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――格納庫――
[漂流していた少女を助けてくれた老メカニックの兄弟は、自らの名をウェイン、と名乗った。経緯は分からないが、届いてきた救難信号を拾って発見したのだ、とも。それ以上のことは殆ど何も知らされなかった。大半の機能を停止していたAIから拾い上げたというパーソナルネーム――『シュウ』を除いては]
……でも、本当に、そうなのかな。
……いくら何でも、変だよ。あたしみたいな子がたった一人で、あいつに乗って漂流してたって。
[格納庫の奥を見やった。自分の機体、『アンギャルド』がそこには今もうずくまっている筈だ]
……それでも。きっと、あのトロフィーを手にすれば――
[黒隗は、器用に(少し落としそうになりつつ)小銭を受け取ると、何処かに仕舞い込んだ。貨幣はかさ張るが、そのやりとりも紅蓮と黒隗は楽しんでいるようだ。
焼きそば料理の入ったかごが資材の上に乗ると、]
先に名乗られてしまったな。
私は大会スタッフのグレン。
知人の手伝いで来た、臨時手伝いのスタッフさ。
[にこっと日に焼けた顔で、ダイアナに再び*笑いかけた。*]
―格納庫―
〜〜♪
[上機嫌で格納庫内に戻る、この慌しさの中ともすれば間違って入ってきた観戦客に間違われそうな雰囲気だが、ピンバッチは襟元にあるし多分大丈夫だろう。
食べ終わった焼き物の串や箸は、脇にある清掃ロボットに投げ込む。それはこぴこちかちかとコミカルな動きを見せて、少し頬が緩む。]
そろそろおっちゃんも終わる頃合いかなー。
[自信の携帯端末(腕輪型)を操作して時間の確認、そろそろ最終テストだろうかと、自身の機体が置いてあるほうに意気揚々と歩みを進めれば、何か踏んだ。転びそうにもなった]
…………なにこれ。
[いい感じにどばっとパーツが転がっている>>357。
踏んだのはプラグ、あっちに変換機、こっちに駆動タービンと、落ちているパーツで選り取り見取りである。
近くにBFも無いような空きスペース、誰か心無いメカニックが捨てたかとも思ったが思いっきり新品だった。]
うわ、勿体無。
[取り合えず誰かが踏むと悪いとも思って、一箇所に固めて置こうと拾い出す。その内に持ち主が拾いに来るかは判らない。]
……。
[空きスペースに向かう道すがら、ふと足を止める。視線の先は、黒い騎士。やっぱりどうしてか気になって、気がつけば目で追っていた]
ううん…?
なんなのでありましょう?
[なぜだかこう、どこか深いところがざわりとする感触。恐怖だろうか、高揚感だろうか。どこか遠い昔に対峙したことがあるような―――自分であって、自分ではないような、妙な記憶]
…いえ。今はそのことは置きましょう。
目下最優先すべきは大会での優勝、そして優勝賞金の獲得であります!
[と、目標を口にすることで気を取り直し、ついでにむんっと気合を入れた。
どんなに気にしたところで、互いに大会に参加する以上いずれはぶつかるかもしれない相手でもあることだし]
…ついでに敵情視察も行っておくであります。
フヅキ、適宜機体情報の照会を頼めるでありますか?
