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[芹菜の言葉に]
ウーン、ボクもその二人とは殆ど話してはいないんだな。
それでもいいなら話すんだな。
[そういってヒューバートと会った時の話を*はじめた*]
[暫しの間を置き]
―なーんて。ま、今んとこ信じてるから安心して?
[一転、明るく言い放ち]
俺も良く知らないけどそれでも良いならー。
[自らが知ってる限りの事を話すか]
[ナサニエルの言葉に]
芹菜が嘘を吐く必要はないとは思うんだな。嘘を吐く必要なんてあるのかなんだな。
[やや咎めるかのような口調でそういった]
[ミッキーに咎められれば]
へいへい、悪ぅござんしたー。
[拗ねた様にそっぽを向く仕草は―本人の意図はどうあれ―子供の様にしか見えず]
― 個室→広間 ―
[部屋を出るのを随分と躊躇う]
[身に纏う甘い腐臭は消えない]
[包帯を巻いた手で扉を開ける]
閉じ篭っていても仕方ないのだわ。
[言い聞かせる如く呟き]
[俯き加減に広間へ入る]
御機嫌よう、みなさん。
[ドレスの裾を軽く持ち上げ一礼]
[誰からも離れた部屋の片隅へ]
[暫くは彼等の会話に耳を傾け]
[忍者とミッキーの会話に瞬く]
ミッキー、人は嘘吐きよ。
様々な理由で嘘を吐くわ。
理由なんて他者には、
判らないのかも知れない。
私は芹菜の言葉を疑っている訳ではないけれど、
だからと云って鵜呑みにして信じてもいない。
[―不意に漂う甘い香り。
程なくして入ってきた香りの主の方を見やり]
ヘンリエッタ…。
[包帯を巻かれたその姿にあの時見た物が錯覚でもなんでもない現実だと改めて認識させられ軽く拳を握り締める]
[顔の半分は包帯に覆われている]
[名を呼ばれ石榴石がひとつだけ]
[忍者を捉え直ぐに貌を背けるか]
見苦しいわね、ごめんなさい。
[身を隠す如く窓際のカーテンに半ば隠れ]
お気遣い有難う、シャーロット。
独りで居ても舞葉や十姫やヒューバートの事を想ったわ。
今は少し落ち着いているのよ。
[俯き顔をあげまた俯く]
貴女やすてらの事も想ったわ。
折角付き添って呉れたのに、
追い出すようにしてしまいごめんなさい。
本当に、有難う。
――回想 邸内――
[邸内を歩いていたところ芹菜に呼び止められ、目を覗き込まれると困惑の苦笑を浮かべ]
…如何かしたか?
[違うと言われ、謝られても芹菜が何を言いたかったのかはわからない]
…なんじゃろうか…。
[立ち去る背を見送ることしかできず]
いいや。
放っておくことも出来なかったんだ。
それに手当てはほぼ、すてらが。私はただ手伝っただけ。
[小さく笑みを浮かべ]
気分はどうだ?
どこか気持ち悪いところは?
[窓の外を見る…雨は未だ止まない。再び井戸へ行こうとも思うが足が動かない。リズムを壊すことなく鳴り続ける雨音、原因はきっとそれだけではなく]
…色々と、零れ落ちるな…。
受け皿になるには…器としてはあまりに未熟すぎたか。
[皆のいる広間へと足を向け]
手当てをして呉れたのはすてら。
抱き締めて呉れたのはシャーロット。
[薔薇色の唇は笑みを引く]
[半分しか見えないけれど]
貴女は――温かかったのだわ。
[問い掛けには被りを振る]
大丈夫よ。
[先程ミッキーに告げた如く]
[其れは嘘かも知れないけれど]
[カーテンから覗かせる貌は以前と同じ]
[揺れる紅い巻き毛も以前と変わらず]
私の方こそ、ごめんなさい。
気を遣わせてしまうくらいなら、
そっちへ行っても良いかしら?
[小首を傾げると包帯が覗く]
[招かれる手に誘われて]
[忍者の元へと歩み寄る]
[ゆらり] [ゆら] [ゆらり]
[背後でカーテンが揺れ]
[さす日傘をくると回す]
お邪魔します、かしら?
優しい…のかな?
[首を傾げて]
ひょっとしたら残酷なのかもよ?
