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[都職員としてブーストを装着する宮古の表向きの任務は、肢体補助具としてのブースト機体の実働データ収集である。
が、<東風>には自衛と特殊作業用の名目で取り付けられた対NEXT戦闘機能も備わっていた。
今日の定期検診では、機体の整備と、先日のNEXT遭遇戦で得たデータの、インターフェイスへのインストールを行う予定だ。
装着当初は非常に扱いづらかった<東風>も、度重なるメンテナンスによって、宮古に生活支援以上の利便性を与えてくれるようになった。
それでも──]
──まだ、届かない…
[「人工のブースト機体が、どこまでNEXTと渡り合えるのか」を試すために、宮古は積極的に対NEXT最前線に身を置き続ける。]
都SF特012号 <東風> が見物しにやってきました。
都SF特012号 <東風>は、見物人 を希望しました。
[宮古は、車椅子からの変形でパワードスーツ形態になった<東風>を操作した。
建物の中なので、ホバーは使っていない。
宮古の意識のままに、都のシンボルマークのついた車輪がスムーズに転がって、機体を検査ブースへ移動させた。]
― X-Day ―
[その日は高校卒業の記念にと、街に遊びに来ていた。
皆で過ごせる束の間の楽しい時間はあっという間に過ぎ、辺りが暗くなった頃。
「あれ、なんだろうな?」
不意に聞こえた友人の声、見上げると空に不思議な光が弱々しく瞬いているのが見えた。
やがてそれは夕暮れ時には相応しくない程に光が強く瞬き初めて、見ているのが辛く感じる程になったかと思うとオーロラのように帯状になりやがて何事もなかったかの様に消えていった。
街中の人々がざわめき、やがて謎の光についての騒ぎが収まりかけた頃、急に叫び声が聞こえた]
えっ、なん――
[言葉を最後まで紡げないままに、不意に凄まじい力に吹き飛ばされ、壁に叩き付けられた。
骨が軋み、身体中から熱が起こり、息が詰まる。
先程まで自分が立っていた場所には出来の悪い着ぐるみのような人影が友人達を屠る姿が見えた]
あ、僕だけ、姓名の間にスペースがないけど、それ直すために入り直すのもどうかと。
ちなみに、風薙が黒猫たすくさんで、高嶺がwumingさんだろうか。
設定と、ここまでの文体で予測してみる。
[弱々しくバラバラにされていく友人達へ手を伸ばす、何が起こったのかさえ解らぬままに、意識の闇が降りてきて自分の心臓が止まるのを感じた。
――このまま死ぬのか――
そう闇の泥土に沈みかけた頭で考えた時、急に強い電気ショックを『体内から』感じ、心臓が再び鼓動を始めた]
[バスジャックは完了した。
ハンドルを握る一体は鼻歌交じりに奪った幼児送迎バスを爆走させる。信号などお構いなしに、アクセルをめいっぱい踏み続ける。
景色が流れる。車内で悲鳴が上がる]
ヴィー……。
[しかし、ここに来てハンドルを握るNEXTのテンションは下火のようだった。
レーサーもかくやという運転技術を駆使しながら、片手で持った地図をしきりに確認している。
それは目的地までの道を確認するというよりは……まるで、自分がどこを走っているのか分からず、迷子になったものの雰囲気に似ていた]
――街中――
[しかしそんなささやかな平和への望みは、すぐに打ち砕かれる。
けたたましい轟音と黒煙。爆発であると簡単にわかった。]
馬ッ……鹿じゃないの、いきなり急に!
