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―追想―
[――――――――……あの日。
アレクが神を殺した日。
私がアレクを殺した日。
私は犯した「ある罪」により、
この身に消えることの無い呪いを負った。
其れを示すかのように、
右手の指先より次第に侵食していく萱草◆色の呪印。
今では首に巻いたストールで隠しきるのがやっとな程に、
進行してしまっている。
それは月に対するかつての「裏切り」を示す証。
月に背く行為をすれば、呪いの進行は早まる。
現在の月の魔長を名乗るのはスーン。
故に彼に抗おうと元の姿へ戻り力を使えば、
88時間と持たず呪いは完成してしまうだろう]
―現在―
[……加えて、この痣持ちである。
すりこりすはアワユキだった者の手の中で、
じろりと彼女を睨みあげた]
――――――…貴様、鍵を使って何をする気だ。
世界を面白くしたいなら、
少しは清く正しく生きてみてはどうかの。
[裏切りの呪印と似た波長を持つ「痣持ち」の傍らでは、
更に力の発揮は不安定になる。
今はただ、すりこぎは喋ることしかできない]
―追想―
[裏切りの呪印がリコリスに刻まれていることは、
先代の魔長でありスーンの母でもあるクミホしか知り得ぬことだった。
彼女は今際に次の月の魔長にリコリスを指名した。
スーンを指名すると思っていたリコリスは驚いたが、
それは贖罪の為に月に尽くせという命のように感じ引き受けた。
その時スーンは、何を想っていたのだろうか。
少なくとも表面上は、私を祝福してくれていた。
月の魔長となった後も、
呪印のことは誰にも打ち明けることはできなかった。
スーンのことは一番の親友として想っていたが、
それでも告解を行う勇気など持てはし無かったのだ。
…きっと、それがいけなかった]
[私は知らなかったのだ。
月を護る為に妖精を探す旅に出た途中、
スーンが偶然にも私の呪印に気づいてしまったことを。
私は知らなかったのだ。
猜疑心を抱いたスーンに「何者か」が嘘を吹きこんだことを。
―――…私がクミホを殺し月の魔長の座を乗っ取ったのだと]
………どうしたのだ、スーン。顔色が悪いぞ。
ふふ、流石の御主も疲れたか?
[スーンが私を裏切る前日、宿屋で最後に交わした会話。
今思えば、彼の様子はやはり何処か可笑しかった]
よく休むと良い。明日には、きっと目的地に着く。
[翌日、私は彼に討たれる**]
魔界…ね。
[男も行ったことがないのだ。魔界行きを快諾したものの、
不安がないわけではない。]
まぁ、どこに行っても変わらないでしょう。
どのみちここでは…役立たずですからね。
[男はフッと笑った**]
― つづき ―
[ああ、もうオワタ――そう、諸手を挙げようとした(つもりになった)ところで、水着姿のうさみみが現れたのです。
うさみみうさこは中吉なガキどもから華麗に私を助け出しました。
その勇姿といったら、まるで61(101)のように――]
[占い師のような彼女の手のなかで、私はぱたぱたと卵の羽を動かします。
やがて水辺へと辿り着いたなら。
私は彼女の指先に止まりました。]
[そして、彼女の意識へと。語りかけてみます。]
『助けてくださって、ありがとうございます。
私は、Вий。
このご恩は、いつか必ず――』
[電話越しのようなその声が、彼女へ届いたかどうかは定かではありませんが――
そう言い残し、私は主の許へと飛び立ちました。]
― 回想 ―
[魔界の王は世襲制だ。
現在の支配者――ヴァルターは115(300)年前に先代の王、つまるところ、自分の+裏+{父/母}を倒しその頂点に立ったらしい。]
[王を倒す力をもつのは、その血を継ぐ子孫のみ。
――僕の運命はもはや、決まったようなものだった。]
― 6年と1ヶ月前 ―
[月に来ていた。
+裏+{表:母親/裏:もっと別の誰か}に会うために。]
[魔界の森で会った変な奴とは+半+{丁:それきりだった/半:それからもう1回会った}。
あれから3年ほど経っていた。]
[会いに行った誰かから。
ここ半年ほどは、月も平和なのだとか聞いた。
――それから、魔の檻のことも。]
[その後、僕の許を離れていたヴィイが戻ってきたとき。
ハシビロコウ、ハシビロコウとわけの判らん歌を唄っていたのを、
なぜか強烈に憶えている。]
― 審判の部屋 ―
――あんた、何者?
