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[腕を離されて少女を見下ろす。
攻撃態勢に入る様子はやはりなく。聞いた言葉を解析する]
アイラに できること?
…かなしいは しらない
[直ぐに壊されるかもしれないという言に、勿体ないと思う。その表出感情に「悲しい」と暫定のラベリングをしながら、アイラの満面の笑みを記録する。
食べたい という要求を行動に移さないまま]
アイラも しなないといい
[歩き去るAIに、憤怒を表すiraという名は相応しくなかったが。ソレの空虚な思考はそこまでには及ばない]
[襲って来るオブジェクトは絶えていた。プログラムの使用者がこの場を去ったらしい。
移動をするならavaritiaの示す通り外へ行くべきかと、崩れたスクラップの一部を口に放り込みながらソレは思案にふけるフリを始めた**]
『話の詳細は後でだな。だが必要な事を一つだけ言おう。
アンタがある状況を選んだ時、俺達はプログラムとして本来の形態をとる。その時になれば、アンタにもどうしたら良いのか分かるだろうよ。
或いは俺達が一つの状況に陥った時だが、そっちは願い下げたいもんだ。』
[ pierrotは、よっこらせと立ち上がった。]
『アンタがその選択を出来る事を願いたいね。』
[ 口悪く一言。]
分かったわ。
[ 続いてseraphが長身を起こす。]
― 2Fワープゾーンへ ―
……何。
[ 複数あるワープゾーンの一つへ足を踏み入れようとして、異変に気付く。白い光で満たされていたそれは、灰色のノイズが一部走っている。]
誰かが壊したみたいね。
時間が惜しいわ。階段を使いましょう。
[ 共通システムを使用しているなら他のワープゾーンも使えない。
そして使える場合であっても、2Fの迷路を歩き、他のワープゾーンまで行くのは大変だと判断し、階段を使う事にした。
ワープゾーンから然程離れていない場所に、塔の外周に添うような緩やかなカーブを描く幅広い階段がある。分厚い金網で作られた段は、硬質で甲高い音を響かせる。
スロープがあってもおかしくない、なだらかな勾配。
幅の広さから、場合によっては階段を舞台にし、殺し合いを考える参加者がいるかもしれない。]
― *4Fへ足を踏み入れる* ―
―― 4F/ワープゾーン近く ――
……この場所のどこに、危険ではない人物がいるというんだ?
[女中を連れてたたずむ男の言葉に、半ば独り言のような言葉を返す。
男は満面の笑みを浮かべるが、そんなもので私が警戒を解くと思ったら大間違いだ]
笑おうがピーピー泣こうが命乞いしようが知ったことか。
私は生きる。そのために立ちはだかる者達は全て――倒すんだ。
[立ちはだかるなら容赦しないと暗に示しながら、ワープゾーンに足を踏み入れた。
そして異変に気付いた。
階層が表示されるはずのフレームが、灰色のノイズで埋めつくされている。]
まさか……!
[離れてみれば異常がないように見えるワープゾーン。
だが]
まさかとは思うが、どのフロアにワープするか分からないんじゃ……
いったいどうなってるんだ?
[とは言うものの、身をもって確かめるのはためらわれて。
私はただ黙って、次の手を考えていた――**]
― 4F/階段を上がりきった場所 ―
[ そこは疎らな雪が降っていた。けれど、ある参加者は凍り付いて氷像化し、果てに脱落。澄み切った音を響かせ、氷像が壊れ、暗い影のグラフィクスに変化し− target lose −
命が途絶える瞬間にしては呆気ない光景。
無事なのは、ワープゾーン近くに居るLittle Dancer、Chlonoise、そして「Holy Alter」を展開しているIrvine……Black Dahliaを含め、開始当初初期の狂乱に巻き込まれずにいる強者のプレイヤー達だった。]
……。
[ Clock-eye−時計盤を細める。凍り付きそうな冷気が漂っているものと思われたが、徐々に雪は消えている。「雪」が強く存在しているのは、Little Dancerの周囲。]
( これをLittle Dancerが行なったというの?)
