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[するりと空いた隙間に滑り込んだ影の男は、バーテンに注文を尋ねられると、短い言葉でそれを断った。
椅子には座らず、テーブルに上体を凭れかけさせるようにして立つ。黒手袋の指を軽く組み合わせ、周囲に視線を配った。]
そうだ、ローズ……
儂もひとつ、お主に尋ねてみたいことがあったのを思い出したわ……
[ローズの目をじっと見据えて、男は口を開く。]
お主………
「人殺し」は、好きか?
しなさそうだから"あえて"そうであればいいって思って。
見る分には時間潰しにできそうだし。
[ダニエルへと小さく肩を竦め]
…そう。
介抱は面倒だから心優しい誰かに頼んでね?Granpa。
[次々と集まってくる仲間に、女は愉しそうに手をひらりと翳して挨拶に変え――]
仲間なら…ねぇ…。
ニーナの言葉通り、わたしも。わたしだけを見てくれる人は好きよ?例えそれがどんな感情が絡んでいたとしても。
見つめられたら逃げられない。目を逸らせない…――。
[口を伝う言葉に、女は一点を見つめて酔いしれる。
その瞳の先、映るものは果して誰か。]
ねぇ、ニーナ、一つ尋ねたい事があるわ?
欲望の捌け口として、今宵わたしを誘う貴女だけど…。そこにはわたしを愛する覚悟があって?
[目を細める蒼髪の彼女に、触れる事無く女は問いを重ねていく。]
はて……。
介抱できる人間が、果たして周りに居らぬかもしれん……
そうでなければ、自ら封じることなどせんぞ、ラッセル。
おお、ニーナ……
返事が遅れてすまんな。
お主、いつもそうやって毎晩、誰かを絡めとろうとしているのか?
今日もローズを絡めとろうとするか……やれやれ。
いったい、何が目的なのか。
……刹那の時ばかりを求めるは、お主の癖だからなぁ……。
[ちょうどダニエルの「酒癖」が話題に上ったところで、唇が嗤いに歪む。]
Nihil aliud est ebrietas quam voluntaria insania.
なるほど。狂気を選択しないという意志は正しいようだ。
[小さな呟きを洩らす。]
"ShadowWalker" ジーンが「時間を進める」を選択しました
訊ねたい事?珍しいわねぇ、ダニファー爺がわたしに興味を示すだなんて…。
[瞳を覗きこまれて訊ねられる問いに、女は表情から冗談色を全て拭い去る。
真剣な眼差しには、それ相当の態度を――
開く唇、零れ落ちる声色からは、弾む音は消え失せる。]
「人殺し?」
[しばしの沈黙。赦されたその時をぎりぎりまで使い果たして出した答えは]
――そうね…。
その答えがもし上のものに届かないのであるならば…
答えは「いいえ」よ。Sledge-Hammer
さぁ…好きにすればいいんじゃない?
何をセーブする必要があるの?
ココは元から「そんな場所」じゃない…そうでしょ?
[指を組んでダニエルに首を傾け]
仲間、だよ?
[揺らぐ頭を抑えようと、額の中心を人差し指で押し]
ふふ…同じ、だね。
愛する、かぁ…ローズはあたしを食べちゃう子なのかな?
それとも…壊す子なのかな?
[質問には答えることなく、言霊を吐き出す]
壊されるのは切ないなー。
あたしを、否定されちゃった気分で。
[じっとローズを見つめながら、口元を吊り上げた。
小さく唇を動かせば、額から指は鼻を伝い唇に触れた]
…言ったよ?
仲間なら、愛す、って。
……左様。
[ジーンの呟きに、男は返答する。]
狂気をむやみに選択するは、愚かなこと……。自ら死に向かって歩むのみじゃからな……。
しかし……
[ペットボトルの水を、もう一口。]
必要な時に引き出さぬもまた、愚か者の成すこと……。
要は、見極める目というわけだ。ジーンよ。
くす…別に構わないよー。Granpa。
[む、と唇をとがらせると、軽く頬を膨らませ]
毎晩じゃないもーん。
美味しくない子は食べないもん。
…お人形遊びより、ずっと良いと思うのー。
そんな美味しい子を、毒で虜にするのは簡単だけど。
つまらないじゃない?
