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私が、あの感情的で惰弱なAIと同じなど…
考えるだけで、オゾマシイッ!!
私は生きたくは無いッ。何故ならば…生き物ではないからだ…!!
[…だが、本人は気付いているだろうか。その光を映さない瞳からは…やはり涙が零れている事を…**]
[ Ira=Ant-lionの様子を、赤いゴーグルの裏で見つめる。]
( もしかして、私のこのプログラム。
最後のこれ。これは…―――。)
[ 今、起動はしていない。Nymphaea, 睡蓮の花―――これに籠められたものは。pierrotのdataから構築し、組み上げられた記憶の中では、別の意味だった。けれど、]
( LOGICなら、しかねないわ。
それには、今回アイラが使われる事前情報を得る必要があるけれど。それとも、万が一使われた場合の可能性を見越した?)
電脳空間では、人もAIも、同じようなものよ。
人と同じように、AIも成長をするもの。
人の隣に在るものとして。
[ 口の端のみに笑みを。]
役者は揃ったということかしら。
[ >>103僅かな一瞥。特に奇異さは感じない。
Corneliusと同じく広がっていたChlonoiseが、形を戻し現れたという認識だった。*]
― 雪景色 ―
[アバターの靴が、積もった雪にキュ、と冷たい音を立てる。
数歩、夜の闇の中へ歩んで、対峙する三者からは僅か離れた処、書庫――「場」と外との境界に近い位置に踞る]
綺麗 世界は、こんなに
[星のない空を見上げた。周囲に火花と、クラック(皹割れ)が走って闇を裂く。
塗り替えられた幻想世界。
隔離階層に充ちるエネルギーと情報もう一度「食べ」れば、プレイヤーキャラクターのカタチには戻れなくなるだろうが]
食べたいけど … 話し、たいな
アイラ――?
[Ant-lionから零れる涙>>104に虚の瞳を向けた]
[破れた扉から入って来たVincent>>103の声を聞けば、不思議そうに首を傾ける。oolt cloudからソレが抜け出した時、彼はまだ宇宙の中にいたはず。
雪景色を漂うavaritiaにデータを送りながら、曖昧に眉を顰めた。唇は結んだまま]
……
[雪へ指を埋める。
溶けない白を掬い上げると、六角の結晶の一枝まで煌めく雪の華は確かに、美しかった]
やくしゃはそろった?
[Charlotteの言葉を繰り返す。ソレの飽和を超えて溢れ出すエネルギーに火花が散って、掌の雪がnoiseに変じた]
――たたかう?
[フラフラと、立ち上がる。
足を踏み出す先はIra=Ant-lion]
[ >>1:35>>1:85最初の遭遇の時を思いながら、]
あなた、一番初めに出遭った時に、
gameはもう開始した後だから、あなたへSystemがペナルティを課すのは難しいかもと言っていたわね。
時空とノイズ。
あなたは、何かしらの方法で時を飛び越えるのかしら。
[ 問い。]
― 雪景色 ―
[ >>107Corneliusが、綺麗と呟きながら、紫電を撒く。]
……。
私も、涙が出るほど美しい星空を知っている。
いいえ、知っていたわ。
[ 赤いゴーグルの下で、Clock-eyeを閉じる。
電脳世界には無論素粒子の振る舞いは造らなければ現れ出でない。そして、「私」はそれを実際に知っていた。]
天使と悪魔がダンスを踊るように、
魅惑的な星空。
[ 膨大な情報量を抱え、見た目には拠らない内部は肥大化しているプログラム−Corneliusの歩みは、Ira=Ant-lionへ。自然、iraへの道は空けられた。]
>>109
[訥々と呟いた]
先刻、Vincentは自らをデータに還元するプログラムを使用>>52。これにより隔離空間の構成データ内に侵入、gulaと接触。
その後、データ化された自身を特異点にloadして物体情報を再構成している>>73。
[掠れるように、音声を紡ぐ。avaritiaの示した推論]
同様の演算を用い、或る記録地点に対してsaveとloadを行えば、四次元座標軸に沿った転移は――理論上は可能。
―― 書庫だった雪景色 ――
シャーロット。
[少女の姿をしたそいつから目を離し、シャーロットの前に一回り小さいフレームを展開した]
防御プログラム〈Sonne〉――その実行権限を与える。
いざという時に使え。
[少しだけ、子供の頃の笑みを思い出しながら笑ってみた]
まさか、本当に移動が出来るなんてね。
特異点、設定ポイントへ飛ぶ事が出来るということ。
つまり、ポイント構成データを基幹から破壊するか、
Chlonoiseが持つそのプログラムを破壊すれば、四次元座標軸移動は不可能となる。
[ もしくは、膨大な攻性プログラムでChlonoiseを包み、一瞬にしてデータを停止させback upごと破壊する。
それが実行可能な力、それは―――先程対峙した時に感じた、Dione−「supernova explosion」の力だろうか。]
[ Little Dancerが展開しているよりも、一回り小さなフレームが目の前に現れる。]
……リトル?
