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[音が響いた。それは、しずくが彼女を打つ音か。
胸に落ちた赤いしずくは胸に挿した薔薇のよう。しずくの音が鳴るたび、その華麗な花は大きく花弁を広げ、ドレスの生地に染みこんでいく。
やがて寡黙だったまぶたが動き出して、彼女の隠されていた瞳を光の群れにさらけ出した]
M-am trezit.
[それは耳慣れぬ発音。一言つぶやいて、彼女は起き上がる。
辺りは機械仕掛けの光たちと、自然のもたらす暗闇たち。その小さな世界に彼女以外の生物は存在しなかった*]
/*
というわけで、「あず」こと asbntby 推参しました。
Fate村のように他のプレイヤーとコンビを組む RP村というのは初めてなので、ちとどきどきしますのう(笑
*/
村の設定が変更されました。
/*
とりあえず誰かやるかなあと思ってはいた。いたが、
……本当に異形の神を持ち込んでる人がいるし(笑
魔導書「イステの歌」と神性「ヴォルバドス」とか。うん、あれだ。キャスリーンとコンゴウの設定が通るわけだな!(笑
えーと……Wikiの、私の相方たるパイロットさんの設定欄が未だに真っ白けなままなんですが(笑
うーむ、色々と大丈夫なのであろうか。……うん、まあ、なんとかなるよね!(楽天的
*/
―夜の路地―
[――眼ばしのきくものは、闇に忽然と現れた
腕を見たかもしれないが、ただの見間違いと
そう結論づけたかもしれない。
どちらにせよ。
何事もなかったかのように女はそこにいる。
人通り、やや少ない夜の路地。
僅かに乱れた髪を手で梳いた。
街灯の下、白い顔が浮かび上がる。
人形めいて表情動かさず、手にしていた
全面が液晶の端末に、視線を落とした。
誰かを、探している。]
/*
うん? 村の設定の変更? ……更新間隔が72hに延びたのかな?
今ちらちらとコンゴウの設定を見直し中。んー、もっと弱体化した方がいいのかなあ。どうもわからん。
他の HM を見ると……コンゴウ以外に前衛っぽいのが二体いるのか。タンクっぽいキャラは少ないかなと思ってコンゴウの設定を編んだんだけど、ちょっとかぶったかなあ。
展開によってはドメインを強化して射撃型っぽくしてもいいかもしれなひ。
まあ「ロボット物ならまず肉弾戦だよね!」って話もあるから、これはこれでいいのかもしれないけど。
*/
[歩いたのはほんの少し。
控えめな足音が止まる。
青の光を宿した眸が
夜の道を歩く一人の青年へ
ひたり、と向けられた。
―――風限 蒼真。
“彼”の歩む先、
立ち塞がるように華奢な影が立つ。]
………?
[帰路の途中。
夜道の中で自分の前へと突然立ち塞がる人影。
周囲が暗い為、はっきりとは見えないが
その姿は青い瞳が印象的な一人の女性。]
俺に何か用か?
[見覚えの無い顔だ。
もし互いの立場が逆ならば、空気の読めないナンパか何かだろうと推察するのだろうが………残念ながらそうではないだろう。]
[青年の様子を
さして気にする様子もなく
女は、見定めるように双眸を細める。]
――――…《適合者》
[呟いた声は
奇妙な響きを帯びていた。]
お前を、探していた。
[続け、歩み寄る。
人ひとりぶんの距離を開けて、止まった。]
は?
[意味が解らないと言った様子で、
思わず口から疑問の声が漏れた。
だが、それすら目の前の女は気にも止めず
こちらとの距離を詰めてくる。]
探してたって……何の為に?
俺はお前の事なんて見たこともねぇんだが。
私も、逢うのは初めてだ。
[抑揚の少ない声で答える
青の眸は青年をとらえたまま反らさない。]
―――私はイステ。
来る終焉と戦うため、
《適合者》たるお前を求める者。
私と共に、来てほしい。
[――静かに、謂った。
ただ、当たり前のことを謂うような調子で。]
[終焉、適合者。
なるほど、どうやら色々な意味で関わってはいけない人物らしい。
やっかいなのに絡まれたもんだ、と。
心の中で頭を抱えながら溜息を吐いた。]
すまねぇけど、宗教の勧誘なら他を当たってくれねぇか。
生憎貧乏人なんでね。
次は人の良さそうな金持ちに声掛けるんだな。
[なにせ、この見た目だ。
下心で話を聞く奴など吐いて捨てるほど居るだろう。
とりあえずはこの場から離れようと、
女の横を通り抜けようと足を進める。]
…宗教?勧誘?
それは私の行動には符合しない。
[およそ愛想のあるとは謂えない調子で、イステと名乗った女は答えた。]
待て。
[横をすり抜けようとする
青年を引き留める声にだけ、僅かに力が隠る。]
……他をあたるという選択肢は、私にはない。
[先程よりも何処か感情が篭った言葉に、
立ち去ろうとした足が不意に動きを止める。]
………ッ、あ〜ったく!