ベッドじゃお薬は望まれた時にしか使わないよ?
………そうか。
[ローズの言葉に、ぽつりと呟く。]
儂はの、昨日のお主の笑みが気になって仕方がなかったのだよ……。鮮血の中で笑む、お主のことが。
["FOUR ROSES"のラベルの赤を見つめ、言葉を放つ。]
取るに足らぬ雑魚を手に掛け、理由を問われ笑み、そして唇を尖らせる………血濡れた天使よ。
Nunquam periculum sine periculo vincemus.
危難に打ち勝つ為にあえて危地に飛び込むこともする、そういう意味と取って良いだろうか。
だが、我々の中には、危地に飛び込むことそのものを楽しんでいる者も居ると思うのだが。
「遊び」……か。
毒の花を好む娘は、人形遊びごときでは退屈か……。
[喉の奥をクッ…と鳴らし、歯を噛み締めて笑う。]
生身の肉体を持つ人形ならば、お主の望む悦は手に入るか。
或いは……その毒が、お主に究極の悦楽を呼ぶのか……?
あー…わたしも駄目よ?ダニファー爺の介抱なんて、わたしの身体では出来る訳ないじゃない…。
オードリーならもしかしたらだろうけどもねぇ。わたしは無理無理…。
[ラッセルの言葉端を耳に留めたなら、早速迷う事無く白旗を揚げて]
仲間なら愛す…ね。
ニーナの愛は随分狭義なのねぇ…。ふふっ…。
でもそんな所も、また可愛らしいのだけれども…。
[ふらつく頭を指で押さえるニーナの仕草を眼差しで捉えて、女はやはり変わらず微笑を湛える。
ダニエルに向けたそれとは全く違った表情で。]
でも残念ながら、わたしは仲間だから愛すという考え方は嫌いなの…。
例え相手がわたしを殺める破壊者であっても…。わたしの愛は揺るがないわ?
同じような想いを、貴女はわたしに抱けて?ニーナ?
[額を押さえていたニーナの指の軌跡を、女はじっと見つめたまま言葉を紡いだ。]
「そこ」じゃよ、ジーン。
さすがと言うべきだのう……
[ジーンを見据える男の口許は、心なしかクイと上がっている。]
……狂気を得た儂は、何者をも容赦無く粉砕する「大槌」となる。鋼鉄となりし肉体を解放し、目の前の敵の「形」を全て奪うまでにな。
……その後の光景を儂は知って居るが故に、儂は己の「狂気」を封じる。「今」の儂は、それを「楽しむ」術を………「知らぬ」。
呼び覚ましたいと願う人間が居るなら……そして、呼び覚まさざるを得ぬのなら……その時は、……致し方あるまい。
お人形は動かないし。喋らないし。
ずっと、相手にしてるのはつまらない。
[頬をしぼませると、ダニエルの方を向き]
人形じゃないよ?仲間だよ。
…後。
ベッドの上では毒は重要なファクターじゃないよ。
ダンスなら。あたしを熱くさせてくれるけど、ね。
…殺す、と。壊す、は。違うよ?ローズ…
[人差し指で唇をなぞると、小さく息を吐く]
仲間じゃなかったら。
あたしを食べさせるわけにはいかない。
あたしという存在意義が壊れるから。
あたしがあたしを捨てれたなら。考えても、良いかな…
[瞼を閉じるとカウンターに肘を突いて頬杖を着く]
あたしだけを見てくれないのに。
あたしを知らないのに。
刹那じゃない愛は求められない。
…Vermillion-Jackが理性を語るだなんて、とんだお笑い種だ。
そう思わない、ShadowWalker?
ふあぁ…Gongが鳴る前に寝てしまいそうだよ。
人は嫌悪を越えると逃避に走るらしい。
今はこのBGMが子守唄にすら聴こえてしまうよ…
"楽しいこと"が始まるのなら、誰か起こして?
