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― 夕刻 ―
[桜子を送り、病院に戻った。]
やぁ悪かったな。
[患者らしい患者はいなかった。大田爺と銀子、そして山入の3人の葬儀が一気に重なり、
“病院に来る暇”がなかったようだ
さすがにこの状態は苦笑せざるを得ない]
まぁ…こんなもんか。
[すると一本の電話が入る。神威が出て応対するも、その声がだんだん緊迫したものへ変化する。]
[男は、“また”誰か死んだのかと不謹慎な事を考えた。
しかし…―――]
咲田さんとこの瞳ちゃんが?
[咲田瞳が昨日から行方不明なのだと連絡が入った。
目撃情報では兼正の方へ向かう坂を上るのを見た者がいるらしく、その付近を中心に捜索していると]
わかった、じゃ、戸田さん留守を頼んでいいかな?
男手がいるだろうから俺と神威さんは捜索に加わろう。
[昨日山入に行って参っているだろう戸田と看護婦を残し、神威と二人は瞳の捜索に加わるために出て行く]
[葬式が重なっていることもあり、男手がいつもより少なく、なかなか瞳を見つけることができなかった。]
「いたぞー!!」
[山の中で倒れている瞳を発見したのは日もすっかり暮れた8時過ぎのことだった。
とりあえず大きな外傷もないため、そのまま瞳は自宅に、捜索隊も解散となり病院に戻った]
―高瀬医院・受付―
[今日も患者は相変わらず多かった。現在の調子は特別悪くなくとも、不安を訴えに来る者が増えていた。早期発見や対処が出来る事を考えれば、良い傾向なのだろう。その分医院は忙しかったが]
……と。
今日は、桜子ちゃん。
[午前の診療が終わる頃、桜子が姿を見せた。男は笑みを浮かべてみせながら、しかしその表情には心配げな、暗には申し訳なさげな色がありありと滲んでいただろう。外に連れて行くという高瀬の提案を聞くと頷き]
わかりました。行ってらっしゃい。
[医院を出て行く高瀬と桜子を見送った]
[それから、夕刻になって高瀬が戻ってきた]
お帰りなさい、先生。
[高瀬が不在だった間の医院の様子などについて、簡単に説明をしたところで、電話のベルが鳴った。電話の多くは予約や往診の申し込みに関するものだが、最近ではあの病状を訴えるものも多く、延いては死を伝えるものも多い。
些か緊張しながら受話器を取り]
はい、此方高瀬医院……
……え? 瞳ちゃんが……昨日から?
ええ……はい。わかりました。では、捜索に……はい。
[幾らかのやり取りの後、受話器を置いた。高瀬に硬い表情を向け、電話の内容を伝える。咲田の娘、瞳が行方不明になった。それは予想していたものとは違っていたが、やはり悪い連絡だった。
高瀬に頷き、男は共に瞳の捜索へと向かい]
― 夜中近く・病院 ―
[病院に電話が鳴り響く]
はい高瀬です。
[相手は咲田洋介だった]
咲田さん、どうした?
[瞳が帰ってから様子がおかしい、食事も取らず眠いと言って寝ているんだがどうも尋常じゃないという話だった]
わかった、すぐ行く。
[診察鞄を持って出て行こうとすると、母の綾子が出てきた]
「こんな時間に往診?あなたこのところ寝てないでしょう?あなたが倒れたら誰がこの村を守るの?もうちょっと自覚してちょうだいね。」
[母親の小言を聞き流し、車に乗り込んだ]
――夕刻、屋敷・居間――
[棺から出て、しばし、いつものように伽耶から眠っていた間のことを伝え聞いた後か。
ゆったりとくつろぎながら思案を巡らせていた]
(あれがこの村の要、か……)
[昨夜覗き見た、疲れ切って転寝をしていた男の姿を思い返す。
戦っている。全力で――それ故の憔悴。
注視はしておくべきだろう、が、今しばらくは必要な人間だった。
村の中で全てを処理させる。その為の駒。
生かさず殺さず、置いておく]
潰すが、な。
[捜索隊は手分けして瞳の姿を探した。人手が足りない事もあり、瞳はなかなか見付からなかった。そのうちに辺りは暗くなり、懐中電灯の明かりが行き交うようになっていた。
もしも最悪の事態になったなら。この頃の状況が状況なのもあり、男は大きな不安を抱えながら歩き続けていた。男だけではない、多くの者がそうだっただろう。中でも瞳の両親などは、生きた心地がしないでいたに違いない。
だが、瞳は山中で無事を発見された]
……良かった。
[胸を撫で下ろし、男も医院へと戻った。そうして、今日も常より遅い時間まで勤務を続けていた]
― 咲田邸 ―
[瞳の部屋に行き、顔を見た瞬間わかった…“あの”症状]
瞳ちゃん、昨日はどこに行ってたんだ?兼正に行ったのか。
[コクリと頷く瞳に何か引っかかるものを感じたが、それが何か知ることはできない。]
何か…されたのか?
