って。
[その頃だろうか。緊急通信が入った**]
―夜の街/公園―
[どさり――と、
忽然と空中から現れた白い異形は
淡く薄れ、端正な顔立ちの青年と二重写しになり、
やがて青年の姿に収束する。]
…――ぅ …ッ つ…
[“他者の強制転移”は予想以上に消耗するらしい。
しゃら、とピアスが鳴った。
腕をつき、体をずり起こす。
痛みが走っる。爆風にやられた傷だ。]
…くそ …ッ
さて、乾くまではしばし休戦か。
しかし、蚊までは良い。迂闊だったな。
病院は拙かった。ペースメーカーか。
[忌々しそうに吐き捨てる**]
何を以て「我ら」が爆弾の位置を捉え、
起爆させているか気付かれたやもしれん。
―夜の街/公園―
…――転移させるだけじゃ…倒せない
[ふらつく足を叱咤して
樹にもたれながら呟く。]
……どうすればいい……?
……どうすれば、やつを――止められる……?
[倒れていた老人。共通点は何か。
調べなければ。気は逸る。
けれども疲労よ消耗からがくりと膝を折る。
暫くはその場から動けずに*いた*]
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