[ガシガシと頭を掻いて、
何処か自己嫌悪気味に振り返った。]
一体、なんだってんだよ。
俺は面倒事は御免なんだ。
初めて会う俺に固執する理由でもあるのか?
7人目、f>u:e3 がやってきました。
f>u:e3は、村人 を希望しました。
― 同時刻/とあるユーラシア大陸北端 ―
[雪が降り続けていた。
見え隠れする月は空ごと凍え、水面に落ちる光も然り。
漣が一つ立てば、月影がより白く冷たく、軌跡を揺らす。
昨日も雪、一昨日も雪。
昼は灰色の空が寒さを主張し、
夜は少ない光が凍土を知らしめる。
そんな光景を望む断崖に、独り建物が朽ちていた。
遥か昔に役目を終えた灯台が、ひっそりと佇んでいた。]
[灯台の中に気配は三つ。
中央には、人間の少女が一人収まりそうなダンボール。
ダンボールの中には、事実として小柄な少女が眠っている。
……ように見えて機能停止している。
そのお腹――臍に該当する部分からは端子のようなものが伸び
同じく梱包されたノートパソコンのようなものと繋がっていた。
外から中へ、中から少女の耳へ、三人分の声が聞こえてくる。]
男1
「……ということで、この発掘品を日本へ送りたいんだ」
男2
『ホウ、ジャポンニ、カイ?』
男1
「ああ。向こうに残してきた仲間がいるんだけど、こういう珍しい骨董品が大好きなんだ。後は今回の冒険も無事に終わったぜいって報告も兼ねてるな」
男2
『ハナシダケキクトナカーマオモイダガ……、ゴユウジンハコンナモノオクッタラ、ビックリスルヨ、ハハハ』
男1
「だろうな。けどそれが面白い。サプライズだろ?」
男2
『シカシ、ナニモワタシニタノマナクテモイインジャナイカ、カザマ。イヤダトイッテイルンジャナイ。キミナラ、ワタシヲタヨルリスク、ワカッテイルダロウ?』
カザマと呼ばれた男
「もちろんさ。だがな、普通の手段で送ったら妙な事に巻き込まれる気がするんだ。こう、とんでもない事にな」
男2
「ホウ。ソレハマタ、ドウシテ?」
カザマ
「根拠は無い。だが何となくそんな気がする」
男2
「ムウ。ダイロッカン、トイウヤツカ」
カザマ
「そんな高尚なモンじゃねーよ。ま、とにかくそんなわけで、あんたを頼ったってわけさ。報酬は……そうだな、今回の遺跡での発掘品の残り全部! どうだい?」
男2
『……ソレダト、カザマノトリブン、ナクナルジャナイカ。コンカイノイセキハ、トクニゴクアクダッタラシイジャナイカ』
カザマ
「強いていうなら、最後の間にたどり着くまでのスリルと冒険が報酬さ。男のマロンってやつだな」
男2
『―――フフフ。ナルホド、オトコノマロン、カ。サムラーイトイウヤツダナ、カザマ』
巻き舌が似合いそうな男
『おう旦那。どうだい、ちったあ話は纏まったかい』
男2
『アア。カザマノニモツヲジャポンヘハコンデヤッテクレ。アテサキト、ジュウショハ、コイツダ。』
巻き舌が似合いそうな男
『おう、任せとけ。あんたの頼みなら、どこへだって運んでやるぜい』
カザマ
「おお、運んでくれるのか! ありがとな! ……あ、やべぇもうこんな時間だ。密航の時間に送れちまうから行くぜ! んじゃあな!」
男2
『オオウ。モウイッテシマッタ。イツアッテモ、カザマハドタバタトシテイルナ』
巻き舌が似合いそうな男
『いいじゃねえか。ああいう自由なやつもいてこそ、世の中正常に回るってモンさ。
……ところでよ、こいつはなんて書いてあるんだい。俺じゃちと読めそうにねーや。』
男2
『ンン……? ……オー、コレハ、……カザマハ、モジモ、ジツニハテンコウダナア。ハハハ。』
巻き舌が似合いそうな男
『おいおい笑ってる場合かよ。…まあいいさ。こっちで適当に調べて送らせてもらうぜ』
8人目、ポルッカ ヘヴンベル がやってきました。
ポルッカ ヘヴンベルは、村人 を希望しました。
― 路地裏のゴミ捨て場 ―
[薄暗く、異臭漂う路地裏の一角。そこは表通りからは人目も届かず、住民がゴミを捨てに来ない時間帯を知っていれば、生ゴミ漁りの野良猫たちには絶好の餌場だった。
……そう、普段なら。
捨ててあった小汚い毛布に身をくるみ、半透明のゴミ袋に埋もれるように、そこに年老いた酔っぱらいが寝ていた。抱いた酒瓶のラベルはこの土地の地酒で、中身はほとんど空になっている]
ゥイッ。
[この珍妙な邪魔者を警戒し、遠巻きにして餌場を囲む野良猫たちの前で、その人物はしゃっくりを一つする。そしてそれで目が覚めたのか、緩慢な動作で身をよじり、苦労してゴミの山から這い出て、]
ぐぅ、うえぇぇ……。
[コンクリートの地面に、吐瀉物をまき散らした]
