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─車内─
……魔王が、一般人を救った?
[車を運転する情報屋から、話を聞いて、後部座席で脚を組み]
魔王として、あと少し何かが足りていないのよね。ガレ君は。
……いえ、今はその名前すらないのだったかしら。
馬鹿馬鹿しいわ。
目的を達するのに、手段を選ぶ余裕があるのかしら。
非情になりきれないのなら、さっさと倒されてしまえばいいのだわ。
[揺れというものが一切ない、車内で、ふうと吐息をもらし]
[その美しさに、空気の成分が、0.1%ほど変質した]
コリィがいれば、ネ。
[つぶやいた]
[確認するかの様に説明した内容を繰り返されれば、その度に頷いて]
いえ、お話出来て、楽しかったですよ。
[実は、結構なヒミツもベラベラ喋っていたりもするのだが
…まぁ大丈夫だろう、なんてタカを括っていたとか、どうとか
現実的と言われれば、妙な顔で首をかしげたろうか]
ヒーローらしくない、とは良くいわれますけどね。
[苦笑]
[宿探しに、その場を後にするJJを見送る様に、手を振った]
/*
全然灰使う余裕がねえたあどういうことだ
基本的に私は魔王倒せ倒せ言ってるけど倒す気まったくなかったりするよ!
「ここは○○の村です係」と一緒で「魔王倒せ係」なんだよ!
すっごいデュエルしたいけどコアがなかなか合わないので(本格的に動ける時間はいつも祭の後)ザコとか倒してウサ晴らしたいんだけど、なかなかザコと戦わせてもらえないな!w
「ここは俺にまかせて先へ行け!」もコアの関係でry
昨日とか東急でカキフライとかりんとう持ってうろうろしながら「いけない!世界が!」って言ってたとか、風呂場で「あなたは……勇者様!」って言ってたとか
とても真顔では話せねぇよwwwwwwww
[カルロと別れて歩きながら、先刻の会話を思い返す]
魔法の武器……あの魔力をどうにかできれば、
あやつの戦力は削げる、ということじゃろうが。
にしても、強すぎるのじゃな。魔王も、勇者も。
今はバランスが取れてるからよいとしても……。
[風に棚引く包帯を外して、既に事態収拾が行われている駅周辺を眺める]
『圧倒的な力同士の、危うい天秤。
……その均衡が崩れたら、どうなると思います?』
誰じゃ?
[かけられた声に*振り向いた*]
―― 駅周辺 ――
[城が光の中に消え去り、ヒーローたちもあらかた塒に戻ったその後。]
町を壊滅させる力、そして瞬時に癒す力。
目の前で日々繰り返されるそれが、一般人からやる気を奪っているのかもしれませんね。
[神父は瓦礫を拾い上げ、人々(落胆中のヒーロー含む)に諭す。]
相手がどれほど強力であっても、我々は「無力」ではありません。
すべての者に、示せる「生き様」があります。
さて、ここらの復興を見回ってから教会に戻り、ドンファンさんとの一幕を本部に連絡した後、信徒の悪事…もとい、懺悔を聞くことにしましょうか。**
―喫茶まろん―
[カンナギとの問答は結局普通の植物用栄養剤を購入するという事、多少は支払うという事で落ち着いた。1168(3733)ゴールドぐらい?]
というかだな月下美人、世界樹の雫を入手出来るとは何者だ…おいそれと手に入れられるものではないだろう。
[自分達植物の長とも言うべき世界樹を思い、目を細めた]
/*
教会に難民受け入れは問題ないんですが、あまりシリアスに被害甚大にしても村の方向的にどうよ、と思うのでライトなノリを阻害しないようにしてます。
ネタ村のハズがダークシリアスになって、アレアレ?な村は先日見たばかりでして。
国防神父 ギルバートは、ここまで読んだ気になった。 ( B103 )
[ぱたぱたと走り回るシャルロットに声をかけ、むぎゅりと抱き締めて頭をぽんぽんと叩いた。どうやら走り回っているのを落ち着いていないと思い込んだようだ]
ん。それは…
[いつもの騒がしさに加えてなにやら怪我人も多いような気がする店内で、シャルロットから飲み物を受け取ったならそれはお気に入りのトロピカルジュース]
ハハハハハ、私がこれを気に入ったのを覚えていたのか!有り難い、少し疲れているもんでな。栄養剤が来るまでこれでなんとかなるな!
