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[少し目を開いて*]
魔法は、奇跡とは少し違う。
そう、いつか終わりが来るね。
ねこが、違うものに、本当に人間になるには
奇跡が必要だと思うよ。
生きているものを作ることのできる技術は、どこかにはあるかも知れないけれど、今ここでそれをしてあげる事はできない。
探すか、それとも奇跡を起こすか。
これだけ沢山の場所から人が……人じゃないのも居るけど
集まる場所だから、何か知っている人も居るのじゃないかな。
[暫くの間のんびりとした時間軸で考えていたが、肩に置かれた手で気がついた]
え、いや、ありがとう……、
……姐さん?
[重量を感じれば言葉は消える。
見下ろした。眠っているのか否か、表情は読み取れなかったが]
猫耳お嬢さん、ごめんね。
そこの棚に毛布があるんだけど、姐さんにお願いできるかな?
[空いている方の腕で棚を指し、ねこにゃにお願いをした]
奇跡が必要……。
奇跡って、どうしたら起こせるんですにゃ……。
[コップを持ったまま俯いた。きっと元の姿に戻っても、レオはねこにゃを捨てない。そう、信じているけれど]
了解ですにゃ!
[考えごとをしていたら、ジョーンズに声をかけられて>>194、こくこくと頷いて立ち上がった]
>>143
ん? 「あの星を―――」の先?
たいしたことないない。単に出て行っただけだから。
[負の感情は出し尽くして、たぶんほとんど残ってはいない。
あるのは「もう二度とあんな目には遭いたくないという思いだけ]
あまいもの。
しあわせのもと。
まだ、あった、よ?
[とりあえず、自分がとったのは最後の一個じゃなかったから]
[ミリーに向けて、こう言って。201>>]
[また、ぱたぱた]
人間じゃにゃかったら、お嫁さんにはにゃれませんにゃ。
[クゥの言葉>>202にこくりと頷く。続く言葉には大きく目を見開いた]
奇跡が起きたことがあるんですにゃ!?
すごいですにゃ! どうやって……。
[身を乗り出して尋ねようとしたけれど、その言葉は途中で途切れる]
他の色んにゃものが無くにゃった……?
ねこにゃも、にゃにか無くにゃる……?
もっとも私は、件のバカップルじゃなくて、バカップルを眺めて砂糖吐く側だったんだけどね。
[一息ついて辺りを見回すと、エクレアを食べている者達が目に入って、ほんのり笑う。
風の精>>203の言葉を聞くと、エクレアの姿を求めてきょろきょろ]
ありがとね、猫耳お嬢さん。
お兄さんとのこと? あの調子なら心配することは……いや、うん。
多分。きっと。
[励まそうとしたが断定は避けた。
そこでエクレアを求めたミリーには微笑んで]
大丈夫、エクレアまだあるよ。
おいで。
[カウンター内に、空いている方の手で手招き。]
――――あっ、私もいただくー。甘いものー。
[何かを懐かしんでいたら反応が遅れたようだ。
カウンター内に入っていってエクレアを5(6)個、その辺のお皿に取り分けた]
[ねこにゃに問われるが、力無く微笑み返すのみで]
うん、代償。だって都合のいい話じゃない?
願うだけで奇跡が起きちゃったら。
神様だって万能じゃ無いわけで、何かを叶えるには何かを犠牲にしなきゃなんない。
だって貧乏神様だって、他の人から分けてもらってるんだし!
[説得力があるのかないのかわかりませんね]
貧乏神様と言えば…
何処かで聞いた覚えがある気がしておりました
思い出しました。
別名福の神様とも仰られるのでしたか。
何処かでそれらしきお話を聞いた覚えがあります。
奇跡…か。
まさに、神の手でなければ叶わないものを、奇跡と呼ぶそうだが…。
残念ながら、私は奇跡をこの目で見たことはない。虚構の奇跡を、文字の世界で起こした事は、何度もあるのだがな。
…ただ、確実なのは、諦めてしまえば全てが終わってしまうということだろうな。
諦めなければ…信じ続けていれば、いつの日か、奇跡が手の届く所に、来るかもしれない…。
[ねこにゃには聞こえないようにと、低く呟く]
[クゥの言葉>>209に、困ったように眉を下げた]
でもでも、ねこにゃにゃんにも持っておりませんにゃ。
こたつくらい……?
