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[目の前、スクリーンに写る、名前
ルッカが口にしたその言葉──は、大体の意味は掴めた]
──ま、良いんじゃねえか?
宇宙怪獣に対抗出来るのがコイツだけだとしたら、強ち間違ってもいないんだし、よ。
[賛成を示すテルオの隣、それに同意する様に、賛成の意思を示す]
[泥棒の言葉>>+83に、うなづいてみせ]
正確には、この船自体はごく当たり前の戦艦でしかない。
ただ、ここに集まった皆は、どれもこれも規格外。
だからこそ、僕らなら、やれるんじゃないか、って思うんだよね。
[少し遠い視線をして]
ワーウルフを放棄して、散って行った乗務員。
ハルピュイアの襲撃を受けた第一陣。
他にも、無名の沢山の人々。
誰かがいなければ、僕らはここに集まることはなかっただろう。
だから──
皆の力、皆の命、少しずつを集めて、そしてそれらが無意味でなかったことを……、僕らは証明しなきゃね。
[そして青年は、メイド兼AHO艦長に向けて、うなづきを送る]
― 詩論シティ/上空 ―
[やはり、超弩級宇宙怪獣”クジラ”を倒さなければ、詩論シティの危機は去らないだろう。一番の被害を齎しているのは、あの巨大な宇宙怪獣なのだから―――。]
グノーシス、……行くよ……。
[両腕に嵌めたグローブを引き、指先のポインタがゆらりと弧を描けば、グノーシスが”クジラ”への空の路を開く。
エーテルに満たされた球体コックピットの中、フランはモニタ正面に映る”クジラ”を捉える。先をゆく、兄の姿>>69はまだ見えない。]
[メイドは、ロングスカートをさばいて、静かに立ち上がり、まっすぐに前方、巨大スクリーンに映る宇宙空間を指さした]
「本艦は、このまま一直線に、裏宇宙の中心「巣」を目指します。
【Another Hope of Ours】号……全力前進!」
/*
あー。
多分噛み合わない理由はあれだ。
いくつか失敗した所で、完全に成り行き任せにしたせいか。
なりチャ時の癖で流れを強引に持っていかないからかもなぁ。と思った。普通野村の赤とかには向かないぽい?*/
ええ、よろしくね。
[杖ごと、エリーの手を握る。それから]
…ごめん、見当違いなこと言ったみたいね。
[エリーの意図は相変わらず読み取れなかったが、返事の内容を考えれば自分の推測が大幅に外れているであろうことは分かった。がっくりと肩を落とす]
けど、まぁ、今言ったことに嘘はないわ。
…あたしは、陣桜市があればいい。
この街が、この街のみんなが、あたしのすべてよ。
でも、困ったことに、よく狙われるのよね、あたしの大好きな、この街は。
[それは、宇宙怪獣であったり、秘密結社のゴーレムであったり、あるいは時として、人間同士のしがらみであったりもして。それは、防衛都市としての、陣桜市の成り立ちを考えれば当たり前のことではあったのだが。
目の前のエリーにしてみれば唐突だろう独白を、少女は止めなかった]
だからね、そういうのから守るためなら、あたしは何だってするの。
あんたが世界を握ってくれたら、そういう何もかもから、あたしの街を守ることだってできるはずよね。
だから、協力は惜しまない。
―――あんたと、あたしで、世界掴むわよ。
[不敵な笑みで、エリーの微笑みに返した。――あるいは、それはエリーの望んだこととは違うのかもしれない。あるいは、余計な重荷を背負わせてしまったのかもしれないけれど。けれど、ひとつの可能性として、二人で世界を掴む、なんて荒唐無稽な結末を思い描いて見てもいいんじゃないかと、そう、思えた]
(ジュリエットさん……萌えす! 萌えす!!)
[青年は、ぐっと拳を握って、メイドに熱い視線を向けていたが……はっと気付いてひとつ咳払い]
それじゃ……。
「巣」到着前に、まずは修理から取りかかろうか。
改造も必要ならやるよ。どういう方向にしたいか、教えてもらえれば。
>>82
なんとなく、この方向性は僕に近いよね。
市長は人類が「陣桜市」の敵に回ったらどうするんだろうか?