[答えは要領を得ず、何をされたのか、されなかったのか、知ることができなかった]
これなら輸血をしたほうが早く回復するんだが…
[銀子や大田爺のこともあり、入院となると両親が嫌がった。1日行方不明だったのだ、娘を手許に置いておきたい両親の気持ちもわかる。]
とりあえず、リンゲル液だけ輸液して、様子を見よう。
[その場で点滴を出来る用意をし、点滴が終わるまでその場にとどまった。]
― 夜半・帰り道 ―
[咲田の家を出て家路につく途中、一人の男とすれ違う]
…え?今の…
[それは決して す れ 違 っ て は い け な い “人間”]
[昨夜、屋敷に招いた娘。あれは、二重の意味で餌だった。
文字通り、彼らの糧としての意味と、もう一つ――
あえて撒いた疑惑の種]
人間の心理、というのは不思議なものでな……
最初から信用していたものが、少しおかしなことを言えば疑ってしまう。
が、疑いかけてからその疑惑が解ければ、信用する。"しなければならない"という心理が発生する。
他愛なく――な。
[我が目を疑ったが、どうしても確かめずにいられなくて、車をとめ、懐中電灯を持ちその男に近づく]
おい…――
[声をかけた瞬間逃げようとする男を追いかけ腕を掴む]
(冷たい…人間の体温ではあり得ない)
[振り返った男に懐中電灯の光を当てると
照らし出された顔は…――――]
[自分が死亡診断書を書き、葬式もすませ、埋葬されたはずの大田爺の顔が目の前にあった。]
そんな…馬鹿な…!!
[逃げ切れないと思ったのか、襲いかかってきた。
懐中電灯の光でも確認できるほどの長さの牙を剥き、こちらに向かってくる。
男は鳩尾に一撃を加え、相手の体勢が崩れたところを突き飛ばす。
咄嗟に道端にあった直径30cmほどの石を大田の頭に何度も打ち付けた。]
……。
[男は大田を車に運び、病院まで猛スピードで戻った。]
[病院に戻り、大田が前日眠っていた回復室のベッドに運んだ。
頭を見ると怪我がほとんどなくなっていた…―]
これは…まさか…
起き上がり……
[そうこうしているうちに大田が目を覚まし、暴れだしたために、拘束し、血が採れるかやってみると、案外普通に採取できた。
そして……―――]
[山入への道は塞いだ。周囲を野犬がうろつき、凄惨な事件のあった場所。山の中を分け入り登ってまでわざわざ近づきたがる者もないだろう。
拠点を得て、計画は次の段階に移っていた。
とにかく数を増やせ――今はそう命じてある。
山入が狭くなる頃には、その分"空く"家がある]
[瞳が姿を消す前に、兼正の方に向かうのを見た――そういう話が出たのなら、屋敷に声をかけてみようと考える者もいるだろう。
好奇心の強い村人であれば、そのやり取りに注目する。
最大に疑われたその時こそ、信用を得る――好機]
(真相に辿りつく者がいたとして――果たしてその時味方はどれほど、いるかな?)
[そしてゆったりと、ティーカップを傾ける。
その赤い中身は紅茶か――*それとも?*]
―道端―
[医院からの帰り、男は夜道を歩いていた。精神的なものもあり、流石にかなり疲れていた。だがそれでいながら歩みは少しく速かった。焦るように。何かから、逃げるように]
……、
[実際に何かから逃げているというわけではない。ただ、無意識に急ぎ足になっていた。どうしてか、胸にざわざわとしたものが蠢いていた。夜道が、闇が、恐ろしい。何処かしら夜の性質が変わってしまったように感じていた。
仰ぎ見る空には相変わらず星が輝いているというのに。
単に疲れているせいかもしれない、と思う。あるいは、立て続けに起きる不審な死のせいで、神経が過敏になっているのかもしれないと。思えば、昨夜眠りから覚めて医院に駆け付けた時も、焦燥が必要以上に感じられていたような気がする]
……子供じゃあるまいし。
[己に言い聞かせるように呟きながらも、男は帰路を*急いだ*]
―回想・クレオール ―
[マスターのオススメに舌鼓を打ちつつ、暫くマスターから話を聞いていると、不意に後ろから声をかけられ振り向いた>>29]
こんにちわ、はい。兼正に越して参りました瀧華伽耶です。
あぁ、神威さんが勤めていらっしゃる病院の……。
[美男美女のご夫婦と言われ、少し恥ずかしげに小首を傾げつつ笑顔を見せた]
またお世話になる事も有るかもしれませんね、宜しくお願いします。
えぇ、確かに貧血気味ですが、此方に来てからは環境が良いのか、調子は良いですね。
病は気から……と言われますが、気を揉まなくて良くなったお陰かと。
[にっこりと笑みを浮かべつつ、当たり障りの無い返答をしながら、暫し世間話に華を咲かせる。流石医者だけあってか、病院の内情みたいな話は聞くことも出来ず。
チラリと視界に強張った表情を隠すように俯く桜子の姿が目に入ったが、その目線に気が付いた高瀬なら、桜子を連れて店を去っただろうか。]
[暫くはマスターの話に耳を傾けては居たが、店の客がまばらになる頃、自分も店を後にした。
いつも通り、日が暮れる前に屋敷に帰り着き、いつもと同じように紫苑に店で聞いた話を報告*しただろう*]
― 昼下がり ―
[小さな村の中では行く場所も限られている。
なんとなしにクレオールを覗けば、客の中に田辺先輩がいた、そして呼ばれた。]
え、あれが?
