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[研究員たちは、男に提案する。
ゴードンを倒した後、本戦からは装備の変更も視野に入れておくようにと提案してくる]
他に、何を持ってきた。
確認する。
[運搬用の機体の一台は、システムチェック用のものらしい。
残りの一台が、装甲の換え。追加ブースター。
最後の一台が武装のようだ。兵装を確認していく。
電撃が突き抜ける事のみを追求し、攻撃力は微小だが広範囲に散布できるレイジングブラスト。
熱に反応して膨張する行動捕縛系のT誘導弾。
音波による相手の聴覚に対しての干渉を目的としたサウンドユニット]
いやらしいものばっかり持ってきたな。
普通の兵装は?
[男は研究員に聞いたが、首を振るだけ。
ゴードン以外にも近接用装備を持っている機体が見受けられたので、最近開発したと聞いていた念動コネクトのランスユニットがほしかったのだが]
[白兎に代わって切り出す。]
クロノについては、
この座標のニュースにアクセスすれば分かる。
[全宇宙の事柄を扱ったニュースデータバンク。膨大な量に渡る為、ニュースの種類、銀河や星系ごと等に分けられ、個別に扱われている。その一つを、グレンはシャーロットに教えた。
もっとも。どうするか最終的な判断をするのは、シャーロットだ。
黒隗がシャーロットに感じる事。
紅蓮は、自らの相棒を信じ、相棒が信じるシャーロットを信じ、言葉を紡いだ。
そして話題を変えるように、紅蓮はにっこりと笑った。]
今から飛ぶんだろ?
もっと笑って。
[大丈夫と言うかのように。]
大会スタッフ グレンは、青の娘 シャーロットが去っていく背に向けて、「私はグレンだ。」と名乗った。少女の溜息を吹き飛ばすように*歯切れよく。*
チーフを探してくる。
そして直接頼んだほうがいいな。
[今端末を通じて連絡を取っても居留守を使われるだろう。
男は登録を研究員たちに任せ、屋台通りに行く事を告げる。
だが、まだ不十分との事なので、いざこざをもう2件くらい起こしたほうがよさそうだ。
辺りを見て、自分が置いた空きスペースの辺りになにやら話している二人がいた]
そんなところに突っ立っているな。
邪魔だ。屑は端に避けておけ。
[ニーナとシャノンの横を通り過ぎようとする。
空きスペースに放置した屋台の食べ物は、いつの間にかビニール袋に入っていた。
それを踏み潰して外に出て行こうと足を早めた。
何か言われたら、「俺が捨てたものだ。どうしようが勝手だろう?」と話をそこそこに立ち去るだろう]
ヲレの中身だったら、もっと自PCvs他PCではなく、他PC同士が反目し合うように動かすかもしれないな。(出来るかどうかは別として)
そも、ユージーンがしようとしている(?)事を見なければ、そういう事も思い浮かばなかったが。
なかなか見ていて面白い事をしようとしているな。
ところで、ヲレ狼希望って思われてるんじゃないだろうか(ピ、ピ (耳が半回転、半回転で元の位置に。
シュウ占い師希望なのか!?と、ときときしちゃうぜ
―格納庫、入り口付近―
[出ようとしたところ、先ほど屋台で見かけた男、シルバーコレクターが居るのを見かけた。
なにやら警戒を持った視線を向けてくる。
これはやりやすい、そう思って話しかけた]
先ほどは挨拶もなく失礼した。
万年二位さんだったかな。今年も活躍を期待している。
こちらの事は、既に調べているようだな。
では、失礼する。
[とてもわかりやすい挑発をしていき
何をナサニエルから言われようと、屋台通りへ去っていった**]
[ジェリーフードのチューブを咥えたまま、ちらりと視線をやるGRAVEのブース。
あのメーカーの採用試験も受けた事はある。
筆記も実技も、成績では問題無かったけれど、適性試験で落とされた。
向いていないのはわかっている。
士官コースへも十分進めたのに、民間企業へ就職を決めたのもそのせいだ。
乗る事は嫌いでは無いけれど、何処か仕事だと言い訳しているところが無いとは言えない。
ケータイ端末に着信。
表示された発信元に表情を崩した。]
おう、ハヤテ。いい子にしてる?
