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―中心街手前―
だけど、私が避難していても花達が争いに巻き込まれて…正義の味方は誰一人としてそれを振り返ることはしなかったわ。
ねえ、お婆さん…20年前のこの町では花達も笑って居られた?もしもそうだったなら、私はとても悲しいわ。
[トメ子が歩む先を同じように見、なんとなく後を付いて歩く]
私は正義だとか悪だとか…そんなものに拘る気はないの。
花達を護る為にこの町を手に入れる、それが私が今ここに居る理由ですもの。
お婆さんは?お婆さんの望む平和って、何?
[いつもならこの辺で花が紅くなっているはずなのに一向に変わる気配が無い。どうもトメ子との対話は平常心を保ったままで居られるようだ。]
(…調子狂うな、この婆さんは。)
>>198おじさん
そぉ……なの。
うん、ありがと……。
[期待に目を輝かせる子猫とは対照的に、前に出したことあるんだ、と言う言葉をぐっと堪えて冷や汗。
遠くが見たい――そう思い窓の外を眺めると、光柱がちらと目に映るが、それもきっと日常の光景]
「真っ黒、くろくろ、黒焼きにゃー♪」
[戻ってきたマスターに有難うと声を掛け、珈琲を一口]
うん、美味しいわ。
派手じゃない日なんて無いのかと思ってたけどね。
おじさんがぶいぶい言わせていた頃は、派手なことは少なかったのかしら?
[くすりと笑いながら、そう冗談めかしておじさんに小首をかしげて見せた。
子猫は関心なく、食事に夢中のようだ]
[圧倒的な破壊力に見蕩れていたせいで、(>>201)初めて接近し過ぎていた失態に気づくが、後の祭り]
クッ。見つかったか?
アヤツは……影のメルクリス!
正義を振り翳すわけでもなく、幾つもの組織や結社が
アヤツの手で滅ぼされているとか……やりあうのは危険じゃな。
バイク怪人。イザとなれば我が盾となれ。よいな……ん?
[魔方陣の異常(>>207)に気づいて顔をあげた]
ふむ、まあよい、やはり一度で壊すほうが華麗だ。
ならばリセットだな。リセット
…おぬしに言われたからやるのではないぞ
[えらそうにいいながら、腕を第二関節より振り上げると科学でも魔法でもないような力ですっぽり切り取られた山を再構成させる
しかしその作業のおかげでポルターガイストに邪魔されているのに気づいていない]
/*
ヤバ、町だ。
前も町会議員を市会議員にしてしまったミスしたのに……
なんか町ってピンと来ません。街ならくるのにと言い訳
そっかー、分かんないかー。
[ぐいぐい]
いや、魔方陣起こしたのが誰かってのは分かってんだけどねー。
[ぐいぐい]
行くしかないかー。
[ぐいーっ]
[黒服のお兄さんにしらばっくれられたら、あきらめたように魔法陣を引っ張る手に力を込め。思いっきり手繰り寄せようと…したところで、魔王が魔法陣を元に戻した>>206
けど、邪魔された>>207]
「すごいぱわーだ!」
「すごいぱわーか?」
〈こいつはすごい〉
《ぷくぷくー》
[魔法陣の力を吸い取って3(10)倍の大きさまで膨らんでいる]
おお、すごいすごい。
[魔王が腕の一振りで山を修復したのを見れば素直に拍手。けど、肝心の魔方陣は途中に挟まったナニカ>>207のために修復されず]
…ていっ。
[その挟まった何かを取り除くべく、拾った小石を第二宇宙速度で投げつけてみた]
/*
しかしなんだろ。
なんとなく見物人は見物人(そのむらに済む一般人)ではないようなだったり、逆に一般人っぽい参加者だったりといまいちわからん構成気味な感じだなー
[すい]
[口紅を引き]
[ハラリ]
[黒で統一された服を着る]
[壮絶なまでに美しすぎる、その容貌を隠すための、野暮な化粧を落とし……。真に彼女を際立たせるためのものへと、塗り替える]
[妖女アニュエラ]
[正義・悪問わず、数限りない男女を手玉にとってきた悪女]
[その変身呪文は……3(5)]
1:チクマクマヤコンチクマクマヤコン・悪女になーれ!