[欠伸を一つ、そのまま足を組み直すと眠りにつく体勢で]
…WidowedGentleman。
僕の心は既に決まっているけれど…
それでも貴方の答えを待っているよ…夢の中でね。
[そのまま双眸を伏せて眠りにつくのか…果たして閉じているだけなのか。どちらにしても暫くは話し掛けられても*答えることはないだろう。*]
………なるほどなぁ。
ニーナのその感覚、なかなか理解できぬ様ではおったが……
まあ、ローズと何を会話しとるのが少し見えた分、良しとするかの。
そうか。
貴方が狂気を呼び覚ました時の、その相手をするのが自分でないことを願う。
だが、それが必要とあらば、自分もまた躊躇いはしない。
[感情の浮かばぬ眸でダニエルの顔を見詰め、*静かに応えた。*]
わたしは人殺しは嫌いよ?
だけど聞き分けの無い子はもっと嫌い…。
昨日わたしに絡んできた輩は、その聞き分けの無い子なの…。
だからお仕置をしてあげたわ。目を覚ましなさいってね?
[語る内に昨日の光景を思い出したのか。女は口角を緩くゆがめて、酔いしれたような眼差しをダニエルに向ける。]
あ、そうそう。先程の問いについて細くしておくけど…。
わたしは無意味な人殺しは嫌いよ?でも――…
鮮血を見ることは嫌いじゃないの。赤は好き…。穢れ無きその鮮血が宙を染める瞬間は…ベッド上で快楽を貪る行為をするよりも恍惚に満ち溢れるわ…。
[熱っぽい眼差しは、更にとろりと溶ける。]
ふっ………
[口角を上げ、男は鼻から息を漏らす。]
……「理性」などという、穏やかで生易しい代物とは違うのだがな、ラッセル。
見れば、分かるぞ……若者よ。
その時が満ちれば……な。
〔小さなグラスに供されるアイリッシュ・ミストを一息に乾して、ラッセルを見遣り…〕
…ン、…ラッセル。
私が求めているもの…それを語る時は
もう過ぎてしまったのかもな。
〔はぐらかすでもなく、少しだけ憂いを含ませて笑む。〕
…私は急ぎすぎてしまった上に時間をかけすぎるから…
今は皆が個々に確信を表してくれるのを待っている。
…いま私は口火を切らない。
〔各々が交す会話を耳に入れつつ皆を見回す〕
個々に戦って、死の華を増やしたくはないんだ。
皆大事だから頼って欲しいし、私も…皆に頼りたい。
信じあった上で…サポートし合える戦い方がしたい。
〔ふっと息を漏らして、やがて瞼を閉じてしまったラッセルを労る如き視線を向ける。束の間の眠りを気配にあやしもするようか〕
人殺しと、礼儀を弁えぬことと……秤に掛けるお主も不思議なものだのう……。
[ローズの言葉に、不思議そうな目をして答える。]
鮮血の快楽……か。
「殺すこと」と「鮮血を撒き散らすこと」を、そのような手法で切り分けたことが無い分、儂にはお主の「快楽」というものが分からぬ。……おそらく、儂の残りの人生全て使っても理解できぬ感覚やもしれんな……。
……撒き散らしたい、か?
お主が愛する者の、血を。
己が「快楽」のために……
…くす。
ダンスじゃ、あたし、身体小さいでしょ?
だから、ちゃんとパートナーになれないの。
[ポケットから一つ、カプセルを取り出すとカウンターの上に置く]
でも、ね。
たったこれだけで、背の高さなんて気にならなくなるの。
不思議だけど、あたしがVの字に入れてるのはこの魔女の魔法のお陰なの。
[頬杖を付きながら、カプセルを指で弄っている…]
そう。壊すと殺すは違うのね?ニーナ。
一つ勉強になったわ…。
[唇をなぞる彼女の仕草を、女はぼんやりと眺めて]
でもね、ニーナ…。
わたしが貴女の仲間であろうが無かろうが…。もう、貴女を食べたいとは思わなくなったの…。
包み隠さず言えば、興味が失せたってことかしら…?