[ Little Dancerは今、階段から離れたワープゾーン付近でChlonoiseと対峙をしている。
Irvineは今、複数のプレイヤーと戦闘を行なっていた。「場」とアタックプログラム、その双方を駆使し戦闘を行なっているように見えた。]
あれは……処刑具?
[ 厳かな雰囲気を湛える場が、Irvineを中心とした半径10mに展開されている。
その中で、あるプレイヤーが両腕を拘束されギロチンに掛けられており、その首が刎ねられる瞬間を目撃する。
また、>>0:21別のプレイヤーは、巨大なメスやレーザー光線を発射する器具の攻撃を避け、もしくは攻撃を弾きながら、Irvineへ刀を振るっている。]
― 1階 出入り口 ―
[アーチ型に切り取られた、開け放たれたままの扉をくぐる。
最初の狂乱から逃れようと外へ出たプレイヤーが数名、いたはずだった。
温い雨の中へそのまま踏み出そうとして、ふと自身の濡れた髪に触れる]
あめはいたい
[模倣のプログラムであるinvidiaが付加機能を展開させた。
ソレの灰色の髪の上に、石突きに歪なハートの飾りのついた黄色い雨傘が出現する。微弱な攻撃性プログラムが傘を叩き、世界の音が変わる]
…だいじょうぶ
[素足をグリッドの入った黒い床に進める。
びしゃびしゃと水を跳ねながら、ソレはまず塔の周りを一周しようと扉から離れた]
[ 刀を扱うAI−今、脇差を更に抜き、9つのドームを支える柱の間を、柱を蹴りながら軽々と移動し続け、Irvineを煙に巻こうとしている。
対して、Irvineの指示は的確だったが、AIの反応速度に追いついていない。
鋼鉄製の箱、同じくリッサの鉄柩、圧死を齎す超重量の車輪、赤く熱された棘が構築された檻、触れれば鋸で引いたように醜い傷跡を残す鞭。
「Holy Alter」が展開し追い縋るそれら全てを、刀を扱うAIは回避し、Irvineに接近する。]
……!
[ Irvineの肩口が切り裂かれ、微細なクラスタが辺りに散らばった。血液を飛び散らすようなエフェクトは実装していないのだろう。]
[ 刀を扱うAIは、跳躍・後退。鋸状の鞭を、脇差が掃い、半径10mより下がった。
Irvineは、そのAI−Mushaというエントリーネーム、濃紺色の姿をした−を歪んだ笑みを向けながら睨みつける。
その笑顔は、愉しいのか憎しみを浮かべているのか、分からない。愛憎合い半ばなのかもしれなかった。]
( 彼に、黄金の光は宿っている。)
[ 本来の視界に重ねあわされるように、煌くクラスタ−▲を三等分したようなものが見えている。
その事には、やはり皆気付いていないように思える。]
……。
[ Irvineが笑いながら、別のプログラムを起動する。Mushaが、駆けるその傍らで、先程>>97首を刎ねられたプレイヤーがBack upを利用し、復活を果たす。
収束する光、鮮烈な赤、禍々しい色はアタックプログラムを復帰と同時に仕掛ける事の予兆だった。
凝縮した輝き、赤の魔法陣が先に空間に現れ、続いて人型が構築されてゆく。時計回りに回る魔法陣の周囲に描かれた●から、Irvineの場を破壊しようとする凶悪な凶ツ星が吐き出された。
その数、8つ。]
[ 8つの赤い凶ツ星、破壊を齎す赤い彗星に薙ぎ払われる「Holy Alter」の処刑具。Mushaは、灼熱地獄と化した「Holy Alter」の中を一線に駆ける。
「Black Dahlia」の攻撃、レーザー器具による照射を回避し、レーザー器具の一つを下から上へ断ち割り、Irvineの胴を薙ぐ。
Irvineの傍らを駆け抜けた直後、もう一つの刀で心臓を破壊。Irvineの消失。しかし、光点は消えていない。
復活のポイントを探すように、復帰したプレイヤー−Merlinが辺りを見回す。Mushaとの連携を見る限り、協力体制を一時とっているようにも思えた。]
[ Musha、Merlinの状態が変化したのはその直後だった。