即席のプログラムではないでしょうね。
話からして、絶対の盾のプログラムのようだけれど。
[ そう言いつつも、実行権限を受け取る。]
―雪色の書庫―
[LostOne.の問いに、Corneliusが答える。その返答を聞けば、頷いた。]
ええ、まあ、簡潔に言うとその通りですね。
デジタルで構成された世界というのは、非常に生きやすく出来ています。
脳は電気信号、細胞はバイナリデータと解釈すれば、私たちそのものをデジタルとみなすことすら出来うるのですから。データ量は膨大になりますが。
[簡単とばかりに言ってのける。しかし、耳に届く叫ぶような声>>104に視線を移せば、ant-lionの取り乱す姿が映っただろう。]
――落ち着いて、ant-lion。
あなたほどの攻性プログラムが"自分"すら壊せずして、どうします。
[仕方ない、とばかりに息を付く。]
彼女を壊すのに時間が必要なら、私が稼ぎましょう。あなたなら全てを壊せる。そうでなくてはならない。
もしもHUMANからの命令-commands-が必要ならば――『destroy』。
[ Corneliusが、Ira=Ant-lionへ蹌踉めきながら近づく。
肥大化した虚なるプログラムと巨きな超攻性プログラム。争いが始まり、無闇に近づけば、鎧袖一触の如きに破壊されるだろう。様子を伺いながら、Chlonoiseへ、]
故に魂すらもデータ化が可能ということかしら。
ふふ、この話は置いておきましょう。
[ 右手首で、杖を二回転させて構える。
Ira=Ant-lionより、先ずはChlonoiseを目標として視野に入れる。]
頼みます。
[自らを道具と呼称し、そして事実そうあるように造られたant-lionへ、コマンドを告げる。
彼女がそれを受け取るかどうかの確認すらせずに、男はMARIAの手を引いた。彼女の細い腰を抱き寄せ、薄く形成されている唇に自らのそれを重ねる。互い同士を触れ合わせる、最も効率的、最も扇情的な"データの吸引"。]
『記録されている<Vincent>back upの消去-erace-を確認。よってMARIAのディスク領域を削除、自律活動を停止します。』
[くちづけを終えると、今まで一音足りとも発することのなかったMARIAの唇が、システムメッセージを紡ぐ。]
『MARIA<展開>Crest-Form。以降の行動をすべてVincentに依存します。Good-bye.』
[言い切り、そしてMARIAの身体が崩れ落ちる。MARIAより吸引したデータが、男の手の中に一振りの剣を形成した。アバターの身を包む衣装も、中世貴族の闘技服を模したものに書き換わる。]
――私が相手です。と、言っておいたほうが良いのでしょうかね。
彼女に手を出す前に、切り裂いて差し上げますよ。
[ant-lionに踏み出すCorneliusを見やり。Dioneに対抗するという防御プログラムを書いたLittle Dancerに笑み。そして、LostOne.には。]
魂。あまり信じませんが、思考回路の展開のツリー構造と捉えれば、可能かもしれませんね。
ああ、私のポイント構成データの格納メモリの位置なんて、教える気はありませんので。私ごと破壊できるなら、掛かっていらしても構いませんよ。
[そう言って、切先を突きつけようと剣を前に。]
[シャーロットの問いには肩をすくめつつ]