[あナスたしあ――だったろうか。それとも、男の方のままだったか――へと問い掛ける。]
あんたも、百人斬りなのか。
……いやそれより――
[ペールグリーンの炎が、転移陣を描く。
言いかけたところでそれは光を纏い、次元の壁に門が開いた。]
ヴィイ、なにやってる。 早く来い。
[次元の向こうから、意識へと。 戻って来る感覚――――]
[ああ。
若が喚んでいます。
ええ、参りましょう。参りましょうとも!
若に相応しき+裏+{白い/黒い}+半+{お馬さん/ケルベロス}の姿で――!]
[……………………おや。 どうしたことでしょう。
せっかくの感動の再会だっていうのに、ものすんごい顔引き攣らせてますよ、この人。
若に相応しい姿で戻ってきたのに! ひどい!ひどいわ!私のことは遊びだったのね!
――まあ、捕まったままどうしても振り切れなくて、
ハッピーターンまでついて来ちゃってその半身が門からでろーんと出てるもんですから、お気持ちお察しいたします。]
[ハッピーターンは元気です。]
「シシシノンたーん! ぼ、ぼ、ぼくちんの、ぼくちんの、
ぼくちんのシノンたーーんんんん! はぁはぁはぁはぁ
迎えにきたよーーっ! さあふたりの愛の巣h――」
呼んでねえんだよ!!
[ガツン、と左足で彼の頭を蹴り飛ばす。相変わらず乱暴ですね。
かくして、ハッピーターンの意識は+パー+{天国/地獄/大地獄}へと逆戻り。
それから、蝶の形によく似た仮面へと左手を伸ばす。]
これは、花の子だ。
仮面さえ取れば、洗脳は解ける。
[ばちばち、と左腕をペールグリーンの電流が走る。
これは――先刻ドアノブから流れた、裁きの雷よりも強力でしょう。
しかし平然と仮面を掴み、剥ぎ取ると。
自身の魔力の炎で、それを粉砕。
同時に、ハッピーターンの身体からあの牡丹色の光が、すうと抜けて消えてゆきましたとさ。]
[余談ですがハッピーターンの素顔は*07吉*でしたとな。**]
[紅藤の鍵を、ツナギの+表+(右/左)+グー+(胸/腰/尻)ポケットに突っ込む。
WGLのマルセーへの頼みをにやにやと見守っていたが、WGL>>137に声を掛けられると向き直り]
おう、生前は百人斬りの"番長"って呼ばれてたぜ。
今は、神と人と精霊が混ざった何かだ。
……ま、精霊ってナスだけどな。
[カオスに放り込まれた結果、ナスにも神の魂と力の一部が宿っていた。
その結果、どこかの国のお供え物のように、神を運ぶ乗り物となったのだ]
それより、何だ?
[途切れた問いを訊き返したその時、WGLがヴィイと呼んだ何かが、ケルベロスとして姿を現した]
――こいつは何だ?
つーか、どっから来た。
今、世界が揺らいだような音がしたぜ。
[神殺しの弦楽器が発したノイズ音を聞き取り、呟いた。
そしてハッピーターンの奇声>>139に顔を顰める]
おい。妙なモンこの世界に引き込んだらお前も斬るぞ。
[そう凄味を効かせている間にも、ハッピーターンの洗脳が解け、意外と普通な素顔が露わになった]
まあいい。質問ついでにもう一つ聞かせろ。
あの猫みたいな娘……前に見た時は、あんな風ではなかったぞ。
俺が引っ込んでる間に何があった?
[ちなみに痣には、94 70以上なら気付いている]
そうか、あの痣…
― 魔界に送る存在ではないことを示す痣を持った存在もある…
[魔界送りにする存在と対を成す存在だった]
そのわりには…何かに取り憑かれていたような…
[この世界に何が起きているのか、やはり理解できていない男だった]
んん?
魔界に送る存在じゃねぇ……
そりゃある意味じゃ助かったな。
あの調子で魔界への扉を開かれちゃたまらん。
[マルセー>>143に顔を向ける]
とは言え人質が居るってのに、放ってもおけねぇな。
取り憑かれてる、ねぇ……殴って目を覚ましゃいいんだが。
[ぶんぶんと拳を振り回すが、腕はどう見ても女のそれである]
あぁ、危ない危ない。
[ぶんぶん振り回す拳を避けつつ]
それにアワユキさんの痣が本当にそのしるしの痣かどうか
分かりませんよ?