先程、Irvineを破壊したMushaの切っ先がMerlinへ向けられる。]
「チッ、私の次はお前の番か!」
[ Merlinが、憎々しげに叫びながら次は青の陣を展開する。]
「さっさと正気に戻れ!」
[ 知る由はなかったが、仲間割れと見えるそれは「Forgotten」、MushaがIrvineを破壊する前に起動させたプログラムの効果だった。
機動力、そして攻撃力に優れたプレイヤーが混乱に陥れば、これ程怖い事はない。]
[ Musha、Merlinの混乱を横目に、Irvineが、破壊された場所から離れた場所で復帰を行なう。その姿は、影が蠢くように黒い。
やがてIrvineが、黒玄の人型から元通りのカラーへと戻る。しかし、「Holy Alter」は破壊された様子だった。
残るプログラム、対象の解体を目的としたアタックプログラム「Black Dahlia」、そして「Forgotten」を即座に起動出来る待機状態に移し、Irvineは周囲を眺めた。]
「新たに目晦ましのプログラムでも組むか?」
[ Irvineは小さく呟き、アタックプログラムを戦い合う二者へ向けて差し伸ばした。*]
― 1F ―
[少年は1Fを彷徨っていた。
階層を移動するならば、ワープゾーンなり階段なりを見付けねばならない。
今まで使用していたワープゾーンは、先程the noiseと交戦した場所にあったため、彼から逃走した今は必然的に離れてしまっている。
尤も、彼が戦闘直前にやっていた事を考えれば、もはやそのワープゾーンは機能していない可能性すらあった]
この階のおもちゃも楽しいけど、そろそろ他の階でも遊びたいなあ……。
[少年AIの思考は、より有利な状況で戦う事よりも、この遊びに"飽き"を感じない事を優先した。
しかし、絶えず歩き回っていた足も、止まる時が来る]
……なんだ、あの子。
[視界に入ったのは、青色の短い髪の少女>>88だった。
少年の足を止めさせたのは、彼女の外見が自分と同じくらいに幼いから――ではない]
目が赤くて……まぶたが、腫れてる。
……何かの、感情表現、かな?
["泣く"という行為は知っていても、現実世界の人間が泣いた時に身体に残る影響を、少年は知らなかった。
随分と高度な感情表現をするアバターの後を、少年は追った]
―4F なごり雪の降る転移点―
ここにいる、と言ったら信じてくれるので?
[小首を傾げてわざとらしく問うが、MARIAに頭部を踏みつけられたままのアバターが叫ぶ。『誰が信じるものか!』]
生にしがみつくのは良いことです。実に素晴らしい。
誰だって死にたくはありませんからね。――私も、生きましょうとも。
[こちらも同じスタンスである、と言外に告げる。見た目だけなら人好きのするだろう笑みを浮かべたまま、ワープゾーンを使おうとする女を見送ろうと。]
[しかしワープゾーンは作動しない。先ほどとは明らかに挙動を変えたワープゾーンに警戒し、女アバターは身を引いた。]
――ワープゾーンに手を出した者がいるようですね。
面白い。
[何処にワープするかわからない、という予想に興味を惹かれ。戯れに身体を触れさせてみれば、なるほどたしかにノイズを吐くようだ。]
あちらも騒がしくなってきたようです。
下手事に巻き込まれる前に、退散させてもらいましょうか。
[あちら、とIrvineらの戦闘を見やる。舞うように標的を狙う処刑具の数々に(良い趣味だ。)と笑みながら、彼らの"潰し合い"にGood luck.と心のなかでエールを送った。]
それ、眠らせておきなさい。
[MARIAの足元でなおも生かされていた参加者を指す。その指を上へ向けると、女中はアバターの体躯を思い切り蹴り上げた。白いモスリンの内スカートまでも翻り、ドロワーズが晒される。
高い天井にはアバターはぶつからない。空に打ち上げられた身体はそのまま床面に落下し、意識を失ったのか動かなくなった。