―― 回想 格納庫 ――
[私が声をかけたなら、遊星の落とし子は足を止めた。
どこかほっとしたような相手の姿に、私とマリアは同時に同じ角度で首をかしげた。尤も、私に張り付いた修復剤が邪魔をしてそれは一瞬のことだったのだけれど]
『ううん、いいっていいって。
あんな面白そうな話って乗らなかったら勿体無いじゃない。
あれやるなら、テスト飛行サボるんじゃなかったなあ』
(真面目にやった方がいい時もあると学べてよかったじゃないか、マリア)
[私の代わりに掌ぱたぱた振ってニーナに答えたマリアは私の台詞に、片目を細めて私をみやる。つん、とマリアは直後、顔を私からそらした]
『………お礼?』
(私たちがするもののことではないのか?)
[ニーナが考え込んでいる間、マリアと漫才じみたやりとりをしていた私は、マリアに差し出されたものを見てマリアとニーナを交互に見た。
マリアはそれを受け取って、同じく私と彼女へ交互に視線を動かしている。マリアの手指は、そのフィルムを丁寧に破れやすいものの様に預かっている]
『それはこちらにとっても大歓迎。
……信用できないとか、要らないなんてないわ』
[マリアは胸元の宝石を外すと、手早くそのフィルムを端末に読み込ませていく。殴りあった相手と共闘とは、上層部にとても喜ばれそうな話だ]
『でも、ウィリーってばドラゴンの癖にずるい。
こんなにはやくナンパしちゃうなんて』
[石の煌きはニーナの情報の登録完了作業が終わったサイン。
マリアは教わったアドレスと周波数帯に、同様に自分のアドレスや周波数を送信する]
『じゃあ、私たちのも。
ウィリーへだけの回線はないの。ごめんね』
(望むなら、今から作ってもいいんだがね)
『友だちの独り占めはずるいのよ。
―― ああ、でもここで新しい友人が出来るとは思わなかった。なんだか嬉しい。そりゃ、お互いお互いの勝利が一番だけど、ライバルとしてもよろしくね』
[マリアはにっこり笑みを作ってニーナに片手を差し出した。私も、瞼と首をゆっくり動かし会釈をしてみる。この格納庫では満足に動けないのがいかんともしがたい]
―― 回想 格納庫 ――
『じゃあ、記念にお茶でも飲んでいく? ご馳走するわ』
[ニーナにはそんな風に誘いかけたが、乗ってもらえたかどうか。いずれにしろ、去っていった相手の背を並んで見送ると、マリアは私にことんと寄りかかって座り込んだ。私は鼻面をマリアにこすりつける]
『ねえ。ドラゴンは人間と友だちになれる?』
(大丈夫だろう。元は人間なのだから)
『今は?』
(さてね。生きてはいるのではないかな)
『コアが動いている限りはね』
[自問自答をしたいとき、2つに分かれていることは便利だ]
―― 回想終了 ――
―格納庫―
[ユージーンに背を向けて走り出した先は、もちろん格納庫だ。
ロジャーは息を切らせて駆け込んだ先に、星模様を見つけ手を振った。
もしかすると、まだシャーロットや、初めて見る兎人――
データはめずらしいのでよく覚えていた――
クロノもいたかもしれない、が。]
グレンさーーーん!
間に合ったーーー??
ゴ、ゴードン、と「Red WOLF」………
まだ、いるーーー?
