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さて、まずはこうするか……。
銀色の矢の威力範囲を狭め、その分エネルギー密度を上げる。
[指示通りに操作をすると、BFからは一本のレーザーのような閃光が。
マシマの機体を狙ってそれを打つ]
そしてもう一本。
[マシマ機を挟み込むかのようにもう一本レーザーのような矢を放つ]
さてと。
マシマ、君はどうでるか?
[相手はベテランの上位入賞者。
紙吹雪の小細工が通用する相手ではない。
ならば、正攻法で行くしかない。
翼に帯びた光子刃での体当たり、それを実現させるだけの機動力がこの機体の最大の武器。
それ故、装甲やバリアなど犠牲にしたものも多い。
強くペダルを踏み、左後方からタックルをかける。]
…ハァ、……ハァ………
[息が苦しいのは、風防に入った亀裂のせいか。
だが、こんなところで諦めはしない。
機体が完全に動かなくなるまでは、退くことなど考えていなかった。]
引く理由などないしな。
赤い光で止められようが
クヴォルが高みに昇るのは、…止められない。
[男は呟く。
BFの核とは別のブラックボックス。
まだわからない事もあるが
ただ一つ確かなのは
このソウルコネクトで伝わってくる昂揚感。
赤い光には負けやしない。
そう、感じた。
烏羽の全翼には、少し悪いと思いながら男は機体を駆る]
[ごきり、と体内で嫌な音がした。
私の体が傾き、白い液体が滴っていく]
『シャノン、平気? 無理なら下がって』
[機首にダメージを負った彼女に、そう声をかけた。
同時に、ニーナからのオープン回線が届いた]
『シャノンと一緒に、クヴォルフィリアとアルトキュムラスとの交戦中。コアを止めた敵機は分かった?
名前を教えてくれて、キミが行くならなんとかして行くわ』
(彼らが無実なら、全て終わった後に堂々と仕切りなおせばいい)
[マリアは改めて2機に向かって砲門を構えながら通信を送る]
あとは……。
銀色の炎!
[マシマ機の逃げ道を制限するように、もう一つの弾幕、銀色の炎を打ち込む。
炎がマシマの機に向かい、それを抜けた場所を狙って炎が現れる]
――大会会場上空/観客席(南西エリア西より・中層)――
[その時、少女の携帯が着信を告げにオルゴール音を鳴らした。相手は先程様子を見に地上へ降りたリーダー]
もしもーし。何か分かりましたか?
『さっぱり分からん。大会本部の建物のまわりに人がたくさんいるんであちこち訊いて回ったんだが』
本部のまわりに人がたくさん?
『おおかた前回チャンプの容体が気になってしょうがねえ面々だろうよ。それで、感触としては……突然動きを停めた機体がいることはまだ知られていないみたいだ』
じゃあ、本部の様子はいつも通りですか?
『ああ、何か非常事態があるからではなく、いつも通りに関係者以外立ち入り禁止だ』
―南東空域交戦空域上方―
…ふむっ…
[少々長すぎなほどの時間をかけて到着したそこ。眼下では既に戦闘が始まっており、ウィリーもシャノンもその機体に少なからぬ損傷を負っている。
そして、空域には、縦横に走る黒い柱と、ぽっかり浮かんだもう一つの太陽。
そのどこかしら異様さを感じさせる空域を眺めて]
…フヅキ、スターダスト起動。
出力10、消滅さえしなければ威力はなくてかまいません。
―――弾幕散布。
[何かを確かめるように、空に星屑を撒き散らした。まるで威力を持たないそれは、観客席から上がる花吹雪を模したものとそう変わらない。これで、柱と太陽のタネが、暴ければいいのだけど…]
――北エリア/高層――
[舞い散るチャフグレネード。尤も、少女の狙いにとってはさしたる阻害にはならない。すなわち弾幕ではなく――近接攻撃による、致命の一撃]
[ランスを構え、二機が行き交う軌道の予測点へと駆け翔んだ]
[女はモニタを見ている]
クヴォルとのシンクロ、92%かー。
今の言葉、案外クヴォルのほうの言葉だったりー?
