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弟子の人ったら酒臭いのっ!
[水臭いの間違いです。]
[スノウに気がつき]
おじさんから伝言聞いたの。
もう夏も終わるねー。
うんうん。
[返された杖を再度渡して]
これはね、旅立つ弟子に渡すものなの。私の師匠であちお義父さんもそうだったっていってた。
だから持って行きなさい。そしてどうしても自分にふさわしくないと思うならそれを持って私を探せばきっとすぐに会えるわ。だから持って行きなさい。
[強引にミスティに杖を渡して]
いい笑顔だった?そうね、きっと今生きてきたうちで一番幸せなんだと思うわ。
ミスティ・・・あなたも元気で・・
お待ちしてたわ、シューリアさん。
[ミスティとリディアの方を見ながら]
二人の夏がもう終わります。
二人の秋が始まります。
[そしてシューへと向き直り、微笑んで]
さあ、夏はあとわずか。
あなたの秋はあなたの手で迎えるのです。
[レナードとリディアに目をやり、媒介に乗り込んだミスティを見上げる。]
そっか、皆ここから次へ行くんだね。
ボクもこれから次の村へ行くことにしたよ。
一番おっきな宿題が残っちゃったからねー。
[スノウに呼びとめられて一瞬考えるが]
お、悪いな。それじゃ、遠慮なくもらうぜ。
またこの村に来た時には仕事させてもらうぜ。元気でな。
[お金と石を受け取る]
[リディアに杖を渡され、困ったような顔をするが]
わかったぜ。
いつか返しに行くから、それまで預かっとくな。
[箱の中に杖を大事にしまいこむ]
[迷子の姿を見て微笑み]
よお、みんなでお見送りだな。
そっか。次の村か。
まあ、ちょっとずつでも前に進んでけば、いつかは行きたい場所につくだろうさ。
[箱の中から迷子の頭をくしゃりと撫でる]
[...は、ミスティに向かって大声で]
また会おうぜ。次は、旨い酒とオヤジ臭いツマミを用意しておくからな〜(笑
[笑いながら、少しだけ泣いている。]
[ミスティ、そしてレナードに頭を撫でられむぅと唸りながら帽子を被り直す。]
ボクの宿題はね……。
たくさんの人に会って、自分のしたいことを見つけることだよ。
[耳に蘇る長老の言葉とは違うけれど、きっとこういうことなんだろうと思っている。閉鎖的な村で生活に行き詰まり、最終手段を選んでしまったであろう村人たちのようにならないように。]
[レナードの叫び声に]
ああ、楽しみにしてるぜ。
うんといい酒を用意しとけよな!
[大きくレナードに向かって手を振る]
皆さん、それぞれの秋に向かうのですね。
これはほんのはなむけですわ。
[少女はくるくるとステップを踏み始める。]
冬妖精 スノウ・ホワイトの名において
秋の季節に 冬のかけらを!
[一瞬、冷えたかと思うと、辺りにキラキラとしたもの――ダイヤモンドダストが漂う。]
よろしければ、冬にも再びお会いしましょう。
みなさん、精一杯おもてなしさせていただきますわ。
[媒介から離れてミスティにぶんぶんと手を振る。]
気をつけてねー。
それから、今度会ったら空のお散歩に連れてって。
約束だよ。
[迷子の言葉を聞いて]
そっか。そいつは夏休みの宿題にしちゃ、なかなか大変そうだな。
ま、あせって片付けなくてもいいんじゃねえか?
解答欄だけ埋めても、中身が間違いだらけじゃ宿題やった意味はねえからな。
[風が強くなり、風車の回転数が増す]
来たか。
・・・草木たちが、風が、夏が、俺を後押ししてくれてる。
>>138
あんた、もしかして「北風小僧の寒○郎」とかと同じか?じゃあ、これから冬を迎えるために忙しくなるのか…頑張れよ。
あと、冬の女王に宜しくな。俺の知り合いが、冬になると、女王が乗る馬を雪で作ってるんだ。俺も手伝ったことがあるし。
[空に舞うダイヤモンドダストが、やがてキラキラと光り、すっと消えていく様をほうっと眺めて]
スノウさん、ありがとな。綺麗なもの見せてもらったぜ。
今日のこと、きっと忘れねえよ。
またな。
ほわー、スノウちゃんすごいの。
妖精さんなら納得納得。
今度会ったら猫舌用じゃなくて冷たい物を準備しとくね。
[スノウに向かってひらひらと手を振る。]
[手を振る迷子に向かって]
おう。約束だな。シューリアも元気でな。
・・・よかったら次の村まで乗ってくか?