敗退者表示は、出ない。]
[男は眼鏡を直すと、MARIAを従え、ちかりと光る瞬きと共にノイズまみれのワープゾーンに飛び込んでいった。**]
/*
ぼくの人生もロードしてリセットしたい。
でもきっといくつセーブデータがあっても足りないだろう。
ヴィンセントは力を誇示するのが好きな人間なので、結果を求めないからこのプログラムを使っていられる、のだと思う。
「壊れたワープゾーン? 俺は戻ってこられるから関係ないね(どや」みたいな。
まあ、「戻ってこられる」時点で結果が伴ってしまうのだが。という垂れ流し。
のみいってきます
― 外 ―
[avaritiaが警戒信号を発して、 Babylonの出入り口のちょうど真裏あたりで歩みを止める。
程近い位置に対峙する、四本腕を具えた巨躯のアバターと、小さな鳥型AI]
…
[塔の外壁に片手を添えた状態で、ソレは首を傾げた。
1階を出た時には、外にあった光点は5つ、だったはず]
「bluebird…消えろ」
[雨に減衰する声は四本腕のもの。身の丈を超えるガトリング砲型のアタックプログラムを青い鳥へと構えた。
雨を防ぐために使っていたリソースを攻撃に回したのだろう、四本腕の背が急速に濡れていく様子をavaritiaが観察する]
攻撃態勢 危険 防衛準備
[銃口は鳥に向いていたが、avaritiaの指示通りソレは防御姿勢をとる。Corneliusという人を模したカタチを溶かし、打撃や銃撃といった物理的破壊に強い無形の『塊』へ]
「――無駄ナ行為」
[鳥が囀った]
[轟音。銃口から8000rpmの速度で吐き出される銃弾の帯がblue birdへ一直線に襲いかかり――対象を粉砕することなく全てが軌道を逸れ、上空へと飛び去った]
「くっ!?」
[四本腕の驚愕の声。
さらに銃撃が勢いを増し、降りしきる雨が弾に撃たれてもうもうとした煙に変じた。連続した爆音が続いたのは、10second程]
「――愚カ。落チロ」
[鳥の囀りを聞くや否や、四本腕が宙に飛び上がった――ように見えた。
黄色の雨傘の下で、avaritiaが座標変化と加速度を計測する。
巨躯のアバターは、自らの意志ではなく、鳥の攻撃によって位置を変えさせられていた。世界に設定されたGのパラメータが反転し、体重を支える地面を失った四本腕の体は「重力」に従って――
長く尾を引く叫び声を残し、涯てのない空へと『落下して』いった]
―― 4F ――
…………。
[無言。
男に言いたいことは女中に踏みつけられている奴が寸分違わず言ってしまった。
ふと横を見るとECLATANTが残念なのかがっかりしているのか定かでない、複雑な表情をしている]
……気にするな。よくあることだ。
言いたいことを他の奴に言われるのは。
[とりあえず慰めるようなことを言っておいた]
外か……。
[視線を向けるのは、Babylon出入り口からほぼ反対側の壁、やや上方。
外のグリッドは平面的に広がっていたはずだから、爆音の主は壁にでも張り付いている事になる]
ううん……そういえば、塔の壁には階段みたいなのがついていたから、そっちかな。
[塔の外観をmemoryから引っ張り出して、現状と照らし合わせる。
そして、青髪少女の方にちらと視線を向けた後、壁に歩み寄った。
掌を付け、sandplay technique―― 一定空間内のobjectを浸食し、支配下に置くプログラムを起動する]
さすがに……固いや。
[内部はともかく、舞台外壁の破壊はそう易々とはさせてもらえないらしい。
そうしている内に外の戦いは決着したか、長い叫び声が聞こえてきた――何故かそれは、空に向かって加速しながら移動していたようだったが]
−2F−
−hall−
あーあァー、ったくなんとも実に呆気のねェことで。
オレッチ様ァなんともがっかりしてんだがそこンとこどーだ?あ?なンか言いてぇことは?