[大きな声は、格納庫に反響して、
ワンワン鳴った。
そのあたりにいる者の耳には届いただろう。]
―― 回想・屋台村>>442 ――
[ロジャーが、一つだけ間違っているのは今もBF乗りではあるということ。そして日に焼けていたのは、地球の厳しく美しい自然の中を歩き回っていた所為もあるのだろう。
高い文明を誇り、比類する素晴らしい自然環境を持つ。青い、星。
地球の自然環境について補助管理を行う機械存在G.Mother。けれども、細かい手間暇は、蒼穹から見下ろせば小さくてちっぽけに見える存在達が手をかけてやらなければならない。それが生物であろうと生物以外であろうと。手を取り合って生きるこの星が、紅蓮は好きだ。
少年の決意>>444に嬉しくなる。青空と同じ瞳に紫の瞳が頷く。
丁度、「界渡りのウィルアトゥワ」――天の川銀河の星系を一つ買い取った「MiddanEden」によるもの――が、上空を横切る。
年は幼くても体が憶えた知識>>445。その声を聞きながら、空を仰ぎ見た。眩しそうに目を細め――]
―― 回想終了・格納庫 ――
[――そのウィルアトゥワが、今格納庫に居る。]
―― 格納庫 ――
[黒い大きな円形の耳をした人型鼠の一団が、パレード音楽を演奏しながら格納庫に兵装を届けに来たのは先ほどのこと]
『……わお』
[マリアは私の前に胡坐をかいて、ビーム居合い剣をチェックしていた]
[グレンが連れて行ってくれた、Red WOLFの格納スペース。
ロジャーは興奮を押さえきれず、震える手をぎゅっと握った。
目の前にいる「王者」を目を輝かせてじっと見つめた。
本物だ。]
………
…あの!………おれ
[声が少しだけ掠れ、途切れる。
普段のように話せず、困ったようにロジャーは頭を掻いた。]
―回想 格納庫・入り口―
[兎人はクロノであるか、その問い>>441に対する返答は2人のいずれからも無い。しかし、その事からクロノの事なのだと...は把握した]
は、はぃ…
無事に何事もなくなるので、あれば…それは良い事だと、思います。
でも…
(魂……不思議な事を言うウサギさん…)
[目の前の黒隗は人の心や感情に敏感なのだろうか。今しばらくの動作を見つめてそう捉え、また気持ちを大事に>>459と真っ直ぐに自分を見つめられた時には頬を朱に染めてうろたえた]
ぁ……は、はい…
[言葉が続かない、続けられない。
今、黒隗は自分の何かを見つめてくれた。その事に対する気持ちを表したいのに、出来ない自分を歯痒く思う]
―回想 格納庫・入り口―
[言葉に詰まっているその間に、今度は下の男性が口を開いた。彼が教えてくれたのはクロノに関わりのあるニュースがあるらしいデータバンク>>461
...は教わった座標を端末に記録する]
ニュース、データバンク…。
[それ以上は2人には問わなかった。全ては其処にある、クロノに関する出来事を確認してからでないと、手伝いも何もないと思ったからだ]
わかりました、一度…見てみます。
クロノさんの…困った事が、少しでも早く解決するようお手伝い出来る事を探してみます。
[じわじわと荷物を持つ腕が痺れ出す]
―― 格納庫 ――
「ナノマシン。」
[ウィルアトゥワ。その巨体。
ファンタジー世界から抜け出した西洋の竜(ドラゴン)。
燃えるような真紅の鬣は、マリアを映えさせるようにも思われる。
水晶緑の鱗で覆われた体とその長い尻尾。リボンをつけたら可愛く見えるかもしれない――ドラゴン本人はどう思うか分からないが――。]
「それに、とても賑やか。」
[耳だけを動かす白兎を肩に、離れた所からウィルアトゥワとマリアを眺めている。計算されて造られた美しさ。取り囲むパレード隊で、そのブースは一層楽しげだった。
記者、中継を行う取材クルー達が、アーネストも居る格納庫の上部通路>>337>>340や、ブース近くからその様子を撮影していた。]
―回想 格納庫・入り口―
[そろそろスタッフ達へ食べ物を届けなければ、待たせているし腕も持たないと、その場を離れる事を告げると男性から励ますように声を掛けられた>>461]
あっ…あ…
は、はいっ!あの空へ、行って来ます!!