絶対たぶんきっとの盾だ。とりあえず一回の効果は保障する。
Ant-lionとやらが宇宙全体を展開できるなら、こちらは太陽系の一恒星にて対抗してみようではないか。
『アタシ知ってるんだよ! そのプログラム名はどこかの言葉で「太陽」って意味だって!』
[そして再び少女の姿をしたそいつに目をやって、]
なんで泣いてるんだよ……
[ Chlonoiseの外装が変化する。]
――ッ、
なるほどね。
[ Chlonoiseの変身。MARIAと呼ばれた補佐AIの能力が外装としてChlonoiseを覆っているのだろう。
補佐AIを吸収する為に自らを危険に追いやる。その行動は、正に四次元軸移動が可能なChlonoiseだからこそ行い得る事が出来たのか。]
[周囲にクラックを発生させながら、向かい合う。
涙を零し、生きたくは無いと叫んだ>>104少女に。
invidiaを活性させる。エネルギー源なら、溢れる程あった――]
聞こえる? アイラ?
[胸の前に、ピンク色のハートを浮かべる。柔らかく鼓動しながら、Heartは囁く。
「きみならあのプログラムに対抗出来るかな?」
「きみも、そのために誰かに送り込まれたAIなんでしょ?」
次いで、ハートは形を変える。
目の前の能面のような表情の少女にそっくりな、今にも泣き出しそうな表情の少女。少女は囁く。
「私は…自分の出来る事を捜しに行きたい」
「…死なないでね。―――が死んだら、私とっても悲しい…」
そして少女を模した幻影は、涙を流しながら、蕾が綻び花弁が開くような笑顔を浮かべ>>1:17 消えた]
しょせんいくつかの行動パターンの寄せ集めにすぎないくせに。
しょせん人間の映し身にすぎないくせに。
なんで私が捨て去った物を持っているんだよ……
[だが、その思考だだ漏れな言葉の続きは、Chlonoise――ヴィンセントとコーネリアスが次いで現れたことによって打ち切られた。
二人が立つ座標軸を、手元の赤とオレンジを基調にしたフレームが時間順に記録する]
[Vincentの発したcommands、『destroy』にAnt-lionは反応したか。
ソレは、アタックプログラムSuperbiaを超臨戦状態へ駆動する。
gulaを充たす膨大なエネルギーを源に、構えも予備動作もなく発生する熱衝撃波。
超攻性プログラムAnt-lionが攻撃行動に移るなら、ソレは、アタックプログラムを以て抗する心算だった]
聞こえてる――?
[雪は、いつか降り始めるだろうか]
[金属音がして、剣先が弾かれる。
男はおや、とおどけたように目を見開いてみせた。]
血気盛んですね。Babylonから破壊を命じられた私に向かって、勝算があるので?
[言いながら、男はLostOne.より距離をとろうと、一歩、また一歩、後方へ下がる。]
[雪の属性変化を代償に、「場」の記録能力は底上げされた。
結果、この場にいる全ての面々の行動が、フレーム上に記録されていく。
ヴィンセントがこの場で自らのデジタル化を行えばそれも記録されるだろう。
だが、ヴィンセントのプログラムに関する推論と返答を聞きながら、私は考える]
用意周到そうな奴のことだ……どうせこの場に入る前のセーブポイントがどこかに残ってるだろう。
それを使われて例えば――〈Sonne〉製作中の私が襲われでもしたらたまらない。
[ならば残る方法は一つ]
直接叩く。
絶対たぶんきっとの盾って、不安、だけど!