[それと、手に入れたばかりの保護者]
おにーさんと一緒にいられにゃくにゃるのは困りますにゃ。
おにーさんのお嫁さんににゃるために人間ににゃったんですにゃ。
[困った顔のまま、クゥとレオの顔をかわるがわる見つめる]
らび…………?
[らびの語りの最初>>136を聞いていない筋肉メイドガイは、彼女が何を話したのかを知らない。
耳に入った声を契機に、顔を上げて彼女を見る。その表情を見て心情を推察しようとするが]
あ、うん。どうぞどうぞ。
[思考は続かず、そのままエクレアを取る彼女を見送った]
イエイエ、どこぞの世界の時期柄とイウことでひとつ…
[...はナタリア>>150にそんな言葉を返した後、虎が搬入されてくる>>158のを見て]
これはこれは……この店に太閤様でオラれるのでしょうか。
[驚いていた]
恋愛話じゃないの?
ん、なんの話だろう……?
[ジェラルドの誘いには首を傾げて]
ん、どこか、ここじゃない所がいいのかな。
ただ姐さんが……。
[そう呟いたタイミングで丁度、ナタリアが身体から離れる]
姐さん、すぐ戻るから。
少しばかりここを離れてもいいかな?
[本を開いたナタリアを心配げに覗き尋ねた。
了承を得れば、もしジェラルドが望んだら2階へと。特に必要なければカウンターにかける]
[代わる代わる見つめられるけど、その眼差しに応える事はなく]
うーん、こたつは・・・どうだろ。
なくなったら冬困っちゃうね・・・!
僕が言いたかったのは、要するに無理に神様働かせるのも良くないよーってことかな。
一番良いのはそのままの猫さんでうまく行く事なんだろうけど・・・。
[首をかしげ、帽子がまたもずり落ちそうになる]
[そしてようやくエクレアを食べ終わった]
けぷ。ナタリアさんごちそうさま!
[カウンターから出て、席に戻るとエクレアもぐもぐ。
ジェラルド>>210には耳をひらひらさせながら、]
気にしすぎは病の元だから気にしないでー。
[とだけ告げて、まったり。]
こたつだけにゃら、ねこにゃ、我慢しますにゃ。
おにーさんが一緒にゃら、ねこにゃ、もう寒くありませんにゃ。
けど……。
[想像もつかない「大切なもの」を代わりに無くすことになってしまうのは、困る]
無理に働かせるのは良くにゃい……。
[クゥの言葉>>220を繰り返して、俯いて考え込んだ。
猫なので、大したことは考えられないのだけれど]
申し訳ありません…。
知るつもりはなかったのですが、
あの時、楽しんでおられる
ジョーンズ様のお心が伝わり知ってしまいました。
貴方様が悪意あってそのような事を
なされた訳ではないことは分かっております。
そして…此方の二階がどのようになっているのか、
ナタリア様からお聞きしました。
[そして恐らくはファズボール様がそこに居るだろうという事も。]
…もし、不安がらせる部分をおやめになって頂けるなら、
私は貴方様の【味方】です。
[それは皆が怖がる要素を除いて欲しいという事。
今行っている事の邪魔はしないという意味。]
マシュマロさんの?何の話……だろう。
[ジェラルドに対し最初に見せたのは、悪意のないきょとんとした顔。
続く話を困惑したような表情で聞いていたが……その言葉は確信にほど近く]
……いや。
テレパシストなら、君に嘘はつけないか。
[結論は観念して、ホールドアップ。]
[ねこにゃの気持ちを知ってか知らずか、小皿に盛ったお菓子をカウンターに並べはじめた。
チョコレート、ナッツ、ビスケット、ヌガー。]
[最後にファズボール人形。]
申し訳ありません。
しかし、がいる様など怖がってしまわれて。
しまっちゃう店員様はハデー様が言い出された事とはいえ、
私は胸が痛むのです…。
もしまた行われるお考えなのでしたら、
怖がらせることだけは、おやめ頂けないでしょうか。
[ファズボール人形を指でつつくと、ふよふよと勝手に動き出した。
幾つかの枝分かれしたパーツが自律的に動いて、ケトルを持ち上げたり、飲み物を用意するくらいの簡単な動作であれば行う事ができるようだ。
ファズボール人形に手伝いをさせるつもり。]
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