[そこでようやく変身を解いて何か変わった事はないかと店内を見回すと、珍妙な生き物>>352がトメ子と一緒に居るのが見えた]
なんと言えばいいんだろうな、可愛いのをあちこちから集めてくっ付けたらえらい事になったというのが正直な所か?下半身が猫で統一されていたらと思うがブサイクでもないしな。うりうり、お前なんて名前なんだ?
[アニュエラから贈られたマスコットだという事と名前を聞きながら、喉元をごろごろと弄って面白がって遊んでいた**]
よう、おかえり。
[店に入ってきたカンナギご一行様>>656に、にやりと笑って声を掛ける。]
今日も派手にやらかしてきたようだな。
ほれ。人命救助のご褒美じゃ。
[そういって、全員にビール(飲まない/飲めない相手には紅茶か珈琲)を振る舞う。]
何じゃ何じゃ、無駄な元気だけの男が、だらしないな。
しゃきっとせんかい、こりゃ。
[ぐったりしているドンファン>>660を、軽く小突いたりして。]
うむ。いつでも待って―1秒断絶―おりますじゃ。
[アニュエラ>>672に頭を下げつつ、ドンファン>>673にはむすっとして頷く。]
わかっとるわい。おぬしがそんなに持っておるとは思っとらん。
なに、いざとなればあやつに請求すればいいことだしの。
[爆裂正義団団長の顔を思い浮かべながら、すこしにやり。]
─アニュエラの道具屋─
[運転手が恭しく開ける、後部座席のドアから、まずはにゅっと白い脚が生えてくる]
[続いて真っ白い肩と、流れる銀髪が、見る者を釘付けにするだろう]
[長いまつげと、完璧な配置と形の大きな目が、物憂げに伏せられているのを見れば、身を投げ出して協力を申し出たい衝動に苦労するだろう]
[事実、運転手も冷や汗を浮かべながら、直立姿勢を維持するのに必死である]
[でも、そんなこと日常茶飯事なので]
[全く意に介さず、アニュエラは運転手を労って、自分のお店へ向かう]
──さて。
楽しいお仕置きタイムの始まりね。
フフフフ……あたしのお店へ不法侵入したこと、死ぬほど後悔させてあげるわ。
[邪悪な微笑みすらも、壮絶に美しい]
[ユーリから「何かください」との壮大なオーダー>>674を受け]
かしこまりましたぁ〜。
[「何か」と言われチョイスしたものは2(6)
1.「マスターからのご褒美>>688なのです。」ビール
2.「やっぱりコレがオススメなのです!」トロピカル
3.「ゆっくりと一息ついてくださいね。」ダージリンをストレートで
4.「『もっと!熱くなれよぉぉぉぉぉ!!』です。」シジミ汁
5.「目覚めのジャ〜〜ァスティィィィィス!!」わさびドリンク
6.「普通は手に入らないレア物です♪私はこれが大好きなのです。」ど○り濃厚 ピーチ味
]
[勇者様かどうかを尋ねられれば]
ゆーしゃさま?(首こてん)
ゆーしゃさまと言うと、颯爽と現れて、つまみぐい・水出しっぱなし・妹泣かすなどなどの悪事を華麗に働く方だとか、
仮面で素顔を隠し、その手には『てぃーしーじぇー』と呼ばれる伝説の武器を持ち、
“「アスムあればいけた」「 」”とカッコイイ言葉を残してくれるような方のことでしょうか?
私はそんなゆーしゃさまではないですよ〜。(首ぶんぶん)
[激しく解釈が間違っている事はさておき、青薔薇さんが探している相手は<<女幹部 エルヴァイラ>>さんなのかも知れないと、漠然と思ったり思わなかったり]
[店内をパタパタと動き回りつつ、グラジオラスには]
おねーさんはこれですよねっ♪
もちろん覚えているですよ。
[むぎゅられて]
くふふ。待ってました。おかえりなさいなのですっ。
[むぎゅり返し]
だけど、完全な状態じゃないのに、無理して心配させちゃうイケナイおねーさんにはこうなのです。
[やさしく軽く頭をコツン]
[見た目は人間なのに普通の人間では無さそうで、怪人でも無さそうな純粋な雰囲気を感じさせる彼女と接していると不思議な気持ちになる。]
/*
>>691
真のクリアサはアスムなんて要らないんだ…欲しくて欲しくて仕方ないけど要らないんだ!