[そんなことを告げて、先ほど転んだ空きスペースまでの道のりを、寄り道に寄り道を重ねてゆっくり歩く。
フヅキによる戦力分析の結果がより危険度の高いものほど念入りに。
…もっとも、そういうところは整備スタッフも厳しくて、すぐに追い返されたりもしたけれど。
途中、空で見かけたドラゴンの姿を見つければ、改めて礼を言いに行きたいところだったが…
…会社やファンの壁は、果たして越えることができたかどうか**]
―格納庫―
[そっと端末の電源を入れ直し、様々な情報を確認しながら元の場所へと歩く。
周囲は人も増え、何処も慌しく整備する様子が伺える]
あっ…さっきのウサギさん、参加者だわ…。
きちんと、ご挨拶…出来なかった…。
[思い返せば、マリアにもまともな挨拶は出来ていないと深い溜息を付いた]
…また、逢えると良いのだけれど…。
[呟いて、ほんの少し目を閉じて人々の声や整備の音を聞く。その賑やかさに、「いよいよ、もう少しなんだ」という実感が湧いてくる]
[システムを起動。各部とのリンクを確認。
ベースとなった機体はあくまでも普及機。
出力インターフェースは神経直結ではなくヘッドセットの光学ディスプレイと音声ガイドでのナビゲーション。
ナビAIもカスタマイズされていないデフォルトの無個性なものだ。
誰でも乗れる、ワンランク上の上質なBF。
今大会でPRしたいのはその点だからこそ、エキスパート向けの特殊調整は行っていない。
入力インターフェースも、操縦桿とペダル。補助的に音声入力を使うだけ。
一つ一つの可動箇所と、動作指示における連動。それをじっくり確かめていく。]
マシマ見ていると何だか落ち着くなあ……。
これを見てると、RedWOLFは攻め気質の企業だな。
大人に見えて馬鹿度(褒め言葉だよ)
ゴードン、グレン、ユージーン、クロノ>ナサニエル、マシマ
ロジャーも将来の馬鹿候補だな。ナサニエルは隠れ馬鹿かもしれない。男は皆馬鹿か…。(にっ
ヤンチャ
ニーナ シャノン シャーロット・シュウ
シャーロットも結構ヤンチャ度ありそうな気がする。
マリアはまだ分からないな… 絡みたかったけれどなかなか絡めない。
ついグレンも入れてしまった。かといって、ダグラスやアーネストやイターを入れたっても、大体左側になる愛すべき馬鹿集団にしか見えませんし変わりませんよ…!?w
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
― 格納庫 ―
こんなものまで用意してくれるとは、役得役得。
[競技用格納庫に隣接した特設ハンガー。
一般向けの多くのBFとは違い、オメガの機体は垂直離着陸ができない。
そこで、滑走路が確保できる競技用格納庫の一角が割り当てられたのである。]
よっこらせっと。
こっからだと向こうの機体までよく見えるな。
[翼の上に登り、屋台で買った雑多な食べ物を広げる。
翼面積の広いデルタ翼はこういうときに便利だ、などとパイロットにあるまじきことを考えたりしながら、格納庫を見渡した。]
[選手や整備士達はめいめい機体の調整をしているようだ。]
精が出るねえ。
各機最高の戦いをしてくれや。
[急いで戻りたい気持ちはあるが、ホログラフでしか見られていなかった各機体を遠目からでも見ておきたい。
そう思い自機の元へと急ぐ足の方向を変えて作業の邪魔にならないよう、そもそも近付けない所へは無理に行かないようにしながら眺めていた]
みんな、色んなものを抱えて、空へ行く。
私達も、お父さんの居る会社の名前を背負って行くのよね。
…そんなの、考えないでスネイルネンと一緒にゴードンさんに挑みたい、けれど。
[一通り見られる所はなんとか見学して、既に調整に入っていて近付く事も出来なかった所は回避して。
端末に映るそれぞれの機体と操縦者の情報を改めて見つめ、最後に自分のBFの情報を呼び出して、微笑んだ。
時間を確認すると、そろそろ自分の所属する社のスタッフ達も整備に訪れている頃だろう、と急ぎ足で戻って行き整備の手伝いを行った**]
[様々なフォルムのBFに目移りしてしまいそうな光景だったが、老人の目を引いたのは自分と同じ航空機型のもの。]
コレクターの奴、相変わらず渋い機体を調達してきやがる。
[かつてオメガも撃墜されたことがある機体――もっとも、彼を撃墜したことのない機体など、当時存在しなかっただろうが――を懐かしそうに眺める。
機体の趣味、そう若くないであろう経歴、様々な点で自らと通じるところがあると思えたシルバーコレクターを、オメガは注目してきた。]
ま、一番買ってるのは堕ちても諦めずに向かっていく根性なんだがね。
それにしても毎度毎度、どこから機体を調達してきてやがるんだか。
[それすらお互い様だったりする。]
―― 格納庫 ――
[整備班を待つ間、マリアは格納庫の前で購入した土産をちらかしたままのんびりしていた。目を閉じて出走直前を楽しむ私の傍ら、マリアは周囲にライバルBFのホロを展開させている]
『………あ』