[アバターを構成する情報そのものをプロテクトに包み、あらゆる攻性Programをはじきながら、確実なCounterを入れる。それが彼のスタイルだった。
2Fのhall最後の生き残り(noiseを除く)である、彼の。
そしてたった今、男の手によって体をノイズにされ、それでもなお、自らを保護するプロテクトによって首だけになってさえ脱落を許されない、彼の。]
やっぱなァ。お前ェらダメだわ。ぜんぜんまったくなっちゃァいねェ。
ったくよォ…いっくらクソ雑魚のド三流ッつっても十把一絡げの一山いくらでブッ壊したらちったァ面白ェかと思って期待したんだけどなァ…
[実に不満げな様子の男は、その手に持ち上げた、彼の頭部にたらたらと不満を垂れる。
その彼の頭部もちりちりと首からノイズの侵食が這い上がってきている。そう時間を置かず、消滅することだろう。男は興味を失い、手にした頭部を投げ捨てた]
さて。次いくか。
[呟き、歩を進める。探しているのは階段だ。ワープゾーンを使って一階まで降り、ワープゾーンを壊した上で上階へと向かう。その道々で参加者を丹念に潰していけば、そのうちお目当ての参加者とも出くわすのではないだろうか]
あンのガキ犬か、時計屋ンとこのメス犬か…ああ、ゴミ山の犬っころとか…あのイイ女でも悪かねぇなぁ…
[指折り数えながら歩を進める。その顔は、期待にニヤニヤと笑っていた]
あのクソッタレもさっさとブッ壊して…
…あァ?
[外から響く戦闘音に顔を上げる。手近な窓を見つけて、覗き込んだ]
……はァん。なるほど。そりゃ見逃してたわー。
[塔の外に出ることは盲点だった。どうしたものかと思案する。予定通りこのまま上階を目指すか、1Fに戻って外も含め、回りなおすか――――]
[男と女中に私達を攻撃する気はないと判断した私は、彼らが(無謀にも?)ワープゾーンを使ってどこかに去るのを黙って見送った。
去り際に瞬いたのは男の持つプログラムなのか――知る術はない。
残されたのは私達と、女中に足蹴にされて動かなくなった、男]
『おーおー、アーヴァインとかいう奴、派手にやりあってるねぇ!』
[ECLATANTの声に視線をそちらの方にやるが、すぐにそらした]
[引力を操るAI-bluebirdがソレの方へひらりと翼を広げた]
「gulaダナ?ゴキゲンヨウ。イイ天気ダ]
[鳥の囀りに敵性反応アリ、とavaritiaが判断する。
新たな防御行動として、塊は『腕』を伸ばし、塔の外壁と自身の一部を同化させて固定した。音声を発生させる]
――てんきは あめだよ
[聞こえてなどいないかのように、鳥は嘴で羽根を繕う仕草をしながら囀りを紡ぐ]
「見タゾ。オ前ハgame開始前ニ、戦闘ヲ行ッタダロウ。
ぺなるてぃガナイノハ、不公平ダト思ワナイカ?」
ふこうへいは しらない
[ソレの反応に、鳥は器用に鼻を鳴らす]
「畜生ダナ。著シク低イ知能ト状況判断力。ロクナ攻撃ぷろぐらむモ防御ぷろぐらむモナイ。脱落スルノハ時間ノ問題ダ」
… たたかう?
「くく く?一昨日オイデ。ぺなるてぃヲヤロウ。受ケ取レ」
[鳥が軽やかに囀ると同時。
ソレの上で雨を遮っていた雨傘が空へと『落ちて』行く]
―― !
[警告音]
[浮遊していた小さな球体が重力変化に呑み込まれ、上空へ舞い上がった]
avaritia!
[『腕』を伸ばす。有機的に雨を照り返す触手が落下する補助AIを追い――8m上空で捉えた]
ぎ 。
[補助AIを救出した瞬間、『塊』の全身に強い上向きの力がかかる。
グリッドの入った床を離れて落ちようとする力に、塔を掴む腕が抗しきれずにずるずると伸びた]
「伸ビタ伸ビタ。一緒ニ落チルカナ?落チルカイ?」
[楽し気に囀りながら、小鳥ははたりと羽ばたく]
――
[腕の中のavaritiaが新しい警告を発する。
上空から、今度は床へ――ソレに向けて斜めに落ちてくるモノ。四本腕のプレイヤーが持っていた、ガトリング砲だった]
危険 破壊 不能
緊急回避行動
[己が身を叩き潰そうとする銃身に熱衝撃波をぶつけて勢いを殺し、ソレは塔の外壁と一体化していた『腕』を切り離す。
重力に従い、落ち始めた。真上に]
―― !