つまりソロ。
…つか、今もクリアサって居るのかな。
ソウルブレイカーのアサクロが希少種ってのは聞いた事ありますけど…それじゃ今は何型が多いんだろ?
/*
シャルとグラッジィが桃ればいいのに。
個人的にはナギ君が好き。
おばあちゃまとは、コアずれもあって桃に持ってくの、難しいなぁ。
憧れの人とか、そういうオチにするかなぁ。
*/
ジェット教授……その名前で呼ばれるのも久しぶりじゃな。
じゃが、ワシは悪の組織に加担するつもりはないぞ。
常に客観的な視点を持つことが、発明には……
ふむ……新種のテクノロジー?
ほう?ほう。ほう。ほう。それは。
考える余地はありそうじゃな。
ふん。何じゃその目は。
悪だの正義だの、
そのような些事に拘っては技術は革新せぬわ。
条件次第じゃな。
ワシ専用の研究室と研究費を……ざっとこのくらいじゃ。
[算盤を取り出して、接触してきた男の目の前で弾く]
/*
美女怪人ビジンダーZ。
悪の怪人として、日夜ヒーローと戦っていた彼女に、ある日起こったA New Error・・・。
それこそが、一本のレンタルビデオ「まじかる☆るーこ」であった。
彼女は、秘密の呪文によって、「美女アニュエラ」となり、怪人としての宿命から解放された。
彼女は悪以上の悪として、好き放題をする。
しかし、魔王も関わる何かがどうにかなって、悪から足を洗い、道具屋としてトメ子の側で暮らそうと。
おk。
だいたい今かんがえた。
*/
/*
>シャル殿
それwwwwwwwwwwwwwwww勇者wwwwwwwwwwwwwwwwwwじゃねぇwwwwwwwww
アスムwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwww
すまぬ、俺にも何か飲み物を頂けるか?
ガツンと体力が回復するようなものがいいのだが。
[>>691 二人の少女のやりとりを見ながらピンク色の方の少女へと声をかける。 手渡された物は3(6)だっただろうか]
ふむ、コレはイケるな!
そういえば先程の会話で気になったのだが。
勇者といえば人々を守り最悪の敵を討つものであろう?
俺が知っている勇者といえば、颯爽と現れれば周りの人々から『もうきたのか!』『はやい!』『きた勇者きた!』『メイン勇者きた!』『これで勝つる!』等と言われ。
罪のない人々に悪事を働く輩には『俺の怒りが有頂天になった』の一言と共に伝説の剣『ぐらっとんそーど』でカカッと敵を打ち倒す者だな。
うむ、あれこそまさに勇者の鑑といえるものだ。
[うんうん、と頷きながら根本的に間違っている認識を周りに示す・・・のはいいとして、勇者様とは<魔王>の知り合いか? と思った。]
/*
>シャル殿
申し訳ござらんwwwwwwwwww拙者我慢がwwwwwwwwできなかったでwwwwwwござるwwwwwww
グラットン流石ですね。
―― 聖ゲルト教会 ――
[本部にドンファンとのやりとりを報告すると、どうして「神を信じない」と宣言した時点で討たなかったのかと叱咤された。]
聖騎士は異教徒と刃を交える折、改宗の意志を三合に渡り確認してから、初めて攻撃に転じます。
わたしは、まだ彼に一度しか問うていません。
[彼の貫く暑苦しいまでの漢らしさが、かけがえのないものだと感じているのも確かだった。
ある種の羨望でもある。
だからこそ――]
三度、彼が神を否定した暁には――容赦はしますまい。
[もうひとりの異端容疑者であるアニュエラについても調査を進めるよう催促された。]
承知しております。
つきましては、彼女の生写真を――
はい?!