[そんな言葉を風が掻き消す。みんなの姿を目に焼き付けると、ゴーグルをして前を向き、呪文を唱えはじめる]
[>>146乗っても大丈夫かどうか考えるよりも先に]
いいのっ!?
重いからやっぱりぽいっとかヤダよー。
乗せてもらえるのなら次の村とかじゃなくてもっと遠いところがいいなーとかわがまま言ってもいい?
・・・ん、ああ、一応二人乗りには設計してあるからな。
この前おぶった時よりもシューリアの体重が増えてなければ大丈夫だと思うぜ。
[意地悪そうな笑いを浮かべる]
遠い所か?ま、すぐに帰るわけじゃねえだろうし、構わねえけどよ。
どっか行きたい場所でもあるのか?
体重が増えてなければ……。
むぅ。
鞄の分だけ重量オーバー?
[いろいろと悩んでいる。]
弟子の人が連れてってくれるところでいいよー。
ボクはどんなところがあるのかさえ知らないんだもん。
そっか。ま、鞄の重さくれえなら許容誤差だな。
安全は保障できねえけど、後悔しねえか?やっぱやめるってなら今だぜ。
俺が向かうのは、今はあの山の向こうにある町だ。
そこでサーカス団のみんなが待ってるはず。
シューリア、みんなとのお別れがすんだら乗りな。
[スノウの話を聞いて]
女王の知り合いってわけじゃないんだ。
俺の故郷で、毎年冬の女王に捧げる雪の馬を祭る儀式があるんだ。
作った馬は、町の外れに置いておく。そして、一晩経つと馬は無くなってるのさ。
俺は、村の爺どもが馬を溶かしてるんだ、とか言って信じてなかったけどな(苦笑
[シューとミスティを見てニヤニヤしながら]
なんだよ、お前らも二人で行くのか、気をつけてな。
シュー、宿題終わったら連絡くれよ〜(笑
[ミスティにこくこくと頷く。]
若いときの苦労は買ってでもしろ、なの。
後悔は先にできないよー。
[リディアに駆け寄り]
えーと、酒場のおじさんが「お幸せに」と言っとけって言ってたの。
レナードさんへの言葉と総合したら納得なの。
仲良く元気でね。
またどっかで会えるといいなー。
[それから少し離れた場所にいるレナードのところへ]
酒場のおじさんが「リディアさんを泣かせたらどこにいても村総出でフルボッコだぞー」って。
先生大事にしてあげてねー。
[...は、シューの頭を撫でて]
おう、フルボッコは勘弁だ。酒場のオヤジにも世話になったなぁ。そんでもってお前にもな。
元気でな。俺のやった豹の人形、大事にしろよ?(笑
[スノウに向かって]
一番すぐに会えそうなの。
次に会うときまでちゃんとした物を作れるようにがんばっとくからね。
[それぞれに向かって手を振ると媒介の座席へとじたばたしながら登っている。]
ほらよっ
[シューリアに手を貸して機体の中へ引っ張り込む]
よし、しっかりつかまってろよ。しゃべると舌噛むからな。行くぞ!
[呪文を唱えはじめ、足で思いっきり機体を蹴り出す。車輪は転がりだし、機体は加速度を増していく。リディアから受け取った杖を握りしめ、集まるマナへと祈りを捧げる]
飛翔―…
[機体は下からの風を受け、ふわりと持ち上がる。
...はしばらくぼうっとして目の前の光景を眺めていたが]
いやっほー!
[叫び声を上げて隣の迷子に抱きつく]
[機体は丘の上の人々に見えるように何度か旋回を繰り返し、やがて山へ向かって針路を取る]
[シューを見て]
ありがとう、幸せになるわ。貴方も気を付けてね。
ミスティ、シューリアさんを危険な目にあわせたらだめよ。
[そういって二人を見送る]
[機体に引っ張り込まれ帽子が飛んだら嫌だなと思って鞄の中へ]
うん、つかまってるし黙っとく。
[ぶんぶんと頷き、目をぎゅっと閉じる。隣からミスティの唱える呪文が聞こえている。]
[機体が動き始め、持ち手を握り締める。ミスティの声と同時に今まで感じたことのないふわりとした感覚。そしてなにやらがしりと身体に抱きつかれて目を開く。]
と、飛んでるの。
弟子の人、すごーーーい!
[なんとなくミスティの頭を撫でておいた。多分リディアの代わりのつもりだろう。]
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