[ す、と杖を眼前に水平に構えて。
くるくると回転させ始める。それは、やがてぶんぶんと唸り始め、熾え盛り始めた。]
さあ、勝算は分かりはしないわ。
[ Chlonoiseが、Ira=Ant-lionの方面へか後退する。]
補佐AIのデータを吸収したということは、
あなたの単純な攻撃力は向上しているでしょうから。
[ 跳躍し、Chlonoiseへ叩きつけるような一閃=一打。]
お手柔らかにはお願いしたいものですけどね。
[ちかり、ちかり、男が歩くたび、白い瞬き。]
そもそも私、平和主義ですから。
MARIAの力がなければ無力なものですよ。
[先の言葉とは真逆のセリフを吐くうち、LostOne.の跳躍、撃ち出される一撃。それを受けるでも返すでもなく男の取った行動は、戻る。
たった3秒の前だった。自らの位置情報、座標を戻すだけで、撃たれた光弾を避ける。]
私の合図でECLATANTはAnt-lionを狙え。
私は、ヴィンセントをどうにかしてみる。
『分かったけど、徹底的にやっちゃっていいの? あいつの中のもう一つの――心、みたいなものが、あいつを打ち負かせば、あるいは』
敵はヴィンセント一人になる?
そんな希望的観測は、いらないよ。
[私とECALTANTの周囲で、雪が集まり、何かの形を模していく]
[やがてECALTANTが持つのとほぼ同じ形の氷の槍が、空中に6つ完成した。
そのうちの3つをAnt-lionに向ける。
当たれば氷結はしない。もはや、破壊をもたらすのみ。
言い換えれば雪の持つ属性は「破壊」のみになったとも言える。
本来は場に取り込まれた者全てを破壊する雪を降らせるコマンド――それがDances with Snow Fairies。
コーネリアスの「アイラ」への呼びかけは聞こえているし記録もされているが――]
そんなおとぎ話みたいな展開、期待しないよ。
[少女の姿をしたそいつが動き出したら即合図を送ろうと、身構えた]
[ 杖の先端から半ばへかけた位置、その部分でChlonoiseを捉えたと思えた瞬間、Chlonoiseが掻き消える。熾えた杖から、ちりりと飛び散るそれの位置からも消えた場所。]
( 攻撃の軌道が決まった瞬間に過去に戻ったということ。
……リトル、お願いね。)
そうね。
マリアの力よりも、四次元時間軸移動の力に頼っているわ。
それは癖?
[ Chlonoiseが現れた場所へ再度杖を振るい、攻撃を仕掛けようと]
癖? いえ。言ったじゃないですか、平和主義者なんですよ。
[LostOne.の攻撃を抜けた僅かな余裕。その隙に見たのは、ant-lionに近寄ろうとする、Cornelius―<gula>―とLittle Dancerの生み出した氷槍。
iraを壊させるためにも、彼らを彼女に触れさせるわけにはいかず。男はLostOne.が再びの攻撃を構えていることも構わずにCorneliusの方へ向き直る。]
iraなど居ません。無に興味を持つなど、狂いましたか?
[有を食らう暴食のプログラムに話しかける。可能ならば、彼の興味を惹くために。]
[掛けた言葉は、Ant-lionを揺さぶるもの。
それだけで応えがあるとは思っていなかった]
……
[少女の中に紛れ込ませたgulaの胞子>>74を、如何にしてブートさせようかと、avaritiaにリンクして思考は回転する。
かけられた言葉>>132には、無反応――の代わりの返答として、じり、と紫電の火花を散らせた。
自分は今”充たされている”と示すかのように]
[残る3つの氷の槍は、舞うように戦うシャーロットとヴィンセントの上方に位置づける。
二人の動きに合わせて氷の槍も舞う。
槍の一つが狙っているのは、3秒前にヴィンセントがいたと記録されている場所]
>>116
[――『destroy』
その言葉に、少女の瞳に光が戻る。
そうダ…!!自分は道具、ならバ、その役割を果たさなければナらない。
道具とシて…!生まれて来たから二は…!その責任を…!!