[朱に染まった頬は更に紅へ。勢い良く顔を上げて、一礼してその場を後にした。
大きな溜息を付き、何度も振り返る間に彼が「グレン」と名乗ったのにはたと大会スタッフの名である事を思い出す]
…なんだろう、とても大きな、人ね。
[トボトボと歩を進めながらも、顔を真っ直ぐ上げている自分には気付いていなかった]
―回想終了―
―― 格納庫 ⇒ ??? ――
[次々と運ばれてくる兵装に、マリアはマリアの体を一つずつ丁寧にリンクさせていく。マリアのプログラムを乗せたナノマシンとの同期調整]
『……ウィリー、修復、終わった?』
(ああ、終わったよ、マリア)
『怖い? 落ちたらきっと、痛いわよ』
(負傷値が一定を越えたら痛覚を切ることを許可されている)
『私は怖いわよ』
(マリア=カリラは恐怖を感じない。
それに、今までだって似たようなことはしてきただろう。
今回は、事前のシナリオがないだけだ)
『そうだった』
[マリアはくすりと笑うと、肩を竦めた。
同期調整された装備の数々をマリアの体から引き抜いたマリアは、丁寧にそれらを私の前にならべて格納庫の出口へと向かって歩いていく]
―Red WOLF格納スペース―
[言葉に詰まっていたら、ふいにわしわしと頭を撫でられた。
大きな手だ。
目深に被った帽子の下にある
ゴードンの目とロジャーの空色がぶつかる。]
……っおれ、ロジャー・ブルーです!
王者ゴードン、を
ずっと、ずっと、見てたんだ。
あの、
…触ってもいい?
[歴戦を潜り抜けた王者にふさわしく
Red WOLFは堂々たる煌めきを放つ。
高鳴る胸を押さえて、ロジャーは手を伸ばした。]
…………すげぇ。
[ロジャーは暫くただ、触れる機体を感じ、
耳をすますように頬を近づけた。
どれくらいそうしていたかわからない。
最後に機体に向かい呟き、そっと離れる。]
……うん、早く一緒に飛びてーな。
[それから、漸くゴードンに、向き直り、背筋を伸ばした。
これから戦う相手として、対等であるために。
もう震えていない腕をぐっと伸ばし*握手を交わす*]
―現在 格納庫―
[自BFのスペースに戻り、屋台で購入した焼きそばをスタッフに配って回る。自分はなんだか先程の出来事>>476があったばかりでものを食べられる状態ではなく、カバンに入れてあったビスケットを小さくかじっていた]
お父さん、まだ後少し時間…あるわよね。
一応調整も終わっているし、少しだけ歩いて来ても良いかしら。
すぐに、戻ります。
[ビスケットを食べ終え、父とスタッフに少し出歩く事を告げて急ぎ足で自BFスペースを出た。
行き先に宛ては無いが、どうしても気になった事を見ておきたかった。]
ニュースデータベースに、一体何があると…。
[何処か人の居ない、空いている場所はないかと格納庫内を探し歩く]
―― 観客席 外れ ――
[マリアは本戦用の衣装に着替え、人ごみの中を歩く。
皮膚組織に隠された接続口の部分を露出しているため、
妙に露出が高い]
『……戦闘機、いいな』
[戦闘服でも変わらずマリアの胸の中央にある宝石型端末から、他の参加者のホロ映像なんかを取り出して、呟いた]
『バイオノイドじゃなくて、サイボーグってのも格好よかったかも』
[本戦会場が良く見える地上の一角に、立つ。
風がぴゅうと吹いて、マリアの髪を揺らした]
―屋台通り―
[担当研究員長を探すのは簡単だ。
店じまいしている屋台の辺りを探して向かっていけばいい。
暫く歩いていくと、店じまいしている店舗が軒並み現れた。
そしてその先を歩いていくと、とある屋台のわたあめを、作っては食べる、作っては食べるという事を繰り返している。
屋台のおじさんはそろそろ材料が切れそうであたふたしている]
チーフ、探しましたよ。
参加選手の機体に合わせた兵装を取り寄せたいのですが
[しかし、担当研究員長は聞いていなかった。
そして暫くして、わたあめの材料を全て食べ終わると、こちらに気付いた。
「なーんだ、黒ピチじゃなーい、あんたのチェックしたお店はなかなかだったわよ」と気楽に声をかけてきた。
このマッドサイエンティストは胃をいじっていて、自称食べるという感触をいつまでも味わい続けられるらしい]
チーフ、許可を頂きたい。
[男はなおも続ける。担当研究員長は、仕方なく頷き、進路を格納庫に取った。
が、「しーゆーあげいーん、あたしの屋台ちゃーん」と振り返って叫んでいた]
[男は歩きながら、担当研究員長に説明をしようとしたが、それを止められた。
「全部見ているわよ、どーせなら近接に近接ぶつけなくても、炎の竜巻を生み出して相手を足止めさせるやつはどーよ」と、提案してくる。]
それは、あまり趣味じゃありません。
[担当研究員長は言う。
「何よー、かっこいいじゃない。ヒーローだってちゃんと敵にトドメをさせるように足止めさせているじゃない。エネルギーキューブの中に閉じ込めるやつのほうがいいっていうのー?」
男は、根本的なところから違うとあっさりとあきらめた。
今はここで踏ん張るところではない]
チーフの好きにしてください。
意見を求めた俺が馬鹿でした。
[「そーねー、あたしって天才!あたしに任せておけばいいのよー」
高笑いしながら、歩く担当研究員長にしぶしぶと従って、格納庫に入っていく]
―格納庫―
[自BFスペースからあまり離れるのも良くない、と適当に隅の方へと身を寄せて端末から先程教わったデータベースへのアクセスを試みた]
それにしてもニュースだなんて…何か事件を起こしてしまったのかしら?