まあ、宇宙怪獣が「陣桜市だけ襲わないから、それ以外への襲撃は看過するように」っていう取引したとしても、絶対に乗らないだろうとは思うけど。
[修理工の言葉に、口を尖らせたまま。
けれど、相手の言い分も事実、自覚している分、言い返す事は無い。
──続く話には、静かに耳を傾け]
[賛成の体を示して見せただろう]
そいじゃ、総力戦──の前に。
メンテナンスルームみたいのがあるって言ったよな、ちょっと借りるぜ?
[言って、修理工に場所を尋ねる。
大体の場所が聞ければ、其処へ向かって、先程の戦闘でのダメージの修復に入るつもり**]
…アタシは修理の手伝いかなぁ。
むしろ補修資材運んだり押さえたりのが得意だし。
[無重力なら、如月を着なくても重い資材を軽々運べる。
卯月やシームルグの改造案も浮かばなかったので、
修理の手伝いに回る事にした、]
―― 詩論シティ上空・"クジラ"への接近 ――
遅いっ、
[それは今は目の前の巨大な宇宙怪獣に対して零れる言葉。
放電を、ひらりと避ける。心高ぶる今、身体はどこか軽くも感じる]
そのサンダー、試してやるよっ!
["サンダー"を纏う巨体に向けて放つ数多の閃光の弾。弧を描き広範囲に渡る軌道。
その効果を見るより前に、また"クジラ"の電撃を避けて、宙を一回転]
―――…、
[逆さの姿勢で顔を向けた後方からは、まだひとつの影も見えない。
けれど轟くような、叫ぶような……そんな何かのざわめきのようなものを微かに感じた。
目前の敵に臨む今、それ以上それに対して注意を強く向けることはない。
ただ、微かな笑みだけが、意図せずに零れるだけ]
[スコル>>+82の笑顔に頷いて見せる。
そういえば、先の戦闘やここでの会話を聞く限り、彼も生身の人間ではないようだ。
けれど、そんな彼と当たり前のように握手していた事が、信頼の証のようで嬉しかった]
規格外……。
[心の中で、オレは普通だよ、と思う。
でも、ユージィン>>+84には、頷いて]
うん。
無意味になんて、しないよ。
[そして、航宙戦艦AHOは、前進を始める]
ルッカには、AHO号の砲塔手になってほしいな。
僕ら、出撃したら、AHO号は空になるから。
それとも、戦闘は嫌いかい?
[爆撃手ではなく、調達屋を営むところを、そう推理して効いてみた]
あ、はい。
[咳払いしつつ周囲に声を掛けるユージィン>>+86に、右手を上げた]
メガマリオンだけどさ……実は、空を飛べないままでこっちに来ちゃったんだ。
[今となっては、空ではなく"宇宙"というより広大なフィールドで活動しなくてはならない]
だからさー、宇宙空間でもっと動きやすいようにして欲しいんだ。
ロケットエンジンみたいな?
[などと提案している間に、他の面々は動き始めている。
この中で修理技術を持ってないのは自分だけのようだ]
砲手、ねぇ…
ま、そう言うのなら得意だし良いよ?
[こんな状況じゃ、戦闘が嫌いとも言っていられない。
戦闘機の砲も戦艦砲も同じと割り切って、あっさり了解した**]
― 詩論シティ/上空 ―
[何処とも繋がらない。
孤立のコックピット内。
それは、”クジラ”のジャミングの所為。だからこそ…]
【雄オぉぉぉぉぉぉぉ――――――】
[猛るままにグノーシスを向かわせる。
螺旋を描き、一直線に――”クジラ”へ。]
サンダーを纏う宇宙怪獣”クジラ”……、
人類の攻撃を学び、自らの種を”更新”しているのだとしたら。
大元を倒さないと、やはり。
[この場合の大元とは、宇宙怪獣達の巣……。]
ん、まぁ気にしないで。
考えてくれただけで、私には十分過ぎるから。
[言えないのに悟って、というのが難しいのは解っていたから、
落ち込ませすぎないように、笑顔で首を振ってみせて。
あえての演技かも知れないけれど、それは考えない事に、した]
[テルオの挙手>>+91を見て]
解った。
使ってない遊撃機を分解して、搭載してみようか。
……ん。
でも、そういえばマリオンは気密出来てるんだっけ。
とすると、水中……もしくは宇宙空間での活動は、想定されてたんじゃないかな。
もしかしたら、分解しなくても、汎用推進機が装着できるかもしれない。
……あ、そうだ。
今何か、地球で電波系の異常が起こってるらしいんだけど。そのせいかさっき、僕の放送が、地球まで届いたみたいなんだ。
今なら、ゼペット社にもつながるかもしれない。
試してみるかい?