[女は、GRAVEの研究員だった。
専門は縮退。
その容姿からは女がGRAVEの頭脳の一つとは思われないだろう。
女は見つめる。
烏羽の自爆コードを瞬時に引き出せる頭に、ひんやりとしてなめらかな触感を刺激として与えながら]
あー!
シューアイスはもはや神だわ!
[目の前の売り子は、ものすごい勢いで手持ちの商品を空にした子を*ぽかんと見つめていた*]
―どこかの空の見える場所―
倒すべき相手……か。
確かにそうだ。彼らを倒さなければ勝ち上がる事など出来ない。しかし、彼らは相手ではあるが「敵」ではない。
この空の上ではライバルであるが、地上に降りたらBFを愛する仲間同士だ。
ふふっ。
ナサニエル、あなたが本当に“シルバーコレクター”の称号に相応しいかどうか。試させてもらうわ。
『自在剣』、Fendez-vous.
[視界を高速で行き過ぎようとするナサニエルの機体。
攻撃のタイミングは計算ですら無く、体感で把握したもの。
円錐形をした大槍の頂点が、その中央を狙い突き込まれた]
――北エリア/高層――
[刺突の手ごたえは僅か。端に引っ掛けた程度か、あるいは防護フィールドに阻まれたか。唇を薄く、微笑の形に曲げる]
――マシマさん、大丈夫? 息、上がってるみたい、だけど。
[旋回しつつ視線を脇に流す。
ブン、とランスを振り、『自在剣』を再び変化。
より取り回しの効く、海賊刀(カトラス)とでもいうべき形状]
何度も悩んだ。
これを使えば優勝出来るかも知れない、と。そうすれば良かったのかも知れない。
若ければ恐らくそっちを選んでいただろうな。
しかし、他の参加者やあるいはBFを楽しむ人々を見てわかったよ。
結果も大事だが、BFやそれにまつわる人々も大切だと。
それを考えれば、ルール違反のコア破壊をするのは躊躇ったんだ。
BFを愛するって?
戯言を言うのも、ほどほどにして欲しいものね。
それが本当なら、あんなものを組み込む訳が無い。
これが何なのか、知らなかったって? 知らなかったから罪はないですって?
怖気が走るような詭弁だわ。
――墜ちなさい、ナサニエル。
あなたは空を翔けるには、あまりにも相応しくない。
[少女の瞳に宿った怒りの色。それは瞬時に――]
[そこに入った、マリアからの通信。彼女の声は、先に向かえと、そう告げた。従うべきか、迷う]
……了解しました。
はっきりとした確証は未だ取れておりませんが、おそらく黒い騎士…ええと…登録名は…
[そこに至って、ようやくその機体の名前さえ知らないことに気づく。すぐにフヅキからのフォローが入った]
…アンギャルドと名づけられた機体であります。
小官は先に向かいますので、くれぐれも無理をなさらないように…お互い状態は万全ではありません。小官もインターバルまでは生存を最優先いたしますので、マリアさんもウィリーさんもどうかここは生き残ることを考えてください。
もちろん、シャノンさんもですよ!
…共闘を続ける限り、互いの生存が互いの利益となります。
小官はお二人のために生き残りますので、お二人は小官のために生き残ってください。
それでは!
[オープン回線で告げると、戦闘空域からの離脱を最優先とした、コメットの噴射によって、南東空域から離れていった]
[マシマとの戦いの中で、見たことのある漆黒のBFが見える]
……シュウか。
面白くなって来たな。
さぁ、かかって来い。
[小さくひとつ咳き込んだ。
避けきれず掻い潜った焔の熱気が更にコックピット内の環境を悪化させる。]
…平気、この程度…どうってこと無い……っ!?