[マリアの瞳が向こうからやってくる人影を認めた。
マリアが小さく声を出して、私に注意を促す。
マリアの周囲のホロが、その人影の情報を大きく写す]
(おや。先ほどは、素敵な星々をどうも)
[遊星の落とし子 ニーナ。
私は人影の名前を口の中で転がして、ゆっくり首をもたげて挨拶をした]
―― 格納庫(視線は大会会場上空、戦闘空域へ) ――
[大会会場の空に浮かぶのは、ピット施設。
浮遊にはコアが使われており、非常時の別エネルギーによる浮遊機関も取り付けられている。
それよりも遥か外側。
戦闘空域(バトルフィールド)の外側には、
空に浮遊する観戦スペース――今も地上から、一人〜複数人を乗せて小型の席型BFが飛び立つ。席の両脇には、ポップな飾り翼が付き、指定された観戦スペースの席場所に辿りつくと閉じる。女性や子供に人気だ――。
地上や上空の観客達に危険がないよう、バトルフィールドとフィールド外の間には特殊フィールドバリアが張り巡らされている。
ピットは、バトルフィールド内にあるが、
空の観戦スペースとバトルフィールドの間にある、特殊フィールドバリアと似たようなバリアで包まれており、被弾は防がれるようになっている。]
―― 観客用BF格納庫 ――
[空での戦いが開始間近な為、観客用BF格納庫の人影は随分まばらだ。スタッフ控え室に、ダイアナから買った「焼きそばを使った料理」のかごを置くと、調子が悪くなったBFを修理しているスペースへと資材を持っていく。]
通信で言われた資材だ。
食事の間、代わろう。
[調子が悪いBFと格闘中のスタッフと交代。黒隗がメロンを一切れ差し出すと、汗を拭いながらを受け取り、控え室に去っていく。
紅蓮は、グローブを装着した上に、グローブの甲から腕を覆う機器を取り付け、修理の続きをし始めた。]
―― 観客用BF格納庫 ――
[やがてどれくらいの時間が経ったのか。]
ん。予定分はこれで最後だ。
[繋ぎ目のないBF後部は、パワーグローブを操作すると繋ぎ目が現れ、内部を曝け出した。バトル用のBFと比べれば、シンプルな構造。
中心部に備え付けられた赤いコアは、まるで息をするかのように、コア表面に光のパターンが等間隔のタイミングで浮かび上がる。周囲へエネルギーを供給するラインは、青白い光で満たされていた。
紅蓮は、必要なパーツを交換し出力パラメータ等のデータを確認する。一連の作業は構造が頭に入っているのか、手早い。開いた時と同じく、BF後部は音もなく閉じ、]
修理完了。
あとは在庫補充で終わりだ。
[在庫保管室へ向かい、幾つかの棚から資材をパワーグローブの重力制御機能で降ろした後、先程のスペースへ向かい補充を完了させた。]
[単なるグローブをパワーグローブ化させた機器を取り外した後、スタッフ控え室を覗いた。
先程のスタッフは焼きそば料理を口に入れたまま眠りこけている。かごの中身は他のスタッフも食べたのか綺麗になくなっていた。
紅蓮は口元を緩め肩をすくめると、格納庫の他スタッフに修理完了を伝達し、左腕の腕章に触れた。ホログラムの矩形ディスプレイが、紅蓮の手元に展開される。]
こちらグレン。
予備の観戦用BFの修理は完了した。
これより見回りに戻る。
[大会本部への連絡も完了。その直後、黒隗から声がかかる。]
「紅蓮。
大会出場者の格納庫に、もう一度行こう。」
―――、分かった。
[紅蓮も思う所があるのか、再度大会出場者達のBF格納庫へと、白兎を肩に乗せて*歩き出した。*]
―格納庫―
(おや。先ほどは、素敵な星々をどうも)
[叱り付けられるのではないかとびくつきながら(というのも、ここに到達するまでの間にも既にいくつかのチームからそのような扱いを受けていたので)近づいていったところ。通信回線で聞いた、低く響くような音声でそんなような言葉をかけられた。
どうやら少なくとも目線の先で小山のようにうずくまった“生物”…あるいは“機体”…は、邪険に扱ったりはしないでいてくれるらしい。
そのことに、まずはほっと胸をなでおろして足を止める]
いえ、こちらこそ、先ほどは急な申し出にお付き合いいただきましてありがとうございました!
[ぴしりと敬礼をして、改めて感謝の言葉を伝える。…とはいえ、見ればドラゴンは被弾したらしき箇所をゼリー状の何かで覆い、修復しているらしい。
空にいたとき遠目でははっきりしなかったけれど、やはりというか、目の前の“機体”はナノマシンを使った生態的なものであろう、などと、内心で分析しつつも。
…言葉だけの感謝では、少々不公平だろうかと少し考える。
あちらは手の内を明かしてくれたというのに、コチラはほとんど明かしていないも同然だし…かといって、自ら勝ちから遠ざかるような行為ができるほど、余裕のある身の上でもない。さて、どうしたものかと思案に暮れていると。
ふと、先刻検索していた言葉が頭をよぎった。曰く、『一緒に物事をする間柄、また、その人』]
…お礼と言うにはいささか不釣合いかもしれませんが、どうかこちらを!