2:闇の力を秘めし悪女よ、真の姿を我の前に示せ。契約の元、アニュエラが命じる。レリーズ!
3:マハリフマハリカ ヤンバラニャン
4:アクジョミューテーションマジカルリコール!
5:悪女メタモルフォーゼ! 大いなる誘惑の力! (ぱんっ) さっきゅんアニュエラ!
――中心街手前→町外れへ――
そうか……それは辛かったのう。
[グラジオラス>>208の話に、自分も悲しげに眉を下げた]
人はなかなか、自分以外の者を顧みられないものなのじゃ。
……確かに、20年前のこの町は平和じゃった。しかし、こうして色んな顔触れが町に現れるようになって、平和の形も変わって行くんではないかのう。
[グラジオラスの言葉を胸に留めながら頷いている]
町を手に入れる、か。それも良かろう。
声を上げにゃあ何も始まらんでのう。
[言葉の意味に気付いているのか否か、のんびりと答え]
む……山が消えたかと思ったらまた再生しよった。
こんな無茶をやっとるのは誰じゃ。
[そろそろ遠目に魔王の城が見えて来る頃か]
道具屋 アニュエラ が村を出て行きました。
─3丁目路上─
…で、なんなんだろね、あれはまた。
[眼前遥か遠くにて、光を放つ魔法陣。
それについて問うた所で、誰かから答えが返って来る訳でも無く…ただ漠然と『なんかやばい』予感が…的中、山が消えた]
…ちょっとだけ、様子を見に行こう。
[嫌な予感は大抵当たる…そんな自分のジンクスを恨みながら、声を張り上げて口にするは、移動に使った、《言葉》]
《魔法使いの腕/天翔ける翼》
──発動。
[翼を纏い、一直線に魔法陣へと空を翔ける
途中、消えたはずの山が再び現れるのを確認はするも]
何かあったら止めれるよーにしないと、ネ。
[警戒は緩めない、
何が起こっても良い様に、距離を取った所で様子を伺っている]
15人目、道具屋 真アニュエラ がやってきました。
道具屋 真アニュエラは、おまかせ を希望しました。
[閃光が走ったかと思うと、山が一部、消えてなくなる。>>194]
あの力、ソーラ○レイか――
モーセが紅海を渡ったときも、このような状態だったのだろうか…
[と見守るうちに、山は元通りになった。>>211]
町役場ヒーロー課修繕班の皆さんかな?
いつもどうやっているんだか謎ですけど、ご苦労さまです。
[メルクリウスに(>>214)と問われれば、惚けるのも無益と判断する]
ハッ、あれが悪じゃと……。
善悪の範疇の延長線上ですらない超越したものに感じるがの。
過ぎた破壊はただの暴力じゃ。理念も性もあるまいに。
[わざとらしくそう乱暴に言い放ってそう切り捨てた]
>>209
昔はな――
[アリアに問われて、少々遠い目。]
あんなけったいな技を使う者など、馬鹿にされていたもんじゃ。
頼るべきは己の拳一つ。
ただ、鍛え上げた肉体のみを武器として、互いに力と技を競ったもんじゃよ。
肉と肉がぶつかり合い、拳で拳を迎え撃つ。
ただ拳ひとつで岩を砕き、蹴りの一つで大地を裂くのが正しい戦いのあり方じゃというに、最近の若いもんはやれ宇宙エネルギーだ、やれマナパワーだなどと、力を借りることばかり考えておる。
まったく、嘆かわしい…。
/*
魔女っ子路線から変えて良かったあああ!!