[斜めに掠った金属の塊に体の半分程を吹き飛ばされながら、ソレは涯てのない天へ落ちていく。
ガトリング砲はBabylonの外壁と床の継ぎ目に衝突して大破する。
銃の持ち主が落ちてくることはなかった――脱落表示ははるか空の向こう――]
― 4F ―
[ Irvine、Musha、Merlinの三者の混戦は、MerlinをIrvineと錯覚したMushaの攻撃で、はっきりとした優劣が付いていた。
Merlinのクラスタが、巨大な手術台めいた台の上で文字通り「解体」されるに至り、更にMushaの首が巨大なメスで薙がれ、9つのドームの柱の間に体がバラバラに吊り下げられ、Irvineの勝利が確定した。]
− target lose −
− target lose −
[ はっきりとした明瞭な殺意、否、愉悦のようなものを湛え、こちらを向くIrvine。塔の縁に居る。彼の背景は、雨。]
Little Dancer、あなた彼と敵対しているのなら。
私に力を貸してくれないかしら。
この雪で攻撃を仕掛けて欲しいの。
[ 離れたLittle Danceに囁いた時だった。
目の前がいきなり青く染まる。青い青い部屋。周囲の様子は見えるけれど、出られない。]
!?
これ、……。
[ 狼狽の表情を浮かべる。
更に警告メッセージが目の前に流れてゆく。]
いずれかのプログラムを削除しなければ、バックアップを一つ消去する……?
[ 青い部屋の外では、pierrotが何事か言っているのが分かるが一つも声が聞こえない。seraphは拘束が行なわれている故に、無力だ。]
( 彼らを消す事は出来ないわ。
残るは、この睡蓮のプログラムだけれど。
私は……選べない。いいえ、)
選ばない事を選ぶ。
[ 呟いた瞬間、硝子が砕け散るような綺麗な音が、自身の内部で響いた。
LOGICが初期に設定していた、back upが消去される音。蒼が砕けるようなその音を聞きながら――]
[ Little Dancerだろうか、それとも別の事情だろうか。
兎も角も、Irvineが意識を逸らしているその中、Irvineへタックルを行なった。
否、タックルというよりは縺れ合いながら落ちる。
あまりにも無謀。自らの補佐AI−seraphのペナルティが解除されていないとはいえ、あまりにも無謀だった。]
『ロッテ――――!!!!』
[ pierrotの叫びを後方に聞きながら、Irvineと共に「塔」から落ちる―――。
そこには偶然に「塊」が迫り、既にMushaとMerlinとの戦闘でBack upが0になっていた「Irvine」が呑まれるのに丁度良い態勢で交差する。
Irvineと縺れ合った腕が解け、自らは「塔」をそのまま落ちて遥か下のグリッドへと落ちてゆく。]
あらゆる処刑具が武器とは悪趣味な……付き合いきれないな。
『そんなこと言ってる場合じゃないよっ! アーヴァインが敵対してた二人を倒したよ! こっちに来るかもよ!』
それがどうした。
ならば逃げるまで――
[その時、離れたところから私を呼ぶ声が(>>119)。
声色から誰かは分かった。振り向かずに応対する]
何を言ってるんだ?
奴と敵対などする気は……
[だから、彼女が青い部屋に呑まれたことにも気付かぬままだった]
LostOne. Charlotteは、ira を能力(占う)の対象に選びました。
『そんな悠長なことを言ってる場合じゃないって! アタシ知ってるんだよ!』
[だが、私の思いとは裏腹にECLATANTが前に出てきた。
羽の輝きに合わせて、彼女の手近に舞っていた雪が――空中を舞う炎に変化する。
そして、彼女が何かを言いながら放つ炎の弾はアーヴァインを狙い撃つ]
『この塔には、この殺し合いには――の』
[ 落ちてゆく中、視界に映る青白い文字は―――]
− Analyze Target ...ira...−
[ 既にsetされていたtarget、その解析が、*始まる。*]
[その言葉の先を聞くことはできなかった。
それは炎の放たれる音のせいか。
アーヴァインにタックルを仕掛ける女性の補佐AIの叫びのせいか。
それとも――]
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