9人目、A/I=L2 がやってきました。
A/I=L2は、C国狂人 を希望しました。
─ Endeavour/中核研究所 ─
[薄暗い無人の部屋、規則的に点滅するランプと電子音。
数値を読み上げる機械の声だけが響く。
薄青色の溶液に満たされたプール。
その中央に浮かび上がるモノ──がある。
まるでそれ自体が独立した生物であるかのよう、波打つ豊かな漆黒の髪。白く輝くような皮膚を持つ非人間的な肢体。暗い光を放つ真紅の双眸は、水中にありながら見開かれたままだ。]
[それには、まるで何処か遠い場所から響く声でも聴こえているかのよう。細長い人形のような首が傾く。
そして、ジュラルミンのような質感の爪が、培養槽の厚いガラスに伸ばされた刹那、規則的に点滅していたランプと音が止まり、厳重に管理されていた培養槽がまるで魔法のように開いた。
部屋は無人であったが、監視カメラの映像を注意深く再生して見る者が有れば、その少女のような姿をしたモノ──が何かを囁いた事に気付いたかもしれない。]
──……
声は、
確かに
此処に届いた。
[濡れたままの肢体。
培養液の雫を滴らせ、無機質な廊下を裸足で歩きはじめる。
複雑なラボの中、すべてのロックはその少女の形をしたモノの指先や視線一つで開く。それが迷う様子はなく、目的とするらしき場所へ向かう。]
おおう、ぐぉう……。おぇっ。
[苦悶の呻きをあげながら、ゴミ捨て場から這い出る。
遠く見守る野良猫たちが浮き足立たせたが、その人物は少し移動しただけで力尽きるように転がると、仰向けになった]
おお……ぅ。ひっく。
[夜空に輝くはずの星は、街の明かりのせいでほとんど見えない。
酔いに赤みの差した顔を呆けたように弛緩させて、彼は大の字に寝転がりながら結構な時間、その面白味のない夜空を見つめていた]
10人目、傭兵 ニキ がやってきました。
傭兵 ニキは、村人 を希望しました。
−路地−
[独り歩く人影――彼の名は段田弾。
常に前を向いて歩くその男は、足元がおろそかである。
ずべちゃ。]
イテッ!でもこの痛みも生きてる証!
11人目、オキセンシェルナ がやってきました。
オキセンシェルナは、村人 を希望しました。
−歓楽街路地裏−
[薄汚れた路地裏に派手に響き渡る破壊音があった。
明らかに穏やかでない打撃音も幾らかあった。
呻き声が一つ、ものが落ちる音も一つ、そして]
…余計な手間取らせやがって
[不機嫌な舌打ち、一つ。
崩れたゴミ袋の山から人の足が生えていて
それを見下ろす影の白い手は明らかに他者の赤に染まっていた]
"資質"の欠片もない底辺の屑が、調子に乗るんじゃねえよ
[見下ろしていた白金の眸は、ゆっくりと花紺青へと変わっていった。
幾許もしない間に、見下ろしていた影は歩き出す。
その一方で、ゴミ袋の中に逆様に生えた足は朝まで動かなかったという]
傭兵 ニキ は肩書きと名前を 段田 弾 に変更しました。
−路地−
[独り歩く人影――彼の名は段田弾。
常に前を向いて歩くその男は、足元がおろそかである。
ずべちゃ。]
イテッ!でもこの痛みも生きてる証!
−夜・自宅−
[都内のマンションの一室へと戻ってくる。
家族は海外に暮らしており、この部屋はフィリップだけが住んでいる。
入り口のすぐ横には、両親とフィリップ、そしてミラの4人が楽しそうにしている姿が写真に収められている。
部屋に入ると、机の上に弁当が入ったビニール袋を置く。不器用なのか、炊事洗濯が苦手らしく、部屋もどことなく片付いていない印象がある]
[前のめりに倒れたことも、彼にとっては幸いである。]
背中の傷は剣士の恥!
[体育の授業で習った剣道の先生の言葉を思い出した。]
さーてと、バイトもクビになったし、明日から何しよっかな!
俺は自由だ!何でもできる!ワクワクするぜ!
[別の袋から発泡酒を取り出す。
プルタブを倒すと、ぷしゅっという音が鳴った。
冷えたアルミ缶にそのまま口をつけながら、テレビのスイッチを入れる。
普段観ているニュース番組では、HMを用いた作業現場の特集が行われていた。
HMという機械がもたらす作業効率向上という恩恵と、そして犯罪や事故への恐怖という弊害。
こういうものはいつの時代も報道からバッシングを受けるものだとは判っているが、それにしてもこの番組の伝え方は弊害のほうに偏っていた]
これで視聴率は上がるかもしれないが、人類は後退してしまうという事も理解してもらいたいものだ。
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