せっかくだから、主席候補生 フラン・A・入坂 は 市長少女 明朱佳 に投票するぜ!
んー……そう、なのかな。
[ユージィン>>+93の言葉に素直に賛同出来なかったのは、余りに"出来過ぎた"出来事を見過ぎていたからかもしれない]
でも、ここまで来ちゃったんだし、それはそれで都合がいいんだよね、きっと。
[前向きに捉えようと、そう言葉にしてみる。
と、そこに提案が為された]
あっ……そういえば。こっからでも地球に声が届くんだよね。
[少し迷う素振りを見せたものの]
じゃあ、お願い。聞ける事は聞いておいた方がいいもんね。
[と、最後には頷いた]
確かに、明朱佳が此処を愛しているのは解るよ。
……だから、……ってドンだけ狙われるのさ此処。
OK、解った。守ってみせるわよ。世界掴んだら……いや、掴む前からでもやってやるわよ。
いろんな勢力を、纏め上げてそれで――……その為には、世界に示す功績が、必要なはず。
力と功績を示せば、少なくとも迂闊に手を出す事は難しくなるはずだし。
それに、ルッカをこちらに戻す為にも――。……狙うなら、宇宙怪獣からかな。
ルッカが”孔”を制御できないような影響を受けた場所、そして、現状私たちが、解っているうちで最大規模の襲撃を受けている場所。
――詩論シティ。そこしかない、はず。
[色々と、思惑は違ったけれど、悪くは、ない。
むしろ、その方が、気は楽になれた。
…これで、方向性は決まった。
となれば、後は……世界を獲るために、世界に、力を示す。
単純に、警戒も受けるだろうけれど、それはどの道、避けえない。
ならば、世界の味方をして、世界の支持を得る。単純な思考で、提案する。
表情に、迷いも、憂いも、なかった]
― 詩論シティ上空/”クジラ”中距離地点 ―
おにいちゃん…。
[呟いたその時、全天球モニタが異常を感知する。]
!!!!
グノーシス!!!!!
[フランが叫ぶと同時、グノーシスがもう片方の腕からも反射型ブレードを出し、両腕で一つの盾を構え、傾斜をつけた。
”クジラ”が、巨大な口……本当に口なのか攻撃器官なのか詳細は不明……を開き、こちらに向き直っている。”クジラ”の口の奥に、光が集束していた。
ビリビリと大気が震え、”クジラ”の叫びが木霊する。]
【a...AA..a..oOoo..oooo....a..............nnnnn...】
[強大なエネルギーが集束。
街一つを吹き飛ばすに足る太い”サンダー”が放たれようと―――…]
―詩論シティ上空―
[まず空に舞って愕然としたのは、何処にもメガマリオンの姿が無かった事。
あの全長である、上空からならどれだけ縮こまっていようと見つけ出すのは安易なはずと踏んだのに何処にも見当たらず]
……なんか、あったのか。
ちゃんとフランに逢えたなら良いんだけどよ…。
[途中襲い掛かって来た鳥型の怪物へ、今度は両手からブレードを発生させる。ジャマダハルであるとかカタールであるとかそう表現されるもので]
でぇぇぇええええええええっ!!!