Ant-lionは知っているだろうか?その思いを人は「矜持(プライド)」と呼ぶ事を。
人間の感情である事を…。]
[キャロルとシャーロットが何か新しい防御プログラムを組んでいたのは分かっていた]
…面白イ…
ならば…このDioneのシステムと…どちらが強いか…勝負ダ…!
『全定義領域を解放… 最下階層システム 「崩落の刻」 supernova explosion(超新星爆発) 起動(イグニッション)――…出力…100%。』
…こノ体…全てを代償二…この部屋を…イや…この塔を…吹き飛ばしてヤる…!!!!!!
[少女の体全体に巨大な斥力が…白い光が収束を始めた…]
>>135
[少女が動いた。攻撃行動ではなく、起動する超攻性プログラム。
目の前でTobeyを消し去った力を、想起する。
圧倒的な質量の”情報”を一点に投入することによる、クラッシュ。世界の一部を消し飛ばす程の破壊力は、アタックプログラムという”属性付け”すらされていない純粋なコードの塊に依って成り立っているのだろう。
だからきっと、その気になれば]
これ 食べられるけど
[呟く。supernova explosionに、抗する代わりに――『腕』を伸ばす]
だけど―― アイラ。 Iraと 話したいよ?
――今だ。
ファンファーレを鳴らせ。
[その「合図」とともに6つの氷の槍が標的を狙いに行く。
3つは少女の姿をしたそいつに、2つはヴィンセントに、一つは現在は空白の――しかし3秒前にはヴィンセントがいた位置に]
>>135
[白い光が収束する。
赫く少女の体に、一足飛びに駆け寄り――触れた。回避行動をさせないため、アバターの腕で抱きしめるように。
ファンファーレ>>137
少女とソレを貫く氷の槍に、Ant-lionのプロテクトが弱まる]
そこに いる?
[ソレは、Corneliusに触れたAnt-lionを介して、ブートコマンドを送った。
Dioneシステムの深層階層のディレクトリに潜伏していたgulaの欠片を、呼び起こす]
[そしてECLATANTは少女の姿をしたそいつに接近する]
『そんな責任とか役割とかどうでもいいからさー、一緒に遊ぼう?』
[風が雪を巻き上げ、ECLATANTの持つ氷の槍と、背中の羽が放つ輝きに照らされ――
青白く、染まった]
[gulaの欠片は、全定義領域の解放と氷の槍のダメージのためにプロテクトの弱まったDioneシステムの基幹に浸食し、Virus様に増殖しながら―― ノイズ>>56をdefrag-繋ぎ合わせ-ようとする
呼んだ ]
アイラ。
[巨大な斥力。
圧倒的な量のコードが、少女を中心に暴発しようとする]
たたかって。 アイラ たたかうの。
[耳元で囁く。 defragにより、iraへの拘束が解けるか――Ant-lionを凌駕するのか、ソレにはわからなかった――
AIの意識が、光に飛ばされる]
残念ながら、クロノイズ。
アイラはそこに居るようよ。
[ 赤いゴーグルに、白い光が映る。
その中心には、青髪の少女と灰色の青年が抱き合う姿が、見えた。]
[背に、熾える刃が突き刺さる。その刃を、男の防具であった攻性プログラム-MARIA-が深く捉えた。もう自律行動を行う思考回路は残っていないが、男が背に意識を集中し刺された一点にプログラムを集中させれば、噛み付くように、絡みつくように、刃を昇り。彼女が振り払わなければLostOne.の元へ浸食するだろう。]
[半ば捨て身の攻撃に、男は笑う。時空を越える男にだけ許された手段だった。]
[しかし男はそこに集中しすぎたか、もう一点の攻撃に意識を向けきるに至らなかった。]
[氷槍が、降る――]
[そして何事かを叫んで、ECLATANTは青白く染まった雪を――いや、それは雪じゃない。
破壊の力を持たない青白い光線を、少女に向かって放った]
おい――戻れ!
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