[予告されてはテロの意味はないというものだが、知った事ではない。
慣れた様子で警察への連絡を行う。すぐさま動いてもいいが、救助だけでも一人でどうこうできる事態でもないし、NEXTの犯行であれば手が足りなすぎる。]
――こちら『紅金のロージア』。
第9ビルにて爆破事件が発生。人命救助優先で行動しますが、手が足りない状況です。
救援を要請します。
[警察への救助要請は、各役所のNEXT対策部やその他組織にも即座に伝えられるだろう。
情報を得ようと思えば、容易に得ることはできるはずだ。]
11人目、サフォア ツキシロ がやってきました。
サフォア ツキシロは、村人 を希望しました。
―都内某所 喫茶店:月の猫―
[からんからん。
レトロなベルの音が響く。
その音に違わず、アンティークな雰囲気の店内には静かなジャズが流れていた。]
…いらっしゃい。
[白いワイシャツに紺色のエプロンを身につけた細身の店員が顔を上げた。
金に近い色の涼やかな目元、長い睫毛。
ともすれば女性と見紛う整った容貌だが、発せられた声は澄みながら確かに男性のものだった。
手元には新聞。
一面に掲載されたのはNextの起こした事件とその顛末。
何気なく、其れを畳む。
見つめるときの表情は常よりも鋭いのに幾人が気づこうか。]
─ 街中 ─
ま、一巡りくらいはしとくか。
充電の足しにもなるだろーし。
[結局、選んだのは愛車による巡回一周コース。
元々、バイクで走るのは好きだったから、それ自体は苦でもない。
現状、一番気を紛らわせられるのは、行きつけの喫茶店でコーヒーを飲むか愛車で走るかのどちらだった]
んじゃ行くとしま……って。
[愛車に跨り、メットを被った直後、緋色のエンブレムが光を放った。
明滅パターンは、緊急アラートのそれ]
……んだよ、っとに!
間がいいのか悪いのかっ……。
[舌打ちしつつ、アラートの内容を確かめようとする。
その目の前を、暴走気味のバスが一台、横切っていった]
── 研究所内 ジム ──
[変形装着しての操作テストの後、<東風>を整備員に預けた宮古は代替車椅子でジムに移動し、床に降りてストレッチをしている。
ゆっくりとした動きに見えるが、筋肉と腱に充分な負荷を与えて鍛えるやり方で、すでに全身がじっとりと汗ばんでいた。]
ネクストW/W が見物しにやってきました。
ネクストW/Wは、見物人 を希望しました。
[心臓が脈動する度に身体に強い痺れを伴う、死にかけた身体が未だ麻痺しているのかと思ったがそうではない。
不思議と自分が暴れ回っている『アレ』と同質のモノになったのだと、理解した。
――NEXT――
その単語が強く頭に残る。
身体のダメージすらまったく無くなり、すんなりと立ち上がる事が出来た。
そして、自分や友人を殺し、更に街の人々を圧倒的な暴力で蹂躙しているソレへと駆ける。
足裏の踵部分から稲妻が射出され、さらに加速してゆき、強く拳を握れば全身から強い稲妻が放出され自身があたかも稲妻と同化したかのような錯覚の中、異変に気付きこちらを振り向くソレへと拳を叩き込む。
その瞬間、全身を包んでいた稲妻が相対する存在に入り込み、拳を離すと同時に拳を打ち込んだ部位から稲妻が激しく放出されスラッシュの軌跡を生み出し、自らの仇だった存在は黒い炭へと変貌し、崩れ落ちた]
いつもので?
[一纏めにしたやや長い青みを帯びた黒髪が揺れる。覗く耳には数多のピアス。特に大きなひとつがゆらり、揺れた。
常連客にかける言葉は涼やかながら端的で、やや愛想には欠ける。
「こーら、ツキシロくん」
とたしなめるような声がかかる。
この喫茶店のマスターである、40代くらいの上品な女性であった。名を月山幸恵(つきやまゆきえ)という。]
…―――はい。
[いいんだよ、飾り気がないのが彼のいいところだろ、と中年のサラリーマンはわらう。]
どうも。
[やはり愛想なく謂って、
“いつもの”を用意し始める。彼の淹れる珈琲は絶品だと評判なのだ。]
[紅金のロージアと名乗る声に耳を傾ける。
どうやら、NEXT対策関係筋の者であることは、
その話の内容からわかる。振り返りもしない。
ただ、その場にメモを落として、現場から離れていく。
「偉大なる唯一の神 アッラーの名のもとに
我は再び動き出す 以前の聖戦を忘れるな
当方の要求は追って出す
要求に違えば 今度こそ"聖地"・日本は
千と一の夜の底に沈むだろう 神はそう仰った
―SINDIBAAD-Naseem=Rushdie」
メモにはそう書かれていた。]
[ハンドルを握る一体は何度も地図を見ながら、送迎バスを爆走させる。
―――やがて、彼は一つの結論に達した]
ヴィー。
[ポイ、と。地図を投げ捨てたのだ。
送迎バスは爆走する。何かにぶつかってもいいやと割り切った、見ている者が青ざめるような荒々しい運転。
ガソリンはまだ七割以上残っていた]
……ぅぉぃ。
[行き過ぎたそれ──普通に考えたら、そんなスピードを出しそうにない、デフォルメされた動物ペイントの可愛いバスが異様なのは、わかった。嫌というほどよくわかった。
エンブレムは未だ、緊急アラートを明滅させているが]
……こっちら、風薙!