だから貴女がたとえ破壊者でなかったとしても…。わたしはもう、二度とあなたを抱けない。
でも、もし…わたしが貴女の相手をすることがあるとすれば…。それは貴女がわたしに殺意を抱いた時。
もしその時が訪れたなら。喜んで共に輪舞曲を楽しみましょう?
尤も――その時はベッドの上と言う訳にはいかなさそう…でしょうけどもね?
ほう………
[ニーナが指先で弄るカプセルを、やや興味深そうな視線で見つめている。]
魔女の魔法……か。
"Vermillion-Jack"のメンバーとして、お主が生き残れるための手段……
身体の大きさが変わるだけ……?
否、もう少し愉快な「舞踊」が見られるのだろう?
…くす。やっぱり?
あーあ。何となくは思ってたけど、言葉にされるとお姉さん悲しいなー。
[言葉と裏腹にくすくすと笑いをこらえながら]
まぁ、いいや。
別段押し売りするつもりもないし。
求められたら食べさせるつもりだったんだけど。
[その瞳は目の前で弄られているカプセルを映す]
んー。ダンスは疲れるんだけどな。
ま。もうそろそろお仕事の時間、って事かな…
身体の大きさが変わって。
…そうだね。
くるくる回るね…
[カプセルに軽く爪を立てると、ぷつ、と言う音と共に中から薬品が漏れ出てくる。
中に入っていた緑の液体に目を細めると、カプセルから手を離した]
あら、そうかしら…。
案外根本は同じ所で繋がっていると思えるのだけれどもね、わたしは…。
でもこればっかりは、思考の違い、そう言う所かしらね?ダニファー爺…?
[ダニエルの、不可解さを漂わせた視線が女を包む。
しかしそれには動じず、薔薇の名を持つ天使は微笑を湛えたまま、老年を見つめ返す。]
相手を理解するだなんて…。それは初めから無理な話。人は理解をした振りをしたがる生き物…。わたしはいつもそう思うの。
だからダニファー爺が、その残りの人生を費やしてわたしの味わう快楽を理解しようとしても、それは到底無理な話。だって貴方はわたしではない、だから正しい答えなんて永遠に手に入れられないの…。
[アルコールの含まれていない飲み物で、今宵女は酔いしれる。喧騒の中に飛び交う、仲間の言葉によって。]
撒き散らしたい…。
それはちょっと語弊だわ、ダニファー爺。
わたしはむやみやたらにまき散らかしたい訳では無いのよ?
ただ…
[コリンズグラスの中身を飲み干し、女は空のグラスをカウンターに置く。]
もし、わたしが相手を食べつくしてしまったら…。
そして相手がわたしを食べつくしてしまったのなら…。
撒き散らかしたいわね…。彼の人の鮮血を。星の様に月の軌跡のように、美しく――
〔ジャケットを脱いでラッセルの肩へかける。その上から軽く叩き遣り…皆へ興味を向けるダニエルへと笑みかける〕
……人を知ることは面白いだろう。ダニエル兄。
でも、ニーナのおクスリに興味を持つのはよしたがいいな。
身体で教えられたら、大変なことに
なるものばかりのようだしね…アッハ。
〔曖昧にも話すらしきニーナの言葉には、
それでも此方も面白そうにはしている様子だが〕
[オードリーに視線を向ける。]
……お主の主張は何だ?オードリーよ。
無駄な死を重ねるのは嫌だというお主の言葉も気持ちもよく分かるが……
[ペットボトルのキャップを閉め、鋭い目でオードリーを見る。]
一人では何もできぬのか?オードリー。
目の前の仲間が、真にお主の「味方」ではない――便利な時のみ利用され、不要になったら捨てられる可能性もあるやもしれぬのに、か……?
オードリー……
お主は、お主の腕を信じることすらできぬのか?お主の意志ひとつで、決めることはできぬのか……?