そうか。
まあいい、どっちにしろ、重要なのはリコリスの救出とあいつを元に戻す事だぜ。
[マルセー>>145の様子を見て拳を止めた]
もしその痣が、性格をおかしくさせるような悪いモンだとしたら……癒して消しちまうのもありか?
[拳を開き、掌を見詰めた]
―6年と1か月前 月にて―
[月へ訪れた魔の気配を感じ取り、
出向いた先には3年前より随分と成長した青年の姿があった]
―――――――…久しいのう。
ヴェルナー=ギュスターヴ=ローエンシュタイン!
[護衛を侍らせながら、
キャラグラ準拠の姿をしたリコリスは悠然と片手を持ち上げた]
嗚呼、手荒な真似はするでない。
私の命の恩人ぞ?
[魔王に近しい気配に警戒を露わにする護衛にそう告げ、少し下がらせる]
少しは驚いたかの。実は私、えらーい人だったのだ。
どうだ、もっと敬え。
[ころころと、冗談めかして笑って見せる]
−現在>>130よりも前・ダンジョン+パー+最下層/40F/1F−
………うぇっ……ひっく………ぐずっ……
[暗がりの作る、ぽっかりとした小さな空間にすっぽりと収まり、小さな体はさらに小さく丸くなる]
………うぅぅえぇぇぇ……
[手の中に握りこまれたすりこぎは、追想の中へと意識を投じているのか、黙りこくったまま。暗がりに響く嗚咽を、止めるものは居なかった]
―6年と1か月前 月にて―
――――――…然るに、お父上はご健在か。
早う、くたばってしまえば良いものを。
[にこにこと笑顔を保ったまま、表情と不釣り合いな台詞を吐く。
今は一応の平和を保たれているが、それでも月の情勢は厳しい]
ま、良いわ。折角月に来たのだ。
何しに来たのかは知らんが、
適当に観光地でも巡っていくが良いぞ。
柿茶◆色の9(71)は月にしかおらぬからの。
[そうして、彼との別れ際に]
ヴェルナー。私は月を護らねばならぬ。
……何があっても、何を犠牲にしても、絶対に。
故にもしも魔に還った貴様が月を落とそうとするならば。
次逢うときは、敵同士であろう。さらばだ。**
−現在−
おかしなことを聞くのね?
[手の中から発された問いに答える声に、もう嗚咽を漏らしていた面影はない。浮かんでいるのは、どこか小馬鹿にしたような愉快げな笑み]
くふっ。
アワユキはですねぇー、世界中のみんなみんな、みぃーんなが幸せになればいいって思うのですよぉー。
鍵はぁ、そのために必要なんですぅー。
くっふふ…ふふふっあっはははははっ!
ねぇ、私がそう答えたらあなた、信じるの?
くふっ。
ああ心配しないで。そんなバカなことに使うつもりはないから。
[なおも愉快げにくつくつと笑いを漏らしながら、『それ』は言葉を続ける]
言われるまでもなく私は清く正しく生きてるよ。
言われるまでもなく。清く正しく、自分の気持ちに正直に、やりたいことをやりたいように。これ以上清く正しい生き方ってある?
ねぇ、敵も味方も裏切りだらけの哀れな哀れなすりこぎさん。
私から見れば、あなたのほうがよっぽど汚く間違った生き方に見えるけど?
[にぃぃと、見下ろす笑みが深くなる]
ま、待ってれば分かるでしょう。
イヤでもね。
[あナスたしあの言葉に>>146首をかしげる]
癒して…といっても、しるしの痣なら消えないんじゃないですかね?
それに、痣があるから性格がおかしくなるとは思えませんけど…
…まぁこれは僕の勘でしかないので、アテにはなりませんが。
――いや。
[どうやら不評だったらしく、"私"はケルベロスからいつもの怪しい薬へと姿を戻した。
左手の中へと、それは収まる。]
アワユキは。
あいつのあれとは、僕が百人斬りになる前からの付き合いだ。
そういうもんかね……。
[マルセー>>152の言葉に肩を竦める。
アテにはならないと言われたものの、一理あるとは思った上でのこの仕草]
だとしたら「俺ら」の苦手分野になりそうだが……
ま、ここまで来て放っとく訳にもいかねぇよ。
ここで仲間を見捨てたら、死んで神になった甲斐がねぇ。
[過去に唯一願った事を思い出しつつ言った]
―現在―
[追想の中、泣いている子の声は+表+
表:聞こえた。裏:届かなかった]
貴様、厭味って知っとるか?