本部はとっくに入手していると?!
…スパイ衛星からの隠し撮りですか。(ゴクリ
是非是非是非データを転送してください!!
[本部との通信を終えて。]
アニュエラさんは店に連絡を入れれば接触できるでしょう。
ドンファンさんの現在位置は――
[机の上にジンロウ町の地図を広げて、掌をかざす。
呼び合う血の共鳴が、ドンファンの居場所を示す。]
…喫茶まろん、ですか。
あそこでは宗教的にも中立を保たないとなりませんから、接触するならばドノファンさんが外に出た時ですね。
また世界滅亡の危機が訪れた時がチャンスでしょうか。
一度、彼の戦いぶりを間近で見るのも楽しそうです。
アニュエラさんも誘ってみましょうかね。
[ひとごちて、電話に手を伸ばす。**]
―喫茶まろん―
[トロピカルジュースで気分も良くなり、またシャルロットからむぎゅ返しをしてもらうと自然と笑みも零れるもので]
ああ、これの事か。傷は塞がっているし、痛むと言っても鈍い痛みだったから気にする事もないだろう。
それに花が関係している騒ぎだったからな、どうしても私が行かねばならなかったんだ。
……ああ分かった分かった、悪かった!今日は怪我もしていないから大丈夫だ、ほら見ろ。なんともないだろう?
[額を優しく小突かれれば>>692慌てて言い直す。
その際、何故だか胸がちくりと痛むような気が、した]
[ぴりり、ぴり]
(またか)
[駅前で感じた思念の波がまた届いた。
そういえば花達は青い少女に対して尊敬と畏怖の念を持っていた事を思い出す]
…相変わらず騒がしいな、勇者様とやらは。
しかしお前らの言う勇者は何処か胡散臭いな、それは本当に勇者の姿なのか?
[何はともあれ確認だ、とばかりに勇者について語り合うドンファン達の席へと割り込んで行った。
シャルロットも少しは休憩しろ、と引き摺って行くかも知れないが本人がまだ手伝いをと言うのであれば渋々離しただろう]
[モモレンジャーからトロピカルジュースを受け取り、続く話に聞き入っていれば、ニンジャブラックの乱入。]
黒い勇者様。
[さらにキュアブルームもそこに加わり]
勇者様とは、この世界を救ってくださる勇者様のことです。
世界を滅ぼさんとするものを倒し、うちゅうのほうそくを正して下さる方々。
[カンナギの家で彼に話した内容を、3人(他にもいればもっと)にも話す。]
さらに勇者様は
『ゆうて いみや おうきむ こうほ りいゆ うじとり やまあ きらぺ ぺぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ』
などといったじゅもんも操ることが出来ると、伝説は語っております。
[その辺は本当かどうか怪しかった。]**
>>695
お疲れ様なのです。TVで見てましたよぉ。画面がピカァと真っ白になるのと同時に、外からもピカァっと光ってものすごかったです。
体力回復ドリンクですね〜。
疲れている時は、温かい紅茶でほっと一息つくのが良いのです。
体力回復にお好みでこちらもどうぞー。
っ【ミルク】
マスターからビールのご褒美もあるです。おつまみは私からのさーびすさーびすなのです。
っ【キムチ9皿】
[ドンファンの勇者談義には]
おいィ?その方が私の知ってる勇者マンクルポ様の仲間である事は、確定的にに明らかなのではありませんか。
[間違った勇者談義で盛り上がっているようだ。]
−回想・喫茶まろん(中立亭)−
[>>671自分にも手伝えることがないかと思って辺りを見回したが、特にできることもないようだ。まごまごしながらも、大丈夫ですか?と声を掛けるに留まる]
「いたいのとんでけすると、治っちゃうんだよ!」
そうね、みんな、きっと大丈夫だわ。
[祈るように、そうやきもきとしながら呟く。
途中、優雅に時間を潰していたアニュエラに「ふふ、可愛いマスコットね」などと妖艶に微笑みかけられれば]
「マスコットってなあに?」
幸運のお守り、とかじゃないかしら?黒猫だと難しいんじゃないかしらねぇ……。
「僕だって幸運を運んだりできるよ!多分〜。それより、あのふしぎないきもの、ぱしってきていい?」
ややや、やめなさいっ!