確かに、おばちゃんから聞いた話と背格好は合致するけど。
[>>22見たことの無い服装と顔立ちの女性―即ち兼正の人間―が居ると先輩が言った。声を潜め、じっと見詰めぬようにした。]
なんか、すごく…。
[クレオールの雰囲気は普通と違うと思えた。女性のせいだけだろうか。]
[>>20>>28よくよく見れば、支倉さんや先生もいる。
二人は何かを話し合っているようだが、特段耳を立てることはしない。]
先輩、聞きました?山入に野犬が出たらしいです。現場は無惨だって…
それに風邪で、3人亡くなったと言うし。松次さんとか、あんな怖く元気な人が、あり得ない…
そしてあの引越し。何をしに来たのやら…。
何か、どこかおかしいですよ。普通では無いです。
[食事しながら。先輩と噂や事実について、井戸端会議的な話をしていた。]
[>>29>>52先生が女性に話しかけていた。]
あれは…。
[と漏らすと、危ない風邪が流行っていることでも伝えに行ったんだろうと先輩が言う。相手が他所様な人でも関係なく、村の命を預かるからの責任だろうと、そう納得した。]
…僕らは健康のままで、先生のお世話にならないよう努めましょう。
[先輩も、頷いた。]
─回想:支倉宅─
[おそらくお昼休憩だったろうに、先生はわざわざ送ってくれた。先生まで過保護にして、と思いながらも、安心も感じる]
先生、ありがとうございます。
今起こってる変なこと……もうこれで終わりですよね?
そうじゃなくても……終わらせてくれますよね?
─現在:支倉宅─
[昨日よりだいぶ落ち着いて、食卓を終える事が出来た。
部屋に戻ると、ふと、瞳さんの部屋が気にかかる]
やっぱり電気ついてない……。
瞳さん、まだ帰ってないはずだよね?
― 回想・クレオール ―
[伽耶と話終えると、隣の席にいた若者達に声をかける]
あんたたちは水道屋の従業員か。
今日は仕事ないのか?
[社長の様子について尋ねられる]
あぁ、社長か…どうも流行りの貧血みたいだな。
容態が急に悪くなることがあるから…
油断はできないが…
[言葉を濁した。]
それより、あんたたちも気をつけるんだな。
若いからって油断するとよくない。
[それだけ伝えて桜子と共に店を出た]
― 回想・支倉宅前 ―
[少しは気が紛れただろうか、と心配していると。
「終わらせてくれますよね?」
と言われる]
これで終わりだとは断言できない。
でも、終わらせるために努力はするさ。
それだけは…約束する。
だから桜子ちゃんも、ちゃんとメシ食うんだぞ。
[精一杯の笑顔を作る]
ぷっ
なぁにやってるんですかぃ。
クリームがついたままでさぁ。
……違いやすよ。……………こっちです。
[彼女の肩に手を置いて、指の腹で口の端を拭ってやる]
……ほら
折角、瞳ちゃんの為に作ったんですから
…そぅ
[耳元に唇を寄せて囁く]
ありがとうございやす
[そうして、彼女の首筋に牙を立てた。
頭を横に傾げていたら、高瀬にも見える位置に……*]
―現在・屋敷―
あぁ、伽耶さんは色んな情報を仕入れてきやすねぇ。
旦那。看護婦よりももっと身近な方がいいんじゃないですかぃ?
俺も、出ますから。
─支倉宅─
え? ……瞳さんのところに、高瀬先生が?
[水を飲みに降りたところで、母親に出会い、何の気なしにお隣の話をしたところで、わたしはそれを知った]
[言い知れない、悪い、予感]
……やだ。
いやだ、いやだよう。
……先生、先生なら何とかしてくれるよね。
努力するって、言ってくれたよね……!
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