未来を担うお子様が窮地っぽい!
そっちのアラート追っかけるにはちょいとばかし遠いんで、俺はこっち、追跡するよ!
[通信端末にこう怒鳴り、先に走って行ったバスを追って愛車をスタートさせる]
っつーか、幼稚園バスジャックとか、古典すぎんだろ……!
[疾走しつつ、口をついたのは、突っ込みだった]
[自分を殺した出来の悪い着ぐるみが崩れ落ちるのと同時に、身体に激しい痛みと熱さを感じ自らもまたその場にうずくまる。
小さい頃に火傷をした事を思い出し、火傷の痛みが全身に回ったかのようなひりつく痛みに呻き声を漏らす、すると――]
―喫茶店:月の猫―
…――――
[きっちり珈琲を淹れ終わったあと、
ぴくり、と切れ長の眸が窓へ向く。
近頃物騒でねぇ。
客が謂う。
そうですねぇ。Nextっていう―――
マスターが珈琲を運び、世間話として答える。
窓の彼方ビルの向こう、
かすかに見える上がる煙を、ツキシロと呼ばれた青年は、捉えた。]
ー教会施設の一室ー
施設には子供が多い。
朝食を食べさせ、身支度を整えさせ、学校に送り出し、やれ掃除だ、洗濯だ、雑用だとしていたら、あっという間にお昼前。
窓から見える青空をぼーっと見上げていたら
『ヴィッキー、お茶にしましょうか。』
牧師様が、ティーセットをお盆に乗せて、こちらにやってきた。
[バスの屋根の二体。
暴走する幼児送迎バスの上で、NEXTの運動能力を無駄遣いした彼らは危なげなく立っていた。
振り落とされる気配すらない]
ヴィーー?
[その内の一体が、後方を眺めていぶかしげな声を出した。
バイク。運転者は青年。
こちらが赤信号に突っ込んでも、止まらず追跡してくる。どうやらこのバスを追ってくるようだ。
そう認識して、彼がした決断は単純だった。
バスから飛び降り、襲いかかる。たったそれだけの、しかしためらいのない行動]
[自分の身体を包んでいたゴムの様な黒いものや、白い石の様なものが溶ける様に消えて無くなり、元の人間の腕が目に入った]
戻っ、た……?
[苦しげにそれだけ呟くと、未だ残る身体の痛みに意識は遠のいた。
けれど、その時はまだ気付いていなかった、自身の髪や眸の色が変質した事に――]
[二人はお茶をすすっている。施設の子供の話題、今週の夕食の献立について、そんな他愛のない会話。
そんな時、テレビから緊急速報を知らせるチャイムが聞こえた]
<<市街地のカフェで爆発。原因・死傷者は不明。>>
NEXT犯罪者…、じゃないですよね。
[簡潔な文言で事件を知らせるテロップに、思わず呟く]
12人目、高嶺 耀 がやってきました。
高嶺 耀は、村人 を希望しました。
―都内のマンションの一室―
[カチャカチャカチャとキーボードを叩く音が高らかに響くなか、それに混じってテレビのニュースが流れている。]
「昨夜未明、渋谷区道玄坂の路上で無職・川島路美雄さん(21)が死亡しているのが発見された事件について、警視庁北渋谷署は同渋谷区松涛のマンションで発生した大学生・下田勇樹さん(22)殺害事件と関連性ありとする見方を発表しました。」
[キーを叩きながら液晶ディスプレイを覗いているのは黒髪の、女性とも男性ともつかぬ中性的な容貌の、20代半ばくらいの若者。]
うん、もうパターン起こしは終わってるから、10日には上がると思う。
そうだね、次は思い切って10着作るつもり。
[頭につけたインカムで友人と音声通話しながら、取引先に送るメールの下書きをしている。]
っつーか、暴走してんじゃねーよっ!