[聞こえた少女の声に意識が向いた瞬間に被弾。
薄い装甲が軋むような悲鳴をあげる。
一旦機首が下がり落下しかけた機体を、力づくで立て直し上へ。]
“墜滅せよ、空の灯火。”――『レゾナンス・ロスト』。
[ナサニエルの機体――『ズィルバーン』へと黒騎士の左腕が伸ばされ、放たれる。禍々しい虹色。だが、その後に訪れる筈の変化は起こらない]
――っ、これ――ナサニエル、まさか本当に!
なるほど……で、これからどうするんですか? まだ調べものもどきでもする気ですか? そんなことやるくらいならササキさんのように暢気に観戦していた方が楽しいと私は思いますがね。
[ササキさん=最年長の男。
相変わらず双眼鏡で北エリアを追っている。マシマ機とナサニエル機のドッグファイトにさっきから興奮しっぱなしである]
……まあ、私もあなた達には世話になっている身、調べものもどきに協力するのも悪くはないと思っていますが。
もうすぐ長いピットインの時間。うまくいけば選手との直接接触も可能ですよ。
『選手との直接接触……そんな方法があるのか!?』
[同型の機体からの干渉を防ぐ為に設けられた阻止機構。
それが組み込まれているならば、『禍珠』の影響を受けないのは当然。それは同時に――]
あなたの考え違いや、ただの出まかせ、だったらまだ良いと思ってた。でも、これを防いだ、という事は。
丁度良かった。
結果的には偶然であったとは言え、危険な物を組み込んでしまったのには代わりはない。
それはBFへの裏切りになるから、私にはもうこの大会に参加する資格は無いと思っている。
この大会を最後に、空からは降りる。
一つだけあります。
[相手には見えないにもかかわらず人差し指を一本立てて告げる]
名付けて、差し入れ作戦。
あなた達は私が作った焼きそばを持って行って「焼きそば屋台からの差し入れでーす」とか言いながら選手達の元を訪れればいいんです。
[実のところ、方法はもう一つあるのだが、その方法――知り合った大会スタッフに直接訊いてみる――を告げるのはなぜかためらわれた]
[海賊剣の矛先が向けられる。]
これは良い剣だな。しかし、私にはこれがある……。
銀色の星!
[それは、相手の攻撃を受けとめるバリアーのようなもの。
ナサニエルの機体と剣がぶつかりあった所から星が出てくる。危険な状況で避ければ避けるほど綺麗な星となるその弾幕は美しく。
地上ではシルバーコレクターが危ないというのは知らず、綺麗な星を楽しんでいた]
そうね。
でも、あくまで偶然だと言い張るつもり。
お爺さん達は知らない様子だった。
ということは、流出した経路はG.A.からなんでしょう。
多分、何かに巻き込まれているわよ。ナサニエルは。
前に言った通り、降りたら、すぐにでも。
関係するものは全部破棄してしまった方が良いと思うわ。
[高層域を映すモニターが追うのは三つ巴になりそうな戦い。
旧型戦闘機と白鳥のような単翼機に漆黒の甲冑の騎士が割り入る。]
あれが、ゴードンを墜とした――……。
[漆黒の人型BFに別のモニタを寄せる。
そのときに隣のブースから声が聞こえた。
Marineblue Snailが墜ちたときも、ゴードンと同じように赤い光が、と。]
それなら、攻撃したのはやっぱりあの黒い…アンギャルドっとことですか?
[つい立ち上がって隣のブースに問いかける。
隣の記者は、渋い表情をして首を振った。
乱戦だったのではっきりとは追えていないんだ、と。
ただ近くにアンギャルドがいたのはチラッと確認はした、と。]
赤い光ねぇ…。
[どうも、と隣に礼を言って、席に座り込む。
モニターを注視しながら、噛み潰した煙草を灰皿にぐりぐりと押し付けた。**]
シュウ。
力になれなくてすまなかった。
私は正義という物は人の数だけあると思っている。
だから、今回シュウを捕まえてどうのこうの、なんて輩の味方にはなれない。
シュウの事情も知らないで一方的に悪と決めつけるなんて、おかしいだろう?