そういえば、この子のイメージって昔流行ってたビックリマンシリーズからワンダーマリアとか月光聖アマゾアムルとかそんな、闘う上にちょっぷり乱暴な女性。
今回のスーツはアムルの色彩をちょっと拝借ー。
[さらに力を吸い取って膨れいくと、下から投げられた第二宇宙速度の石が当たり]
――パン!
「『〈《わーーーーー!?》〉』」
[一部楽しそうな悲鳴を上げながらも、爆ぜて地面に落ちた]
>>219
アニュエラさん、変身スゴイ!!!
絵がマッチしてますー!!
狙ってたのか。カッコイイー
女の子は変身してナンボですね!
ウハウハ
ふっ、褒めるでない帽子屋よ
む?戻っとらんだと
[影とかいう呼び名は知らぬ魔王は特徴的な帽子から勝手にそう呼んだところでようやく色々と気づく辺り鈍いというかマイペースである]
ま、戻らぬでも実際は関係ないがな。
見た目が華麗ではないのが気に食わんっ
[何せ順調に力を溜めてるわけで、戻そうとしたのはそんな理由だった魔王]
/*
>>222
おひ、おやっさんがヒーローなこと語ってるよw
ドンファンのコーチに最高ですね。
そして、222ゲットおめでとう。
…なんだこりゃ。
[爆ぜて地面に落ちた何か>>223をつまみ上げ、眺める。それは、どこからどう見ても、よく分からない何かだった]
んんーまぁー…
[摘み上げたそれはそれとして、辺りを見回す。魔方陣は、手にしたソレが吸い取ったおかげか、薄らいで消えかかっている。
消滅した山は、魔王が元に戻してくれたし]
…よし!ジャスティス完了!
[っていう、ことにした]
―中心街手前→町外れ―
平和の形も変わる…。
だけれど、ちょっとだけ安心したわ。お婆さんのように話してくれる人がまだ居たって事がとても嬉しいの。
良いわ、私がこの町を手に入れた時…お婆さんだけは護ってあげるわ!
貴女は私達を踏みにじる人には見えない、だから護ってあげるわ!大切なことだから2回言ったわ。
[トメ子にとっての平和とは何か?の返答がなかったのには少し膨れたが、いつかは解る事とその後ろを歩く]
そういえば、私…名前を言ってなかったわね。
花の子、グラジオラス。これも何かの縁…よろしくね。
[そんな挨拶をする間に山の異変をトメ子と共に見て、未だ新米の部類のグラジオラスは呆然としているだろう]
─アニュエラの道具屋─
さて。
無事変身もしたところで……、ところでおばあちゃまは今頃、何をなさってるのかしら。
お店を放りっぱなしにはできないけど……、何かお困りなら、助けに行かなきゃね。
[窓を開けて]
[あらいい空]
[と、魔方陣騒ぎも知らずにのんびりと]
「なにがあった!」
『なにがあった?』
〈おい。コラつかむな〉
《ばんじー!》
[...はカンナギに捕まれると、何事も無かったかのように騒ぎ始めた]
― ジンロウ町二丁目→アニュエラの道具屋 ―
こんにちはー!
[店に入ると真っ先にアニーの元へ。
アニーの道具屋を訪れるのは…2(3)
1:今回が初めて
2:顔見知り程度に数回
3:毎日のように入り浸っている]
おねーさ〜ん、えっとね、ジャンプ力が高くなるスーパージャンピングシューズと、腕時計風小型麻酔銃ってありますかぁ?
/*
…あれっ。
これって真アニーさんとおトメさん取り合いフラグ…?
ってまたおばあちゃんっ子になってるとですよう!