[どこか冗談めかして言う]
優しさってのは時々残酷な物だから―受ける側には、だけど。
[その瞳を過ぎるは過去の日々―皆の優しさが残酷なまでに自分を切り裂いた。受け入れられる毎に罪を思い知らされた―]
[冗談めかして告げられる言の葉]
[片方だけの石榴石はすと細まる]
そうね、残酷だわ。
けれど私は嗤われるよりは、
残酷な優しさの方が好きよ。
嗤われたら貴方を殺してしまうもの。
其れに優しさに傷つける程に、
私は未だ判らないのだわ。
[忍者の瞳を覗き瞬く]
優しさが、痛かったの?
心は見つかったんだな。というよりみんな心は持ってると気付いたんだな。
色々難しいからはっきりとは言えないだろうけどなんだな。
ヘンリエッタはまだ心はいらないと思ってるのかなんだな。
違う…何が…芹菜には何かが見えるのか…
[一人、言葉を零しながら廊下を歩く。一度皆の居る場所へと赴こうとしたが人影を見るとやはり躊躇われた。代わりに足が向く先は雨の中。履いている草鞋が水音を鳴らす。]
…この楔からは逃れることができぬか…
壊れた欠片、直すことは…出来るの、じゃろうか。
[後ろ向きじゃ、と苦笑を零し]
…一体何が目的か…?
これが誰かの求める安住なのか。
[遠く呟き止まぬ涙の中、彼が消えていった井戸へと向かう]
嗤ったりなんかしないよ―俺も醜いから。
[そう言う...の姿は他の者から見ればそこそこ良い方に入るだろう。だが本人の中では一体どう映っているのか―]
―昔の事だよ。
[覗き込む目をじっと見つめ返す]
[視界の端に黒衣が過ぎる]
[つい、と窓の向こうに視線を投げ、次いで空を見上げ]
……行くのか。
[死者を嘆く彼女の声を思い出す]
見つかったのならおめでとうかしら?
[問い掛けに長い睫は緩やかに瞬く]
心が震えれば私は腐れてしまうのだわ。
醜く腐れて棄てられるのはもう厭なの。
其れに仮令棄てられずとも、
此の侭に腐れ続けては壊れてしまうわ。
[包帯の巻かれて居ない白い小さな手]
[彼の頬へ伸ばし厭われなければ触れ]
貴方の身は腐れて居ないわ。
[逸らされない眼差し]
[奥底に映る色を探す]
今は?
[暗殺者の声に窓外へ視線を移す]
すてらにも、
きちんとお礼を云わなければ。
其れに、
選ばなければいけないのね。
[静かに呟き]
[井戸へ辿り着くと何歩か、離れた所に座り懐を探って持ってきた物を取り出す。
鳥の串焼きと、果実が二つ。途中拾った葉の茂る枝一振りに乗せ]
…お主の真に求める物が思い浮かばなかった。
思い浮かぶものはあげることができぬからやもしれぬ。
飯の話をした時のお主の顔をよう覚えておる。
これで…
[許しておくれ…紡ごうとした言葉の重みに苦笑を零し]
…其れは言ってはいけないな…。
でも、お主も柳も一人ではない、此処に居ずとも。
彼女は誰を選ぶのだろう。
[呟いてそれぞれの顔を順に見詰め、扉へと歩く]
[扉の手前、立ち止まると振り返ることもせず]
……お前たちはどうする。
[言うと、邸から出て行った]
[緑色の浅い夢から醒めて、ゆっくりと辺りを見回す。]
…力は…共に在りたいものの為に…?
[虚ろな眸は空に問い。ゆっくりと立ち上がり、歩き出す。]
[触れる手を厭う事などなく。柔らかく微笑んで]
―ありがとう。
[凍れる泉の色の瞳に眠るは―『罪悪感』と『怯え』]
今は―まだちょっと怖い、かな?
[声音には自嘲の色が混じるか]
[シャーロットの言葉に外を見やり]
―選ばなきゃいけない…。でも―
[聞こえないほど小さく呟き]
―俺もいく。
[音も無く立ち上がるとヘンリエッタを追い外へと向かう]
[そっと触れた頬は温かかっただろう]
[微笑みに眩しそうに目を細める]
本当の事を云っただけよ。
[彼の瞳に映る何処までを人形が読み取れたのか]
ナサニエルは、怖がりなのね。
けれど其れを悪い事だとは思わないわ。
怖くなくなる方が良いのかも判らない。
只、貴方が貴方を傷つけないと良いとは思うのよ。
[そうして井戸へ向かう者達と共に屋敷を出る]
…ダメじゃ。
…選べぬ。
[泣きそうな、声を漏らして。誰も井戸へと近付かないことを只願う。近付かなければ誰も落ちることもない、居なくなることもない。]
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