[あれはヤバイ、かなりヤバイ。
そんな思いが容易く浮かぶバスの暴走ぶりに、また突っ込みが飛ぶ。
距離が詰まり、目に入ったのはバスの屋根の上の人影らしきもの]
あれは……って、ちょ、待てえええっ!
[認識と、それが飛び降りてくるのはどちらが先だったか。
とっさの判断でハンドルを切り、いきなりの接触ぎりぎり、免れるものの。
体勢が大きく崩れ、派手な音を立てて急停車をするハメになる]
……あっぶねぇ、だろこら!
ちなみに僕自身は変身ヒーローもの、そんなに詳しくなかったりする。
だからこれ以上古典を期待されても困るんだけど、あえて独り言で言う。
『なんでもNEXT犯罪者に結びつけるのはどうなんでしょうね…、あら、電話電話』
[牧師様が呟きに反応してそう答えた時、レトロな黒電話の音が部屋に響く]
『…、はい…、はい…。分かりました。すぐ向かわせます』
[黒電話の受話器を静かに置いて、牧師様はつぶやいた]
『ヴィッキー、さっきの爆発はNEXT犯罪者の仕業みたいです。現場に向かって下さい、出動要請です。』
[険しい表情の牧師様に向かって、コクリと頷いた]
[ストレッチからリハビリも兼ねた筋トレ、持久力を鍛える水練までひととおり行った後、ジムに併設のシャワーブースで汗を流し、元の背広に着替える。
その頃には、<東風>の整備も終わっていた。
リニューアルした部分の説明を受け、書類に判を押す。]
ありがとうございます。
数日以内に使用報告をお送りしますので。
「北渋谷署では引き続き目撃者を探すと共に、マンション内で発見された女性Aさんに詳しく事情を聞くなどして捜査を続けています。
あ、ただいま緊急速報が入りました。
○○区××のカフェで爆発が起きた模様……」
あ、テレビ? うん、最近酷いね本当。
じゃあ、水曜に。バイ。
[通話をオフにして、「取り込み中」に変えた後、テキストエディタに書いた下書きをメールソフトにコピペしてメールを送信。]
[飛び降りざまの急襲を避けられ、四足獣のようにアスファルトに着地する。そのままの姿勢で首だけを巡らせ、相手が急停止したのを確認。
青年は何かを言っていた。怒っているようだ。]
ヴィー……。
[言葉にならぬ声を出しつつ、ゆらりと立ち上がる。彼はこういうとき、どうすればいいかを自分の中で定めている。
開いた右手。ただ振り回すだけの、しかし一般人なら致命的な威力の攻撃を、青年に叩き付ける]
[如何な超人NEXTといえども、起きた爆発をなかったことにはできない。
黒煙の上がるなか、ビル内に取り残された人へ手を伸ばす。
救援がくるまでは炎上があってもそちらにばかり気をかけていることもできない。爆煙による一酸化炭素中毒は簡単に人命を奪う故に、一刻を争った。
異形の自分に対して恐怖を覚えるものもいるが、その度叱咤の声をかける。
生きるのと死ぬの、どちらがいいのかと。]
[その場にある物々、中でもハンカチやロープなどを変化させ、外へと道をつなぐ。
カフェも併設されているビルでは、中にいる人間の数もまた多い。
どこかで遠く街のスクリーンがこの事件を報道しているのが聞こえたが、気に止めている余裕はなかった。]
さて──
室長のご要望はチーズケーキ、だったっけ。
[受付嬢に聞くと、ケーキ屋ではないが、喫茶店「月の猫」がお勧めだと言われた。
コーヒーも旨いらしい。
タルトなんとかが絶品と言われたが、どんなものか想像がつかなかった。
ともあれ行ってみることにして、店までの地図を描いてもらい、研究施設を出る。]
―爆発現場→最寄りの地下鉄駅へ―
[現場にメモを落とし、混迷極める状況で
イスラム男は何事もなかったかのように
地下鉄の駅へ向かう階段を下りていく。
終始無言、そのまま券売機で切符を買う。
ここは東京レトロ銭座線の駅である。]
…、ひどい。
[現場は思っていた以上に凄惨だった。ティータイムを楽しんでいた筈の人たちは、突然起きた爆発に驚き、傷つき、そして倒れている]
乗ってきたバイクを路地に止め、胸の前で十字を切る…。
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