[鋭い切っ先ではあるものの、決定打に欠ける。
ハニエルにとっては大きなダメージを与えるには向かなかったが、それを連打でカバーして小さな傷を与えて行く。
そうやって鳥型の怪物の身を突き刺し切り裂いて行った]
― 詩論シティ上空/”クジラ”中距離地点 ―
[避けれない。だとすれば、フランが行う事は一つ。
グノーシスの傾斜をつけた盾を使い、
エーテル供給を最大にし、空へ弾くこと。]
やるしか…ない。
『グノーシス』、最大供給―――!!!!!!
[グノーシスの咆哮。
その声は”クジラ”の近くまで届いただろうか。
エーテルが過剰供給に陥り、球型コックピット内が熱く熾える。
反射型シールドの薄い溝に沿って、エーテルが満ち渡り、本来の反射型シールドよりも大きいラウンドエーテルを形成する。
その前方、”クジラ”周辺の状況に関しては察しきれないだろうか。]
― 詩論シティ上空/”クジラ”中距離地点 ―
[避けれない。だとすれば、フランが行う事は一つ。
グノーシスの傾斜をつけた盾を使い、
エーテル供給を最大にし、空へ弾くこと。]
やるしか…ない。
『グノーシス』、最大供給―――!!!!!!
[グノーシスの咆哮。
その声は”クジラ”の近くまで届いただろうか。
エーテルが過剰供給に陥り、球型コックピット内が熱く熾える。
反射型シールドの薄い溝に沿って、エーテルが満ち渡り、本来の反射型シールドよりも大きいラウンドエーテルを形成する。
その前方、”クジラ”周辺の状況に関しては察しきれるかどうか。]
[しばらく、チューニングを合わせた後、小型のヘッドセットのようなものを、テルオに渡して]
直通ダイヤルは、流石に解らなかったから……シティページで調べたゼペット本社お客様センターに繋いだよ。
そこから、詳しい人に回して貰えばいいんじゃない?
ただ、地球上の電波異常が何が原因で起こってるか解らないから……いつまでつながるかは分からない。
あ、ありがとうございます!
[ユージィン>>+96からヘッドセットを受け取る。
もしもし、と声を掛けると、お客様センターの若い女性の声がした。
自身の名と博士への取次を求めると、相手の驚きと俄かに慌しくなる様子が聞こえて来た]
「――あ、テルオくん!」
[そしてようやく、懐かしい初老の男の声が聞こえる]
博士っ!
「テルオくん……良かった、心配していたんだよ。
ジャミング影響下に入った後、行方がわからなくなっていたから」
博士、オレ、今、宇宙にいるんだ!
「へっ?」
[博士の間の抜けた声が、ヘッドセットの向こうに聞こえた]
ん、悪いわね。
…繰り返しになるけど、『協力は惜しまない』からね。
[笑顔で首を振るエリーに、背筋を伸ばして。もう一度付け加える。
それは、たったいま自分がしでかした勘違いの埋め合わせ、でもあったのかもしれない。
たとえエリーの目的が、世界掌握とは違っても、協力を惜しまないことに違いはないと、そう告げた。無論、すべてを言葉にしない以上、伝わるかどうかはエリー次第だったが]
そうね、それじゃあ…さっそく首都掌握と参りましょうか。
[少女の軽い口調が、それを冗談だと言外に告げている。
市政を今まで動かしてきた少女は、エリーほど単純には物事を考えられない。けれど。
ここで首都防衛に動くことで、首都に蠢く様々な力関係に、ダイシチョーの…陣桜市の力を示すことは、決してマイナスにはならないと、結論を導いた。
何よりも、宇宙怪獣はいずれ陣桜市を脅かす脅威だ。首都の戦力が残っているうちに、共闘して倒すことができるなら、それに越したことはない。
怨念ゴーレムの邪魔が入ることを懸念して、ダイシチョーの起動を避けなければならなかった先刻とは事情が違うのだ]
…機関室? 組み上げの方は順調?
ええ、そう…それならだいじょうぶ。今は足回りが動けばそれで十分よ。
それ以外の部分は、移動しながらでかまわない。
首都の宇宙怪獣を叩くわよ。
ダイシチョー、発進しなさいっ!