[返ってくる相手の愉快気な笑み>>150に、溜息一つ]
――――…正直、本当のことを言われても腹も立たぬが。
長く生きると、色々と苦労するのだ。
同情などお断りだがの。
[低く呟き、痣持ちを睨む]
それに、貴様は奴らには勝てぬよ。
あら意外。あなたが厭味を知ってたなんて。
[ため息とともに返された言葉に、大げさな驚きのしぐさ。くつくつと笑う声が止むことはなかった]
同情なんて。くふっ。私はただ哀れんでるだけ。
苦労して苦労して、挙句に裏切り裏切りまた裏切り。
可哀想ね。本当に本当に可哀想。
[睨まれようと、嘲るような態度に変化はない]
くふっ。
今度はその自信が裏切られなければいいけど。
まぁ、いいわ。もう私に負けはない。
あぁ…早く来ないかなぁ、ローエンシュタイン。
[ガツン、ともう一度ハッピーターンの頭を蹴り飛ばせば、彼は再び魔界へと堕ちてゆく。
多分{民間暗黒吸血鬼 ヨウデン=スターフィールド}の上あたりに。]
何があったかは僕も知らない。
けど。
――誰も死なせはしない。
[そう、若は甘いんです。
例え敵であろうとも、命まではとらない。
魔界の村人100人の血も、その通りに血しか獲りませんでした。]
後は頼んだぞ、マルセー!
[やっぱり脈絡なく言い残し、漆黒の翼で飛び立つ。
天井? 突き破るよ。
気配は、上にいらっしゃるようですから。]
[余裕の崩れぬ痣持ちの態度>>156。
すりこぎ相手ならば、無理もないこと]
はっ。可哀想だと思うなら、少しは態度で示してみよ。
例えば私を解放してみる、とかどうだ?
[何処か拗ねたように愚痴を零す]
―――――――…貴様、一体どこまで知っておる。
[月の事情もヴェルナーのことも、詳しい口ぶりを見せる相手を推し量る様に。
そして、最後の言葉へは]
そうだの。今の私には祈ることしかできぬが。
………泣く子がおらぬように。
はー、仕方ないね。
[天井を突き破って飛んで行くWGLを見ながら、ゴキゴキと首を鳴らす]
ナス……のジャンプ力じゃ、あの高さは無理だな。
[どこかに耳を傾けるようにした後、片手を上げて叫んだ]
ミミック!
[時速377kmですっ飛んで来た箱が、B40Fから最下層にどすんと着地する]
精霊馬の旅もいいが、たまには暴れ馬にも乗ってやらんとな。
――いくぜ!
[レバーを最高速まで一気に押し倒す。
ミミックは壁を95枚ほど突き破りつつ、1Fを目指した]
そうね。あなたが態度で示してくれるんならそれもいいかもね。
卑屈に泣いて、弱音を吐いて、恨み言を吐き散らしてくれるんなら、私も呆れて放り出しちゃうかも。
[にたにたと、試すようにすりこぎを眺める]
くふっ。
さて、どこまででしょう?
くふふっ。
安心していいよ。私は、私が知っていることしか知らないから。
[推し量る視線を正面から見つめ返す]
………
[ただ、リコリスの祈るという言葉を聞いた、その一瞬だけは、すべての表情が、すっぽりと抜け落ちていた]
くふっ。ふふふっ。
そうね。
泣く子ほど始末に負えないものもそうそうないから。
[突然ヴェルナーに声をかけられる>>158]
頼まれましたよ…
[爽やかな笑顔と共に答える
次元の壁に開いた魔界への門へゆっくり近づいていく]
アレク、だったか。
[炎の爆発で天井をふっ飛ばし続けながら]
――"破壊者"の力のことも識ってるな?
[魔界へと送られた者は、自らの意志では帰れない。
それが、魔界の法則。
その法則すら打ち砕く、次元を破壊する"破壊者"の力。
自身に宿るその力と。
近いものを、彼から感じていた。]
あいてて……
[自分の動体視力ならイケると思ったのだが、想像以上にたくさんの壁と衝突する羽目になった。
全て剣で斬り開くかぶち抜いて来たが]
"破壊者"?
ああ――"守護者"と対になる力、だったか。
俺に神を倒す役目と同時に回って来た力も、それに近いもののようだが。
[面白くなさそうに呟く]
宇宙神のそういうやり口は気に喰わねぇ――
おっと、話が逸れたぜ。
そういや、その力と似たような力をどっかで感じたが。
[言いながら、WGLの方を伺う]
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