……或いは、その目が確かであるという自信があるか……。
あら、悲しいと言う割には随分と楽しそうじゃない?ニーナ?
[言葉とはうらはら嗤いを押し殺す蒼髪に、女はきゅっと口角を上げ――]
出来れば、わたしの部下は愛しき人の鮮血だけを啜らせたかったのだけれども…。
どうやらそう言う訳にはいかないのかしら?ねぇ…?
[くつくつと喉の奥で感情が弾ける。
瞳はニーナの手から零れ落ちた薬品の行方を追って――]
儂は、仮初の悦楽に酔うだけの人間に興味など更々無いわ。こうして殺気の中に在るお主らの方が、よほど興味深いぞ、オードリー。
命の危機が迫った人間の反応は、他の何よりも強く響くわ。……見て居るだけで、血が騒ぐというものだ。
はっはっはっは………
[ダニエルの肺から吐き出された空気の渦が、殺し屋達が集うバーカウンターの周囲を*震わせた*]
/*
初回墓下ぜんぜんOKなんだけど。
でもニーナに殺されちゃうのだけは、何となく避けたいという薔薇。(マテ)
ちょーわがまま!
そして、脊髄反射ゆえ、一個前の自分が、何を書いていたのかさっぱりさっぱりなわたしorz
駄目じゃん!!
/*
そしてRP村で村人を取ると、よく狼に思われるわたし。
何故??
まぁ、狼でも村だけど日数延ばしの初回村吊りでも良いんだけどね…。
プロロで燃え尽きちゃってるので、今回は…orz
(駄目駄目)
〔結局はアイリッシュ・ミストの杯を重ねて愉しむ此方で。
ローズがダニエルへ向ける言葉を拾って、緩く頷き…〕
…そうだな。理解したい、とした気になりたい、が
同じかどうかはわからないんだけれどね。
隅々まで掘り返したいとも、また思わないのは確かだな。
…いとしい方を手にかけたことは私もあるから…
君にそれを背負わせたくない、とは思っているよ。
ローズ…そんな思いをするのは私だけでいい。
結局…どんなに思いを募らせても、どんなに身体を重ねても。
相手の気持ちなんて理解できない…。
断片的にでもそうわたしに囁いたのは。
紛れも無い、貴女よ?オードリー…。
ニーナも…わたしとの一夜を過ごしても、わたしより貴女の言葉を信じた。
無論貴女もわたしを「もうひとりの破壊者」と位置付けた…。
どんなに時を割いても、結局相手を知ろうと思わなければその時間は途端に虚無に変わってしまう。
そして決定的な判断は、個人に向けられた言葉ではなく、大衆に向けられた態度で推し量られてしまう…。
寂しいものね…。
[空になったグラスの代わりを頼む事無く。女は愛しき相手の言葉に静かに口を開く。
その眼差しは、彼女を見つめることは無く。僅かに悲しみ色を湛えて所在無き宙を舞う。]
わたしが愛しき人を手に掛けたいと思うのわね、オードリー…。
手に掛けたことによって、今まで以上に生きる苦しみを自分に科せたいからなの…。
だから…考えを持ってしまったわたしを赦して?
…よく解かると言ってくれるだけでも、うれしいと思うよ。
いま私が主張すべきことが、何かあるかい…アッハ。
…どうやら、そうなんだ…ダニエル兄。
私は、自分の目に自信がある。
〔嘲笑の気配を彼の声音に感じるも、女は其れを侮辱とは考えない様子。手の中に薄硝子の杯を揺らして瞼で頷きを落とし〕
…腕を信じる? フゥン、…
そうだね…余りNo.1には拘らないからさ、私は。
自分に出来ることを突き詰めて磨くだけ。
〔ダニエルの笑い声に常の頼もしさを見出せないのは寂しくもあったが、却って勇気付けられる気もするのは不思議で。
…男装の女は、目元を幾分和らげて笑む〕
…ン。ダニエル兄が私を侮っているのは
知っているし、当然だとも思っているよ。
強がりを言えないのが、私の強みさ。多分ね。
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