ええと…
[手にしたフヅキの端末から、穴や凹凸の目立つ半透明のフィルムを出力させる。数百年前から普及している、様々な入力機器に対応した万能の名刺みたいなものだ。書かれているのは、フヅキとリトルアースに直接通信可能な固有アドレスと、その周波数帯。
それを、ドラゴンのすぐそばでこちらを見ていた女性へ(まさかその人が宇宙規模で有名な人物とは露とも知らずに)差し出した]
本戦の間、互いの利害が一致する範囲において救助協力要請に応じることをここに誓うであります。
無論、信用できない、ないし不要と判断された場合はお忘れくださって結構ですので!
[…と。思いついたことをそのまま言ってみたのは、覚えたての言葉を使いたがる子どものような心理のせいだったかもしれない。
でも、フヅキも否定的な反応を示していないことだし、おおむね間違った行動でもないはず、と予想して、相手の反応を待った]
/*
ううーん…
縁故偏りすぎちゃったかも。
ってゆか長文多すぎかも。
この辺は反省点だなー。
とはいえ、本戦が始まれば、少なくとも長文の法はもう少し改善されるっ!はずっ!
…と、信じたいでありますな
黒詰 ユージーンは、智狼 に希望を変更しました。
黒詰 ユージーンは、霊能者 に希望を変更しました。
/*
ようやっと落ち着きましたが、はてどうしよう。
というか格納庫から出てませんねこの子…座敷わらしか。
ちょっと、この大会に出場するにあたっての目的などなどが定まっていないので今固めている所です。
ちょいまとめ。
・シャーリーは社員?→社員の娘で会社とは特に関係はなし。
・なんでシャーリーが乗ることになったのさ?
・他にパイロットは居なかったの?→居たという事に。
何故シャーリーがこんなにでんでんむしにこだわってるのか、という部分と空に挑む理由が明確になってないー…。
やたらと友達扱いにしているから、廃棄寸前だったとかその辺から攻めるかしら。
マシマさんと逆の意識を持ってる感じ、かな。
何故空へ?でんでんむし>自分、の意識なのででんでんがBFとして生まれて来た以上、ゴードンに挑戦してみたいという意思はあるものと考えてみるる。会社そっちのけ。
垂れ流しだけど一旦これをそっと置き。
―― 格納庫・入り口近辺 ――
[青い―― 空 。
確かに、クロノはラント軍の中で過激派であり、他文明へ強引な手をとる事を推奨しようとする者の一派だ。
いや、一派「だった」。
だが、宇宙の端で行われる、華やかで苛烈で刺激的な大会。
――BigFire.――小型化した球体の、万能的なエネルギーとその制御システム。それを使った、機体。
ラントよりチキュウの事が取り上げられるのを聞き苛立ちを感じる事とは別に、「大会」に、「大会」の事を間接的に体感する度に、言い知れぬ興奮や期待を感じていた。
そう、元々は、何時か大会には出たかった。ラント製BigFireを作っていたのも、その為だ。それが――…]
―――!?
[クロノは、視界の隅に、誰かの肩に乗った見知らぬ同胞を見かけた気がして、ハッとした。]
―格納庫―
[整備や調整の為、TweeHeart Companyのスタッフらがマリンブルー・スネイルの点検を行っている。
...は大した作業こそ出来ないものの、少しでも手伝いをと忙しなく彼らの間を駆け回った]
「シャーリー、少し動作の確認をしよう」
[呼び掛ける声に慌てて駆け寄る、其処にはスタッフと同じ作業服を着た、...と同じ青い髪の壮年が眼鏡をずらしてBFの頭部を指していた。乗れ、と言っている]
お父さん。
私…
[壮年は答える素振りを見せず、首を横に振るだけ]
……。
スネイルネン、少しだけ確認しましょう。
[言葉を遮られ、少しばかり頬を膨れさせたが言われるままにBFへと乗り込んだ]
―― 格納庫・入り口近辺 ――
(チッ、兎人ではない。
あれは、ヲレが酒店でガキと争った時に割って入ったスタッフの一人と、その連れだ。)
[あれで、ニーナのBFリトルアースとクロノとの戦いは避けられたのだが、当のクロノは腹立ちが収まらない。]
おい、貴様。
先程はよくもヲレの邪魔をしてくれたな。
[近づくのを待って、そう切り出す。]
フン
「大会」前だ。
見逃してやる。行け。
[クロノは、まだ暫く青空鑑賞をするつもりのようだ。]
「ヘッドセットを身に付け、操縦席へと身を沈める。
開いたままだった頭部を手元のパネルで閉じれば視界は黒で覆われた」
「良いか、こいつは動きこそは鈍いが守りには長けている」
知っているわ。こうして身を守る事も出来る。
[素早く両の指先でパネルに何かを描く。黒の視界に横一線の光が走り、格納庫の光景が映し出された。
更に指を動かせば、たちまちの内に伸びていたBFの頭部が短くなる]
「そうだ。そしてその反応速度はお前の手の動きによって変わる、だから」
解っているわ。遅れるな、でしょう?