[テルオの言葉を横耳で聞きつつ、コンソールをいじって情報を呼び出している]
ジュリエットさんの飛行機の修理もしなきゃだし。どうせならシームルグにも推進装置をつけてあげたいな。
あと、AHO号の修理もしなきゃだね。こっちは工作機をすでに出して表面装甲は、仕上がってるけど……。
できれば、もっと強化したいな。
うーん……。
[墜落する間に塵のようになって消えて行く鳥型の怪物を見下ろして、再び空を行く]
――…あれ、だな!
グノーシス…フランも居るのか?
それから、あれは……?
[未だ追い付けても居ない位置からでも確認出来るクジラの全長。
その近くにある二つの姿の片方には気付いて、損傷が無さそうな様子にほ、と一息]
ん、うん。
[嬉しそうに、目を軽く伏せて、微笑む。
たとえすれ違っていたとしても、それはそれで、構いはしない。
たとえ、思っていた事と違っても、さっき明朱佳が見当違いといった事でなければ協力してくれる、そう自分には伝わったから。]
OK、…………んじゃ乗せてってもらおっかな。
移動と探知は中々上手くやれないから。
[考えすぎた時ほど単純に。
あとは、やってから、考えればいい。
考えすぎると、逆に『制約』や『契約』に引っかかる事もないとは言えない。
移動手段として乗せていってもらって、怪獣を撃破。
まずはそれから、とソコで思考を、止めた。]
出番が来るまで、落ち着いて、集中できるようにしとく、ね。
[発進の指示を出すのを聞けば、そこで、思いっきり力を抜いて、目を閉じた。
見ようによっては寝顔に見えるくらいに。]
おそらく地上最大の航空母艦ジョージワシントンで、全長333mの排水量10万t。
小型〜中型戦闘機がだいたい20m前後。
宇宙空間という事を考えても、ざっと倍の600m40万tくらいあれば十分かなあ。
あまり大きくても、人員不足で運用が効かないし。 KIAIで乗り切るのにも限界がっがっがっ……!
とすると、全長2kmのダイシチョーが、ジュリエットさんを装纏するっていうのは、例えAHOを食べたとしてもちょっと不可能かな。
第一陣の戦艦全部を吸収するくらいでないと厳しそう。
しかし、ハニエルやメガマリオンでは、今度は逆に小さすぎる。
またうっかり、微妙なサイズを設定してしまったよ……。
― 詩論シティ上空/”クジラ”中距離地点 ―
[巨大な太さのレーザーとも見える”サンダー”が放たれ、迫る!]
―――… っ …――― ・・! ・!! ・・・!!!!!!
[全天球モニタが真っ白になり、目が眩む。
両腕のグローブごと両拳を握り締め、必死にその場に踏み留まろうとする。眼前に表示されるホログラム表示のCAC4は、ジェネレーション更新を激しく繰り返しエーテル供給量最大値を保ち続けようとした。]
――― っ ・・・ ・ ・・・・・・
[暴力的な光の奔流、そして、サンダーのエネルギー。
見る見るうちに、ラウンドエーテルを侵食し、拮抗のバランスを崩す。ジェラルミンの輝きを持つシールド装甲が、音を立てて、剥ぎ取られてゆく。]
― ・・・ っ ・・・・・・
[コックピット内のエーテル圧は最大。熾えるように熱い。機体後方へ向けてそこから動くまいとするように、噴射も最大域で続けられている。]
「……なるほど。確かにそのユージィンさんの言うように、メガマリオンは宇宙でも活動可能なように設計されている。
キミに渡した時点では準備が整っていなかったが、いずれは推進機も搭載する予定だった」
それじゃあ!
「その通りユージィンさんに伝えなさい。
彼の腕の程はわからないが、"そちら"に居るくらいだ、きっと良いよ…にし…くれる」
[博士の答えに、途中からノイズが混じり始めていた。
もう時間がないのだろうか]
「……テルオくん。通信出来るのはこれが最後になるかもしれないから、よく聞きなさい」
[博士にもそれは伝わったのだろう、改まった風な声が聞こえた。
同時に、何処かへ移動しているような、息遣いと物音が聞こえる]
「ここからは極秘任務の話だ。……キミとワシ、二人きりの秘密だ」
[ゴン、と、何かが閉まるような音]
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