でも、そうだとしたら大会になんて出られるはずは…ないわ。それじゃあ、一体…あ、これね…?
[座標も教わっていたので、該当する事柄へと辿り着くにはそう時間は掛からなかった。
するすると読み進める内に、...の目は悲しげに細められ、唇は引き結ばれる]
……。
[黒隗とグレンが言っていた事の意味をようやく知った。
しかし、大きなものを失ったクロノに自分はどうすれば良いのか?何が出来る?今度はその悩みに当たり俯いた。
一番肝心な、黒隗から言われ顔を朱に染めたあの言葉は…仕舞いこんだままに。]
ああ、紅蓮と名乗っておけば恋愛フラグが立ったかm(立ちません
私はさくっと頑張って、開始前のリンクを作っておくか…。
/*
シャーリーが一般人過ぎて俯く中の人です。
開始まで後1時間半、それまでに空の世界で戦う事について話させておこうかすぃら。
お話が出来なかった方が多いのが心残り…ちょっと受身過ぎました、反省です。
―回想―
そう言っていただけると助かるでありますが…。
[女性(マリアというらしい)と、ドラゴン・ウィルアトゥワ(ウィリーと呼ばれているらしい)は、口々に先ほどの空での顛末について『気にしなくていい』といったようなことを告げる。
それでもなんだかいたたまれないような気持ちは残っていたが、お礼の段になって、意外そうに、こちらにとっても意外なことを言われて、なんだか腑に落ちた。
それはつまり目的意識の違いなんだろう。だからきっと、お互い戦うことになったとしても、“敵”にはならずに済むんじゃないか、と、そう思えた。だから]
…なんぱ? ともだち…
[よく分からない言葉や、言葉として知ってはいても、実感できなかった単語に少し戸惑いながらも、差し出されたマリアの手を、素直に気負いなく握り返すことができた。
同時にウィリーの会釈にも会釈を返し、フヅキの端末がアドレスの受信を伝えてくれた]
『じゃあ、記念にお茶でも飲んでいく? ご馳走するわ』
[マリアは、そんなことまで言ってくれたのだけど]
い、いえ、そこまでしていただくわけには!
…さきほど言っていただいたように、今は、お互いの勝利が一番ですので…
…本戦で勝つことを躊躇いたくはないので、今は。お断りさせていただきたく思います…。
[と。残念に思いながら。残念に思っている自分に少し驚きながら、申し出は、断った。断ったけれど]
ですから!
[なぜだか分からず、焦ったように言葉を続けた]
ですから、お茶は、本戦が終わってからにいたしましょう!
ええと、そう…
[友人。その言葉を知ったのは絵物語の中だったけれど。その記憶を大急ぎで掘り起こし、検索する。こういうとき、友人ならば…]
…勝ったほうのおごりで!
[…こういう風に言うものだったんじゃなかろうか、と。
言葉にしてから、ひどく狼狽した。
友人という言葉に、いまだ実感を持てていなかったために、どこか失敗したんじゃないだろうかと。きっと気を悪くしたんじゃないだろうかと、恐る恐る二人を、見て。言葉を、待って。それから]
ええと…
…共闘のまず手始めにご忠告を。
本戦が開始されたら、小官の初撃にご注意ください。
満天の星空は、誰の頭上にも星の光を降らせますので。
[言い切れない礼の代わりに、そんなようなことを告げて、二人のスペースから、離れることにした]
―回想・了―
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