[>>352マスコットのはじめちゃんをそっと恥らうようにお婆ちゃんへ差し出す様子や、絶対零度の「リコール辞さない宣言」を思い出しつつ、嫌な予感しかしなかったので、力一杯止めておいた]
「おねえちゃん……ぐ、ぐるじい……の」
−回想・喫茶まろん(中立亭)−
[>>671自分にも手伝えることがないかと思って辺りを見回したが、特にできることもないようだ。まごまごしながらも、大丈夫ですか?と声を掛けるに留まる]
「いたいのとんでけすると、治っちゃうんだよ!」
そうね、みんな、きっと大丈夫だわ。
[祈るように、そうやきもきとしながら呟く。
途中、優雅に時間を潰していたアニュエラに「ふふ、可愛いマスコットね」などと妖艶に微笑みかけられれば]
「マスコットってなあに?」
幸運のお守り、とかじゃないかしら?黒猫だと難しいんじゃないかしらねぇ……。
「僕だって幸運を運んだりできるよ!多分〜。それより、あのふしぎないきもの、ぱしってきていい?」
ややや、やめなさいっ!
[>>352マスコットのはじめちゃんをそっと恥らうようにお婆ちゃんへ差し出す様子や、絶対零度の「リコール辞さない宣言」を思い出しつつ、嫌な予感しかしなかったので、力一杯止めておいた]
「おねえちゃん……く、くるじい……の」
>>701
大丈夫ですか?ホントに?
[心配そうに顔を見つめるが、怪我も無く少なくとも見た目は何ともなさそうな事を確認すれば“にぱっ”と笑顔になる。]
[「花が関係している騒ぎだったから」と話す表情を見て]
おねーさんは、お花さんを大事にしてるんですね。お花の話をしている時はすごくいい顔をしてます。
私も隊長の頼みごとだとたまに無茶しちゃうから、同じような気持ちなのかも知れないです。
お花さんの話をしているおねーさんと一緒にいると、「もっと一緒にお話ししたいな〜」って思うんです。
心配だったけど、無事に帰ってきてくれたのが何よりです♪マスターからのビールもあるので、良かったら飲んでくださいね。
[少しは休憩しろと言われると>>702、大人しくズルズルと引き摺られて、ぽてんと席についた。]
─ジンロウ町12(20)丁目・7(10)バトル警報発令地にて─
[既に、辺りの雑魚はほとんどが意識を失っていただろうか、残る首謀格に視線を向けて、にこりと微笑む...。
首謀格の怪人は、自棄を起こしたのだろうか、突進を仕掛けて来る様で]
…それじゃあ、試し撃ちにもならないじゃないか。
[大きく吐いた息と、敢えて漏らした言葉。
それは相手の怪人の怒りを誘い、怪人は突進の速度を上げて行く
...は、突進してくる怪人を避ける事もせず。]
[集中]
[そして、衝突する直前、二丁の銃を前方に突き出しただろう。突き出した銃から放たれた《弾》は、怪人の両肩を貫いて
怪人は、勢いを殺す事も出来ずに、そのまま顔から倒れ込む。
脇に避ける...を巻き添えにする事も出来ずに、べしゃり 鈍い音が響いた]
それじゃあね。
[倒れこんだ怪人に、その言葉だけを残して、背を向けた
背後から、使い古された負け台詞が届いても気にする事無く]
−現在・喫茶まろん(中立亭)−
[アニュエラさんが優雅に帰っていくところを心底ほっとしつつ見送り、珈琲をいや、ビールにしようかしらなどと冷や汗を拭いつつ悩んでいたりして]
[勇者談義に花を咲かせている黒い影や桃い影、青い影を楽しそうに眺めていた]
「ゆうしゃってなあに?」
真に勇気のある者、かしら?
「じゃあ、17(20)丁目の怖いお魚屋さんからシシャモを取ってこれたらゆうしゃになれる?」
……ああ……あそこの。それは勇者じゃなくて、ただの無謀な人ね。
[青い影に非勇者認定を受けていたことなど露知らず、ひたすら平和に過ごしていた]
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