…大丈夫。
[再び指を走らせて縮めていた頭部を伸ばし、その他テストを行っていく]
――格納庫・入り口布巾――
[刺々とした声が耳に入る。
少女はその方角へ視線を向けた。だがそこに見えたのは困惑した様子に見える青年と、その肩に乗った――]
うさぎ?
[呟いて、下方へ眼差しを移す。そこに居たのもやはり同様に]
……に、くろうさぎ。
―― 格納庫・入り口近辺 ――
[グレンは、クロノに話しかけるつもりだったが、
先に切り出されたので、話し終えるを待ってから言葉をかけた。]
やあ、こんにちは。
[傍らに立ち、挨拶はしっかりと。]
私は大会スタッフのグレン。そして、コッカイ。
[と相棒共々自己紹介。]
きみは、ラントだな。
何故きみ達は、きみ達の星がある銀河からこんな遠くまで来ているんだ。
[黒隗は、紅蓮の首筋に手をあて、クロノをじっと見ている。]
[一通りのテストを終え、BFから降りた...の表情は途端に不安そうなものに変わる]
「後は、その人見知りさえどうにかなれば良いんだがなあ。こいつと一緒の時だけは何も心配ないが…」
[苦笑しながらBFを見上げる父に、...は何も言い返す事が出来なかった]
だ、だって…BFは触れただけ、関わっただけ必ず応えてくれるもの…。
[人と関わるのが怖い、と言いたいのだがそれ以上の言葉が続かず、俯いた。他のスタッフも苦笑してそれぞれの作業を続けている。どうやらいつもの光景らしい]
―― 格納庫・入り口近辺 ――
チキュウ人の名前など、どうでもいい。
[クロノは、目の前のスタッフを自然睨みつける視線。]
チッ
[キッと再度睨み直す。]
ワレワレラントが有能である事の証明!
そしてその技術力を見せつけ、チキュウを乗っ取る為だ!!!
おい貴様も、ヲレの宣戦布告を聞いてなかった口か!?
−格納庫−
[ロボット達の作業を見ている傍らで、再び参加者のデータを見る。
あの黒いのがどこの誰かが気になっていたためである。]
影が薄いから覚えてなかったんだろうか……。
[ロボット達の作業を目で追ったり、不審な人物がいないかどうかをチェックしながら参加者データに目をやる]
あの黒いの、また誰かとやりあっていたみたいだからな。
[ニーナと出会う少し前か少し後か、片割れでちらりと耳にした言葉。黒いのの、「BFに食べさせてやった」という言葉と、先ほどの売り子らしい女性の表情。
そこから、誰か、おそらくあの黒いのが他の人のBFに何かをしたのだろうと推測がつき、警戒を強めることにしたのだ]
今までのBFの大会でそういう話を見聞きしなかったのは、幸運だったって事か……。
それも物騒な世の中だ。
[このナサニエル・ウエウサ自身欲しい物は必ず手に入れる、という主義ではあったが一方で後ろ暗い事をするくらいならばそれ以上の力を持てばよい、という考えの持ち主でいたため、他者への嫌がらせという発想は無い]
おっと、見つかったか。
[そこに出てきたデータは、彼が「GRAVE」の物である事が記されていた」
……なるほど。やっぱり、か。
[GRAVEが何よりも結果を重視する団体である事は知っていた。その団体に所属する者であるのならば、あのような行動を取ってもおかしくは無いだろう、とナサニエルは思った]
……GRAVE、か。
[その他にも何かを考えたような顔つきになる。
ロボット達に整備と、そして不審者は追い払う事を命令させて、再び歩みを進める]
―― 格納庫・入り口近辺 ――
「嘘。」
[ぽつりと、リアル兎顔な黒隗が告げた。]
「ラントの母星は、数週間前に滅んでる。
宇宙連邦の調査隊が降りて、調査しにいってるよ。
なのに、キミ達はどうしてこんな所にいるの?」
[黒隗の言葉に悪意はない。純粋に尋ねているようだ。]
「キミ達からは、絶望と不安と恐怖の匂いがする。
それを必死に乗り越えようとする匂い、誰かを攻撃する事で紛らわせようとする匂い。沢山の匂い。」
[黒隗は、クロノから目を離そうとしない。]
「ボク達、キミ達に何か出来る?」
[周囲は、大会前の緊迫感と陽気さ。ざわついた祭の陽気さも伝わってきている。]
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