前村のスヤばーちゃんと同じアイコンだからかそうか。
ふむふむ、消えたな。
……これで形も元に戻せるな、助かったぞ配達屋
後で褒美をくれてやろう
[ぱちんと指を鳴らすと増幅したエネルギーをほぼそのままにしたきちんとコーティングされた魔方陣が再登場した]
ぐしゅしゅしゅ……確かに、正義正義とお題目を唱えて全てを自己正当化する輩よりは純粋かも知れぬなの。
[>>228のメリクリウスの反応に半月笑いで応じる。どうやら知名度の低さが幸いしたらしいが油断はしない]
しかしなんだあれは……生き物、ではないよな。あれはちょっと、ほ、欲しいのぅ……
[カンナギに抓まれたままで暴れるポルターガイストを見ながら、指を咥えて眺める]
―中立亭・回想―
[>>130 不思議な佇まいの少女がクスクスと笑いながら自己紹介をしてくる。]
これはご丁寧に・・・に、女人であったか。
ふむ、悪の遊撃部隊・・・そのようなものもあるのか!
やはり日々とはこれまさに精進の・・・あぁ、すまぬがあまりその・・・肌がろ、露出した格好で近寄るのはやめて頂きたい・・・!
[しどろもどろになりながら距離を詰めようとしてくるメイアルから後退していく。 余談だが、一見するとメイアルの服装は一般的なジンロウ町の女性と同程度の露出のはずである。 はず、である。]
くっ、やはり精進が足りぬ・・・申し訳ございません団長殿っ・・・!
─アニュエラの道具屋─
>>230
あら?
君はシャルだね。今日も遊びに来てくれたんだー。
[復活した魔法陣>>231に気づく前に、お客さんの方に視線をやって]
[今までのアニュエラと違い、壮絶なまでに美しい真アニュエラの姿に]
[シャルは何と言うだろうか。っていうか、気づかなかったりして]
ジャンピングシューズは、税込み3400ゴールドよ。
時計型小型麻酔銃は……うーん、どうしよかな。
そうね……シャル、けっこうお店に来てくれるし、分かったわ!売ってあげる。
ほほぅ、ただ魔法使いか。
[メルクリスにゆるりと振り向いて]
ではわかるだろう。
消失のためのキー、または呪い染みたものはそれ以外の方法では消せぬことがな
[無感動にいっていたものがどのように変わるか見定めるように見詰める]
「"いきもの"なのか!」
『ちがうのか?』
〈いや、"いきもの"だろ〉
《こまけぇこたぁいいんだよー》
[エルヴァイラの声が聞こえると、反応して騒ぐ]
おお?喋った喋った!
うわー、なんだこれー?
[掴んだ手の中でわいわい騒ぎ始めた変なナニカ>>229を、興味津々でぶんぶんと振り回す。けど]
…うわぁ。完了してねぇー…。
[上空に再び出現した魔法陣>>231に、思いっきり顔をしかめた]
いや、褒美とかいらないから。魔王。
じゃなくて褒美をくれるというならあの魔法陣をきれいさっぱり消滅させる方法を教えてくれなさい。
さもなきゃジャスティス急便の名の下に、あなたをあの世にお届けいたします。
――町外れ――
フフ、アタクシに出来るのはお話くらいじゃからのう……。
[嘘か真実かそう言って微笑んだ]
おやおや、アタクシみたいな年寄りを護ってたってしょうがないよ。
護るんなら、未来ある子供たちの方にしなさいな。
[答えながら、少女の言葉になんとなく違和感を抱いた]
(この娘、まさか……。
もしそうならば、いずれは。道が分かたれるやもしれぬ……)
[結局、自身の考えは胸の裡に留めておくことにしたのだった]
そう、グラジオラスさんと言うのじゃな。
アタクシの名はトメ子じゃよ。またの名を……おっと、これは企業秘密じゃ。
[呆然としているグラジオラスに、最後の言葉は伝わったか否か。
そんな彼女をよそに、老婆は魔王の城へと近付いていく]
おうい、誰かおるかねー。
[重厚かつ物々しい魔王城の扉を、回覧板でも届けに来たかのようにドンドンと叩いた]
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