それに――この至近距離。悪く、思わないで、ねっ!
[高速起動。最速で発動する弾幕を選択。告げる]
“無作為の中に吹き乱れよ!”――『メルセンヌツイスタ』!
[左手首の『禍珠』から、無秩序な軌道を描いて打ち出される、数多の小型弾。色彩もまた無作為。色とりどりに乱れ舞った]
[笑った、アイツ、手間暇掛けて音量まで上げてまで笑った。
自分の判断ミスを笑うのはいい、――この機体を笑う事は。許せない。]
[高位を取ったのは速度が欲しいが為。
そのまま黒烏に向けて急降下はするが、撒く『ガトラル』は牽制程度。
そのまま下に抜ければ、可能な限り速度を殺さずクヴォルフィリアの後に付け様とする。]
……残念、こんな所で落ちるわけには、行かない。
さっきの言葉と矛盾するようで何だが、シュウはここで優勝したらそれでBFから降りるのか?
結果は別として、BFに乗るのは楽しくは無かったか?
少なくとも才能はかなりある方だ。そのままでは勿体無い。
いいえ?
[離脱する直前。オープン回線で入ってきた男の声に、さも当たり前のことのように返答する。
そう、当たり前だ。もちろん、情が移っていないといえば嘘になると思う。けれど、共闘を終えた後どうするか、どうなるか、は、それとは別問題だ]
ふたりと、ではありません。その時がきたのならば、お二人とも、小官が撃墜します。
そのためにここに…この大会に来たのですから。
[自分がこの空にいる理由はずっと変わらない。この大会に、勝ちに来たのだ]
…もっとも。それがお互い納得のいく形であればいい…とは思いますが。そのための共闘、と言ってもいいかもしれません。
[告げながら。小さな機体は、空域の最上層から、黒い騎士の姿を探していた]
ほぉ、あの星を受けてもまだ残っているとはな。
それならば、これはどうだっ!
[先程マシマに打ったのと同じレーザーのような矢を三本続けて打つ。
三本のレーザーでシュウ機の逃げ道を塞いだと判断したナサニエルは四本目の矢を打つ。]
食らえっ!
――まさか。
“私”――“あたし”は、失ったものを取り戻す。
それまで、この手を止める気なんてない。
あの“Golden Bough”に届かなくても。
それでも、それを目指せという声が、聞こえ続ける限り。
―― 南東 ――
[私の翼をへし折ったのは、黒い太陽のような光弾。
ぎり、と私は無い歯をくいしばるように歯軋りした]
(……強いな)
『ここばかりにいられないのに――』
[もがいて、上手く照準が定まらない。
そうしているときに、ニーナからの援助が入って、私の肉体は自由になる]
『……ありがとう』
[その礼は、肉体の解放と敵の名を教えてくれたことに対して]
[マリアは姿勢を徐々に白くなりつつある顔色で、
もう一度砲身を定めなおす]
『堕ちて。
倶利伽羅不動 ―― sigel ――』
[力強く、一気に弾幕が360度広がって、アルトキュラスムと黒い鳥に収束しようとする]
『ぐずぐずしていると、また誰かのコアが落とされる』
[マリアはそんな風に台詞を紡ぐけれど、
私は魔導銃の反動でくるくる宙返りをしていた]
『3人が残ったら』
(――その時がもし来るならば。
その後なんてもうどうだっていい)
[差し入れ作戦の是非はともかく、リーダーも彼以外の仲間二人も、それに少女自身もお腹がすいてきているということで。
そろそろ地上に降りてご飯にしよう、ということにはなった。
通話を終えると、空に向かって伸びをしつつ一言]
誰が勝つのかなぁ……
[そもそも、それを見届けに来たはずなのだと、自分に言い聞かせるかのように――]
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